アリアンロッド2E リプレイ

カラミティエンド

ジャンル:戦闘重視のシリアス→ヒロイックなウィルダネスアドベンチャー
対象CL:17±2

 


プリプレイ

●今回予告

 マリーフラウ島の歴史に伝えられる、大いなる災厄の魔獣たち。
 天を覆い地を掃う島の如き巨鳥。津波と共に押し寄せる鉤爪鯨。
 歩くだけで破壊を重ねる連峰牛。全てを吹き散らして嗤う竜巻。
 あらゆる災厄に対して、人々は力を結集して立ち向かってきた。
 ――ならばその災厄が集ったとき、人々はどこまで抗えるのか。
 アリアンロッド2E「カラミティエンド」
 冒険の舞台がキミを待つ!


●レギュレーション

1:シナリオ形式
『R2』掲載の「クエスト形式」で行ないますが、シナリオハンドアウトやコネクション、登場判定は用いません。
2:ギルドサポート
 各ギルドのGLによらず、効果中の「GL」は一律10とし、ギルド間で共通するギルドサポートは連動します。
 またプリプレイにて、共通するギルドサポートのコーラー兼パーティリーダーを選出します。
3:ギルドメンバー
 スキル、アイテムなどの効果の「(あなたが所属しているギルドの)ギルドメンバー」を「パーティメンバー」に読み替えます。
 ただし、ギルドサポートについては通常どおりに処理します。
4:追加ルール
『上級ルールブック』……フォーカスシステム(P133〜138)
『エリンディル西方ガイド』……追加バッドステータス & 決戦状態 & クリティカル:G消費なし(P23)
『アルディオン大陸ガイド』……大規模戦闘ルール全般(P104〜133)
 以上を使用します。
5:《ファミリアコンビネーション》
《ファミリアコンビネーション》の効果で《ファミリアアタック》を二回使用することはできないものとします。
 特定のスキルに対する露骨な差別ではありますが、これも戦闘のバランスを取るためですのでご了承ください。


●PC紹介

ヴァルコ=バンハ
 CL17 エクスプローラー/バード/バンガード エルダナーン 男性 601歳
ルーディ・イオ=ライト
 CL16 ソーサラー/ダンサー/ドラグーン ドゥアン(天翼族) 男性 19歳
オスカー・ディーノ
 CL16 パラディン/ウォーリア ヒューリン 男性 23歳
エヴァンジェリン=ウェブスター
 CL18 ウォーロード/サムライ/ルーンマスター ヒューリン(ハーフネヴァーフ) 女性 21歳


●ギルドについて

GMろー
 各ギルドのマスター(代行)は選択するギルドサポートの、メンバーは所属ギルド名の宣言をどうぞ。
 そして未所属者は声高らかに「野良!」と一言お願いします。
エヴァ
 蒼翔亭所属の用心棒、エヴァや。サポートはマスターにまかせるでー
ルーディ
 蒼翔プロ……もとい蒼翔亭所属、ルーディですぞ。
ヴァルコ
 蒼翔亭主、ヴァルコだ。ギルドサポートは
《蘇生》《祝福》《陣形》《連係攻撃T》《GH:クアハウス》《GH:サルーン》《値引き》《目利き》《最後の力》《命の滴》《GH:テンプル》《士気高揚》
 の18レベル分を選択する
オスカー
 ギルド“クラインドラッヘ”マスター代行、オスカー・ディーノ。持ち出すギルドサポートは《蘇生》《陣形》《祝福》《防衛部隊》《突撃部隊》《GH:ギルドマンション》《GH:アリーナ》《GH:テンプル》の計16レベル分で。
GMろー
 では、連動コーラー兼パーティリーダーはヴァルコさんにお願いします。
ヴァルコ
 了解


●スキルについて

GMろー
 主に「タイミング:アイテム」のスキルについて、指定したり処理したりすることがあればどうぞ。
ルーディ
《パフォーマンス》《バスカー》により2300Gのギャラをもらった。
GMろー
 報酬の相場より多い(困惑)
エヴァ
《スピリット・オブ・サムライ》SL5で雷切と蛍丸を取得。無銘の3本はマイルームにコレクション。あと《アビリティルーン》は【器用】を選択するでー
ヴァルコ
《バスカー》900G得ます
GMろー
 報酬目安の最低ラインと同じくらい……?<きゅうひゃく
オスカー
《サクセション》はセレスチャルアーマーを指定で。
GMろー
《サクセション》は物理か魔法かの選択が必要な気がしました。
オスカー
 あ〜、変わったのか。物理防御力です。
エヴァ
 あ、GM。一応確認ー
GMろー
 な、なにかね。
エヴァ
《スピードルーン》を取得したんやけど、MJだから使用はオープニング以降になるんかな?
GMろー
 そうなんですけど、(※「タイミング:メジャー」だが通常プリプレイのうちに処理している)HPMP上昇系の食べ物のことなんかもありますしね。
 決まってるのなら今宣言してしまってもいいです。
エヴァ
 ほいな。ではMP7を代償に、ヴァルコはんのストライダークロークに《スピードルーン》するでー
 自動成功なので、行動と移動力+5をプレゼント
 これでうちは以上やー
ヴァルコ
 エヴァさんのサインですばやさあっぷ
GMろー
 他の人も?
オスカー
 OK
ヴァルコ
 ヴァルコは終わり
ルーディ
 俺も以上。


●アイテムについて

GMろー
 アイテムの売買やギルドからの出納などあればどうぞ。
ルーディ
 まずは呪壁符2枚、上位呪壁符2枚、上位爆撃符2枚、大壁符2枚を値引き価格で購入
 それからライドニッパーを持ち出して以上。
 これで無意味に陸海空を制するカニが出来上がるぜ。
エヴァ
 うーん、うちは次の大きな買い物のために節約中で以上や
オスカー
 アイテムガイド復活記念にハイHPポーション4本購入。800G消費で。
ヴァルコ
 スピードシューズとラフト、それから制空結界印×3を購入。スピードシューズは即座にウィングバックラーと交換装備。バックラーは置いて来た。やつはこれからの戦いについていけそうも無いからな
ルーディ
(ほろり)
ヴァルコ
 全体的にはウィングバックラーより弱いんだけど、行動値+3には勝てなかったよ(/-;
GMろー
 ラフト……あれか、マウント!
ヴァルコ
 ちなみに行動値がエヴァサインの分も含めて41まで上がりました
ルーディ
 たけぇ
GMろー
 エネミーかな?
エヴァ
 質量を持った残像かな?
GMろー
 では、プリプレイは以上。メインプレイに移りましょう。
ヴァルコ
 あいよ

 

 


メインプレイ

■オープニングフェイズ

●シーン1

GMろー
 その日、マリンパーチ神殿の神官長室に呼び出された皆さんが見たのは、四枚の書類を机に並べ、悟りきった表情をしたシズネ神官長代理の姿でした。
GM/シズネ
「よく来ましたね、冒険者たちよ……どうぞ遠慮せず、こちらへおいでなさい……」
GMろー
 その声も微笑みも実に優しげなもので誰だお前。
エヴァ
「なんや賢者タイムなんか?」ぐびぐび(ぇ)
GMろー
 むしろ覚者タイム。
ヴァルコ
「あー、そういうことなら、ご愁傷様だな。お互いに」
ルーディ
「スーパーシャリリンって感じだな」(誰だよ)
エヴァ
「まぁ真面目なんはええことや」ひっく
ルーディ
「まあそこまでイイ笑顔だと何となく予想はつく」
オスカー
「何が有ったんです。素直に言ってください」嘆息一つで応じる。
GM/シズネ
「あなたたちも察しているのですね……この島を覆う不吉な影の存在を……」 とかもう少し続けようとしてましたがオスカーさんの率直な物言いでやめます。
オスカー
「……何だろう、此の背筋の寒気は」
エヴァ
「おー、これはあれやな……“ちゅーに”ってヤツやな」にまにま
GM/シズネ
「えーとだな。ちょっと前に、島のあちこちで魔獣が暴れ回ってたのは知ってるな?」
ヴァルコ
「ああ、当事者だったし覚えてるぜ。あんときはきつかった」
オスカー
「……ええ、覚えていますとも……」
GMろー
 詳しくはリプレイ『戦鬼を狩る者たち』を参照だ!(ダイマ)
ルーディ
 妖魔にしてやられた話だったっけ?
GMろー
 もやもやは残った感じ。
エヴァ
「むー? なんやマスター、面倒事でもあったんかいな」首かしげ
ルーディ
「旦那できつかったんだから相当だな」
オスカー
「威勢よく妖魔に向かっていったパラディンが一人、一撃で瀕死にさせられたあの時ですか」 自嘲。
エヴァ
「っと、オスカーはんもか。うち、最近ずっと引きこもってたから、よう知らんわぁ」
ヴァルコ
「むっちゃきつかった。1回で三回殴る構えだった」
GM/シズネ
「まあ、妖魔のことは置いておけ。」 気遣いを忘れない神官長代理の鑑。
「そん時の影響で、魔獣の縄張りに変化があったらしくてな。まだいくつかの場所で、騒ぎが続いてるんだが……」
GMろー
 はあ、とため息をついて、机の上の書類を見やります。
ルーディ
 被害届かな?
GMろー
 ところがどっこい。広げられているのは何かの報告書や予算の申請書、果ては気象予報なんてものまであったりします。
GM/シズネ
「……まあ、結局のところひとつずつ片付けていくしかないんだよな。」 自分に言い聞かせるように呟きつつ。
エヴァ
「まぁ、書類はまかせたわー。んで、うちらは何をすればええんや?」
GM/シズネ
「ああ、お前らには農耕地帯(ファーム)に向かってもらいたい。正確には、そこから南西の山岳地帯だけどな。」
ヴァルコ
「話の流れからすっと、何か出たんだな」
GMろー
 ここでマリーフラウ島の地図をご覧ください。
 島の南西部にずらりと並ぶ山々が見えますね。ここが目的地。
ヴァルコ
「おー、ここかー」
エヴァ
「魔獣退治、妖魔退治、幽霊退治。本日のメニューはなんやろなー」
ルーディ
「まさかの全部乗せ?」
エヴァ
「おー、それは豪勢やな、先輩」ぐびぐび
GM/シズネ
「よせやい、縁起でもない。」 と思わず苦笑。大丈夫、魔獣退治だけだよ!(嘘は言ってない)
ヴァルコ
 ふあみUとかそんなにほい
オスカー
「魔獣退治、ですか……」
ルーディ
 トッピング(魔獣)全部乗せお願いしますぅー♪
オスカー
 載せる台が巨大になる気がするが……
GM/シズネ
「農耕組合から上がってきた報告じゃ、どうも近頃、牛の様子がおかしいらしい。以前の騒ぎの時には、南西の山が動いたなんて話もあるらしくてな。」
エヴァ
「にゃはは、冗談でも言わんとこんな商売でけへんわ。ほいで、どんな魔獣なんやろうなー」
ルーディ
 料理のために山崩しした記憶がないこともないがきっと気のせいだな。
ヴァルコ
 マウントマイマイ強かったなぁ
 詳しくはリプレイ『お皿の上冒険譚』を参照だ!(ダイマ番外)
GMろー
 美味しさは、罪。
オスカー
『残念ながら(ロブスター)、お前は美味しい』>PL発言
GM/シズネ
「話が本当なら超大型の魔獣、牛がおかしいってのもその影響だろう。そこで現地調査と、必要なら対処を頼みたいのさ。」
オスカー
「成程、それは確かに、我々クラスの者が居なければ難しいですね」
ヴァルコ
「了解。いつもいつもうまい食材、うまい酒を出してくれてるからな。やぶさかじゃないぜ」
エヴァ
「酒っ!?」きゅぴーん
オスカー
「……私は構いません。使徒オスカー・ディーノは、今回の依頼を受けさせていただきます」
GMろー
 報酬は縁起のいい6660Gをご用意! 農耕地帯までの足もご用意させていただきます!
ルーディ
 縁起とは一体。
ヴァルコ
 けもの
ルーディ
「調査ならまあまあ俺の出番もありそうだな」
エヴァ
「調査はうちは苦手やなー。まぁ、戦闘ならいつもどーり任せてや」
オスカー
「……よろしくお願いします、ヴァルコ殿」
 今回は“蒼翔亭”に言わば一人参加させてもらう扱いになるので、ヴァルコに挨拶しておく。
ヴァルコ
「おう。護りのほうはほぼ任せることになるし、いつもどおりよろしく頼むぜ!」
GM/シズネ
「頼んだぜ。島の平和はお前達の肩にかかっている!」 冗談めかしつつ半ば本気で、神官長代理は皆さんを鼓舞します。
ルーディ
「肩凝りには気を付けるぜー」
オスカー
「ええ、……あの時の失態は繰り返しません……!」
GM/シズネ
「では、準備を整え次第、彼の地へと旅立つのです……冒険の時が来たのです……」 再びネタに戻りつつ送り出す。
ヴァルコ
 nano death!!
GMろー
 さあて、シーンを変更しましょう。
エヴァ
 はいなのです!
ヴァルコ
 はーい
     *     *     *
GM/シズネ
「……さて。こっちの方は、別の連中に任せるとして……
 これとこれは……援軍、出せるかなあ……」

 

 


■ミドルフェイズ

●シーン1

GMろー
 マリンパーチから早馬を走らせること三日。農耕地帯の入り口に達した皆さんは更に一日馬を進め、山岳のすそ野に広がる森のあたりまでやってきました。
 天気はよく、木々の上にはるかな峰々が望めます。さすがに山岳部まで行くと馬は走りづらいので、森の前でどこかの農家にでも預けていくのが賢明かもしれません。
 などと、この先の道行きを案じていると、森の手前で何やら人が集まっているのが見えます。
ヴァルコ
 ほぅ……
エヴァ
「おー、なんや人がぎょうさんおるでー」
オスカー
「何かあったのだろうか……」
 馬首を巡らせ、其方に向かっていきます。
ヴァルコ
「ま、聞いてみりゃわかるだろー。おーい!どうかしたかー?」とヴァルコも向かいますよ
GMろー
 近づいていくと、集まっているのは予想に違わず農夫たちのようですね。
ルーディ
 俺も向うぞ。俺の馬はライドニッパーを牽引してるが。
GMろー
 変わった荷車ですね(目そらし)
オスカー
 カボチャの馬車ならぬ蟹の……
ヴァルコ
 ヴァルコさんの馬はラフトだな
GMろー
 非騎乗時の運搬に向かない乗物は扱いに困るなあ!(笑)
 では近寄っていくと、貫録や威厳といったものを感じさせる牙爪族の中年男性が、集団から進み出てきます。
 知っている人もいるかもしれませんが、彼こそ農耕組合の代表、ザイン氏です。
ルーディ
 ネームドNPCだ!
GMろー
(代表者格の中では一番出番が少ない気がします)
オスカー
「ザイン殿!」
 名前の判る顔を見つけて呼びかけながら近づきます。
エヴァ
「おー、なんや代表はんやなぁ」ついていこう
ヴァルコ
 くぅ、やはり《リレーション》がほしいな!!
GM/ザイン
「む、冒険者の……奇貨、と言うべきか……」
ルーディ
「どうしました?」
オスカー
「シズネ神官長の依頼を受けて参りました、ギルド“蒼翔亭”ギルドマスター、使徒ヴァルコ・バンハ殿以下、蒼翔亭の使徒三名。並びにギルド“クラインドラッヘ”にてサブマスターを務めております、使徒オスカー・ディーノと申します」
 聖印とミスリルの使徒印を見せて挨拶。当然ながらまずはヴァルコを推す。
GM/ザイン
「うむ、農耕組合代表のザインだ。既に聞き及んでいるかもしれぬが、最近、家畜が妙に騒いでな……」
GMろー
 農耕地帯では北が牧畜、南が農業エリアです。しかしこのたび、放牧されていた牛が農耕地帯をはるばる横切って、この南の森へとなだれ込むという謎の事態が発生したのだとか。
 それを追って森へと入ってしまった者などもおり、捜索隊として五十人を超える人数がこの近辺に集まっているようです。
オスカー
「ご安心ください。その原因調査と、危険排除の任を今回の我々は受けてきております」
GMろー
 それを聞いた農夫たちの間から、おお、という声が上がります。
ヴァルコ
(おお。俺、すっげぇ楽)
エヴァ
 マスターの隣で、脇をひじでつんつんしていようかな
ルーディ
「牛だけ、なんですか?」
GM/ザイン
「ああ、不思議なことにな……」
オスカー
「が、人間が森の中に入っているとなると、急いだ方が良いですね……」
 牛も無論重要だが、人的被害が出たら色々拙い。神殿の政治的にも。
ルーディ
「二次遭難者を出さないためにも、できれば後は俺らに任せてもらえると助かります」
GM/ザイン
「すまないが、任せきるわけにはいかない。牛が多すぎることもあるし、動物の扱いもそうだが、森の浅い部分に関してはこちらに詳しい者もいる。」
GMろー
 集団心理とでも言うのか、集まった農夫たちもやる気満々で、おとなしく帰ってくれそうにはありません。
オスカー
「無論、貴方方の知識をお借りしたい。我々は荒事は得手でも、そのような事には不得手な部分もありますので」>ザインに返答。本気で嬉しい。
 ……忘れない、スチールウールの悪夢を……っ!!
ルーディ
 何があったんだ……
GMろー
 いやあ、あの頃のオスカーさんはよく飛んだなあ。(遠い目)
エヴァ
 おーろー?
ヴァルコ
 本当に何があったんだ……
GMろー
 詳しくはリプレイ『夢見る鋼の羊たち』をチェックだ!(ダイマ2)
ヴァルコ
「まあ、お互いに、得意分野で行くのが幸せだよな!」
GM/ザイン
「無論、退き所の判断は任せる。よろしく頼む。」
ルーディ
 そしてまず我々のすることは
 馬を預けることだ……(笑)
ヴァルコ
 ですよねー
GMろー
 はーい、この辺に居残る担当が預かっておきますねー。(笑)
オスカー
 さて、握手はヴァルコに任せるためにすっと退こうとしますが……
>あくまで中間管理的な立ち位置なので、最後の握手は責任者同士が……
ヴァルコ
 では、アイサツをしよう。アイサツしないのはスゴイ=シツレイだからな
GMろー
 そんな考えに気づいているのかいないのか、ザイン氏は進み出てオスカーさんと握手を交わしましょう。
ヴァルコ
 よし、ではちょっとわきでぽつねんとしておこう!!
オスカー
 では、握手されて目を丸くしながらも振りほどくのは却って失礼なので笑みを浮かべて握り返そう。
GM/ザイン
「よろしく頼む。」 あっいや求められたらヴァルコさんとも握手するけどやっぱりほら代表して喋ってた人の方からね? ね?
オスカー
「よ、よろしくお願いします……」
エヴァ
「……マスター……マスターはマスターじゃないと思われてるで」ぼそぼそ
 脇つんつん
ヴァルコ
「それは……おいしいな!!」
ルーディ
「いやぁ、見事だね」
GMろー
 さあ、農夫たちと協力体制を取って、森へと入るところでシーンを変更しましょうか。
ヴァルコ
 ハイヨー
エヴァ
 ほいなー


