アリアンロッド2E リプレイ

戦鬼を狩る者たち

ジャンル:判定重視のシリアスなウィルダネスアドベンチャー
対象CL:17±2

 


プリプレイ

●今回予告

 マリーフラウ島北部に端を発した魔獣の狂騒。その余波は今にも街に届かんとしていた。
 原因究明のため北へと向かった冒険者は、妖魔同士の奇妙な対立を目の当たりにする。
 片や戦鬼と化して荒れ狂う双剣の妖魔。片やそれを追う、各種族の実力者たる妖魔たち。
 追跡行のさなか、冒険者の実力を認めた妖魔たちは、なんと共闘を持ちかけてくるのだが……?
 アリアンロッド2E「戦鬼を狩る者たち」
 冒険の舞台がキミを待つ!


●レギュレーション

1:シナリオ形式
『R2』掲載の「クエスト形式」で行ないますが、シナリオハンドアウトやコネクション、登場判定は用いません。
2:ギルドサポート
 各ギルドのGLによらず、効果中の「GL」は一律10とし、ギルド間で共通するギルドサポートは連動します。
 またプリプレイにて、共通するギルドサポートのコーラー兼パーティリーダーを選出します。
3:ギルドメンバー
 スキル、アイテムなどの効果の「(あなたが所属しているギルドの)ギルドメンバー」を「パーティメンバー」に読み替えます。
 ただし、ギルドサポートについては通常どおりに処理します。
4:追加ルール
『上級ルールブック』……フォーカスシステム(P133〜138)、明度(P128)、他のキャラクターの運搬(P139)
『エリンディル西方ガイド』……追加バッドステータス & 決戦状態 & クリティカル:G消費なし(P23)
 以上を使用します。
5:《ファミリアコンビネーション》
《ファミリアコンビネーション》の効果で《ファミリアアタック》を二回使用することはできないものとします。
 特定のスキルに対する露骨な差別ではありますが、これも戦闘のバランスを取るためですのでご了承ください。


●PC紹介

イリス・アンティア
 CL18 ウォーロード/サムライ/ドラグーン ヒューリン 20歳 女性
ヴァルコ=バンハ
 CL17 エクスプローラー/バード/バンガード エルダナーン 601歳 男性
ラトワイユ・アレアリル・ブルックス
 CL18 ソーサラー/フォーキャスターー ドラゴネット(アンスロック) 16歳 男の子
オスカー・ディーノ
 CL16 パラディン/ウォーリア ヒューリン 23歳 男性


●ギルドについて

GMろー
 各ギルドのマスター(代行)は選択するギルドサポートの、メンバーは所属ギルド名の宣言をどうぞ。
 そして未所属者は声高らかに「野良!」と一言お願いします。
オスカー
 ギルド“クラインドラッヘ”ギルドマスター代行、オスカー・ディーノ。持ち出すギルドサポートは《蘇生》《陣形》《祝福》《防衛部隊》《値引き》《限界突破》《GH:ギルドマンション》《GH:アリーナ》《GH:テンプル》の計16レベル分で。
イリス
 シルバーウィングのギルドマスターはイリスでギルドサポートは《祝福》、《蘇生》、《陣形》、《目利き》、《最後の力》、《値引き》、、《力の泉》、《GH:ギルドマンション》、《GH:テンプル》、《連係攻撃T》(CL18分)です。
ラトワイユ
 ブルックス商会マリンパーチ支店、ギルマス代理はラトワイユ、ギルドサポートは《蘇生》《祝福》《陣形》《値引き》《目利き1》《最後の力》《限界突破》《GHテンプル》《GHギルドマンション》《士気高揚》
 以上18レベル分です
ヴァルコ
 蒼翔亭ー
 ギルドマスターヴァルコ、出る!!
 持ち込むギルドサポートは
《士気高揚》《GH:テンプル》《GH:クアハウス》《連係攻撃T》《値引き》《目利き》《最後の力》《蘇生》《祝福》《陣形》《命の滴》
 の17レベル分
GMろー
 では、連動サポートのコーラー兼パーティリーダーはラトワイユさんにお願いします。《士気高揚》の効果のギルドマスターもラトワイユさんになるのでお気をつけて。
ヴァルコ
 アイヨー
ラトワイユ
 はーい、名実ともに軍師になったしがんばる
GMろー
 蒼翔亭の《命の滴》は個人宣言で。《連係攻撃T》は使う人が宣言するから問題ないですね。
 で、シルバーウィングの《力の泉》の指定もどうぞ。
イリス
《力の泉》は《ディフェンスライン》を指定します。
GMろー
 了解。ではお次。


●スキルについて

GMろー
 主に「タイミング:アイテム」のスキルについて、指定したり処理したりすることがあればどうぞ。
ヴァルコ
《バスカー》 900G入手
オスカー
《サクセション》でセレスチャルアーマーを指定します。物理防御+1。更に《マジカルハーブ》でハイMPポーションを2本取得。
ラトワイユ
《マジカルハーブ》1でMPポーション3つ取得。以上
イリス
《スピリットオブサムライ》SL2で鬼切×2、《マジカルハーブ》でMPポーション×5を入手して以上。
《マジカルハーブ》はSL2ですね。
GMろー
 以上ですね。


●アイテムについて

GMろー
 アイテムの売買やギルドからの出納などあればどうぞ。
オスカー
 今回は無しで。
イリス
 剣鬼の鍔を右手の鬼切に使用。攻撃力+2。で以上かな
ヴァルコ
 久しぶりで何をすればいいのか思い出せないので、終わりで
GMろー
 いいのかそれで。それでいいのか。
ラトワイユ
 フィッシュ&チップス、ココナッツミルク、グリーンカレー、ビーストカレー、フォー3つ購入126Gの10%引きで115G消費 即使用でこのシナリオ終了まで最大HP+4と最大MP+3 さらに秘策の手紙購入、2500Gの一割引きの2250G消費 以上
GMろー
 ではプリプレイは以上。メインプレイに移りましょう。

 

 


メインプレイ

■オープニングフェイズ

●シーン1――マスターシーン

 エリンディル大陸西方、“死人の沼地”――昼夜を問わず死霊の蠢くその地は今、奇妙な静けさに満ちていた。
「よもや、これほどとは……」
 静寂を破った声には、感嘆の響き。見つめる先には、真っ二つに裂けた海。
「――我らも追うか?」
「急げ。長くはもたん……」
 急きたてる二つの声に頷きを返し、裂けた海の間を、南に向けて駆け抜ける。
 めくり上げられた海底は、やがて海水の重みに負け、ゆっくりとその道を閉ざしていった。


●シーン2

GMろー
 その日、皆さんを呼びつけた神殿依頼所は、朝から常にない騒々しさを見せていました。
 神官たちが駆け回り、依頼を振り分けられた冒険者たちが三々五々出発するそんな中、受付の兎娘・エトが皆さんを見つけて声をかけてきます。
GM/エト
「あっ、皆さん! こちらです!」 両手ぶんぶん。
ヴァルコ
「おーっす」
オスカー
「緊急の依頼と言うことで来てみたが……これは相当だな」
 多分クラインドラッヘのメンバーはあっちこっちに分散して行っていると思う。
GMろー
 さすが戦闘屋だ。うってつけだぜ。
ラトワイユ
 ミューピアもきっとピアニィみたいにワクワクしながら行ってると思うw
GMろー
 さすが戦闘屋だ……(目そらし)
ヴァルコ
 アンジェさんもきっと龍の首などあげているでしょう
GMろー
 さすg……戦闘屋多すぎィ!
 あと竜は今回関係ないから狩らんでよろしい!(笑)
イリス
「こんにちはですわ、エトさん」
ラトワイユ
「あー、一体何事だこの騒ぎ?
 パルフェが家でおとなしくしてる事だけが違いっちゃ違いか」
GM/エト
「もう、少し前から大変なんですよ。実はですね……」
ラトワイユ
「少し前から? 何があった?」
GMろー
 曰く。今このマリーフラウ島では、魔獣を中心に動物たちの狂騒が広がりつつあるそうです。
ヴァルコ
「ほーう」
オスカー
「何だと……?」
ラトワイユ
「ふむ……?」
GMろー
 ある地域から移動してきた魔獣などが他の地域の魔獣などを脅かし、それらの魔獣がまた別の地域へ……という形で伝染しているようですね。
ヴァルコ
 あー玉突き事故
イリス
「ああ、良くありますわね。そういう話は」
ヴァルコ
 しかし魔獣ならフィアンマさんも喜んで(略)
GMろー
 その人は狩猟屋だから別口!(笑)
GM/エト
「このままだと、街の周辺にまで魔獣が押し寄せてくるかもしれないということで、今あちこちのパーティを集めてるところなんです。」
オスカー
「成程、それならば事情は理解した。早急に動く必要があるな」
ラトワイユ
「そしてどう考えてもこれ、人的くさいな、最初の発端は」
GM/エト
「人の手によることかはわかりませんが、どうやら魔獣たちは島の北部の方からこちらに向かっているようです。」
イリス
「スタンピートでないだけ、マシかしら?」
GM/エト
「そこで皆さんには、大型以上……超大型の魔獣に対処しながら現地に向かい、原因を明らかにしていただけないかと……」
ラトワイユ
「ともかく原因はあとで調べるとして、眼前の被害を食い止めないとな」
GMろー
 なお、大型以下の魔獣については他のパーティが担当します。分業!
ヴァルコ
「まぁ、小物は他の冒険者でも何とかなるだろうしなー」
ラトワイユ
「超大型の魔獣だと? 何か出たのかその類の魔獣は?」
ヴァルコ
 マウントマイマイくらいならピリカ(※当時CL7)くらいのパーティでも何とかなるからな!!<経験済
GM/エト
「さすがに街の周辺ではまだ見かけられませんが、ベヒーモスなんかの目撃証言は以前に上がってますね。」 そうだね、マウントマイマイもだね。
GMろー
 そういえばイリスさんとヴァルコさんはこの前も倒してましたねベヒーモス。
 ……ラトさんもいたわ!
ラトワイユ
 うん、いたねw
 ネタでラドンとツイスターも出たとか言わせたしw
ヴァルコ
 つまり経験者集めたんじゃないか。流石だな!! エト!!
オスカー
「流石に、『優秀』なだけは有るな」
 >優秀、に憂愁がかかってる気がしないでもないw
ラトワイユ
 クジャタあたりだとアンジェさんやミューピアあたりが喜んで狩ってそう〜
GMろー
 クジャタはまだ出したことないな!(どうでもいい)
イリス
 セシリア辺りのレベル帯だと覇王樹(CM)を倒すのかな?
GMろー
 やだなあ、植物は暴れたりしないよー(棒読み)
 こほん。
ヴァルコ
 この世界、植物が動くのはもはや常識
GM/エト
「報酬は奮発してひとり2000Gなんですが、お願いできますか?」
ヴァルコ
「かまわねぇぜ」
ラトワイユ
「このまま放置できるものか、受けるぞ」
イリス
「私は問題ありませんわ」
オスカー
「無論だ。使徒オスカー・ディーノ、この依頼を受けさせていただく」
GM/エト
「それでは、よろしくお願いします。急いで向かっていただきたいんですが、乗物はお持ちですか?」
オスカー
 ……無いな。
イリス
 ありませんね
ヴァルコ
「ラクダならいつも連れてるぜ」
GMろー
 せめて同乗できれば問題はないんですが、適当に早馬を使ってもらうことになります。
ラトワイユ
「何かレンタルできるなら錬金馬借りたい所だ(何)」
GMろー
 いくらで貸せば元取れるんだその事業。(笑)
ラトワイユ
 知らないわよw
 相手が巨大魔獣なんだからこれくらいしてもらわないと(ぁ)
GMろー
 報酬だけで満足しやがってください。
ヴァルコ
 そのくらいはヴァルコが出しとこう
《バスカー》で余分に900Gあるから
GMろー
 あ、早馬代については神殿持ちです。急ぎですので! 急ぎですので!
イリス
 仕方ない、ちょっと早いけど乗り物を調達しよう。
オスカー
「早馬のご提供、感謝する」
ラトワイユ
「ともかく後で調査は必要だな、ちゃっちゃと魔獣退治するか」
イリス
 という事で「錬金竜」を《値引き》で買っていた、という事で(162000G)
GMろー
 り、リッチー!(あれなんかこんなことがこの前もあったような)
イリス
 気の所為でしょう
オスカー
 何というリッチな。
イリス
 本当は《異才:ナイト》《スタンドタフ》を手に入れてからと思ってたんだけど(^^;
GMろー
 ラクダと錬金竜……あれ、早馬いらない……?
ヴァルコ
 いま、シート確認したらピリカと間違えてたんで、らくだいなかった
GMろー
 落第!(違う)
 では、早馬を……データ的にはごく普通の「乗用馬」なんですが、一頭? 二頭? 三頭?
オスカー
 取り敢えず一頭は欲しい。
ラトワイユ
 一応質問ですけど
GMろー
 はいはい。
ラトワイユ
 乗用馬だと多分戦闘に巻き込まれた際、動物の本能で逃げ出してしまう可能性あるけどそのあたりのペナとかはある?(せめて軍馬くらい欲しい)
GMろー
 メタな話をすれば、乗物はアイテムなので勝手に逃げたりはしません。
 逆にイベントで逃げるとして、軍馬なら逃げないという保証があるわけでもありません。
ラトワイユ
 まぁ《アニマルコントロール》されたらどうしようもないですしね、ともあれ、そっちはあまり気にしなくていいと見た、了解です
GMろー
 そして軍馬のレンタルは行なっておりません。しょせん早馬は30Gのサービスなのだ……
オスカー
 ……クラインドラッヘは馬を飼うことを考えよう。
ヴァルコ
 まあ、特にデータ的には気にしなくていいと思うから、イリスさん以外に一人一頭出してもらおう
GMろー
 まあ素直に三頭借りておいて、同乗したくなった人は切り替えればいいですかね。
ラトワイユ
 そうですね、賛成
 ということで、イリスさん以外各自に早馬さん借ります
GMろー
 では、それぞれ馬にまたがっていざ出発! というところでシーンを変更しましょう。
ラトワイユ
 では出発しますねー

 

 


■ミドルフェイズ

●シーン1

GMろー
 では、まずは騎乗登場の確認を。
 といっても以後のシーンは基本的に騎乗したままの登場となるので、同乗に切り替えたい(あるいは戻したい)時だけ宣言してください。
イリス
 了解。
オスカー
 判りました。
ラトワイユ
 はーい
GMろー
 さて、ここからのシーンの進め方についてですが、お待たせ! FS判定だよ!
ヴァルコ
 わぁい
GMろー
 今回のFS判定は少し特殊で、なんとラウンド進行を伴いません。
ラトワイユ
 おっ?
GMろー
 進行値によるイベントというのも基本的になく、1シーンごとに用意された判定をクリアしながら進む、というような形ですね。
オスカー
 ふむ。
GMろー
 要は普通のシナリオの進め方に進行値を混ぜ込んだ感じですね。
ラトワイユ
 なるる
イリス
 まずはチュートリアル風に?
GMろー
 1シーンごとに1ラウンド分の行動(『ITG』P10参照)が行なえるので、ポーションを呑みながら進行判定を行なったりできます。また、行動順は考えなくていいです。
 ここまでよろしいか。
ヴァルコ
 アイヨー
ラトワイユ
 1シーンごとに1ラウンド分の行動(『ITG』P10参照)が行なえるって点に注意しておけば良さげね。了解
オスカー
 はい。
GMろー
 では、今回のFS判定を発表しつつ、このシーンでの描写を。