●シーン2

GMろー
 森の奥へと進むにつれて、空はどんどんと見えなくなっていきますが、さすがに光も射さぬというほどではありません。
 農夫たちは皆さんの目の届く範囲に広がり、牛の足跡を追ったり、はぐれた仲間に声をかけたりと活動しています。
 じゃあみんなも捜索に参加しようか! ね!
ルーディ
 いぇーい
オスカー
 はい。
エヴァ
 ひゃっはー
GMろー
 というわけで、追跡系の【感知】判定をどうぞ。高ければ高いほど奥まで行った牛も見つけられるぞー。
ルーディ
 誰か一人が高い値を出せばいいんだろか。
GMろー
 そのタイプです。
エヴァ
 マスター、出番やでー
ルーディ
 頑張れ旦那。
ヴァルコ
 よしよし。では普通に振ろう 3d6+12
DICE
 3d6+12 = [6,2,6]+12 = 26 クリティカル!
ヴァルコ
 クリティカル 26
エヴァ
 完璧やったw
GMろー
(顔を覆う)
ルーディ
 クリティカルと戦うスレ
オスカー
 お見事。
ヴァルコ
 いやぁ、出るんだなぁ
オスカー
「ヴァルコ殿、任せても?」
 一番得意そうな人に声をかける。
ヴァルコ
「おう、探し物はなれてるからな」
エヴァ
「まっかせたでー」ぐびぐび
GMろー
 もうこれぞまさしく独擅場。一匹残らず駆逐してやる勢いで次々牛の行く末を突きとめていくその様はまさしくカウボーイと言うべきか?
ルーディ
 カウおっさん
ヴァルコ
 カウおっさん。いい響きだ
GMろー
 これにはザイン氏のみならず農夫の方々も感服。
 あまりに速やかに進んだためか、最後の一頭とおぼしき牛を確保した頃には、皆さんは森を抜けて山岳の手前までやってきてしまいました。恐ろしいショートカットだ。
ルーディ
 既定ルートより、ずっと早ーい
ヴァルコ
「ま、何かを追うってのは割りと経験してるからなぁ。森歩きもそれなりになれてるしな。っと、コイツで最後かな」
GM/ザイン
「ここまで来れば、見落としもないだろう。実に助かった。」
ヴァルコ
「そいつはよかったぜ!」
オスカー
「助かりました。流石はヴァルコ殿」
エヴァ
「ふふーん、どーやー♪」なぜかドヤ顔
GM/ザイン
「手厚く礼をせねばな。依頼が終わったら、帰りには寄ってくれ。その時は――」
GMろー
 と、ザイン氏が礼の言葉を続けようとしたその時。
ルーディ
 イベントだ!

(ゴゴゴゴゴゴゴゴ……)

ルーディ
 ああ、コントローラーが操作を受け付けない(笑)
GMろー
 揺らぐ地面! 響く地鳴り! かがみこむ農夫たち!
ヴァルコ
 コントローラーが振動する!!
GMろー
 そして……皆さんの目前で、動き出す山!
エヴァ
 ぬわー
オスカー
「山が……ッ?!」
GM/農夫
「崖崩れか!?」「地すべりか!?」「ち、違ぇ! ありゃあ……」
オスカー
「……やはり出たかっ!」
GMろー
 やがて山裾に、ずうんと一本の巨大な、あまりにも巨大な柱が突き立ちます。
 その末端は、ふたつに割れた蹄の形をしていました。
ルーディ
「偶蹄目っ!?」
GMろー
 はるか上の方に、ぐうっと突き出されてきた頭には、まるで巨岩のような四本の角。
エヴァ
「う、うわぁ、さすがにデカすぎとちゃう?」
ヴァルコ
「まずは、農家の皆さんを逃がすんだ!!」
GMろー
 それは、あまりにも巨大な、一頭の雄牛でした。
ルーディ
 ハシビロコウもびっくりの動かなさっぷりが。
GM/ザイン
「列を乱すな! まっすぐ退けえっ!」
オスカー
「大丈夫、此方は我々が食い止めます!」
 ザインと共に声をかけて退かせていく。
エヴァ
「し、しかたがあらへんなぁ……最前線はまかせときっ!」
ルーディ
「骨を拾いたくないんで頑張れ」
GMろー
 そんな怒声もどこ吹く風と、天を衝く峰の如き雄牛は、雄大そのもののあくびをかまし……
 次の一歩を、踏み出し始めました。
 さあ、戦闘シーンに移ろう!
ルーディ
 わっほい
ヴァルコ
 了解〜


●シーン3

GMろー
 マリンパーチじゃ初めてじゃないかな!(※実は違った) 大規模戦闘のお時間だー!
ヴァルコ
 わぁい
GMろー
「でかいのは人数じゃなくてサイズじゃねえか!」とかいうツッコミは受け付けておりませんのであしからず。
エヴァ
 な、なんだと……ジェネラルを呼んでこねばっ!
オスカー
 それ、次のレベルからなんですよ……
GMろー
 まずは戦団編成という代物なんですが、こちらに大体算出済みのものがございます。

戦団名:農耕組合  代表者名:ザイン
動員人数:100  戦団レベル:1
戦力:10+PC分  NPC参戦数:0/1
戦場サポート:《食糧配給》《天衣無縫》
GMろー
 PC分の戦力補正は、11〜20レベルのPCひとりにつき+5。よって+20で、合計は30ですね。
 これは人数だけで言えば一千人分の戦力に相当します。四人で900人分稼ぐとかまさに百人力。
 で、続いて大規模戦闘中に行なえるFS判定はこちらです。

名称:峰牛の進行を食い止めろ!  制限人数:4人
終了条件:5ラウンド経過  成長点:20
支援判定:すべての能力値
進行判定:【精神】判定orバッドステータスを与えるスキル、アイテムの判定  難易度:22−戦力修正値
進行値カウンター:〔0〕□□□□□〔5〕□□□□□〔10〕□□□□□〔15〕
GMろー
 いらゆるひとつの足止め! 相手が大きすぎて物理的に止めるのは大変難しいので、なんとか気を逸らす方向でひとつお願いします。
 そしてフィールドはこのように。

敵本陣〔[荒れ地]:峰牛〕
敵中衛〔[荒れ地]:峰牛〕
 前線〔[山岳]:峰牛〕
自中衛〔[森林]:〕
自本陣〔[森林]:〕
GMろー
 峰牛はあまりに大きいので、敵軍フィールドの三つにわたって存在します。三頭いるわけではないのでご安心。
 峰牛はゆっくりと進み続けるため、地形はどんどん北東方向に更新されていきます。しばらく森が続き、5ラウンド目には農地が見えてきてしまうでしょう。
 もちろんこんな超大型が踏みこんでしまった場合、農耕地帯はめちゃくちゃです。それまでになんとかしましょう。
 と、それから敵軍の戦力は特別ルールで、レベルの半分を採用して25となります。
 峰牛が移動できない状態になった場合、地形の更新は行なわれません。ただ、大規模戦闘では[封鎖]などは適用されませんのでお気をつけて。
 こんなところか。質問がなければ、【行動値】と「タイミング:戦闘前」の宣言をどうぞ。
エヴァ
 行動値は18、戦闘前スキルはあらへんで
ルーディ
 行動値14、戦闘前スキルはない。
オスカー
 行動値7、戦闘前スキル無し
ヴァルコ
 戦闘前に《トレジャーハンターU》使用。敏捷+2で行動値は43に
 本当にエネミーみたいだな
ルーディ
 旦那以外の3人の行動値合わせても旦那に追いついてないんだけど(笑)
ヴァルコ43>峰牛41>エヴァ18>ルーディ14>オスカー7
ヴァルコ
 三倍早いぜ!!
GMろー
 おかしい。(おかしい)
エヴァ
 おー、マスタールーンでよかったみたいやねー
GMろー
 称号クラス名じみた発言である。
ヴァルコ
 行動値+5はとてもとても大きいです
GMろー
 おっとそうだ、初期配置の宣言もお願いします!
エヴァ
 っと、配置はうちは前線やな
ヴァルコ
 ヴァルコ中衛
ルーディ
 俺はおめおめと本陣に引き下がります
オスカー
 本陣へ。
GMろー
 では、戦場ラウンド進行を開始します。


▼第一戦場ラウンド

敵本陣〔[荒れ地]:峰牛〕
敵中衛〔[荒れ地]:峰牛〕
 前線〔[山岳]:峰牛&エヴァ〕
自中衛〔[森林]:ヴァルコ〕
自本陣〔[森林]:ルーディ&オスカー〕

戦力:敵25vs自30(±0) 進行判定:【精神】orBSスキル、アイテム 難易度:22 進行値:0/15

・セットアッププロセス

GMろー
 峰牛より、ちょっと早い! ヴァルコさんからどうぞ。
ヴァルコ
 なしでー
GMろー
 では峰牛。無造作に次なる一歩をずんと踏み出すと、大地が大きく揺らぎます。

《揺らぐ大地》1
:セットアッププロセス。シーン内の場面(選択)と【敏捷】で対決を行なう。勝利した場合、対象に[威圧][スタン][スリップ]を与える。この効果は飛行状態のキャラクター以外に有効。

GMろー
 1d2 別にPCの存在を認識してるわけでもないので対象はランダム。
DICE
 1d2 = [2] = 2
GMろー
 揺らげ、前線のエヴァ!
エヴァ
 行動値順やなっ! ぐぬぬ
GM/峰牛
 2d6+9 実はいつも登録番号順だったりする。ずしーん。
DICE
 2d6+9 = [4,1]+9 = 14
エヴァ
 3d6+10 うち、なぜかそこそこ素早いんやでーっと
DICE
 3d6+10 = [2,3,5]+10 = 20
GMろー
 多分これは本来、【敏捷】上げてないアコライトとかメイジを転ばせつつ、もしかしたらウォーリアなんかも引っかかったら嬉しい系の全体デバフなのであろうなあ。
 しかしフィールドひとつしか対象にできないのだ。姿勢を崩さず揺れをしのいだ!
エヴァ
 ん、うまーくバランスとって問題なしや♪
GMろー
 では残るPC側、順次どうぞ。
エヴァ
 セットアップ:《クイッククリエイト》@《ウェポンクリエイト》で、いつもどーりの錬金刀やでー
GMろー
 周囲では逃げ遅れた農夫たちが先の地揺れに足を取られたり、それを助け起こしたりといった逃走劇が繰り広げられています。彼らを守護らねば……!
ルーディ
 俺は《ステップ:ダーク》で回避を上げる。ついでにというか本チャンの太陽のリボンが輝くぜぇ!
ヴァルコ
《アカンパニー》
GMろー
 ああっブースト!
ヴァルコ
 ステップスキルのレベルを+2です
ルーディ
 +6が+10ですよヤッター!
オスカー
 念の為に《インペレイティブ》から《フェイバード》+《フェイス:アーケンラーヴ》+《ホーリーアタック》+《ホーリーウェポン》+《マニフィカート》 2d6+2d6
DICE
 2d6+2d6 = [2,3]+[2,5] = 12
オスカー
 発動。
 味方全員、命中判定+1の、自分命中判定+1D6、ダメージ+15
GMろー
《フェイバード》! しかし(※大規模戦闘ルールでは)場面(選択)はフィールドひとつしか対象に取れない!
 なので残念ながら全員ではないのです。本陣からならどこでも届きますが、どこにかけましょう。
オスカー
 おっと、では前衛のエヴァに。
エヴァ
 命中+1は助かるでー
GMろー
 太陽の輝きを錬金刀に!
エヴァ
 ぺかー

・イニシアチブプロセス

――43:ヴァルコ

GMろー
 なんて速さだ。来いよ!
ヴァルコ
 うむ、呪文は打ち終わった
GMろー
 これだから残像は。
ヴァルコ
 フリーで《連係T:ダーククロス》を宣言。
 ムーブ《タイムマジック》+《ピンポイントアタック》+《アフターイメージ》
 マイナー《フェイント》 メジャー《コンストレイン》+《スイングダガー》
 当たると連係開始(発生 闇)。この攻撃のリアクションには−3dされ、防御は0扱い。ダメージが通ると対象の回避判定に−2d。投げた短剣が再装備されます
GMろー
 地獄か。
ヴァルコ
 あと、《アフターイメージ》で自身の命中と回避が+1dですな
ルーディ
 確かに呪文だなぁ(笑)
オスカー
 本当にw
GMろー
 コンボ名でも採用するか(システムが違う)
ヴァルコ
 5d6+9 「センコウのヴァルコ、出るぜ!!」
DICE
 5d6+9 = [4,1,4,4,5]+9 = 27
ヴァルコ
 27でどうぞ
GM/峰牛
 ふふふ……回避不能!(どおん)
GMろー
 ダメージどうぞ。
ヴァルコ
 3d6+90 まあ、ダメージはさほどでもない
DICE
 3d6+90 = [4,2,4]+90 = 100
ヴァルコ
 100点の物理ダメージ
GM/農夫
「い、今何投げたんだ!?」「速すぎて何も……」
ヴァルコ
「あ゛ー、疲れる」
GMろー
 周囲の農夫たちが目を白黒させる中、放たれたナイフは峰牛の体のいずこかに突き刺さり、針で刺したような痛みを与えます。
 鬱陶しげに巨大な尾をぶううんと振るその様子は、ペナルティを受けたことが確認できます。
GMろー
 ……で?(ちらり)