名称:魔獣暴走の原因を突き止めろ!  制限人数:1シーンひとり1回
終了条件:6シーン経過  成長点:20点
支援判定:【精神】
進行判定:回避判定  難易度:20
進行値カウンター:
〔0〕□□□□□〔5〕□□□□□〔10〕□□□□□〔15〕□□□□□〔20〕□□□□□〔25〕
GMろー
 街を出発したばかりとあって、遭遇するのはただの動物が多く、魔獣もまだおとなしい小物が多いようです。これらの対処は他に任せて、避けながら先を急ぎましょう。
 進行判定は回避判定、支援判定は魔獣を威圧する【精神】判定、難易度は20です。ただし、これらの判定に失敗するか行なわなかったキャラクターは、魔獣にぶつかるなどして5点のHPロスを受けます。
オスカー
 ほう、精神なら少しは行けそうだ。
ラトワイユ
 げっ、《トリビアリスト》でなんとかするしかなさそう
GMろー
 また、もし動物や魔獣と意思の疎通を図れる場合は、道々情報を聞き出すことも……?
 というわけで、いざや行かん冒険者よ!
ラトワイユ
 GMさん質問
 魔獣とかもいるって事は一応モンスターだから、《モンスターロア》で何かわかる事ないかしら
GMろー
 残念ながら、ここらで見かける魔獣の類は特に珍しいものでもありません。特別な情報が出るかというと……
 もちろん、今後そういった知識が生きる場面が来ないとも限りません。
ラトワイユ
 ふーむ……
オスカー
 では、最初の判定?
GMろー
 誰からでもこーい。でも支援に回る人はさすがに先に振ってくださいね。
ラトワイユ
《トリビアリスト》前提で考えるなら支援は必要なさそうだし、ラト君から行こう
「こんなザコ連中、かまってられるか」《トリビアリスト》で回避を知力判定にして
 ・・・・・あ、そうだ、今は関係ないと思うけど念の為、《ファインドアウト》あるのでなんか隠れていたら言ってください>GMさん
 3d6+14 「《士気高揚》効果も合わせてこんな連中の動きなんざ冷静に見極めてやる」
DICE
 3d6+14 = [1,1,3]+14 = 19
ラトワイユ
 ・・・・・
ヴァルコ
 なんと言うことでしょう
ラトワイユ
 HPロス5くらい受けようw
オスカー
 ある意味凄い。
GMろー
 支援も必要なさそうだしとは一体なんだったのか……
ラトワイユ
 慢心したな、ラト君w
ヴァルコ
 後で反省部屋行きだな
ラトワイユ
 何でよw
GMろー
 張り切って先陣を切ったラトさん、飛んできたキングホークあたりと正面衝突! 痛い!
ラトワイユ
 ンでもってエキドナとぶつかって
 スフィンクスに抱きつかれてワイバーンに尻尾ではたかれてローレライに色仕掛けされました(何)
GMろー
 だからなんでそんな魔獣がこんな街の近く唐突に現われると思うのか。
ラトワイユ
 いやHP5ロスだし五体とぶつかった方がネタ的に美味しいかとw
GMろー
 自分(と付随する乗物や使い魔)以外の存在を勝手に演出に使うのは禁止! 禁止します!
ラトワイユ
 はーいw
イリス
 6ゾロ狙いで進行判定振りまーす
GMろー
 おおっ!?
イリス
 3d6-1 まわーれ♪
DICE
 3d6-1 = [4,1,3]-1 = 7
GMろー
 まあ進行値0ならペナルティも怖くないですもんね。
イリス
 無理か。
GMろー
 後に続いたイリスさんもバーゲストあたりの尾を踏んでしまっていてて。致命的な失敗でしたが、被害は個人的なものに留まりました。
イリス
 イリスが凄い器用ですね(笑)
GMろー
 何せ馬上なので足元の影に隠れた黒犬を見落とすのもやむなし。
 ……というより、イリスさんは錬金竜に騎乗しているので飛行状態。そりゃ器用だなんて感想も出てくるわけです。
オスカー
 では
 此方はヴァルコに支援判定を。 2d6+12

DICE
 2d6+12 = [4,3]+12 = 19
オスカー
 イチタリナイ……
GMろー
 威圧に失敗して逆に魔獣にからまれた! しょっぱなから次々と冒険者がつまずいていく……
オスカー
 御免。
ヴァルコ
 すばらしいな。すばらしいな
ラトワイユ
 今日は呪われてるんじゃないのかしらw
ヴァルコ
 まあ、ヴァルコは普通に振るねー 5d6+19
DICE
 5d6+19 = [6,3,5,5,6]+19 = 44 クリティカル!
GMろー
 あっ
ヴァルコ
 何なんだろうね
オスカー
 なんか……
ヴァルコ
 1d+2だね
ラトワイユ
 まだ増えるんだw
GMろー
 仲間が次々と魔獣にからまれていく中、ひとり考え得る最高の成功を収めて道を作っていくヴァルコさんの姿は神々しいほどだ。
ラトワイユ
 世界が違うw
ヴァルコ
 1d6+2 「ほーれほれほれ、怖くないぜー」 馬をなでつつ
DICE
 1d6+2 = [6]+2 = 8
ヴァルコ
 うむ
ラトワイユ
 さらにクリティカルw
ヴァルコ
 他の人の分を稼いだ感じだ
GMろー
 ヴァルコさんに続け! 獣たちの波を回避して、なんとか馬を進めることができました。
オスカー
 凄いな。
GMろー
 進行値8点上昇! なんかこれだけで道中の三分の一を踏破したようなノリですね。
オスカー
 と言うことはアレか、結果的に私ら三人に周辺の魔獣が大半寄ってきちゃったのか。
GMろー
 では、シーンを変更しましょう。
オスカー
 はい。
ラトワイユ
 はーい
ヴァルコ
 はーい
イリス
 はいな