――18(割込):エヴァ

エヴァ
 イニシアチブでうちはカットインするでー(きゅぴーん)
《連係T:ブレイズドレイン》で連係継続しつつ
 フリーで《トゥーハンドアタック》をオフ ムーブ:雷切を装備 マイナー:《フルスイング》メジャー:《クロススラッシュ》で牛さんに2連撃いくでー
GMろー
 抜く手も見せず雷光の。いざ!
エヴァ
 4d6+26-1+1+1d6 命中
DICE
 4d6+26-1+1+1d6 = [6,6,1,1]+26-1+1+[6] = 46 クリティカル!
エヴァ
 3クリ
ヴァルコ
 すごい目だ
GM/峰牛
 こいつめ! こいつめ! 回避不能だよ!
エヴァ
 ならこのままダメージいくでー
GMろー
 やめろよもう!
エヴァ
 2d6+1d6+72+38+3d6 風
DICE
 2d6+1d6+72+38+3d6 = [4,2]+[6]+72+38+[1,1,4] = 128
エヴァ
 128点風属性や
GMろー
 山の如き雄牛の姿をしていることからわかる通り、この峰牛は〈地〉属性! 素通りは痛い!
エヴァ
「にゃはは、身体が軽いでっ! ほんなら2撃目や!」狙い通りの地属性やったな
 4d6+26-1+1+1d6 命中
DICE
 4d6+26-1+1+1d6 = [2,6,2,1]+26-1+1+[1] = 38
エヴァ
 38でどーぞ
GM/峰牛
 何がどうぞだ避けられるわけないだろういい加減にしろ! ダメージどうぞ。
エヴァ
 ほいさー!
 2d6+1d6+72+38 風
DICE
 2d6+1d6+72+38 = [6,4]+[1]+72+38 = 121
エヴァ
 121点風や
GM/峰牛
「モ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛……」
GMろー
 今の今まで存在すら気づいていなかった小虫にかなりの痛みを与えられ、峰牛は山そのものが唸るかのような声を上げます。
 あまりの大音量に、周囲では農夫たちが耳をおさえていますね。

――41:峰牛

GMろー
 まったく、なんてことをしてくれやがるんだ。そんな虫は踏みつぶしてやらなきゃあなあ。
 ムーブもマイナーも小細工なし! メジャーでエヴァさんを踏みつぶす白兵攻撃!
エヴァ
「わわっ、こっち来たでっ!?」
GM/峰牛
 4d6+37 頭上に巨大な円い影がさし、濃さがどんどん増してきて……
DICE
 4d6+37 = [2,1,1,1]+37 = 42
GMろー
 出目ェーッ!
ルーディ
 出目は飾り
エヴァ
 いやいや固定値w
ヴァルコ
 いろいろ惜しい
GMろー
 ええい喰らって潰れろ! リアクションどうぞ!
エヴァ
 んー……リアクション:《ディフェンスライン》にしとこかっ!
 4d6+26+1d6+1-1 命中
DICE
 4d6+26+1d6+1-1 = [2,4,1,6]+26+[3]+1-1 = 42
オスカー
 ナイスw
エヴァ
 よっし、パリィ!
ヴァルコ
 受け止めた
GMろー
 ち、ち、ち、ちくしょーっ!? アーケンラーヴめ!
ルーディ
 すばらしい
エヴァ
「ぐっ……おっもいわぁ!!」パリィ!
ルーディ
 パリイ!
ヴァルコ
 ヴェァァァァァァァァ
GMろー
 巨大な落石の如き蹄の一撃をエヴァさんが切り払う! あまりの恐怖にへたりこんでいた農夫が、仲間に助けられて慌てて退いていきます。
オスカー
「太陽神よ、感謝いたします」
GM/ザイン
「……凄まじい絵面だな。」 本陣あたりまで逃げながら思わずこぼす。
エヴァ
「ふぅ……いやぁ、今回ばかりはほんま助かったわぁ」本陣のオスカーはんの方へサムズアップ
オスカー
 頷いて返そう。

――14:ルーディ

ルーディ
 ムーブなし、マイナーで《チェンジスケイル》+《ライドスケイル》、メジャーはFS判定に挑んでみる。
GMろー
 回避固定値が上がり続ける謎のソーサラー。足止め作戦、開始!
ルーディ
 安定の《トリビアリスト》も忘れないよ!
GMろー
 説明不足でしたが、何か使えるスキルやアイテムがあればタイミング無視してその判定をどうぞ。<BS
 でもなんか【知力】でどうにかされそう!
ルーディ
 2d6+11+6+1+1d6 「ひざかっくんは……こうだ!」
DICE
 2d6+11+6+1+1d6 = [1,3]+11+6+1+[2] = 24
ルーディ
 出目ェ……
GMろー
 うふふ……なかーま……(でろでろ)
 そのままで?
ルーディ
 んー。確率論的には振りなおそう。
GMろー
 せやせや。
ルーディ
 2d6+11+6+1+1d6
DICE
 2d6+11+6+1+1d6 = [1,5]+11+6+1+[6] = 30
ルーディ
 ヤッター
GMろー
 おうふ。
エヴァ
 いえーい
GMろー
 う、裏切り者ッ! すばらしい成功で進行値が4点上昇だようッ!
 どれだけ大きかろうと牛は牛。ルーディさんの発想に農夫たちの経験が合わされば、あしらうことなどたやすい。
 もうちょっとで足止めにも成功しそうです。

――7:オスカー

オスカー
 では、ムーブ無しのマイナー無し、メジャーアクションでFS判定かな。
GMろー
 進行! 進行!(腕振り)
オスカー
 難易度は22なので、フェイト1点使用しましょう。 2d6+12+1d6
DICE
 2d6+12+1d6 = [6,2]+12+[2] = 22
オスカー
 うん、これで。
GMろー
 げえっ、ぴったり!
 オスカーさんの駄目押しで進行値が5に到達し、第一次足止め作戦が成功! 気持ちよく歩き始めた峰牛、森に踏みこむ前の時点で何やら翻弄されております。
 このラウンドは、地形の移行は行なわれません。今のうちにどんどん逃げろー!
オスカー
 では、突進の勢いをいなす方向に動きましょう。
>普通に歩いていようがこっちにとっては突進と同等以上の脅威だ
GMろー
 歩きづらい道だなあと峰牛憤激。ついでに進行判定の変更も行なわれます。
 相手の足が鈍ったところで、次は素早い動きで峰牛を翻弄し、その場に釘付けにしましょう。進行判定を【敏捷】判定に、難易度を23に変更します。

・クリンナッププロセス

GMろー
 まずはお互いの戦力が1/10ずつ減少。敵軍は25−3で22、自軍は30−3で27と。無事脱出した人が増えたのかな。
ヴァルコ
《コンストレイン》の効果が消えます
GMろー
 スキルはないか! ないな! ないね?
オスカー
 無いな。
ルーディ
《チェンジスケイル》の維持で3点MPロスします
エヴァ
 ないでー
ヴァルコ
 ヴァルコもなしで


▼第二戦場ラウンド

敵本陣〔[荒れ地]:峰牛〕
敵中衛〔[荒れ地]:峰牛〕
 前線〔[山岳]:峰牛〕
自中衛〔[森林]:〕
自本陣〔[森林]:〕

戦力:敵22vs自27(±0) 進行判定:【敏捷】 難易度:23 進行値:5/15

・セットアッププロセス

GMろー
 まずはフィールドへの配置からどうぞ。
ルーディ
 いざ中衛へ。
エヴァ
 ん、やっぱり前衛やねっ
オスカー
 敏捷だと判定は出来ないので、今度は前衛へ行きましょう。
ヴァルコ
 ヴァルコは本陣で殿やります
GMろー
「しんがり」だとむしろ前線のエヴァさんなんですよね。(笑)
エヴァ
 撤退戦の殿?(笑)
オスカー
「さて、殿だエヴァンジェリン。……気合を入れるぞ」
エヴァ
「おー、こっち来たんかー。見ての通り攻撃重いでー」苦笑しつつ
オスカー
 流石に捨てがまりにはなるつもりはないが。
ルーディ
「お、(前衛が)二人揃うと頼もしいね」

敵本陣〔[荒れ地]:峰牛〕
敵中衛〔[荒れ地]:峰牛〕
 前線〔[山岳]:峰牛&オスカー&エヴァ〕
自中衛〔[森林]:ルーディ〕
自本陣〔[森林]:ヴァルコ〕
GMろー
 速いぜヴァルコさんから。
ヴァルコ
 うーん、やれることはないな。なしで
GMろー
 では峰牛、前線に出てきたばかりのオスカーさんには悪いですが地獄を見ていただこう!
オスカー
 うわ……
GMろー
 前線のふたりに《揺らぐ大地》! 痛い目を見せてくれたエヴァさんの動きを封じようとするのにオスカーさんも巻き込まれる!
GM/峰牛
 2d6+9 ドドドドドドド……
DICE
 2d6+9 = [5,6]+9 = 20
GMろー
【敏捷】でリアクションどうぞ。
エヴァ
 むぅ、高いなっ
オスカー
 ダイス目が良いな。
GMろー
 前ラウンドはPC側に持っていかれましたからね。取り返していくぞー!
オスカー
 因みに、失敗するとどうなる?
GMろー
 威圧、スタン、スリップの三重苦!
エヴァ
 ムーブとマイナーが潰れる言ってるよ
オスカー
 痛いなぁ……
エヴァ
 んー、ここはフェイト1で
 3d6+10+1d6 敏捷
DICE
 3d6+10+1d6 = [6,2,2]+10+[1] = 21
エヴァ
 成功?
ヴァルコ
 フェイトさんが、サボっただと……
GMろー
 知ってるぜ、入れないと1,2,2とかだったんだ。俺は詳しいんだ。
オスカー
 うん、此処は4D6でも期待値クラスなので、フェイトは温存しておこう。
エヴァ
 まぁ、期待値以上だったし、フェイトありきの出目と言うことでー
ルーディ
 マーフィー先生は働き者だからな。
オスカー
 2d6+6
DICE
 2d6+6 = [1,1]+6 = 8 ファンブル……
オスカー
 いっそ清々しいなぁ
エヴァ
 潔いなぁ
GMろー
 ああっ、オスカーさんが地割れに!
オスカー
 避けないギルマス(※ティフェレトの槍で回避が1Dの人)を見てたら何か感化されたのかもしれん。
ヴァルコ
 避けられないのではない、避けないのだ
GMろー
 というわけで先の通り、威圧、スタン、スリップをプレゼント。
オスカー
 まともに動けない。
GM/農夫
「あわわ、大丈夫か!?」「待ってろ、今助けに……!」「やめとけ、巻き込まれるぞ!」
GMろー
 森の方まで退いた農夫たちも対応に戸惑って及び腰。
オスカー
「私に構うな! 早く安全圏に離脱しろ!」
>窮地なので丁寧に対応している余裕がない。
GM/ザイン
「彼の言うとおりだ! 森に入っても油断するな!」
ヴァルコ
「足止めは任せなー」
GMろー
 では残るPC側、順次どうぞ。
エヴァ
 刀魂:火使用で攻撃力+10や
ルーディ
《クイックサーチ》+《グラスホップ》でぴょんぴょこステップになりつつ識別するぜ。
GMろー
 べーんりー。
ルーディ
 2d6+11+6+1+2d6+1d6 「ここまで近寄らないとわからないってなぁー」さすが大規模戦闘だぜ
DICE
 2d6+11+6+1+2d6+1d6 = [2,1]+11+6+1+[2,2]+[5] = 30
ルーディ
 出目ェ……
 まあ通そう。
GMろー
 森の奥からでは視界が通らないとか全容が把握できないとかそういうあれやこれや。
 で、ルーディさんの知識から浮かび上がった、目前の威容に該当する獣の名は……

クジャタ

分類:魔獣 属性:地 レベル:50 識別値:28

攻撃:踏みつぶし(格闘/双) 37(4D)/232(6D)/白兵(物理)/至近

回避:9(2D) 防御:物理>魔法 行動:41 移動:43

エネミースキル:
《揺らぐ大地》1:セットアッププロセス。シーン内の場面(選択)と【敏捷】で対決を行なう。勝利した場合、対象に[威圧][スタン][スリップ]を与える。この効果は飛行状態のキャラクター以外に有効。
《三つの災害》1:メジャーアクション。シーン内の場面(選択)に特殊攻撃を行なう。命中判定は[4D+20]、ダメージは[5D+160]の〈地/火〉の魔法ダメージとなる。この攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合、対象に[ノックバック(10)]を与える。
《完全耐性:地》1 《苦痛耐性》10 《超大型》1 《抵抗性:スリップ》1 《範囲攻撃:白兵》10

解説:山ほどもある巨大な牡牛の姿をした魔獣。ただ歩くだけで周辺一帯を破壊する、歩く災害ともいうべき存在である。


ルーディ
 あ、俺《トゥルースサイト》あった。
GMろー
 ンモー。防御:52/25です!
 あとはオスカーさん。
オスカー
 はい、では
《インペレイティブ》から《ホーリーフィールド》+《シャインストライク》、これで攻撃力、物理防御力、魔法防御力総て+12
GMろー
 魔獣の眼前で聖なるオーラを纏いだすとはいい度胸だ。

・イニシアチブプロセス

――43:ヴァルコ

ヴァルコ
 待機ー

――41:峰牛

GMろー
 ならば今度こそ! 邪魔な小石は粉々に打ち砕いて地面に還させてもらおう!
 前線のふたりに白兵攻撃! ゆっくりと持ち上がっていった蹄が、視界のなかで再び拡大していく……
オスカー
「アレだけ大きいと、現実味に欠けるな」
GM/峰牛
 4d6+37 そう、それはさながら悪夢のような光景。
DICE
 4d6+37 = [5,5,4,2]+37 = 53
GMろー
 リアクションどうぞ。
エヴァ
「残念やけど、現実なんやでー」
オスカー
 リアクションダイスがスタンで減っているので、自動命中。
エヴァ
 んー、ここまで行くと、クリ条件やな
 ん、喰らえばめっけもんっちゅうことで、運試しっ リアクション:《ストライクバック》や
 4d6+26-1+1+1d6 命中
DICE
 4d6+26-1+1+1d6 = [1,6,1,2]+26-1+1+[6] = 42 クリティカル!
エヴァ
 あ、返したw
ヴァルコ
 すげぇ
GMろー
 何故だぁっ!?
オスカー
 凄まじいな。
エヴァ
 HP90点ロスどーぞや♪
ルーディ
 殺ったね☆
エヴァ
「痛そうやけど………そこやっ!!」喰らう寸前に反撃の一撃
オスカー
「エヴァンジェリン……流石だな」
GMろー
 では、ダメージを。
GM/峰牛
 6d6+232 農夫たちの見ている前で、ふたりの姿が巨大な蹄の下に消えていく……
DICE
 6d6+232 = [6,4,6,1,6,4]+232 = 259
GMろー
 物理ダメージだ、死ねえ!
エヴァ
 あ
GMろー
 う?
エヴァ
 DR前に刀魂:山を使いたかったんや
GMろー
 なるほどどうぞ。
オスカー
 拙いな。
エヴァ
 DR後:《トゥルーアイ》で24点減らしつつ……足りないのはー
 あ、うちはこれでぎりぎり生きるわ
GMろー
 タフだなあ!
エヴァ
 ウォリやからなー
オスカー
 物理防御は63点、後は《プロテクション》か
《プロテクション》 フェイトを2点使用。更に、《ワイドプロテクション》も併せる。 5d6+2d6
DICE
 5d6+2d6 = [6,4,2,5,3]+[5,1] = 26
オスカー
 良し。あと14点頼む。
ルーディ
 うい。まさか買った端から使うとは思わなかった上位呪壁符をオスカーさんに。フェイト2点も入れるよ!
オスカー
 御免な……
ルーディ
 3d6+2d6 お札をオスカーさんと蹄の間にシュゥゥゥーーーーーーッ!!!!
DICE
 3d6+2d6 = [6,5,2]+[2,4] = 19
オスカー
 ありがとうっ!
GMろー
 振り下ろされた大質量により、盛大に巻き起こる土煙! 思わず目を閉じた農夫たちが、やがて目にした光景は……
エヴァ
 よっし、残ったっ!
GM/農夫
『……い、生きてるぞーっ!』
エヴァ
「あいたたたたぁ………にゃはは、さすがに次は厳しいなぁ……」辛うじて立ってる
 162点もらって、残り39点や
オスカー
 45点軽減して装甲と併せ108点軽減。151点ダメージで
 残り6点……
ルーディ
「買っとくもんだな……そして二人とも素で頑丈すぎるだろ……」
GMろー
 刀と符と光の壁が蹄をなんとか食い止め、巨大なクレーターに半ば埋まりつつなんとか耐えきった!
オスカー
「二度連続で肉壁は流石に勘弁、だな」
エヴァ
「せやなぁ……さて、少しずつ山を削る作業の始まりやでー」大きく振りかぶって

――7(割込):オスカー

オスカー
 あ、御免
 此処でちょっと割り込ませて。
エヴァ
 あいよー
オスカー
《クイックヒール》+《ヒール》
 エヴァ、御免。自力で。
エヴァ
 あいよっ
オスカー
 自分へ回復します。 2d6+3
DICE
 2d6+3 = [3,3]+3 = 9
オスカー
 発動成功。《ヒール》を自分に。 6d6+48
DICE
 6d6+48 = [3,4,4,2,2,1]+48 = 64
オスカー
 HP64点回復。
 残りHP70で、あと一撃くらいは。