●シーン2

GMろー
 ここでサイトの「トラベルガイド」から、マリーフラウ島の地図をご覧ください。
 島の北部に向かうに当たり、近隣でもっとも大きな森の近くに差し掛かりました。
ヴァルコ
 ほうほう
イリス
 ふむ
GMろー
 そこで皆さんの方に、空を飛ぶものや、足の速い魔獣が向かってきます! 張りつかれても面倒ですが、構っている暇はありません。
ラトワイユ
 うちで使ってるフェアリーガーデンのある森とは違うちっさいほうの森ね
GMろー
 比較的小さいだけでこちらの森も大きいは大きいんですよ! 地図に載るくらいには!
オスカー
「えぇい、数が多すぎる!」魔獣を剣で斬り払いつつ
ラトワイユ
 森に向かって回避しろって事かな
GMろー
 それもひとつの手。あるいは純粋に速力で振り切るのも手でしょう。
 全速力で振り切る場合、進行判定は[【移動力】÷3]、支援判定は敵を追い払うための攻撃の命中判定となります。攻撃を行なうスキルを使用する場合はコストを消費してください。
 森に入って逃れる場合、進行判定は手綱を細かく操る【器用】判定、支援判定は隠密状態の【感知】判定となります。
ラトワイユ
 隠密? 《ファインドアウト》が役立つかしら?
GMろー
 要は《ビジランテ》が適用できるということですね。看破する方は今回お呼びじゃないです。
ラトワイユ
 はーい
 あ、要は自分が隠密になる為の判定って事ね?
GMろー
 です。<森の中に隠れるのよ
オスカー
 進行判定、今回は行けそうだ。
 そう言えばGM,《ホースマンシップ》は何か効果は有りますか?
GMろー
 それはさっきの進行判定でしたね。そのための回避判定でした。
オスカー
 ……オゥノゥ
 まぁ、使ったところで焼け石に水だったから良いか。
GMろー
 で、これらの判定に失敗するか行なわなかったキャラクターは、魔獣に張りつかれて15点のHPロスを受けます。
ラトワイユ
 げっ
「ちっ、魔獣だけに軍学の常識が通用しねぇのが余計ムカつく!」
オスカー
「人間相手の知識は、こういう時にお互い辛いな!」
GMろー
(クキャーッ!)(グオーッ!) 魔獣たちは暴走のままに、猛追をかけてきています。
 また、どちらの選択を取るかで次のイベントも分岐します。別の選択を取ると一時的なパーティ分断となるので、そこもお気をつけて。
オスカー
 なんと。
ラトワイユ
 やっぱりね
GMろー
 イベントを全回収したい場合はあえて分断するのも手だ!(笑)
ラトワイユ
 パーティ分断なんぞしたら自殺行為だわ、ということで裏で相談
イリス
 ところで難易度はやはり20?
GMろー
 はい、変更はありません。
ヴァルコ
 GM
 移動力は乗り物の影響を受けたデータでOK?
GMろー
 もちろんです。
ヴァルコ
 なら、早馬組は+5ですね
オスカー
 データ感謝。
ラトワイユ
《フライト》したらさらに+5できますね
GMろー
 ただし使った人は絡まれる!
ラトワイユ
 あー、そうか
オスカー
「埒が明かん、一気に抜けるぞ!」ちょっと今後を考え指揮官っぽく(笑)
ラトワイユ
「よし、……あそこだ!、魔法叩き込むからそっちに!」
ヴァルコ
「まー、寄らばキル。でいいな(ちょっと違う)」
GMろー
 では?
イリス
「では、翔け抜けると」
ラトワイユ
「あぁ、じゃあ行くぞ」
 じゃ支援判定,イリスさんに、使用スキルは……
 ン?
《ファイアボルト》にしようと思ったけど、魔獣相手なら《ホーリーライト》の方が良いわw威圧かまして怯ませてやるわw
GMろー
 どんとこい。
ラトワイユ
 4d6+14 「じゃあ行くぞ!……我は放つ光の閃刃」
DICE
 4d6+14 = [1,3,4,2]+14 = 24
ラトワイユ
 問題なく
GMろー
 突っ込んできた魔獣が目をくらまされ、森の立ち木に激突! 目を回して崩れ落ちました。
ヴァルコ
「こわーい、冒険者が通るぜー、退きなー」
オスカー
 ふむ。では、これで小物は蹴散らせたな。
「警戒! 対空だ!!」
ラトワイユ
「そっちは任せるぜ」
ヴァルコ
《ビースティング》使用 6d6+9
DICE
 6d6+9 = [4,2,3,5,3,1]+9 = 27
ヴァルコ
 うむ、成功
 っと、支援です(使用スキルから)
GMろー
 飛ぶ鳥が突っ込んできたのを見計らってナイフ一閃。翼を斬られてはもう飛べまい。
イリス
 斬鉄ナイフ
ラトワイユ
「相変わらず飛んでもねぇナイフ捌きだな、ヴァルコの旦那」
オスカー
 では最後、小物も蹴散らされ、空からの攻撃も迎撃して、残ってるのは中型種の突進。
GMろー
 風をまとった恐竜のような魔獣の猛追!
オスカー
 此処はスキルを使わず剣でいなしていく! イリスに支援判定です。
GMろー
 来いよ!
オスカー
 3d6+16
DICE
 3d6+16 = [6,1,3]+16 = 26
オスカー
 OK.
ラトワイユ
 お見事
イリス
 妙に責任重大だね(笑)
オスカー
 盾と剣で突進の方向をずらす。勢いがつけばつくほど、僅かなズレでいい。
ラトワイユ
「不動の長剣捌きってとこだな、オスカー,さすがだぜ」
オスカー
「私たちは未だ前座だ。……今だっ!」
GMろー
 これで敵の足は鈍った! さあ突っ切れ!
オスカー
 イリス頼んだ。
イリス
 では、進行判定 基本18+錬金竜分20。3で割って12(端数切捨て)。支援が計+6、こけるのが怖いのでフェイト1点投入して判定。
 2d6+12+2+2+2+1d6 「翔けよ、疾風の如くっ!」
DICE
 2d6+12+2+2+2+1d6 = [1,5]+12+2+2+2+[3] = 27
イリス
 27ですね
ヴァルコ
 すばらしいぽめ
オスカー
 良しっ
GMろー
 文句なしのすばらしい成功ですね。イリスさんの錬金竜が先陣を切り、巻き起こった風が後続の三人の馬速をも高める!
ラトワイユ
 さすが!
GMろー
 進行値が4点上昇しました。森を回り込む形で、一行は島の北部を目指して更に進む……というところでシーンを変更しましょう。


●シーン3

GMろー
 島の北側、大きな湾の東に位置するあたりまで到達しました。そろそろ、遠い波音も聞こえてくるはず……
オスカー
 湾か……

(――キィンッ! ガキンッ! キンッ!)

GMろー
 しかし皆さんの耳に届いたのは、激しい剣戟の音。
イリス
「あら?」
ラトワイユ
「誰か戦ってるのか?」
GMろー
 爪や牙といった感じではないので、人型の魔獣でもない限りは関係なさそうですが……
オスカー
 走らせながら見ることはできますか?>GM
GMろー
 出所はまだ遠いようですが、ここでまた分岐。
 音の出所へと向かう場合、進行判定は追跡の【感知】、支援判定は【幸運】×2です。
 音を無視して魔獣関係の探索を続ける場合、進行判定は魔獣に関するエネミー識別、支援判定はこちらも【幸運】×2。
 今回は行なわなかった場合や失敗した場合のペナルティはありませんが、またそれぞれ別行動になりますのでお気をつけて。
ラトワイユ
 で、難易度は20なの?
GMろー
 です。変更のアナウンスがない限り、項目はそのまま。
ラトワイユ
 はーい
 剣戟の音を見に行くほうに
オスカー
「……皆、聞こえたか?」
ラトワイユ
「あぁ、ただのトラブルに巻き込まれる可能性もあるが、行くか?」
オスカー
「是非も無い。この魔獣騒動の中、負傷者を少なくする可能性を捨てるわけにはいかん」
イリス
「そうですわね。誰か冒険者が居たら情報を得る事が出来るかもしれませし」
ラトワイユ
「わかった、ヴァルコの旦那、追跡可能か?」
ヴァルコ
「やってやるさー」
ラトワイユ
 意訳、ヴァルコさんに追跡の進行判定お願いしたいw
ヴァルコ
 アイヨー
オスカー
 では此方は支援判定かな。
イリス
 まあ、駄目元で<支援判定
ラトワイユ
 幸運×2で20はつらいんで今回は様子見で
ヴァルコ
 ペナルティないからクリティカル狙いの進行判定でもいいのよ
(ただし、低すぎると進行値が減る)
イリス
 という事でヴァルコさんに支援判定
ヴァルコ
 はーい
イリス
 2d6+3+3
DICE
 2d6+3+3 = [5,3]+3+3 = 14
イリス
 むぅ、失敗
GMろー
 支援判定は失敗しても減らないから実際安心。
オスカー
 2d6+3+3
DICE
 2d6+3+3 = [4,1]+3+3 = 11
オスカー
 駄目だ。
ラトワイユ
 ふむ
 一応やってみよう、そんな意思
 ええっと《士気高揚》はいるから 3d6+5+5
DICE
 3d6+5+5 = [2,5,6]+5+5 = 23
ラトワイユ
 あ、成功したw
ヴァルコ
 お、支援成功
ラトワイユ
「ふむ……もしやこっちか?」
ヴァルコ
 では、追跡の判定を。フェイト1つかってダイス増やして行います 2d6+12+2+2d6
DICE
 2d6+12+2+2d6 = [3,6]+12+2+[2,1] = 26
ヴァルコ
 26
GMろー
 うーん、安定して最高レベルの成功を出してくるな……
ラトワイユ
 いや,結構アップアップよ
ヴァルコ
 フェイトさんのお仕事で+4いきました
GMろー
 ラトワイユさんの助けもあり、ヴァルコさんは音の出所を探り当て、一行はそちらに向かいました。
ヴァルコ
「こっちだ」
イリス
「此方ですね」
ラトワイユ
「さすが、だけど気をつけろよ? 罠……じゃなくても単なる無関係なトラブルってこともあるしな」
GMろー
 やがて見えてきたのは、湾の東の崖際で剣を打ち合わせるふたつの影。
オスカー
「音が近くなってきた……近いぞ!」
ラトワイユ
 これでガネーシャあたりが剣の練習してましたってオチだったら笑うけどw
GMろー
 だからどうしてそう落とそうとしてくるんですか。
オスカー
 さて、何者だ?
GMろー
 まだ距離はあるので細かいことはわかりませんが、一方は鎧を身に着け二刀を振るい、もう一方はマントを翻して両手剣を構えているようです。
 その戦いはある種一方的で、二刀が恐るべき速さで連撃を仕掛け、マントの方は両手剣でなんとかいなしているという状況。
 ですが、それ以上近づこうとしたところで、近くの岩陰から殺気が放たれます。
ラトワイユ
「……どうやら別の客に見つけられたようだな?」<殺気感じつつ
ヴァルコ
《ファインドアウト》持ちは違うな!!
ラトワイユ
 うみゅw
 エスティアさん持ってるの見てすごく便利だったから取得してみたのw
GM/???
「敏いな。わざわざ気づかせた甲斐もある。」
オスカー
「なに?……なっ?!」
ラトワイユ
「ちっ,やっぱり罠だったか?」
GMろー
 岩そのものが喋ったような重厚な声に続いて姿を現したのは……
 鍛え抜かれた肉体に無数の傷を刻み、巨大な戦斧を握りしめた、一体のオウガです。
ラトワイユ
「オウガ それもかなりの腕利きのようだな、クラン=ベルのコロシアム的に言うならチャンピオンクラスか?」
ヴァルコ
(アンジェが喜びそうだな)
オスカー
「妖魔、だと……?!」
イリス
「オウガですか……。」
オスカー
 一瞬で他の皆を庇える位置に身体を動かします。
GMろー
 いい動きだ。
GM/オウガ
「卓見だな。……なるほど、なかなかの粒ぞろいらしい。」 オウガは鷹揚に笑みを浮かべながら、皆さんを観察して頷きます。
ラトワイユ
 こっちもエネミー識別するかのように観察してましょうw
GMろー
 識別は許可しない!
ラトワイユ
 はい
GMろー
 何故ならここで速断を迫られるからだ。
GM/オウガ
「こんなところまで何の用かは知らんが、邪魔立ては無用だ。今すぐ立ち去るならば見逃してやろう。」
GMろー
 オウガは確かな実力に裏付けられた自負で、皆さんに決断を迫ります。さあ、どうしますか?
ラトワイユ
「……(しばし考えつつ)」
ヴァルコ
 戦ってる方々の種族もわからない?
ラトワイユ
「一つ聞いとこう、判断材料として、アレはお前の仲間とその敵か?」<向こうの決闘を指し示しつつ
オスカー
「ラトワイユ?!」
『仲間と敵』という発想が驚きと言う感じで。
GM/オウガ
「これ以上舌を争わす気はない。心を決めろ。」
GMろー
 オウガは断固として問いを跳ね除けます。さあ、さあ、さあ!
ラトワイユ
「フン、そう来たか……(目を閉じつつ)」
オスカー
「良い言葉だ。そして……」
ヴァルコ
 オスカーさんの口にソーセージ突っ込んでおこう
ラトワイユ
 ギャグになったw
オスカー
 ヴァルコ……
「PLは戦闘を避けたいがPCとしては向かっていくので止めてくれ」という相談の結果。これはひどい。
イリス
「とりあえず、この乱闘騒ぎが魔獣暴走の原因でないのでしたら、此方も用はありませんわ」
ラトワイユ
「同感だなイリス、こっちもこの騒ぎに関係してないならここはおとなしく去るほうがいいだろう」
オスカー
「?! ……げほっ、ヴァルコ、何をするんだ?!」
ヴァルコ
「俺たちが今やるべきコトって、何かってことさ」
オスカー
 携帯食料のソーセージを何とか呑み込んでから、ヴァルコに詰め寄ってそう言われたか。
「……あと、食べ物を粗末にするんじゃない」
 と、ヴァルコのその台詞に若干頭が冷えたのか、その直前よりは落ち着いた声色でそう返す。
ラトワイユ
「オスカー,気持ちはわかるが今は魔獣暴走の調査のほうが先だ」
ヴァルコ
「オスカーならちゃんと食ってくれると思ったからな。ピリカ謹製のだ。うまいだろう」
オスカー
 まぁ、オスカーなら吐き出すなんて真似は出来ないな。命に失礼とか思っていそうだし。
ラトワイユ
 w
GM/オウガ
「決断や、いかに?」 がしゃり、と戦斧を岩場に立てながら答えを迫ります。
ラトワイユ
「さて、ここにこれ以上 用はないな、戻って先に進もうぜ」>PCALL
オスカー
「………くっ!」
 剣を鞘に納め、盾を油断なく構えます。
ラトワイユ
「ここに用はない、何してるか知らんがこっちは先を急がせてもらう」>オウガ
オスカー
「……皆、先に行け。殿は私が勤める」
イリス
「まあ、頭の中が筋肉な妖魔を相手にしても仕方ありませんものね」
オスカー
「……お前を相手取るのは、此の島を救って後だ。……そう心得ておけ」
 言外に、この事件解決したら絶対に討伐する的な強い視線をぶつけておきます。
ヴァルコ
「というわけで、邪魔したな! もう会うことがないことを祈るぜ」
GM/オウガ
「賢明だな。残念でもあるが、宣言通り見逃してやろう。」 オウガは頷き、不満げに漏らします。
GMろー
 というところで全員、危険感知をどうぞ。
ヴァルコ
 フェイト1使用
オスカー
 同じく、此処はフェイト1点使っておく。
ヴァルコ
 5d6+12
DICE
 5d6+12 = [5,3,2,6,6]+12 = 34 クリティカル!
ヴァルコ
 クリティカル
GMろー
 さすがだ。この時点で他の人は振らなくて結構です。
ラトワイユ
「(…。かのサザーランド師は意に沿わぬことも平然とやったというが、あの方もそんな気持ちで)……むっ!?」
GMろー
 ではヴァルコさんはいち早く、背後から迫って来ていたトロウルの存在を察知しました!
ヴァルコ
「後ろ!」
オスカー
 ではそれに反射的に身体を後ろに回しましょう。
イリス
「……っ!」
GMろー
 トロウルはこちらも両手に斧を……ただし、首切り斧とでも言うべき物騒な代物を構え、皆さんに振り下ろそうとしていました。
GM/トロウル
「ふん、気づかれたか。」
ヴァルコ
 ヴァルコは仲間を信じて振り返らない
オスカー
 ……そう言われたら
 信頼には答えねば男が廃る。ヴァルコとの間に割って入ります。
ラトワイユ
「ちっ、妖魔ってやつはこれだから!」
ヴァルコ
「全員が全員そうとはかぎらねぇけどな」
イリス
「まあ、卑怯というのはそうですわね」
GM/トロウル
「見逃す必要など、ない。人間は、殺す!」
GM/オウガ
「……好きにするがいい。」 オウガは不満げな口調で、戦斧を立てたまま動きません。
ラトワイユ
「……オスカー、言い返してやんなw」
オスカー
「……流石に、お前まで見逃すほど、我らは甘くは無いぞ……?」
 ギラリと、トロウルをねめつけましょう。
GMろー
 明確な敵意を持った視線が交錯し、ここに戦端が開かれました。
 では、戦闘シーンに移りましょう。
ヴァルコ
 はーい