――18:エヴァ

エヴァ
 ムーブ:《ファストセット》+《スマッシュ》 マイナー:《フルスイング》 メジャー:《クロススラッシュ》>牛さん
 うちに出来るは攻撃のみ、いっくでー
GMろー
 ちょっとちくっとしたけど確かに踏みつぶしたはずなのになんか蹄の下からまた来る!
エヴァ
 4d6+26-1+1+1d6 命中
DICE
 4d6+26-1+1+1d6 = [4,2,3,4]+26-1+1+[3] = 42
エヴァ
 42でどうぞや
GM/峰牛
 2d6+9 ゆっくりと蹄が持ち上がっていく……
DICE
 2d6+9 = [6,5]+9 = 20
ルーディ
 こわっ
エヴァ
 あぶないわっ!w
GMろー
 もう少し、もう少しで刀の間合いから逃れられたのに! ダメージどうぞ!
エヴァ
 2d6+1d6+72+38+13+20 風
DICE
 2d6+1d6+72+38+13+20 = [4,6]+[6]+72+38+13+20 = 159
エヴァ
 159点風やな
 ほいで追撃の2撃目いくでー
GMろー
 やめろー! やめろー!
エヴァ
 4d6+26-1+1+1d6 命中
DICE
 4d6+26-1+1+1d6 = [6,6,2,6]+26-1+1+[1] = 47 クリティカル!
エヴァ
 3クリや
ルーディ
 わっほい
GM/峰牛
 2d6+9 やめろって言ってんだろー!
DICE
 2d6+9 = [1,4]+9 = 14
エヴァ
 よっしゃ、ダメージいくで
GMろー
 こいよくそー!
オスカー
 ああ、なんか凄く頼もしい。
エヴァ
 2d6+1d6+72+38+13+20+3d6 風
DICE
 2d6+1d6+72+38+13+20+3d6 = [2,6]+[2]+72+38+13+20+[6,1,1] = 161
エヴァ
 161点風属性やー
「……ふー♪ なかなかいい手応えやったなー」ジャンプして2連撃食らわした後、すちゃっと着地
GMろー
 では、巨大な前脚が地割れのように大きく引き裂かれ、峰牛はゆっくりと倒れかけますが……
《苦痛耐性》! 傷ついた前脚を踏ん張って倒れない!
ヴァルコ
 ですよねー
GMろー
 防御さえ、防御さえ生きていればもう少し……っ。
エヴァ
「うーん…すこーし踏み込みが甘かったんかなー」頬ぽりぽり
GM/ザイン
「……なんて連中だ。」 驚嘆しつつ、仲間にせかされて森の中を退く準備。

――14:ルーディ

ルーディ
 ムーブマイナーなし、メジャーで《フィジカルエンチャント》:敏捷をヴァルコの旦那に。
 3d6+18+1+1d6 「世界が1周しない程度に加速するぜー」
DICE
 3d6+18+1+1d6 = [4,6,5]+18+1+[3] = 37
GMろー
 加速加速ぅ!
ルーディ
 敏捷判定の達成値に+6ですぞ。
ヴァルコ
「みwなwぎwっwてwきwたw」  (((((・▽・)))))
ルーディ
「ノリまで加速したー!?」
エヴァ
「にゃはは、テンション高すぎやなぁ」

――7:オスカー

オスカー
 ムーブでスリップ、マイナーで威圧を解除。メジャーで《ホーリーヒット》+《マイティストライク》+《ハンマーストライク》
GMろー
 よせ、よさないか。
オスカー
 演出だが、盾でカチあげて剣で二回斬りつける。 3d6+16
DICE
 3d6+16 = [4,5,2]+16 = 27
オスカー
 1回目、27で
GM/峰牛
 2d6+9 う、うおお……
DICE
 2d6+9 = [3,4]+9 = 16
GMろー
 的が大きすぎる遅すぎる! ダメージどうぞ。
オスカー
 あ、《マニフィカート》の修正忘れてた。
 ダメージが 7d6+63+2d6+5d6
DICE
 7d6+63+2d6+5d6 = [2,2,5,1,6,2,1]+63+[1,6]+[4,3,1,5,5] = 107
オスカー
 107点物理ダメージ。流石にエヴァンジェリンに比べると控えめ。
GMろー
 なんのまだまだ! 物理防御力で半分防げなかったぞ!
 その厚み、まさに山肌といったところ。いくら斬りつけようとも!
オスカー
 では二撃目。 3d6+16+1d6
DICE
 3d6+16+1d6 = [1,1,3]+16+[6] = 27
オスカー
 出目がいまいち。27で。
GM/峰牛
 2d6+9 しかし山が逃げられるわけがない。
DICE
 2d6+9 = [3,3]+9 = 15
GMろー
 そーれもいっちょ。
オスカー
 では、二発目のダメージロールには《パニッシャー》 7d6+63+2d6+5d6+30
DICE
 7d6+63+2d6+5d6+30 = [5,5,1,2,4,2,1]+63+[5,2]+[5,5,6,6,1]+30 = 143
オスカー
 今回は割と出目が良いな。143点物理ダメージ。
GMろー
 魔獣に掛ける慈悲の心はないのか! ないな!
オスカー
 魔族・妖魔・魔獣にパラディンがかける慈悲は無い。
GMろー
 千里の堤も蟻の穴から。前脚からその山のような全身にダメージを伝えられ、峰牛は動きを止めると……
 その足を折ってうずくまり、新しい巨大な山となりました。戦闘不能!
 本来戦闘不能になった敵軍のNPCは次ラウンドに再配置されますが、この敵軍は峰牛のみ。この時点で敗北です。
オスカー
 おお。
GMろー
 よって戦闘終了! 結果的には、山がほんの少し動いただけでした。
オスカー
「……っ」
 剣を揚げて叫びます。少しでも皆の不安を拭うために。
「魔獣、討ちとったり……っ!」
GM/農夫
『わー!』 まだ近くに残っていた農夫たちが、一斉に声をあげます。
ルーディ
「や、お見事」
エヴァ
「うー、いいところ持ってかれたわー」ぶーぶー
ルーディ
「お醸がガンガン削ってたからなー」
オスカー
「エヴァンジェリンがカウンターをしてくれたおかげだ」
     *     *     *
GMろー
 ドロップ品決定ロールー。
ヴァルコ
 では、このラウンド暇してたヴァルコが振りますね。《トレジャーハンターT》使用して二回振ります
GMろー
 最後までひどい。
エヴァ
 わくわく
ヴァルコ
 3d6 一回目
DICE
 3d6 = [6,4,3] = 13
ヴァルコ
 3d6 二回目
DICE
 3d6 = [6,3,3] = 12
ヴァルコ
 うむ
GMろー
 結果は同じ。二回合わせて、最高級トパーズ(重量1:20000/10000G)×10を手に入れました。
ヴァルコ
 すげぇ
エヴァ
 わーいっ
オスカー
 よしっ!
GMろー
 峰になってるコブのような部分からざくざくと出土しました。
ヴァルコ
「いいもんめっけたぜー」
エヴァ
「おぉ♪ これは……宴会やなっ!」
GMろー
 それぞれ喜びに沸き立つ中、ザインもやってきてエヴァさんの言葉に同意します。
GM/ザイン
「ああ。……約束通り、ファームに寄ってくれ。盛大に、もてなそう。」
オスカー
「感謝します。……皆さん、ありがとうございました」
 ザイン達に一礼しておこう。
GM/農夫
「へっ、こっちこそ!」「これで牛もおとなしくなんべ」「よーし、帰るかー!」
エヴァ
「よっしゃ、今夜は飲むでー。飲み明かすでー♪」満面の笑み
ヴァルコ
「おう、流石に疲れたしな。英気を養わざるをえないな」
ルーディ
「賑やかにやろうぜー」
GMろー
 では、噂の魔獣も無事退治して、引き上げるところでシーンを終了しましょう。
オスカー
 はい。
ヴァルコ
 あいよー


●シーン4

GMろー
 楽しい宴会でしたね……
ルーディ
 すっ飛ばされた?(笑)
エヴァ
 楽しい宴会がショートカット……だと……
GMろー
 あの後、農耕地帯あげての大宴会の主賓となった皆さんは、飲めや食えやの一夜を過ごしました。
ルーディ
 歌ったり踊ったりした。
GMろー
 どのくらいの宴だったかというと、HPとMPが全快するくらい。
ルーディ
 すげぇ
オスカー
 それは凄い。
GMろー
 大規模戦闘中の《食糧配給》でも90点ずつ回復できるのだからそれに負ける道理はない、ないのだ。
エヴァ
 お酒を樽飲みしまくれば、そのくらい回復するな♪ 常識やな
GMろー
 肝臓もいたわったげてよお!
エヴァ
 肝臓はお亡くなりになったんや(ちーん)
オスカー
 取り敢えず、負傷者の救護と回復をやってから宴会参加となりました。
GMろー
 それくらいは農家の人々が引き受けてくれます。人数は多いし手慣れたもんよ!
 しかしあなたたちは冒険者。一夜明ければ再び馬にまたがり、街への帰途につかねばならぬのです……
     *     *     *
オスカー
「お世話になりました。我々は一度報告のために戻ります」
GM/ザイン
「うむ……またこちらに寄ることがあれば、顔を見せてくれ。その時は歓迎しよう、盛大にな。」
エヴァ
「にゃはは、置いてあった酒、全部頂いてもうて悪かったなぁ」にこにこ
GM/農夫
「い、い、いいってことよー……」「顔ひきつってるぞ」「麦が……芋が……果実が……」
ヴァルコ
「また、うまいもんよろしくな!! うちの料理人たちも楽しみにしてるからな。ここの素材は」
ルーディ
「そのうち蒼翔亭で(プロダクション的な意味で)巡業来てみたいよなー」
エヴァ
「さて、帰ったら宴会やなーっと♪」るんるーん
オスカー
「何かまた動きが有りましたら、神殿に早馬を」
 エヴァンジェリンに嘆息しながらもザインにはきっちり連絡をお願いしておく。
GM/ザイン
「うむ。……あの巨大な魔獣を倒した者に言うのもなんだが、帰りは気を付けてな。」
GMろー
 というわけで、おさらばでございます。
オスカー
「お気遣いに感謝を」
ヴァルコ
「神殿に帰るまでが冒険だからな。肝に銘じておくぜ」
エヴァ
「家に帰るまでが冒険っちゅうやつやな。おおきにやでー」びしっとサムズアップ
ルーディ
「被ってる被ってる」
エヴァ
 っと、かぶったw
ヴァルコ
 おいしいのでよし
GMろー
 農家の人たちも一斉に笑って、暖かく見送ってくれます。
ルーディ
 野良ジャガーノートに注意
エヴァ
 そんな野良はいやだ
ヴァルコ
 春の新じゃがですね
オスカー
 ジャガの意味が違う
GMろー
 北西部の遺跡群にもいてたまるか。
 というわけで、いざマリンパーチへ!
エヴァ
 れっつごー
ヴァルコ
 ごー
     *     *     *
GMろー
 そうして、一日二日馬を走らせ、皆さんは街道の分岐点までやってきました。
 北に向かえばマリンパーチ、南に向かえばアクティポート。どちらも距離は同じくらいですが……
 ここで全員、【感知】判定をどうぞ。
エヴァ
 むむむ、感知やて……
 3d6+3 クリってしまえばええんやろ?
DICE
 3d6+3 = [4,6,5]+3 = 18
エヴァ
 456債やった
オスカー
 2d6+3
DICE
 2d6+3 = [5,6]+3 = 14
オスカー
 惜しい
ルーディ
 これは誰か一人タイプかな?
GMろー
 です。難易度は秘密。
ヴァルコ
 フェイト1で振ります 4d6+12
DICE
 4d6+12 = [2,4,2,1]+12 = 21
ヴァルコ
 振りなおす 4d6+12
DICE
 4d6+12 = [4,2,1,1]+12 = 20
ヴァルコ
 だめだた
GMろー
 実は成功してる……(笑)
ルーディ
(笑)
ヴァルコ
 なんと
エヴァ
 お、おぉう……(笑)
ルーディ
 2d6+6+1d6
DICE
 2d6+6+1d6 = [3,4]+6+[2] = 15
GMろー
 ではヴァルコさんは、遥かな南の空に一羽の鳥の影を認めました。
 距離がかなりあるため、輪郭も形もぼやけ、あなたの鋭い観察眼がなければ鳥とはわからなかったでしょうが……
ルーディ
 遠近法マジックかな?
ヴァルコ
「ン? あれは何だ? 鳥か? 鳥か? いや、鳥だ!!」
GMろー
 それでも鳥だと分かることから、かなりの巨大さであることが認識できます。
エヴァ
「むー? 鳥がなんなん? 鳥くらいどこでも飛んでるやろ?」特に気にしていない様子
ヴァルコ
「あの距離でわかるってなると、かなりでかいな、アレ」
オスカー
「何処に鳥がいるのだ……?」
ルーディ
「何もいないよな? あと否定しといて結局鳥じゃないですかー」
GMろー
 数十キロ先の影が見つけられるのはヴァルコさんだけ!(謎アッピル)
ヴァルコ
 ヴァルコはアレだとするとあったことあるな。世界樹のセッションで
オスカー
「……まて、もしそうだとすると、嫌な予感がする……」
エヴァ
「……でっかいって……どのくらいなん?」首かしげ
GMろー
 実際にどれだけ離れているかにもよりますが、ヴァルコさんの脳裏には、あの世界樹の梢で見上げた巨体がよぎることでしょう。
ヴァルコ
「船を掴んで落とせるくらいかなぁ」
GMろー
 あの時は25m×75mのエリア全体を覆う表記であった……
エヴァ
「……それってほんとに鳥なん?」苦笑
ルーディ
「説明不要レベルじゃねーか」
オスカー
「……考えたくもないが、見つけてしまった以上は早々に報告する義務があるな。
 急いで戻ろう……」
ルーディ
 というか俺も世界樹で見なかったっけか?
ヴァルコ
 今回は遠すぎて見えなかったからね
GMろー
 今影を見たヴァルコさんには思い浮かんだ、ということだったので。
ルーディ
「えーっと……旦那の見てた方からすると、アクティポートの方だよな?」
ヴァルコ
「あのでけー樹であった鳥くらい、でかいと思うぞ。あれ」
ルーディ
「まだいるのか、そんなでかいの…」
GMろー
 ではリーダー、どうしますか?
エヴァ
 どうしよう、マスター
ヴァルコ
 とりあえず、観察してわかることはアクティポート方面にでかい鳥が飛んでるってことですよね?
GMろー
 そうですね。こわいこわい。
オスカー
 ……これはアクティポートに早馬を飛ばす形だな。
GMろー
 現在地からはマリンパーチもアクティポートも馬で一日ほどの距離です。
ヴァルコ
 では、協議の結果、アクティポートに進路をとり、急ぎ向かいます
GMろー
 職務熱心な冒険者は素晴らしいな! では、一路南へと駆け出したところでシーンを変更しましょう。
エヴァ
 ダダッダッシュ!