●シーン4

GMろー
 まずはエンゲージ。
〔イリス&ヴァルコ&ラトワイユ&オスカー〕10m〔トロウル〕
GMろー
 敵は首切り斧を携えたトロウルが一体。先の言どおり、オウガは戦闘に参加しません。
 そして「シーン制限のあるFS判定中に戦闘とは何事か」という声にお応えして……
 この戦闘が終了した際、[(エネミーの【最大HP】−【HP】)÷100]点の進行値が上昇します。
 他に説明することはなし。質問がなければ、【行動値】と「タイミング:戦闘前」の宣言をどうぞ。
ラトワイユ
 ん?
 これってつまり、敵を戦闘不能に追い込めば丸まる敵のHP分もろに進行値に響いてくるって事?
GMろー
 そうですね。できるものなら。
ラトワイユ
 了解
ヴァルコ
 500くらいならいけそうなところがな
イリス
 イリス、行動値10 戦闘前:なし
オスカー
 オスカー 行動値7 戦闘前行動無し
ヴァルコ
 ヴァルコ 戦闘前《トレジャーハンターU》使用 敏捷指定 この効果で行動値35になります
ラトワイユ
 ラトワイユ、行動値13、戦闘前スキル、《エンチャンターU》あるけど能力もわからんのにエンチャントなんて出来ないのでなしw
ヴァルコ35>トロウル29>ラトワイユ13>イリス10>オスカー7
GMろー
 では、ラウンド進行を開始します。


▼第一ラウンド

〔イリス&ヴァルコ&ラトワイユ&オスカー〕10m〔トロウル〕

・セットアッププロセス

GMろー
 トロウルはないので、PC側順次どうぞ。
ヴァルコ
《タウント》 トロウルに使用
GMろー
 挑発的。
ヴァルコ
 3d6+14 「さっき、お前さん、見逃す必要がないと言ったな?」
DICE
 3d6+14 = [3,3,1]+14 = 21
ヴァルコ
 21
「逆だ。俺たちがお前さんを見逃すかどうかなんだよ」
GM/トロウル
 2d6+10 「減らず、口を!」
DICE
 2d6+10 = [6,1]+10 = 17
GMろー
 トロウルは殺気を溢れさせ、ヴァルコさんをねめつけます。
ラトワイユ
「(軍師たる者、クールであらねば……)」心を冷静に保ちつつ、
《エンサイクロペディア》、《モンスターロア》、《トゥルースサイト》、《コンコーダンス》、で全エネミーにエネミー識別、つまりトロウルはもちろん、オウガにも!
GMろー
 うーん……そういうことならエンゲージを少し改訂しますね。
ラトワイユ
 むっ?
〔オウガ〕10m〔イリス&ヴァルコ&ラトワイユ&オスカー〕10m〔トロウル〕
GMろー
 これで。
ラトワイユ
 まぁオウガは戦闘に参加しないっぽいし、良いか……
GMろー
 視界内というだけなら剣戟を演じている方も見えはするんですが、さすがにそちらはシーン外ということで。
ラトワイユ
 続き、フェイト1使用、たぶんこいつら中ボスクラスを凌駕してると見た 5d6+14 
DICE
 5d6+14 = [1,6,6,2,4]+14 = 33 クリティカル!
ラトワイユ
 クリティカル★
GMろー
 やれやれだ……
オスカー
 お見事。
イリス
 絶望への第一歩だったとか、無いよね?
ラトワイユ
 おそらくネームドクラス以外だと最高レベルの連中と見たわ

トロウルハングマン

分類:妖魔 属性:− レベル:40 識別値:28

攻撃:首切り斧(斧/両) 28(5D)/177(5D)/白兵(物理)/至近

回避:13(2D) 防御:52/35 行動:29 移動:25

エネミースキル:
《死刑執行》1:パッシブ。あなたが行なう武器攻撃の命中判定でクリティカルした場合、この攻撃に対してリアクションやカバーを行なえず、スキルやアイテムの効果によって失敗させることができない。
《スマッシュ》1 《グレートバースト》1 《バーストスラッシュ》1 《ファストセット》1 《アルティメットボディ》5 《連続攻撃》1 《暗視》1 《脚止め》1 《粘液の肌》8

解説:トロウルの死刑執行人。両手に持った斧で人間を次々と処刑していく邪悪な処刑者だ。この妖魔の放つ力を極限まで高めた一撃は、あらゆる妨害をはねのけて受刑者の首をはねる。
オウガバトルロード

分類:妖魔 属性:− レベル:45 識別値:26

攻撃:バトルアックス(斧/両) 30(5D)/128(10D)/白兵(物理)/至近

回避:12(2D) 防御:50/35 行動:23 移動:20

エネミースキル:
《バッシュ》5 《ディフェンダー》5 《プロボック》3 《リバウンドバッシュ》1 《マジックディフェンダー》1 《ウォークライ》5 《グレートバースト》3 《ストラグルクラッシュ》1 《バーストスラッシュ》1 《ビルドアップフォース》5 《アルティメットボディ》5 《クロックアップフォース》1 《フォートレス》5 《レッドラグ》3 《得意分野:筋力》2 《苦痛耐性》10 《闘争本能》6

解説:幾多の修羅場を潜り抜け、鬼神のごとき強さを得たオウガ。攻撃力の高さに加えて、驚異的な耐久力を誇っており、一度防御を固めたオウガバトルロードを倒すのは至難の業だ。


GMろー
 御明察。どちらもルールブックに載っている限りで、ネームドを除いて種族で最強のエネミーたちです。
 オウガバトルロードの方はイラストだと全身甲冑なんですが、それだとオウガと分からないので今回は一肌脱いでもらいました。
ヴァルコ
 やだ、イケメン
GMろー
 ただし防御力は下がっていない。(ひどい)
ラトワイユ
 ……嫌な予感的中したわw
オスカー
 ……まさかとは思ったが、マジか。
ラトワイユ
 肌露出してるとね、肌そのものが鍛えられるからきっとそういうことなんでしょw
GMろー
 どちらも一体で四人を相手取る自信があるだけの実力は備えています。
ラトワイユ
 二体同時に相手取ったら厄介だけど、今回はトロウルハングマンだけだから何とかなるんじゃない?
GMろー
 さて、残るふたりとギルドサポートなんかは。
イリス
 さて、イリスは《ランナップ》で戦闘移動をしてトロウルにエンゲージしますね。
オスカー
 では私は《陣形》1回目を使って接敵しつつ、《インペレイティブ》から《フェイヴァード》+《フェイス:アーケンラーヴ》+《ホーリーアタック》+《ホーリーウェポン》+《マニフィカート》を発動。
 2d6+2d6

DICE
 2d6+2d6 = [4,2]+[6,5] = 17
オスカー
 両者成功。味方全員、命中判定+1してください。
 私は武器攻撃力+15、命中判定+1D6されました。
ヴァルコ
 すばらしい
GMろー
 さすがパラディンの自己強化だ。
オスカー
「偉大なる太陽神アーケンラーヴよ。御身の僕に魔を討つ力を!」
ラトワイユ
 アーケン様すばらしい……ラト君には意味ないけど(確か武器攻撃の命中+1だっけ?)
ヴァルコ
 攻撃の命中+1 魔術も有効
《陣形》が使われたので連動して発動ですね
GMろー
 ところでコーラーはラトワイユさんなんですが。
ラトワイユ
《陣形》使うのね?<確認
オスカー
 おっと、御免よ。
イリス
《陣形》使うなら《ファーストストライク》にしといたのに(^^;
オスカー
 あら、すまん。
GMろー
 相談が足りなかった。実戦ではよくあること。(実戦?)
ラトワイユ
 ともかく《陣形》行くなら認可〜、ラト君は動かないけど
GMろー
 おっとそうだ、イリスさんは《脚止め》で封鎖ですね。
 トロウルの全身から放たれる殺気が、後退すれば即座に斬られるという圧力を加えてきます。
イリス
 ああ、オスカーさんも接敵してるから《脚止め》が
GMろー
 他のサポートはないですね。
ヴァルコ
 ヴァルコは《陣形》分で
GMろー
 まだ動いてなかった!
ヴァルコ
 オウガのほうに1mだけ移動して、エンゲージを分けます
GMろー
 では、一歩近づいたことでオウガがぴくりと眉を跳ね上げます。
ヴァルコ
「これ以上そっちに近づくつもりはねぇからな」
GM/オウガ
「……知れたことよ。」