●シーン5

GMろー
 翌日、なんとか日の高いうちにたどり着いたアクティポートは、ものものしい空気に包まれていました。
 それまでの道中でも、このあたりの上空を飛ぶ巨大な影は見え隠れしており、その影響と思われます。
 簡易砦のような街全体には瑪瑙警備隊の隊員が足早に歩き回り、防壁の補強などを行なっています。
ルーディ
「台風でも来るのかな……?」<壁補強
ヴァルコ
 知り合いを探そう
「オリゾンはいるか?」
オスカー
「フィオーリ殿!」同じくオリゾンを探します。
GMろー
 エヴァさん以外は訓練教官を務めたことがありましたね。それを気付いた隊員が敬礼を返してきます。
GM/瑪瑙隊員
「ハッ、お久しぶりです教官殿! 隊長は現在ご多忙ですが、何かご用でしょうか!」
ヴァルコ
「『あの鳥』が見えたから、急行した。力になれることがあるなら、なりたいと思う。だから、取り次いでもらえねぇか」?」
GM/瑪瑙隊員
「そういうことでしたら、どうぞこちらへ!」
エヴァ
「教官とか、なんや楽しそうなことやっとったんやなぁ」ちょっと羨ましそう様子をみつつ
ヴァルコ
「バスケやったぜ!」
ルーディ
「ゴーレム講座は受けがよかったよなー」
エヴァ
「ぶーぶー、うちも誘ってくれれば良かったのに」むーっとしつつ緊急なのですぐついていこう
オスカー
「あの時の教えは息づいているようだな」
GMろー
 思い出話に花が咲くなあ。詳しくはえーと、『黒島瑪瑙の石言葉』にて!(ダイマ3)
 というわけで、すんなりと探し人の元まで案内してもらえます。
ヴァルコ
「おっす! 空のを見た。状況はどんな感じだ?」
GM/オリゾン
「! あなたたち!」
 振り返る緑髪桃瞳の兎族の女性、彼女こそ瑪瑙警備隊の若き新米隊長、オリゾン・フィオーリ二十六歳独身です。
オスカー
 最後の情報は余計だが、とりあえず騎士の礼はしておこう。
GM/オリゾン
「悪い時に来たわねと言うべきか、いい所に来てくれたと言うべきか、悩むわね。」
 張りつめていた様子ではありますが、皆さんの姿を見て軽口を叩けるくらいには気が抜けたようです。
オスカー
「お久しぶりです、フィオーリ殿」
エヴァ
「はいはいっ! うちも教官やりたいっ!」
ルーディ
「お久しゅう。いいニュースと悪いニュースを聞くみたいですよね」
オスカー
「思い出話は後に回しましょう。……単刀直入にお尋ねします」
GMろー
 オリゾンは再会を祝しつつ、教官話は横に置いておきつつ、本題に移ります。
エヴァ
「っと、緊急時やったな。本題が先やな」
GMろー
 曰く。少し前、例の魔獣騒ぎの後から、巨大な鳥がアクティポート周辺に姿を現わすようになった、とのこと。
 以前冒険者たちから超大型エネミーへの対策などを講義されたこともあり、瑪瑙警備隊は独力でこれに対処すべく、アクティポートの防備を固めていました。そのための予算も申請したりして。
GM/オリゾン
「出来る限りの準備はしてきたつもりだけど、不足があったらと思うと、ね。お陰でしばらくは街中がぴりぴりしてるわ。」
ヴァルコ
「まー、しかたねぇわな」
オスカー
「ですが、皆真剣な目をしていました。おそらく、あれなら悪いことにはならないでしょう」
GMろー
 新米隊長には心強い言葉であることだなあ。
GM/オリゾン
「わざわざ気にして来てくれたのはありがとう。マリンパーチに戻るつもりなら、私の権限で転送装置の使用を許可するわ。
 その代わりと言っては、なんだけど……少し、手と頭を貸してもらえないかしら?」 ちらり、と上目づかいに。
オスカー
「何でしょうか?」
ルーディ
「はいな、遠慮なくどうぞ」
GM/オリゾン
「うちの“秘密兵器”を見てもらいたいの。まだ調整中で、助言がもらえたらありがたいのだけど……」
GMろー
 なお別に巨大ゴーレムとかではない。(笑)
ルーディ
 残念だ
オスカー
 秘密にしておきたかった兵器でもないことを祈ろう(笑)
エヴァ
「秘密兵器やてっ……!?」錬金術師として、兵器という言葉にわくわくしつつ
ヴァルコ
「任せろ任せろ! こんなときにアレだが面白そうだしな」
ルーディ
「やっぱテンション上がる響きだよなぁ(うんうん」
オスカー
「皆、何故其処までテンションが上がる……?」
 一人だけ付いていけない。
エヴァ
「こんなこともあろうかとっ! やな♪」
GM/オリゾン
「そ、そういうものなの?」 いるさっ、ここにもうひとりな! 特に気にせず使った系女子。
ヴァルコ
「秘密兵器はロマンだぜ……」
GMろー
 というわけで、異存がなければ倉庫までごあんなーい。
オスカー
 は〜い
エヴァ
「浪漫と書いてロマンと呼ぶくらい浪漫やなー♪」ごあんないされるー
     *     *     *
GMろー
 倉庫の中、多くの隊員に手を加えられながら待ち受けていたその威容は!
ルーディ
(わくわ)く
GMろー
 一基の巨大な[バリスタ]でした。

[バリスタ]

種別:戦場オブジェクト 構造:物理 レベル:+50 カスタマイズ:○(難易度+10、ダメージ+70) 配置場所:前線、中衛
効果:クリンナッププロセスに、隣接するフィールドにいる敵対する戦団のキャラクターひとり、もしくはオブジェクトか戦場オブジェクトひとつは難易度25の回避判定を行なう。命中した場合、[3D+80]点の物理ダメージを受ける。この戦場オブジェクトは破壊可能であり、【HP】は30、【物理防御力】【魔法防御力】は5とする。
 巨大な金属矢などを高速で射出する大型弩砲。


オスカー
「これは……」
GM/オリゾン
「個人持ちにしたものを使う冒険者もいると聞いたことはあるけど……これが本元よ。見るのは初めて?」
GMろー
 アイテムと戦場オブジェクトにそれぞれ同じ名前が存在するややこしさよ。
ヴァルコ
「一応、長く生きてるからな。見たことはある。破城槌とかも見たことあるしな」
ルーディ
「前陣迫撃砲術ができるのか……」
エヴァ
「んー……うちにもバリスタ言われるんはあったけど、ここまで大きいのは初めてやなぁ」
オスカー
「同じく、これほどの攻城兵器を見たのは久しぶりです」
GM/オリゾン
「精度と威力はできるだけ強化してみたけど、私たちじゃこれが限度ね。耐久性には手をつけられていないし……」
エヴァ
「んー……なんやいい感じに改造でけへんかなぁ」じーっと見つつ
オスカー
「……して、これを我々に見せるということは、これを使って……?」
GM/オリゾン
「実戦では、防壁と指揮所の間、いわゆる中衛に配置する予定よ。そう的になる位置じゃないけど、穴をそのままにしておくわけにもね。」
ルーディ
「確かに前線に置くにはちょっと頼りない堅さだよなぁ」
GM/オリゾン
「相手が空中にいる以上、これが主力になるのは確かね。改造のお手伝い、お願いできるかしら。」
ヴァルコ
「器用なやつもいるしな。任せろ」
オスカー
「では、お願いできるだろうか、エヴァンジェリン
エヴァ
「ほいほい、改造作業ならまかせとき。ただ、図面とかううまく設計手伝ってくれる人がいると助かるなぁ」
 といいつつ、レギュレーション次第やなw
GMろー
 というわけで、れっつ強化たーいむ。
 判定はひとり一回ずつで、種類に対応した項目が達成値分だけ強化されます。
ルーディ
 ほう。
GMろー
 命中精度(「効果」の難易度)を上げるのは【知力】判定。これは判定の達成値がそのまま難易度になります。クリティカルとかやめてね。
ヴァルコ
 ほみ
GMろー
 ダメージを上げるのは【筋力】判定。現在のダメージに+達成値されます。更に強い弦を張れるようにするのだ!
 HPを上げるのは錬金術判定で、これは[達成値×5]だけ増加します。あるけみー。
 最後、防御を上げるのは魔術判定。達成値分だけ、物理も魔法も同時に上昇します。
オスカー
 ふむ。
GMろー
 一応同じ項目に挑戦して加算することもできます。防御無視してダメージに全振りとかでも構わんよ!
 あ、命中だけは一番高い人を採用ですね。
ヴァルコ
 はいな
GMろー
 さあ、誰がどこから手を付ける?
ヴァルコ
 ただまあ、あの鳥に対して使うのだから、何を上げるのが一番いいかね
ルーディ
 やっぱ命中精度では?
GMろー
 そこの判断も、オリゾンは皆さんに期待しています。
オスカー
 命中精度を上げるとなると知力か。
GMろー
 あ、他にも何か使えそうなものがあったら言ってくださいね。手持ちの弓を合体させる! とか(よせ)
ルーディ
 土台にライドニッパーを使うとか絶対にしませんから!(笑)
GMろー
 やだ、移動砲台……!?(いくらかかるのそれ)
オスカー
 ……でも、それやったら移動が楽になりそう(笑マテ)
エヴァ
 うちは使えるようなものあらへんなぁ。ってことで、錬金術師らしく
 錬金術判定でHP上げるでー
ルーディ
 俺は魔術判定で頑丈にするぜ。ところでセットアップで《ステップ:ダーク》使っていいですか?(笑)
ヴァルコ
 なるほど!
エヴァ
 おぉっ
オスカー
 巧い手だ
GMろー
 急に倉庫でステップ踏み始めたぞ!(笑) いいよ1ラウンド分なら!
(『SKG』P10のあれ フリーとクリンナップは不可)
ルーディ
 そのひと手間でなぜか弩の防御力が1上がりますからね……(笑)
エヴァ
 では錬金術判定+フェイト1でいってみよう。振るでー
エヴァ
 19+3d6+1d6 錬金術判定(HP×5増加)
DICE
 19+3d6+1d6 = 19+[6,3,1]+[2] = 31
GMろー
 HP+155! やべえ。
エヴァ
【HP】は+155点ですね
オスカー
 これでHP185か。
GMろー
 ちょっとやそっとじゃ壊れないぞ!
エヴァ
 改修工事やー(とんてんかん)
ヴァルコ
 では、此方はマイナーで強心丹使って、メジャーで命中精度強化を試みます。《アンプロンプチュ》で代用判定しますが
 うん、フェイトも1点入れよう
 6d6+9 へんさこりおりしゅうせい
DICE
 6d6+9 = [5,6,2,5,3,1]+9 = 31
ヴァルコ
 むーん。ちょっと待ってね
 精度 31で通します
オスカー
 同じく、筋力判定でダメージ上昇させます。
 此方は御免、フェイトは温存で。
 2d6+11 筋力判定(ダメージ増加)
DICE
 2d6+11 = [4,1]+11 = 16
オスカー
 ダメージ+16されました。
ルーディ
 あと判定前に《ドラゴンソウル》使ってダイス1個増やす。
 3d6+18+1+1d6+1d6 ステップと《ドラゴンソウル》のおかげで若干怪しげなビジュアルですがれっきとした魔術です。
DICE
 3d6+18+1+1d6+1d6 = [6,4,3]+18+1+[2]+[4] = 38
ヴァルコ
 踊りは魔術的なものでやんす
GMろー
 えー、防御力が38点上がって43/43! ダメージが16点上がって96(3D)! 難易度は実質+6の31ですね!
 予想以上の出来栄えだ……というかすっごい頑丈になったね……
ヴァルコ
 ちょっとしたタンク型ウォーリアくらい強いですよ
GM/オリゾン
「さすがね! 防御面の改善は著しいし、攻撃面もまだ改良の余地があったのね……これで、街を守ってみせるわ。」
ヴァルコ
「ふー、うまく行ったようだな。魔改造」
エヴァ
「うちと同じくらい頑丈かもしれんな」なかなかのいい出来に満足
ルーディ
 まさに魔改造ってレベルの結果ですよね……(笑)
オスカー
「火力はまだ改良の余地があるでしょうが……これが限界でした」
ルーディ
「や、なかなかやりがいがありました」
オスカー
 せめて次弾装填を早くするなどして発射速度を上げられれば……!
GMろー
 強力すぎると戦後は解体を命じられるかもしれないな……(何)
ヴァルコ
 防御が硬い方向に持っていったのは正解かもね<戦後解体
GMろー
 ともあれ、頼まれた仕事は期待以上にこなしてみせました。
 オリゾンが転送設備まで送ってくれます。どうぞ安心してマリンパーチまでお帰り下さい。
ヴァルコ
「じゃ、また会おうな!」
GM/オリゾン
「ええ、きっとね!」
オスカー
「ありがとうございました」
エヴァ
「んー、うちの両親ならもっと上手くやったんかなぁ…うち、戦闘技術ばかりやからなぁ」ぶつぶついいつつお帰りしようか
ルーディ
「また機会があればー」
GMろー
 この笑顔での別れが、まさかあんなことになるなんて……この時は誰もまだ、予想もしていなかったのです……
 というところでシーンを終了しましょう。


●シーン6

GMろー
 神殿の転送室へと帰還した皆さんは、そのまま神官長室へと通されました。
 なお、アクティポートまで乗っていた早馬については、そちらの方で返却を引き受けてくれるのでご安心ください。
ヴァルコ
「帰ったぞー。状況はかくかくしかじか、まるまるうしうしってとこだ」
 ファームでのこととアクティポートでのことを報告するよ
GM/シズネ
「な、なんだってー。……そうか、警備隊の方はなんとかなりそうか……」
ヴァルコ
「食いモンも酒も旨かったぜ」
エヴァ
「今度、お酒買いに行くのもええやろーなー」
GM/シズネ
「いやまあ、農耕地帯の方が片付いてくれたのは何よりだ。お疲れさん、こいつが報酬だ。」
GMろー
 というわけでお約束の6660Gがこちらに。
ヴァルコ
 ごまだれー♪
GMろー
 神官長代理はひと息つきながら、机の上の書類を一枚片付けてしまいます。
ルーディ
「サンキューサー。一応訊くけど他に不安要素はないのか?」
オスカー
「いただきます。……確かに、其処は是非聞いておきたいですね」
GM/シズネ
「ある。」 ドきっぱり。
オスカー
「……聞きましょう」
ヴァルコ
「やっぱあんのかー」
エヴァ
「にゃはは、まー予想通りやなー」
オスカー
 シズネが「ある」と言えば、自分たちにしか出来ない仕事だからな!
GM/シズネ
「いやもう隠しておくことじゃないから全部話すけどな。今結構やばいんだよこれが。」
GMろー
 そう言いながらシズネは残った三枚の書類を取り上げて、皆さんにも示します。
オスカー
「これは……」
GMろー
 一枚目は、瑪瑙警備隊からの予算申請書。巨大な鳥の飛来に関するもので、これについてはもう現地を見てきましたね。
ヴァルコ
 武器改良してきて、射撃ウォーリア作ってきたな
GMろー
 二枚目は、エルーラン王国内の神殿からの連絡。鉤爪の生えた鯨が津波と共に東進している、という情報です。
ヴァルコ
 ほむ
GMろー
 三枚目、マジェラニカ大陸からこちらまでの天気予報。発生した竜巻が海上で発達しながらカーミル諸島に向かってくる予測進路が描かれています。
オスカー
 ……トリプル役満かい(汗)
エヴァ
 うえーい
ルーディ
 魔獣はともかく津波が超ヤバい。
ヴァルコ
 津波はヤバイねぇ
GM/シズネ
「どれも超大型魔獣に関する案件でな。このうち、一番脅威度の高い“嗤う竜巻”に関しては、最優先で冒険者を派遣してる。」
 と、シズネは皆さんも知っている名前をいくつかあげます。なお現地までの足については飛竜牧場と提携!
エヴァ
「おー、もう対処してるパーティがおるんか。まぁ、それなら安心なんかなぁ」
ヴァルコ
 多分未来の話だから、確定ではいえないんだろうなぁ<パーティメンバー
オスカー
「……正直な意見をお聞かせください。その竜巻対策、今向かわせている冒険者で対応が可能か否か?」
 其処が何とかなるなら津波に少数精鋭で当たるということもできる。
GM/シズネ
「連中でやれると思ったから派遣したのさ。」
オスカー
「……失礼、愚問でありましたな」
GM/シズネ
「いいってことよ。で、鯨の方なんだが、こっちは翡翠自衛隊の船団が出航した。」
オスカー
 そうだな、シズネなら名とか形式なんて犬に喰わせるタイプだったよな。
GMろー
 むしろ自分で食べちゃう。狼族的な意味で。
ヴァルコ
 でりしゃす
GM/シズネ
「この状況の何がやばいって言うとだな。島の戦力がそれぞれの対応にかかりっきりになってるって現状がそもそもやばい。」
ヴァルコ
「そいつはかなりまずいなぁ」
エヴァ
「あー、せやなぁ。手薄やなぁ、このへん」
GM/シズネ
「どこぞの軍師なら他国に知られたら大変だって騒ぐだろうが、実際情報はもう流れてるだろうしなあ。」
ヴァルコ
「密偵がいないわけがないからな」
ルーディ
「むしろ情報が流れてきてるしな」
オスカー
「……成程。そして彼奴らにとっては、魔獣も操りやすかろう……」
GMろー
 人の口に戸は立てられず。この上、仮に翡翠自衛隊か瑪瑙警備隊のどちらかが魔獣に大敗を喫するようなことでもあれば……
オスカー
 マリンパーチの安全保障上、深刻なんて言葉じゃすまないな。
GMろー
 どこかの野心に火がつくこともあり得なくはない、と中央議会などは危惧しております。
エヴァ
「そこはほら……シズネはんがなんとかするから大丈夫や。……大丈夫なん?」
ルーディ
「いくらしずねっちでも胃薬が必要になってくるぞ」
ヴァルコ
「シズネの胃が死んだ!!なぜだ!!」
エヴァ
「ぼうややからなぁ」
GM/シズネ
「大事なことなのでもう一回言うとやばいです!」 さわやかな えがお
オスカー
「マリンパーチが独立に近い状態を保てているのは、翡翠と琥珀、双方の自衛隊があるからだ」
ルーディ
「瑪瑙警備隊については彼ら自身もそうだけど、ある意味俺らを信じるしかない部分がな」
ヴァルコ
「抑止力って大切だなぁ」
オスカー
「その自衛力が壊滅状態になれば……深刻という言葉ではすまない」
GM/シズネ
「なー。そこで、だ。」
GMろー
 と、シズネは書類の代わりに、新しい金貨袋を取り出します。
GM/シズネ
「帰って来たばかりのとこ、悪いんだが……鳥か鯨のどっちか、あるいは両方に加勢しちゃもらえんか。」
エヴァ
「あー、やっぱそうなるんやなぁ」
オスカー
「むしろこの状況、断るという選択肢は有りませんな」
>どっちに加勢するかという選択肢は有っても
ルーディ
 断ったら信頼度とかそういうのが大幅に下がる効果音が鳴るね。
GMろー
 既に超大型魔獣一体討伐してきてくれただけで功績としては十分なので大幅ってほどでは!
 問題の四分の一を片付けてくれた人たちに更に背負わせようというんだから神官長代理も大変心苦しゅうございます。
エヴァ
「んー、うちはまだ余力残っとるから問題あらへんけどなー」
オスカー
「私にとって、此の島は良い所なのです。……その場所のピンチならば、腕を振るわせてほしい」
 まぁ、ホーム、と言うのはまだ気恥ずかしい感じ。
ヴァルコ
「まあ、断る理由はいまんところ無いしな」
ルーディ
「乗りかかった船とかまあいろいろあるけど、やれることはやんねぇとな」
GM/シズネ
「……すまんな。助かる。」 神妙に頭を下げます。
エヴァ
「まー、戻ったらいい酒用意しといてな」ぴっと軽く手をあげつつ
オスカー
「……使徒としてだけではなく、マリンパーチの冒険者、オスカー・ディーノとしても。この依頼、承りました」
GM/シズネ
「竜巻の件がなけりゃ、もう一パーティ用意できたんだろうがなあ……」
ヴァルコ
「その分、書類関係がんばれ。超がんばれ」
ルーディ
「あー、愚痴は打ち上げん時にいくらでも聞くよ」
ヴァルコ
「お前さんが一字書けば、一人助かるかもしんねぇ時だしな」
オスカー
「我々には、我々の戦場を。貴方には、貴方の戦場を。共に戦いましょうか、神官長殿」
 ……あんまり冗談の巧くないオスカーであった。
GM/シズネ
「竜巻が発達しきる前に叩く作戦はいいんだけど戦場が領海外でさあ……その時点でおお、もう……」 苦悩する神官長代理。
オスカー
 って、うわぁ、それは大変だ
エヴァ
「この際ならどっちもやっつけちゃえばええんとちゃう?」にゃははと笑いつつ
ヴァルコ
「ま、やってみてからだなー」
GMろー
 しばらくぐぎぎ、と苦しんだ後、神官長代理はうなだれながらそれぞれの戦場の情報を教えてくれます。
 まず、翡翠自衛隊側の水上戦について。

戦団名:翡翠自衛隊  代表者名:トラバリオ・ティービア
動員人数:100  戦団レベル:1
戦力:28+PC分  NPC参戦数:1/1
NPC:トラバリオ・ティービア(戦力+5、内政±0/水上戦の場合、船団の戦力+3)
戦場オブジェクト:[攻撃艦]、[防御艦]、[船舶]、[ガレオン船:戦場オブジェクト](戦力+10)
戦場サポート:《堅守防衛》《不撓不屈》
GM/シズネ
「戦場はどこも[深い海]だから、船が壊れる……とまでいかずとも、戦闘に参加できなくなると、ペナルティがきついかもな。」
「作戦としては、防御艦で鯨の頭を押さえてから封殺する予定らしい。勘のいい奴がいれば助かるんじゃないか?」
ヴァルコ
「カニの出番もあるかもしれないな」
GMろー
 すごいぜ蟹。
 続いて、皆さんが見てきた瑪瑙警備隊の攻城戦の方は……

戦団名:瑪瑙警備隊  代表者名:オリゾン・フィオーリ
動員人数:100  戦団レベル:1
戦力:43+PC分  NPC参戦数:1/1
NPC:オリゾン・フィオーリ(戦力+3、内政+2/戦団に瑪瑙警備隊が含まれている場合、戦団の戦力+2)
戦場オブジェクト:[指揮所](戦力+10)、[バリスタ]、[城壁](戦力+15)
戦場サポート:《戦意上昇》《戦闘訓練》(戦力+3)
GM/シズネ
「さすがに本拠地だけあって、戦力的にはこっちの方が余裕あるな! ただまあ、本部そのものが戦場になる分、負けた時が死ぬほどやばいんだが。」
オスカー
「ふむ……」
GM/シズネ
「作戦はまあ、まずは城壁を破られないようにするところからだな。器用なやつは重宝されるだろうぜ。」
ヴァルコ
「移動は転送装置とか使わせてもらえるか?」
ルーディ
 両方に対処するってのは、パーティを分断するってこと?
GM/シズネ
「転送はもちろん許可する。ガレオン船には転送魔法陣も用意してあるから、そっちにもひとっとびできるぜ。」
ヴァルコ
「そいつはありがたいな!」
エヴァ
「せやなぁ、片方全力で倒して、余力があれば次へ……っちゅうんが普通とちゃう?」
GMろー
 で、分断についてですが、二面作戦を取るつもりならそうなります。
オスカー
 では更に質問。PCが参加しない場合、崩壊とかその辺り考えてる?
GMろー
 ただし、転送装置がある! 大規模戦闘に入ったあとでも、セットアップごとに違う戦場にも配置することができます。
オスカー
 あ、成程。
ヴァルコ
 なるほど、それは面白そうだ
GMろー
 完全にPCがいない側の戦場は、GMのスケジュールに応じて進行します。もちろんPCがいる時に比べると苦境に立たされる感じ。
エヴァ
 まぁそうだろうなぁ
オスカー
 やっぱりそうなるか。
GMろー
 ただエヴァさんの言う通り、戦力を集中して瞬殺してもう一方に向かう、というのも有効な作戦ではあるでしょう。瞬殺できれば。
ヴァルコ
 可能性があるだけに悩むよね
オスカー
 さて、そうなるとどう配分するかだけど……
GMろー
 さあ、しんきーんぐたーいむ!
エヴァ
 うちは一つの案として、戦力の低い海に全力で当たる、残った余力で次の戦場へ…っていうのをあげるね
ヴァルコ
 あ、《士気高揚》の扱いはどうなります?
 分かれた場合、ヴァルコのいないほうにはペナルティはいるかな?
GMろー
 ああ、なるほど。
 うーんうーん……同じ空の下で戦ってるんだから!(精神論)
 まあ分散しても連絡手段はこの後渡すつもりなのでペナルティはなしとします。シーンは一緒ですしね、うん。
ヴァルコ
 了解
エヴァ
 よかったでー
オスカー
 成程。
ヴァルコ
 あ、あと、行く前に買物とか出来ますか?
GMろー
 許可します。
ヴァルコ
 はいな。ありがとうございます
 相談の結果、戦力を集中しての各個撃破を試みることに。自分たちの手がけたバリスタの耐久力を信じて、先に向かうのは……
ヴァルコ
 とりあえず方針は、先に海を叩く。出来る限り早くしとめて、アクティポートに支援。なので、まずは海の方に全員で行きます
 なので、そのために必要なものを各自購入するようにー
ルーディ
 上位呪壁符を使った分もう1枚買っておこう。
GMろー
 へい、そろそろ準備はいいかい!?
エヴァ
 上位呪壁符2枚、呪壁符2枚、爆撃符2枚、上位爆撃符1枚を値引きで購入するでー
オスカー
 大地の砥石を購入します。2000G消費
エヴァ
 あ、まった。上位呪壁符と呪壁符は1枚ずつにしとく……あれとタイミングかぶるやん
ルーディ
 呪壁符は他の人に使うものだ。
エヴァ
 基本、後衛の攻撃はカバー方面だろうから、緊急避難用の1枚ずつでええかと
 とりあえず、うちは以上
ルーディ
 俺も以上。
ヴァルコ
 んー、上位呪壁符を追加で一枚買っておこう。あと、強心丹を買い戻しておく
 ヴァルコはそれで終わり
オスカー
 自分は……以上で。
GMろー
 では、それぞれが準備を整えている間に、神官長代理も伝心の人形(重量1)を四つ手配してくれます。
GM/シズネ
「戦場は広いからな、連絡手段は必要だ。ひとつずつ持ってけ。」
ヴァルコ
 では、メディテーションマスクをラフトに載せて受け取ります
オスカー
「ありがとうございます」
エヴァ
「あいよ、これで連係は問題なさそうやなっ」
GM/シズネ
「さあ行け! 海と鯨と髭のおっさんがお待ちかねだ!」
ヴァルコ
 大漁旗が翻りそうだな!
オスカー
「ではまずは、トラバリオ殿の下に、だな」
初仕事以来の顔見知り
ヴァルコ
「おうよ!」
エヴァ
「海へレッツゴーやなっ!」
GMろー
 というわけで、はるか東の海上まで転送されるところで、シーンを変更しましょう。

 

 


■クライマックスフェイズ

●シーン1

GMろー
 瑪瑙自衛隊が誇る最大戦力、ガレオン船の甲板にて、皆さんは髭のおっさんことと隊長のトラバリオ・ティービアと面会しました。
 六十手前のネヴァーフの男性で、戦士としても船乗りとしてもマリンパーチで一、二を争うという親分です。
ヴァルコ
「おーっす。ちょいとばかし、手を貸させてもらうぜ」
エヴァ
「お手伝いの用心棒が来たでー」
GM/トラバリオ
「おう、頼りにさせてもらうぞ!」
オスカー
「お久しぶりです、トラバリオ殿」
GM/トラバリオ
「うん、お前さんはいつぞやの! ずいぶん取り戻したようじゃないか、ええ?」
オスカー
「ありがとうございます。お蔭様で、随分此処にも馴染みました。……今回は、その御恩返しもありますので、全力で戦わせていただきます」
GMろー
 と、話していた矢先……
GM/翡翠隊員
「敵影捕捉ーっ! 浮上してきます!」
GM/トラバリオ
「全員、持ち場につけえ! 津波も魔獣も、これ以上街に近づけさせるなあっ!」
ヴァルコ
「っし! 気合入れるぞ」
オスカー
「さて……行くぞっ!!」
     *     *     *
GMろー
 同時刻――
GM/瑪瑙隊員
「鳥影、接近! 城壁に迫りつつあります!」
GM/オリゾン
「城壁の守備を厚く! バリスタ装填急いで!」
GMろー
 アクティポートでも、戦端が開かれようとしていた。
     *     *     *
GMろー
 では、戦闘シーンに移りましょう。


●シーン2

GMろー
 まずは戦団編成! 詳細は先の通りで、現在の自軍戦力は合計48!
 対して敵軍戦力は鉤鯨のレベルの半分で22。差分26で、判定修正値は+2になります。
オスカー
 おお、プラス修正は有難い。
GMろー
 進行判定以外のあらゆる判定に+2され、進行値の上昇量も+2ということですね。
ヴァルコ
 その+2はありがたいなぁ
エヴァ
 おー
GMろー
 そしてFS判定はこちら。

名称:鉤鯨の航路を塞き止めろ!  制限人数:2人
終了条件:ガレオン船の破壊  成長点:20点
支援判定:すべての能力値
進行判定:【感知】判定  難易度:21
進行値カウンター:〔0〕□□□□□〔5〕□□□□□〔10〕□□□□□〔15〕
GMろー
 トラバリオの作戦によれば、まずは鉤鯨の進路を見切り、装甲の厚い防御艦で頭を抑えるとのこと。
 これがうまくいけば、鉤鯨の動きを制限することができるかも……?
 そしてフィールド配置!

全体:[深い海]

敵本陣〔鉤鯨〕
敵中衛〔鉤鯨〕
 前線〔鉤鯨&[防御艦]〕
自中衛〔[攻撃艦]〕
自本陣〔[船舶]&[ガレオン船]&トラバリオ〕
GMろー
 防御艦はエンゲージしてると防御が+10/+10、攻撃艦とガレオン船は攻撃のダメージ+1Dの効果があります。
 また、自軍の船はすべてカスタマイズされてHPが+100されています。頑丈!
ヴァルコ
 すばらしいな
GMろー
 で、トラバリオについては本陣フィールドを維持するためのエキストラです。攻撃の対象にはなりません。
ヴァルコ
 なるほど
エヴァ
 なら、本陣は誰もいなくても維持されると
GMろー
 ただ、船が減ってガレオン船が前線に出なきゃならないとかいう場合は除きます。
 あと、船のないフィールドはオリジナル地形の[深い海]です。要は[深いプール]なので、飛んでなければ游泳状態で判定−1D!
オスカー
 はい。
GMろー
 また、船の数が減って配置できなくなると、そのフィールドは崩壊しっぱなしになります。蟹やイカダだけで戦線を維持することはできない、できないのだ……!
ヴァルコ
 カニの悲しみ
GMろー
 あ、あとこれは演出面の話ですが、船の破壊≠沈没ですので。港に戻って修理が必要な状態で戦線離脱とかそういう感じで。
 あ、大事なこと言い忘れてました!
ヴァルコ
 ぽめ
GMろー
 戦場オブジェクトは通常の手段でHPを回復できませんし、今回はカバーも不可とします!
エヴァ
 おぉ、カバーも無理か。おk
GMろー
 ただ軽減とかは可能ですので頑張って持たせましょう。
ヴァルコ
 はーい
GMろー
 では、質問がなければ【行動値】と「タイミング:戦闘前」、それに配置場所の宣言をどうぞ!
エヴァ
【行動値】は18、戦闘前スキル無し、配置は前線やでー
ヴァルコ
《トレジャーハンターU》 敏捷+2。行動値が結果43に。位置は中衛
オスカー
 行動値7、戦闘前スキル無、配置は前線で。
ルーディ
 行動値14、戦闘前スキルなし、中衛で。
ヴァルコ43>エヴァ18>ルーディ≧鉤鯨14>オスカー7
GMろー
 では、戦場ラウンド進行を開始します。


▼第一戦場ラウンド

全体:[深い海]

敵本陣〔鉤鯨〕
敵中衛〔鉤鯨〕
 前線〔鉤鯨&[防御艦]&エヴァ&オスカー〕
自中衛〔[攻撃艦]&ヴァルコ&ルーディ〕
自本陣〔[船舶]&[ガレオン船]&トラバリオ〕

戦力:敵22vs自48(+2) 進行判定:【感知】 難易度:21 進行値:0/15

・セットアッププロセス

GMろー
 鉤鯨、遅いんですよねえ。速い人から順次どうぞ。
ヴァルコ
 まず、《堅守防衛》、自軍はこのラウンド中、リアクションに+1d
GMろー
 けんしゅぼーえい!(やろうとしてることは速攻撃破)
オスカー
 防御は最大の攻撃である
ヴァルコ
 で、自前の行動は《タウント》。鯨さんに
GMろー
 浮上しつつあるその頭は既にちょっとした島ほどもあり、水面下の影はなおも膨らみ続ける。
ヴァルコ
 3d6+14
DICE
 3d6+14 = [3,5,4]+14 = 26
ヴァルコ
 26で
GM/鉤鯨
 2d6+11 ドドドドド……
DICE
 2d6+11 = [3,6]+11 = 20
ヴァルコ
「こっちだこっちだー」 船べりをべしべし叩きつつ
GMろー
 どっぱーんと登場して最初に目があったのはヴァルコさんだった。こんにちは、死ねえ!
ヴァルコ
 こんにちは、しねぇ
エヴァ
 ではうちのセットアップー
 セットアップは刀魂:火を使用っ! いつもの刀はまだ出さずに攻撃への集中力を高めるっ!
ヴァルコ
 もっとあつくなれよ!
GMろー
 味方まで煽り始めた。
エヴァ
 攻撃対象をマスターへ(マテ)
ヴァルコ
 ぐわー
GMろー
 ルーディさーん。
ルーディ
《クイックサーチ》+《ステップ:ダーク》で回避(とついでに判定値)を上げつつ鯨の識別をするよ!
GMろー
 闇なのによく見える。
ルーディ
 2d6+11+6+1+2d6+1d6 またしてもパネルクイズ状態か!
DICE
 2d6+11+6+1+2d6+1d6 = [2,5]+11+6+1+[1,6]+[6] = 38 クリティカル!
ルーディ
 まわった。
GMろー
 まったく詳しいなあ。
 鉤爪の生えた腕という特徴的な外見を見れば素性は明らか! この魔獣の正体は……

ケートス

分類:魔獣 属性:水 レベル:44 識別値:25

攻撃:体当たり(格闘/双) 25(5D)/210(10D)/白兵(物理)/至近

回避:7(2D) 防御:52/36 行動:14 移動:47

エネミースキル:
《唸る巨体》1:パッシブ。あなたが行なう武器攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合、[スタン][ノックバック(5)]を与える。
《暴れる巨体》1:セットアッププロセス。あなたとエンゲージしているキャラクターに80点のHPロスを与える。
《押し潰し》1:マイナーアクション。そのメインプロセスであなたが行なう武器攻撃のダメージは、スキルやアイテムの効果によってダメージ軽減できない。
《水陸両用》1 《超大型》1 《範囲攻撃:白兵》10