・イニシアチブプロセス

――35:ヴァルコ

オスカー
「これで、お前を後ろに行かせる心配はないな」
GM/トロウル
「あっちの首を落としたいが、まずは、お前たち、だ。」
GMろー
 ヴァルコさんを憎々しげにねめつけてから、視線を目の前のふたりに移します。
イリス
「首を落とせるのかしら?」
GM/トロウル
「その口、叩けぬように、してやる。」 ぎらり、と首切り斧が鈍い光を放ちます。
ヴァルコ
《タイムマジック》+《アフターイメージ》+《ピンポイントアタック》 マイナーで別れの杯使用。メジャー《コンストレイン》 攻撃時に《スイングダガー》使用。トロウルハングマンに投射攻撃。フリーで《連係T:ダーククロス》宣言
GMろー
 連係攻撃の開始、ですね。いざ。
ヴァルコ
 この攻撃はリアクションダイス−2個、防御0扱い、あたると毒1、ダメージが通ると回避判定ダイス−2個、投射に使った武器が戻ってきます
GMろー
 ひどいな。
 既に数値が出てるので言いますが、20以上で回避不能です。その時はダメージもどうぞ。
ヴァルコ
 5d6+10
DICE
 5d6+10 = [2,1,6,2,5]+10 = 26
ヴァルコ
 26で命中ですね
GMろー
 その早業は魔法のようだ。
ラトワイユ
「よし、ここだな!」 《チェックメイト》
 1d6+10+2 「ヴァルコの旦那、一気に決めてしまってくれ……我は科す殲滅の咎」
DICE
 1d6+10+2 = [3]+10+2 = 15
ヴァルコ
「任せろ!」
ラトワイユ
 +15してくださいー
ヴァルコ
 3d6+90+15
DICE
 3d6+90+15 = [6,3,2]+90+15 = 116
ヴァルコ
 116の物理
GMろー
 どすん。
GM/トロウル
「……お?」 珍しいものを見たような顔で、自分の肌に突き立ち、そして一瞬後に引き戻される闇色の刃を見ます。
GMろー
 防御無視でさえなければ弾いてましたからねこれ。
ヴァルコ
 うむ
GMろー
 そして毒とリアクション−2D。これは重い。
ヴァルコ
「あんま強くはねぇが、モノは使いようだろ?」

――10(割込):イリス

イリス
 連係継続。《連係T:ブレイズドレイン》
GMろー
 そうだ割込みだ!
イリス
「さて、往きますわね」
 ムーブ《ファストセット》+《エンハンスブレス;光》、マイナー《フルスイング》+《ツインアーツ》、メジャーで《クロススラッシュ》を両方ともトロウルへ。
GMろー
 既にして20以上で回避不能。どんどんこいよ。
イリス
 4d6+17+1+1 1撃目
DICE
 4d6+17+1+1 = [4,3,2,3]+17+1+1 = 31
イリス
 4d6+17+1+1 2撃目
DICE
 4d6+17+1+1 = [5,1,2,5]+17+1+1 = 32
GMろー
 もはや反応すらできないトロウルを連撃が襲う!
イリス
 ダメージいきます。1撃目に《スラッシュブロウ》投入。
 3d6+38+5d6+2d6+1d6+3+24+22+6d6 双剣技― 
DICE
 3d6+38+5d6+2d6+1d6+3+24+22+6d6 = [5,2,3]+38+[1,3,2,1,2]+[5,1]+[3]+3+24+22+[4,6,3,2,5,1] = 136
イリス
 3d6+38+5d6+2d6+1d6+3+24+22  光竜咆哮っ!
DICE
 3d6+38+5d6+2d6+1d6+3+24+22 = [6,1,5]+38+[1,2,2,3,2]+[1,4]+[4]+3+24+22 = 118
イリス
 136点と118点の<光>属性魔法ダメージ。
 後、ダメージが徹るとイリスのHPが48点ずつ回復します。意味ないけど(笑)
ヴァルコ
 コワイ!
GMろー
 生半可なことでは傷を負うことすらないトロウルの肌に、深々と傷が刻みつけられていきます。
オスカー
 ソロ戦闘だな。
GM/トロウル
「なっ、がっ――!?」 目を白黒。
GMろー
 ここまでダメージはぴったり300点!

――13(割込):ラトワイユ

ラトワイユ
「よし、こっちも追撃する」 《カリキュレイト》 マイナーだけでも潰して置きたいし
ヴァルコ
 すばらしいな
GMろー
 これだから割り込み系は!
ラトワイユ
 メイジなのにとろくて先手取れないのはつらいの! ともかく
オスカー
 そして相変わらず蚊帳の外。
GMろー
 この後首を跳ねて差し上げるのでそれまでお待ちください。
ラトワイユ
 ムーブ無し、マイナーは《ブーストマジック》、メジャーは《ホーリーライト》、トロウルハングマンに
 4d6+15 「ともかくこういう厄介なやつはさっさと倒しておきたいしな」
DICE
 4d6+15 = [2,1,6,4]+15 = 28
GM/トロウル
 刺されて斬られて照らされて。回避不能、ダメージどうぞ。
ラトワイユ
「つーことで……おとなしく倒れてもらおう」《マジックフォージ》
 13D6+9+4d6+30 「我は放つ光の閃刃」
DICE
 13D6+9+4d6+30 = [5,5,4,3,2,1,3,1,1,4,1,3,1]+9+[1,2,1,1]+30 = 78
GMろー
 ……おやあ?
ラトワイユ
 ……
 1がいっぱいorz
GM/トロウル
「ふん、こけおどし、だ。」 光は届かず。《粘液の肌》8でノーダメージ!

――29:トロウル

GM/トロウル
「やって、くれたな……少し、驚いた、ぞ。」 まさか斧を振るう前に三度も傷を負わされるとは。
ラトワイユ
「ちっ、ミスったな」
GM/トロウル
「じゃあ、死ね。」
GMろー
 ムーブで《ファストセット》《スマッシュ》、マイナーで《アルティメットボディ》の【筋力】指定、メジャーで《連続攻撃》!
GM/トロウル
 3d6+28 一撃目、イリスさんに! 逆上しながらも鋭い斧刃!
DICE
 3d6+28 = [5,3,6]+28 = 42
GMろー
 ここで《グレートバースト》を宣言。
《死刑執行》の効果で、リアクション不可。カバーも失敗させることもできません。
イリス
 こーい!
GM/トロウル
 5d6+177+20+60+2d6 「その首、落とせ!」 《バーストスラッシュ》で防御無視の物理ダメージ!
DICE
 5d6+177+20+60+2d6 = [3,1,2,1,3]+177+20+60+[5,2] = 274
オスカー
 ほぼ貫通がそれか。
 プロテも出来ないんだっけかこれ
GMろー
 軽減は可能です。
オスカー
 軽減いるかい?
ヴァルコ
 何点減らせば耐える?
イリス
 えーっと、イリスの現在HPが207で《トゥルーアイ》で軽減できるのが12点だから56点?
オスカー
 56点か。
ヴァルコ
 ちょっと待ってねー
GMろー
 現行最強格のトロウルがやられっぱなしじゃいられない。最低ひとりは持っていく!
イリス
 うーん、それは倒れるなぁ……なら《ソウルバスター》! 「ただでは倒れませんわ!!」
 207点受けて下さい
GMろー
 ひどい! やっと返したと思ったら!
オスカー
「イリス?!」
ラトワイユ
「ちっ……まずいな」
GMろー
 思わぬ反撃にトロウルの息も絶え絶えといった感じではありますが……
オスカー
「くっ……」 盾を構え直す。
GM/トロウル
「ひとおつ……!」
イリス
 そして、勿体ないけど、《パーフェクトボディ》
ヴァルコ
 そうか、それがあったのか
イリス
 HP20で復活
GMろー
 あっ落とせてない!
オスカー
 おお。
ラトワイユ
 よかった
GM/トロウル
 3d6+28 では二撃目。そのままイリスさんに!
DICE
 3d6+28 = [5,5,2]+28 = 40
GMろー
 さすがに3Dでクリティカルに期待はできない。リアクションどうぞ。
オスカー
 よし。
イリス
 では《ディフェンスライン》
 4d6+17+1+1 「受けて、逸らす!」
DICE
 4d6+17+1+1 = [1,5,2,2]+17+1+1 = 29
イリス
 命中。
オスカー
 では《カバーリング》
 イリスを此処でカバー
GMろー
 首を落とさんばかりの斬撃にもひるむことなく割って入る! ではダメージを。
GM/トロウル
 5d6+177+20+60 首切り斧が叩き出す物理ダメージ!
DICE
 5d6+177+20+60 = [5,4,3,5,4]+177+20+60 = 278
オスカー
 う〜ん……
GMろー
 さて、走馬灯のような逡巡を経ての決断は?
オスカー
 オウガの前で業腹だが、此処は戦闘不能になります。
GM/トロウル
「邪魔を、しやがる。」 前衛を一瞬にして半壊させたトロウルは、しかしひとりの首も落とせなかったことに不満げです。