解説:凶悪な鉤爪の生えた腕を持つ、鯨に似た魔獣。あまりの巨体のため、ケートスが泳ぐだけで大きな津波が起き、多くの被害が出てしまう。ロック鳥と並んで、沿岸部の村や都市で警戒されている魔獣の1体である。


GMろー
 災害の大海獣だ!
 というわけで鉤鯨! 《暴れる巨体》が前線の全員を痛めつけるぞ!
 浮上しながらの体当たりで、防御艦、エヴァさん、オスカーさんに80点のHPロス!
エヴァ
「痛い痛い暴れるなやっ!」
GM/翡翠隊員
「うっ、うわああああ……!」 いくら装甲が厚かろうと波に揺られては抗しようもない。船体がめきめきと音を立てます。
GMろー
 最後はオスカーさん。
オスカー
 では最後、《インペレイティブ》+《フェイヴァード》+《フェイス:アーケンラーヴ》+《ホーリーアタック》+《ホーリーウェポン》+《マニフィカート》 2d6+2d6
DICE
 2d6+2d6 = [2,2]+[2,4] = 10
オスカー
 発動。
GMろー
 おっと、《フェイヴァード》はいずれのフィールドへ?
オスカー
 今回も前衛に。エヴァンジェリンの命中判定+1、私の命中判定+1D6、ダメージ+15
エヴァ
 ほいな、ありがたくいただくでー

・イニシアチブプロセス

――43:ヴァルコ

GMろー
 シナリオ中に登場する全エネミーより早いとかなんなのこの人? 本当に人間?
ヴァルコ
 人間よー。行動値にアイテムで全振りしてるだけで
 フリーで《連係T:ダーククロス》を宣言。
 ムーブ《アフターイメージ》
 マイナー炎熱の砥石使用 メジャー《コンストレイン》+《スイングダガー》
 当たると連係開始(発生 闇)。この攻撃のリアクションには−2d。火属性の魔法ダメージ。ダメージが通ると対象の回避判定に−2d(ラウンド中)。投げた短剣が再装備されます
GMろー
 相変わらず真っ先に飛んでいくのはただのナイフ。しかし目視できるものは戦場にいないのではないか。
ヴァルコ
 5d6+9+2 「悪いがとっとと決めさせてもらうぜ!!」
DICE
 5d6+9+2 = [5,3,5,1,5]+9+2 = 30
ヴァルコ
 30で
GM/鉤鯨
 超大型魔獣の回避に期待してはいけない! 自動命中なのでダメージどうぞ。
ヴァルコ
《デスブレイド》使用。ダメージ+43
 3d6+90+43+1d6 「っしゃぁ!!」
DICE
 3d6+90+43+1d6 = [6,6,6]+90+43+[6] = 157
ヴァルコ
 おい。でめいおい
エヴァ
 6ゾロすぎるww
ヴァルコ
 157の火属性魔法ダメージ
オスカー
 素晴らしすぎるwww
GM/鉤鯨
「ゴオオオオ……!!」 暴れる巨体をナイフが貫き致命的なダメージを与える! 何? なんなの? 死ぬの?
GM/翡翠隊員
「な、なんだ……?」「急に苦しみ始めたぞ?」「油断するな、操船に集中しろ!」
ヴァルコ
「やべぇ、なんかこの上なくうまく行ったぜ……」
エヴァ
「にゃはは♪ さっすがマスターやなっ! さて、うちも続くでーっ!」

――18(割込):エヴァ

エヴァ
 無手のまま、鯨に突っ込むでー!
 イニシアチブに《連係T:ブレイズドレイン》で連係継続しつつ、
 ムーブ:《ファストセット》+《ウェポンクリエイト》錬金刀を両手持ち装備 マイナー:《フルスイング》 メジャー:《ストラグルクラッシュ》>鯨さん
 一撃目に効果参照:《ボルテクスアタック》 判定にフェイト1点でいくでー!
ルーディ
「これがスーパーふるぼっこタイムか……」
オスカー
「なるべく早く終わらせるぞ!」
エヴァ
 空中で刀を生成して一刀両断のかまえっ!
GMろー
 見える、見えるぞ……鯨包丁を手に飛びかかってくるエヴァさんの姿が……!
エヴァ
 4d6+26+1+2d6 命中
DICE
 4d6+26+1+2d6 = [4,6,3,5]+26+1+[1,4] = 50
エヴァ
 効果参照:《グレートバースト》で1→6でクリティカルや
ヴァルコ
 すばらしいな
GM/鉤鯨
 元から可能性なんてないようわああああん。ダメージどうぞ!
エヴァ
《バーストスラッシュ》が大事なんや。ではダメージいっくでー!
 2d6+1d6+82+48+20+2d6+180 物理
DICE
 2d6+1d6+82+48+20+2d6+180 = [4,1]+[5]+82+48+20+[5,3]+180 = 348
エヴァ
 348点物理。防御0で計算やでー
ヴァルコ
 一瞬で500点HPを削られるケートス
GMろー
 分厚い海獣の皮と脂肪をやすやすと切り裂き、刃が面白いようにもぐりこむ!
 危うく両断される勢いでしたが、まだケートスは苦しげにもがいています。HP残り二桁だよぉ!
エヴァ
 着地してそのまま返す刀で2撃目ぇ!!
GMろー
 やめろー! やめろー!
エヴァ
 4d6+26+1+1d6 命中
DICE
 4d6+26+1+1d6 = [1,5,4,2]+26+1+[1] = 40
エヴァ
 んー……しかたがない。そのまま通すでっ 40でどーぞ
GM/鉤鯨
 回避はできないぞやめろー! ダメージどうぞ!
エヴァ
 2d6+1d6+82+48+20+2d6 物理
DICE
 2d6+1d6+82+48+20+2d6 = [5,5]+[5]+82+48+20+[2,2] = 169
エヴァ
 169点物理 今度は防御適用でどーぞ
 あと、36点回復するでー<HP
ヴァルコ
 いえ、《GH:テンプル》があるので+13です
ルーディ
 素晴らしいな
エヴァ
 おぉ、では+13で
GMろー
 くくく……物理防御さえ有効ならば、その程度のダメージは100点程度に抑えられ……抑え……おさ……
GM/鉤鯨
「ゴオオオオオ……!!」
GMろー
 断末魔の声を海原に響かせて、二条の大裂傷とひとつの貫通痕をつけられた鉤鯨の巨体は、ぷかりと浮かびました。
ルーディ
 まさに防御の上から削ったな。
GM/トラバリオ
「……なんじゃ、ありゃあ。」
GMろー
 翡翠自衛隊、総出でぽかーん。
ルーディ
「お醸様です」
ヴァルコ
「よし! こんなもんだな!」
エヴァ
「よっしゃっ! ほんなら次いってみよかっ!」満面の笑み
ルーディ
「ま、たった二手でこうなるって普通は思わないよな」
オスカー
「何というか……お見事」
ヴァルコ
「同じことは連続じゃできねぇけどなー」
GMろー
 大規模戦闘の1ラウンドは一時間が目安とされている。それにしたって三十分くらいで海戦が終わってしまった……!

――14:ルーディ

GMろー
 えーと、ルーディさんとオスカーさんも何かあればどうぞ……
オスカー
「すみませんトラバリオ殿、我々はすぐにオリゾン殿の応援に回ります!」
GM/トラバリオ
「おお、おー……? ああ、うん、いってこーい……」
オスカー
「あとのことをお任せしてもよろしいでしょうか!」
GM/トラバリオ
「海の上のことなら、わしらに任せておけ……?」
エヴァ
「なして疑問形なん?」首かしげ
オスカー
「……すみません、お手数をおかけします」疑問形に苦笑
ルーディ
 ではー。ムーブ《マジックブラスト》、マイナーで《チェンジスケイル》+《ライドスケイル》のメジャーは《ダブルキャスト》!
 そこから《フィジカルエンチャント》:敏捷を俺と旦那に、《フィジカルエンチャント》:器用をお醸とオスカーさんに!
GMろー
 豪華な連続支援だー!
ヴァルコ
 すばらしいな!
オスカー
 有難い。
エヴァ
 たすかるわぁ
ルーディ
 4d6+4d6 『ブースト、二重!』
DICE
 4d6+4d6 = [5,3,1,5]+[6,1,6,6] = 33 後者クリティカル!
ヴァルコ
 コストが減ったよ!
ルーディ
 わーお。2回目の発動分だけコスト0だよ!
エヴァ
 やったね、先輩!
ルーディ
 俺と旦那は敏捷判定達成値+6、お醸とオスカーさんは器用判定達成値+6
《ライドスケイル》の効果でついでに俺のリアクションはさらに+4だ
ヴァルコ
 どこまでの伸びる回避固定値

――7:オスカー

オスカー
 ではムーブ無し、マイナー無しでメジャーアクションは《ヒール》
 対象は自身。> 2d6+3
DICE
 2d6+3 = [1,6]+3 = 10
オスカー
 発動成功。 6d6+48+13
DICE
 6d6+48+13 = [5,2,2,1,5,2]+48+13 = 78
オスカー
 65点回復。80点ロスしたからこれで15点ビハインドまで戻った。
GMろー
 鉤鯨の頑張りが防御艦への傷とオスカーさんへのかすり傷だけになってしまった……

・クリンナッププロセス

GMろー
 ないな! ないよね!
ルーディ
 一応《チェンジスケイル》の維持で3点MPロス。
エヴァ
 んー、ちょっと考え中
 いや、いいや。うちは無しっ
ヴァルコ
 あ、ヴァルコはクリンナップないです
     *     *     *
GMろー
 一方その頃――
GM/瑪瑙隊員
「城壁が崩落! 前線を支えきれません!」「敵、バリスタに肉薄! 現状の角度では発射できません!」
GM/オリゾン
「バリスタ周辺に再集結、戦列を敷き直して護衛! その間に調整と軌道の再計算急いで!」
GMろー
 運命の加護なき戦場で、事態は切迫していた。


▼第二戦場ラウンド

・セットアッププロセス

GMろー
 まずは全員アクティポートの方に移動すると思うので、戦場その他の情報から!
ヴァルコ
 お願いします
ヴァルコ43>巨鳥34>エヴァ18>ルーディ14>オスカー7
敵本陣〔[空中]:巨鳥〕
敵中衛〔[空中]:巨鳥〕
 前線〔巨鳥&[バリスタ]〕
自中衛〔×〕
自本陣〔[指揮所]&オリゾン〕

名称:巨鳥の襲来を撃ち落とせ!  制限人数:2人
終了条件:[指揮所]の破壊  成長点:20点
支援判定:すべての能力値
進行判定:錬金術判定→【知力】  難易度:25
進行値カウンター:〔0〕□□□□□〔5〕□□□□□〔10〕□□□□□〔15〕
戦力:敵21vs自48(+2) 進行判定:【知力】 難易度:25 進行値:0/15
GMろー
 1ラウンド目で[城壁]が破壊されて自軍戦力が−15、更にイベントで中衛フィールドが崩壊し、バリスタのあった位置が前線になっています。
 この中衛は以後復活せず、キャラクターを配置することはできません。前線のすぐ後ろが本陣だ!
オスカー
 押し込まれたなぁ
ヴァルコ
 見事なバリィさんの壁ウォーリアっぷり
GMろー
 オリゾンは本陣維持と[指揮所]効果を適用するためのエキストラで、攻撃の対象にはなりません。
 また、[指揮所]もカスタマイズでHPが+100されています。しかし攻撃されるのは避けたいところ。
 では、配置をどうぞ。
オスカー
 前線へ。
エヴァ
 まぁ、うちは前線やなぁ
ヴァルコ
 ヴァルコも前線に出ます
ルーディ
 ところでこのFS判定って何なんでしょうか。微妙にわかるようなわからないような
GMろー
 言い忘れてましたすみません。最初は城壁を修繕しつつ耐える錬金術判定だったんですが、その城壁が壊れてしまってイベントで変更。
 敵との距離が縮んでしまったバリスタの矢の軌道を再計算して、攻撃に備えるというものです。
ルーディ
 なるほど。
 あ、俺は本陣に居座るぜ。

敵本陣〔[空中]:巨鳥〕
敵中衛〔[空中]:巨鳥〕
 前線〔巨鳥&[バリスタ]&ヴァルコ&オスカー&エヴァ〕
自中衛〔×〕
自本陣〔[指揮所]&オリゾン&ルーディ〕
GMろー
 では通常のセットアップを、まずヴァルコさんから。
ヴァルコ
《タウント》 とりさんに
GMろー
 こいよ!
ヴァルコ
(……指揮所は護んねーとまずいな) 3d6+12+2+2
DICE
 3d6+12+2+2 = [6,6,6]+12+2+2 = 34 クリティカル!
GMろー
 ねえ
ヴァルコ
 えっと。昨日(※第一戦場ラウンド)からなんだ
GMろー
 ねえちょっと待って
エヴァ
 煽りすげぇw
ルーディ
 なんて神々しい数字なんだ(笑)
 なんでや!
GM/巨鳥
 2d6+4 せい、しん……
DICE
 2d6+4 = [1,6]+4 = 11
GMろー
 巨鳥の目がぎろりとヴァルコさんを捉えました。
ヴァルコ
(・▽・)ノシ
オスカー
 何という完璧さ。流石ギルマスw
ヴァルコ
 まあ、戦場で煽りは大切
GMろー
 では巨鳥。激昂のままに、天地に響き渡る雄たけびを上げる!

《真・巨鳥の叫び》1
:セットアッププロセス。シーン内の場面(選択)の【精神】と【筋力】で対決を行なう。対決に勝利した場合、対象に[放心][ノックバック(2)]を与える。

GM/巨鳥
 2d6+14 そのままだと能力値4で対決とかいう勝ち目のない効果なので独自にエラッタを当ててみたぞ! 前線の兵士ども、おののけ!
DICE
 2d6+14 = [2,4]+14 = 20
GMろー
【精神】でリアクションどうぞ。
ルーディ
 どこかの《引き寄せ》さんみたいな悲劇が……(ほろり)
エヴァ
 そんなに筋力なかったのか(ほろり)
GMろー
【精神】が4で【筋力】が14なんですよ。(元々は【精神】対決)
エヴァ
 あぁ、そういうエラッタか。なるほど
オスカー
 2d6+12
DICE
 2d6+12 = [1,2]+12 = 15
オスカー
 orz
エヴァ
 うーん、五分五分だなぁ。素でいっくでー 5+4d6
DICE
 5+4d6 = 5+[5,6,5,4] = 25
エヴァ
 おぉ、成功ー
ヴァルコ
 すばらしいな
オスカー
 ナイスだ。
GMろー
 PC側だけずーるーいー!
オスカー
 安心しなさいGM、私は喰らいました。
ヴァルコ
 あと、みんな
 戦力差によるボーナス+2があるからね?<判定
エヴァ
 そうやったっ!(+2)
GMろー
 せやせや。で、ヴァルコさんは?
ヴァルコ
 んー、後一点行動値が高かったら、無理しないんだが、ノックバック2ならフェイト1入れよう 3d6+9+2+1d6
DICE
 3d6+9+2+1d6 = [5,2,6]+9+2+[1] = 25
ヴァルコ
 うむ、問題なし
GMろー
 くう。オスカーさんだけ放心とノックバック(2)! でも欲しいのはそこじゃない。
 周囲の隊員たちは耳を抑えて苦悶しています。先刻もこれに悩まされているうちに城壁を落とされた。
 残るPC側、順次どうぞ。
エヴァ
 うち個人はあらへんでー。でも
 戦場サポート《戦意上昇》とギルドサポート《最後の力》を発動するでー(マスター承認よろしゅうな)
ヴァルコ
 ゆけー ゆくのだ えヴぁー
エヴァ
 ゆくのうちだけっ!?(笑)
ルーディ
 あっるぇー?(笑)
GMろー
 冒険者たちという増援を得て、戦団の意気が上がる!
ヴァルコ
 まあ、崩壊しかかってる戦線に希望が出てきたんだから、戦意上がりますよね
エヴァ
 まぁ、フェイト回復とメジャー判定+1Dで以上や。後二人どーぞ
オスカー
「希望を捨てるな、皆!」と声をかけながら。
GM/瑪瑙隊員
『オオーッ!!』 応える声は巨鳥の叫びにも負けない。
エヴァ
「まー、ここの兵士の質はよう知らんけど、やれることはやっとこか」周りの様子を見つつ
ヴァルコ
「十分な訓練と経験があるぜー」
ルーディ
 俺だな。《クイックサーチ》+《グラスホップ》でまたぴょこぴょこしながら識別するぞ。
GMろー
 識別こーい。
ルーディ
 2d6+11+6+1+2d6+1d6 「なんか見覚えあるぞこいつ」
DICE
 2d6+11+6+1+2d6+1d6 = [5,5]+11+6+1+[2,1]+[2] = 33
ルーディ
 33で。
GMろー
 そう、あの巨大な鳥は、かつて遥かな高き梢で見た……

ロック鳥

分類:魔獣 属性:風 レベル:42 識別値:26

攻撃:爪(格闘/双) 31(4D)/181(8D)/白兵(物理)/至近

回避:20(2D) 防御:47/18 行動:34 移動:49

エネミースキル:
《真・巨鳥の叫び》1:セットアッププロセス。シーン内の場面(選択)の【精神】と【筋力】で対決を行なう。対決に勝利した場合、対象に[放心][ノックバック(2)]を与える。
《掴み落とし》1:メジャーアクション。至近の範囲(選択)に特殊攻撃を行なう。命中判定は[3D+28]、ダメージは[10D+120]の貫通ダメージとなる。
《吹き飛ばし》4 《超大型》1 《範囲攻撃:白兵》5 《飛行能力》1

解説:南の大海に住む巨大な鳥。翼を広げると島ほどもあり、凶悪な鉤爪は船を掴み上げられるぐらい大きい。ただ羽ばたくだけでも、人間程度ならば簡単に吹き飛ばしてしまうため、沿岸の街では災害として恐れられている。
 ロック鳥の叫びははるか彼方にまで響き渡り、聞いた者を昏倒させる効果があるようだ。


GMろー
 大怪鳥、その真打だ!
 残るはオスカーさん。
オスカー
 では最後
《インペレイティブ》+《ホーリーフィールド》+《シャインストライク》を使用。攻撃力と物理防御力、魔法防御力がそれぞれ+12される。

・イニシアチブプロセス

――43:ヴァルコ

ヴァルコ
 GM質問ですー。敵中衛のとりさんに対して、前線から射撃攻撃できますか? また、そこでダメージやペナルティなどが発生した場合、他のとりさん部分と共有してる扱いでいいのですか?
GMろー
 隣への射撃は可能、敵は一体なので何処に当てても一緒です!
ヴァルコ
 了解です。ありがとうございます
 フリーで《連係T:ダーククロス》を宣言。
 ムーブなし。マイナー大地の砥石使用 メジャー《コンストレイン》+《スイングダガー》。目標は敵中衛のロック鳥。
 当たると連係開始(発生 闇)。この攻撃のリアクションには−2d。地属性の魔法ダメージ。ダメージが通ると対象の回避判定に−2d(ラウンド継続)。投げた短剣が再装備されます
ヴァルコ
 6d6+9+2 「押し切るぜ!!」
DICE
 6d6+9+2 = [5,6,1,2,5,1]+9+2 = 31
ヴァルコ
 31で
GM/巨鳥
 こ、固定値20もあるのに……回避不能!
ヴァルコ
 3d6+90 「出鼻はくじかせてもらうぜ」
DICE
 3d6+90 = [4,5,1]+90 = 100
ヴァルコ
 ぴったり100の地属性魔法ダメージ
GMろー
 戦闘が始まると自分が動くより先に避けられない100点のHPロスが襲ってきてその後の回避まで辛くなります。(魔獣・マリーフラウ島在住)
 天を覆う巨大な翼に、見えるほどの風穴が開き、そこから一条の光明が戦場に射し込みました。
GM/瑪瑙隊員
「おおっ!」「勝てる、勝てるぞ!」「続けーっ!」

――18(割込):エヴァ

エヴァ
 そんなところをカットインや(きゅぴーん)
 イニシアチブに《連係T:ブレイズドレイン》で連係継続しつつ、
 ムーブ:《ファストセット》+《スマッシュ》 マイナー:《フルスイング》 メジャー:《ストラグルクラッシュ》>とりぃ
 これでいっくでー
 4d6+26+1+6+1d6+2+1d6 命中
DICE
 4d6+26+1+6+1d6+2+1d6 = [3,3,4,1]+26+1+6+[3]+2+[4] = 53
エヴァ
 6がでないの。53でどうぞ
GM/巨鳥
 翼に開いた穴が姿勢を崩させ、回避を試みることすら許さない。ダメージどうぞ。
エヴァ
 2d6+1d6+82+48+13 物理
DICE
 2d6+1d6+82+48+13 = [6,2]+[6]+82+48+13 = 157
エヴァ
 157点物理や
GMろー
 地上からでもその斬撃は届く、届くのだ。
エヴァ
 ほいで追撃の2撃目いくでー
GMろー
 こーい。
エヴァ
 4d6+26+1+6+2+2d6 命中
DICE
 4d6+26+1+6+2+2d6 = [6,2,5,3]+26+1+6+2+[6,3] = 60
エヴァ
 よっしゃクリティカルでバースラ発動
ヴァルコ
 ぽめでとう
ルーディ
 ぽめでとう
GM/巨鳥
 なけなしの物理防御力まで奪っていくというのか……! 回避不能、ダメージどうぞ。
ルーディ
 47点をなけなしというな(笑)
オスカー
 やったれ〜
GMろー
 必死に羽ばたいて上昇をかけようとするも、その際に振り下ろした翼は刃の餌食!
エヴァ
 2d6+1d6+82+48+2d6+2d6+13 物理
DICE
 2d6+1d6+82+48+2d6+2d6+13 = [6,3]+[3]+82+48+[5,4]+[5,5]+13 = 174
エヴァ
 174点物理(防御0計算)どうぞー
「ん、切り札無くてもやれそうやなー♪」手応えを感じてにんまり笑みを浮かべつつ
GM/巨鳥
「クエェェェェェ!!」 天にも届く叫びも今度は悲痛なもの。今の連撃だけでHPが半分以上減るんですが!
エヴァ
 あ、HPは満タンまで回復するでー(連係効果)
ルーディ
 ちゅるちゅる

――34:巨鳥

GMろー
 よ、よくもよくも……かくなる上は、こちらも防御無視だ!
 ムーブもマイナーもなし、メジャーで《掴み落とし》! 対象は前線の三人、そしてバリスタだ!
ヴァルコ
 ば、ばりぃさーん!!
エヴァ
 うちの子がっ!!
GM/巨鳥
 3d6+28 巨大な足爪が、それらをまとめて掴みあげる!
DICE
 3d6+28 = [1,1,1]+28 = 31 ファンブル……
ヴァルコ
 えっと
GMろー
 …………。
オスカー
 ……あ〜
エヴァ
 ……げ、元気だして……(肩ぽむ)
GMろー
 こう……そのはずが、爪は既に先の一撃で切り裂かれていて掴み損ねたとか、とかそういう……
ルーディ
 すごい物を見たな……
GMろー
 巨鳥は虚しく更に体勢を崩します。
GM/瑪瑙隊員
「今だ、押し切れーっ!」 そこに殺到する前線の兵士たち。
GMろー
 指揮所からその光景を見て、オリゾンの表情も明るくなってきました。勝てる……!

――14:ルーディ

ルーディ
 ムーブは《マジックブラスト》、マイナーなしのメジャーが《ダブルキャスト》で……
 これって1つ目の結果を見て2つ目を決めていいんですかね。
GMろー
 いいと思いますよ。
ルーディ
 では1個目は《レインボーカラー:地》をロック鳥に
 3d6+18+1+1d6+1d6+2 「引力に引きずられろ!」
DICE
 3d6+18+1+1d6+1d6+2 = [5,4,5]+18+1+[1]+[4]+2 = 40
GM/巨鳥
 避けたい、避けたいのに! 大いなる翼が大地の埃にまみれてしまう!
GMろー
 巨鳥墜つ。〈地〉属性にされてしまいました。
ルーディ
 では2個目は《エンチャントウェポン:風》を旦那とお醸とオスカーさんに
 3d6+1d6+1d6 「大地を穿つ旋風よ……!」
DICE
 3d6+1d6+1d6 = [5,4,3]+[1]+[5] = 18
ルーディ
 問題ない。武器攻撃が〈風〉属性魔法ダメージになりますよ。
ヴァルコ
 防御無視の殴り合い、空
GMろー
 属性なんて最初からなければこんなことにはと思ったけどそのための《レインボーカラー》だった……!(顔を覆う)
ヴァルコ
 ちなみに、ここに《スレノディ》もちもいます

――7−10:オスカー

オスカー
 では、ムーブ無し、マイナーで《スマッシュ》、メジャーで《ホーリーヒット》+《マイティストライク》
 ロック鳥に二回攻撃。
 放心分は《マニフィカート》と相殺されるので
GMろー
《戦意上昇》もあるしね!
オスカー
 3d6+16+1d6
DICE
 3d6+16+1d6 = [2,5,6]+16+[2] = 31
オスカー
 31か。
 ああ、一発目ね。
GM/巨鳥
 回避なんてできっこないよ! こんなのってないよ!
GMろー
 もはやとどめを刺すつもりで、ダメージをどうぞ。
オスカー
 では当たった時点で一撃。《パニッシャー》
 7d6+63+11+30+2d6+5d6
DICE
 7d6+63+11+30+2d6+5d6 = [1,3,2,5,1,4,2]+63+11+30+[3,4]+[2,6,5,6,3] = 151
オスカー
 リンクアイテムの効果も加えて、151点風属性魔法ダメージ。
ヴァルコ
 やはり強いな
GMろー
 防御さえ……生きていれば、ま、だ……
GM/巨鳥
「グエエェェェェ……!」
GMろー
 最後の力で街の外まで逃れつつ、魂消るような断末魔を水平線にまで響かせて、巨鳥は墜落していきました。
オスカー
「よし! これで街に被害は出ない!」
GMろー
 地面の震動が指揮所にまで伝わり、それきり街を覆った静けさを破ったのは……
GM/瑪瑙隊員
『……勝ったぞぉぉぉぉぉ!』
GMろー
 隊員たちの大歓声でした。戦闘終了!
ヴァルコ
「ふー、終わったかー」
エヴァ
「にゃはは、最後はもってかれたなー」にこにこ
     *     *     *
GMろー
 ドロップ品決定ロールー。対象はケートスとロック鳥ですね。
 ケートスの方は翡翠自衛隊が後で取り分を届けてくれます。
エヴァ
 せんせい、おねがいします
ヴァルコ
 ケートスのドロップを《トレジャーハンター》使って、それぞれフェイト2で振ります
オスカー
 流石。
ヴァルコ
《目利き》もあるから5d
 5d6 くじら1
DICE
 5d6 = [4,6,4,3,4] = 21
ヴァルコ
 5d6 くじら2
DICE
 5d6 = [6,4,3,4,3] = 20
ヴァルコ
 うむ、上々
ルーディ
 とりさんは俺が《目利き》とフェイト3点で振るぜ。 2d6+1d6+3d6
DICE
 2d6+1d6+3d6 = [2,6]+[2]+[2,2,4] = 18
GMろー
 えー、では結果として……
 ケートスの堅骨(78000G)×2、ロック鳥の翼(55000G)を手に入れることになりました……ぐふっ。
エヴァ
 大漁大漁♪
オスカー
 よし、十分黒字。
ルーディ
 これはひどい
GMろー
 十分どころか百分だよお!
 戦闘シーンを終了します。

 

 


■エンディングフェイズ

●シーン1

GMろー
 こうして、マリーフラウ島に迫った三つの災厄は、皆さんの手によって退けられました。
 後日、翡翠自衛隊のトラバリオ、瑪瑙警備隊のオリゾン、それにもちろん神官長代理のシズネが一堂に会して、改めて皆さんに礼を述べます。場所は神官長室。
GM/トラバリオ
「いやあ、まさか一時もかからずあの鯨を仕留めちまうとはなあ……」
GM/オリゾン
「速やかな助勢のお陰で、アクティポートも目立った被害は防壁だけ。すぐにでも元の機能を取り戻せるわ。」
エヴァ
「ん、被害は最小で済んだ感じやなー。これはいい酒が飲めそうや♪」
GM/シズネ
「農耕地帯の方も、結局森にすら立ち入らせなかったってんだから……いやはや。お前達にゃ役不足だったかね。」
ヴァルコ
「まー。いい仲間に恵まれたからなぁ」
オスカー
「ええ。被害が無くて何よりでした」
GMろー
 というわけで約束の報酬。6660Gがもう一袋に、魔獣から回収されたドロップ品がそれぞれ引き渡されます。
エヴァ
「せやなぁ。いい飲み仲間に恵まれたわ」
ルーディ
「何故そこで『飲み』が追加されるのか」
オスカー
「まったくだ」
エヴァ
「飲めば飲むほど強くなるって言うやろ。そういうことや」意味不明
GM/シズネ
「これで、島内の魔獣騒ぎも一段落しただろう。ゆっくり体を休めてくれ。」
GM/トラバリオ
「骨休めの間は、海の上のことならわしらに任せておけ!」 たくましい胸をどーん。
エヴァ
「ところで、もう1つの災害はどうなったんや?」
GM/オリゾン
「その件は、私も気になっていました。南からの竜巻、でしたか?」 アクティポートは島の南端、何かあれば対処は瑪瑙警備隊の仕事になるでしょう。
オスカー
「余波が出る可能性は十分にありますね……」
GM/シズネ
「結構な遠征だからな……まだ何の情報も入ってきてない。」 と、かぶりを振りつつもにやりと笑います。
エヴァ
「むー? 何笑ろうとんのや?」
ルーディ
 メタ的に話せないのか……(笑)
GM/シズネ
「ま、向こうのパーティも大丈夫だろうさ。今回のお前達みたいに、な。」 と、皆さんの方にウィンク。
ルーディ
「瞬☆殺しちゃうのか……」
GMろー
 本当はもうちょっとこう……いろいろ……ねえ……(後悔先に立たず)
GM/シズネ
「何はともあれ、お疲れさん! 次の冒険でまた会おう!」
ヴァルコ
「おー、サボるぞー」
ルーディ
「バイトさんが怒らない程度になー」<さぼる
エヴァ
「あいよー。酒代なくなったらまた来るわー」
オスカー
「では、何かありましたらまたお声がけを」
GMろー
 ――こうして、マリーフラウ島に集った災厄のうち、三つは終焉を見た。
 だが、それは災厄の終わりカラミティエンドを意味するものではなく、災厄の一端カラミティエンドでしかないことに、この時はまだ誰も気がついていなかった……

 

 

――『ディザスターコア』に続く

 

 


アフタープレイ

●成長点の配布

▼セッションに最後まで参加した +1点

▼ミッションに成功した +80点
 クジャタ レベル50
 FS判定「峰牛の進行を食い止めろ!」 △ 10(=20÷2) (※GMの設計ミスにより半成功扱い。以下同)
 FS判定「鉤鯨の航路を塞き止めろ!」 △ 10(=20÷2)
 FS判定「巨鳥の修理を撃ち落とせ!」 △ 10(=20÷2)
 ――――――――――
 計:80

▼遭遇したエネミー +34点
 クジャタ レベル50×1
 ケートス レベル44×1
 ロック鳥 レベル42×1
 ――――――――――
 計:136÷4人=34

▼遭遇したトラップ +0点
 なし

▼よいロールプレイをした +1点

▼他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行なった +1点

▼セッションの進行を助けた +1点

▼場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行なった +1点(GMのみ)

合計:PL118点 GM158点(=118×4人÷3+1)

●アイテムなどの分配

▼依頼の報酬
 山岳部の調査 6660G
 戦場への加勢 6660G
 ――――――――――
 計:13320G

▼アイテム
 最高級トパーズ(重量1:20000/10000G)×10
 ケートスの堅骨(78000G)×2
 ロック鳥の翼(55000G)×1
 ――――――――――
 計:311000G

▼経費
 ヴァルコ:強心丹(300G)×1
 ルーディ:上位呪壁符(1500G)×1
 ――――――――――
 計:1800G

合計:322520G(÷4人=80630G)

●総計

▼PL

ヴァルコ
 成長点:118−17点 報酬:80630G 補填:300G
ルーディ
 成長点:118−16点 報酬:80630G 補填:1500G
オスカー
 成長点:118−16点 報酬:70630G 買取:最高級トパーズ(20000G)×1
エヴァ
 成長点:118−18点 報酬:80630G

▼ギルド

蒼翔亭
 成長点:102点
クラインドラッヘ
 成長点:32点

▼GM

GMろー
 成長点:158点

 

GMろー
 では、シナリオ「カラミティエンド」はこれにて終了です。
 お疲れ様でした。参加ありがとうございました。
ヴァルコ
 お疲れ様でしたー。ありがとうございました。楽しかった!
エヴァ
 お疲れ様でしたー。ありがとうございましたっ!
オスカー
 お疲れ様でした〜 ありがとうございます。