・クリンナッププロセス

GM/オウガ
「――そこまでだ!」
GMろー
 と、ここで一切の手出しを自らに禁じていたオウガが大音声を張り、皆さんの頭上を飛び越え、トロウルと前衛の間に割って入ります。
ヴァルコ
 では、ヴァルコも武器をしまおう
GM/オウガ
「言を違えるつもりはないが、貴重な戦力を見殺しにするわけにもいかん。止めさせてもらうぞ。」
オスカー
 血に塗れてフラフラの頭を振ります。
ラトワイユ
「なにぃ!?」
GM/トロウル
「何を、勝手な……ぐっ……」 と、毒が回ってもう倒れる寸前。
オスカー
「……ど…いぅ……いm……」
ラトワイユ
「これは……」
イリス
 気付け《ファーストエイド》ならしとくよ(^^;>オスカーさん
GMろー
 オウガは崩れかけたトロウルを軽々と肩に担ぎます。
ヴァルコ
「ま、こっちもお前さんとこのまま戦って、命は落としたくねぇよ」
イリス
「手札を結構切りましたしね」
GM/オウガ
「向こうもどうやら、仕切り直しのようだしな……我らは退く。お前たちの勝利だ、持って行け。」
ラトワイユ
「まぁともかく、だ、今度こそお暇させてもらうとしようぜ……イリス、オスカー,歩けるか?」
イリス
「私は大丈夫ですわ。慣れていますもの」
オスカー
「クッ……」震える手で、自身に演出で《ヒール》。血止めします。
 肩が震えるのは多分、痛みだけではない。
ラトワイユ
 オスカー君に《ヒール》して手伝って上げましょう
オスカー
「大丈夫、だっ……」
 護り切れず、敵に勝負を止められたのは悔しい。
     *     *     *
GMろー
 というわけで、ドロップ品決定ロール。対象はトロウルのみ。
ヴァルコ
《トレジャーハンターT》の宣言をしつつドロップを振ります
 3d6 いっこめ
DICE
 3d6 = [2,3,2] = 7
ヴァルコ
 3d6 にこめ
DICE
 3d6 = [5,5,1] = 11
ヴァルコ
 7と11
GMろー
 では、最高級ダイアモンド(重量1:30000/15000G)×1と妖魔処刑者の腰布(45000G)×1を勝ち取りました。
ヴァルコ
 フェイト1で60000Gなら上々
GMろー
 では、戦闘シーンを終了します。


●シーン4.5――マスターシーン

 傷ついた同胞を横たえ、待つことしばし。それには及ばないまでも、消耗した姿で戻ってくる姿を認めた。
「――おや、何事ですか?」
「冒険者だ。そちらの首尾は。」
「“逃げられ”ました。」
 肩をすくめながらの答え。夜を待たずに挑んだ以上、受身と可能、どちらの意味かは明白だった。
「ほう、これは手ひどくやられたものですね。……使えそうですか。」
「かもしれん。任せる。」
「了解しました。それでは精々、役に立ってもらうとしましょうか――」


●シーン5

GMろー
 痛み分けの形で妖魔と別れた皆さんですが、まずは休息できる安全な場所を探す必要があるでしょう。
 耳を澄ませば、剣戟の音はいつの間にか止んでおり……その代わりに聞こえてきたのは、迫り来る地響き。
オスカー
「時間が……無いな……」
イリス
「大物かしら?」
GMろー
 見ればこの場に、超大型の魔獣が近づきつつあります! 厳しい状況ですが、まずはこれを迎え撃たねばなりません。
オスカー
 軋む身体を抑えつつ立ち上がる。
ラトワイユ
「次から次へとまったく……いい加減にしやがれっての」
GMろー
 進行判定は力でねじ伏せる【筋力】、支援判定は[《超大型》の「分類:魔獣」に対する攻撃のダメージ÷5]となります。攻撃を行なうスキルを使用する場合はコストを消費してください。
 この進行判定に誰かひとりでも成功しない限り、シーン終了時に全員が50点のHPロスを受けます。
ラトワイユ
 逆に言えば一人でも成功したらオッケということね
オスカー
 ……
GMろー
 また、もし魔獣を無理やりにでも落ち着かせるスキルがあれば、そちらに頼ることも……?
ヴァルコ
 そっちもってる人は少なそうだなぁ<お座り
ラトワイユ
《アニマルコントロール》はさすがにないなあ
オスカー
 その前に《ヒール》かける用意を。
GMろー
 もちろん進行判定を行なわずに、1ラウンド分の行動で回復を行なうのも自由です。
 あと実はイニシアチブも行なえるので、《クイックヒール》があれば便利。
ラトワイユ
《クイックヒール》なら手番は食わないから何とかなるかな
オスカー
 HP1ではどうしようもない。というわけで
ヴァルコ
 割と駆使すればどうにかなると思うねぇ
GMろー
 また今回に限り、[逃走]も許可します。その場合進行判定は行なえないわけなので、次のシーンが最後のチャンスになりますね。
ヴァルコ
 まずはヴァルコから行きまーす
GMろー
 ナイフ一本で超大型魔獣に立ち向かえ!(向かわない)
ヴァルコ
 ムーブは適当に踊りつつ、マイナーでハイMPポーションを使用。メジャーで《マドリガーレ》を使用します
 4d6+13 ぽーしょん
DICE
 4d6+13 = [1,6,2,5]+13 = 27
ヴァルコ
 4d6+9 はんてい
DICE
 4d6+9 = [2,4,2,6]+9 = 23
ヴァルコ
 うむ、PC全員メジャー判定+4
「サボりーたいのよー♪」 ぐびり
GMろー
 その間にも、刻一刻と魔獣は迫りつつあります。急げ!
オスカー
 其処に割り込み、《クイックヒール》+《ヒール》を自分に。
GMろー
 間に合え!
オスカー
 2d6+3
DICE
 2d6+3 = [5,4]+3 = 12
オスカー
 うん、成功。回復量が 6d6+48+13
DICE
 6d6+48+13 = [1,4,6,1,3,5]+48+13 = 81
オスカー
 81点HP回復。
 あとはイニシアチブまで待つ。
GMろー
 今がイニシアチブだったと思います。<スキルのタイミング的に
オスカー
 あ、いえ、自分のイニシアチブ、と言う意味で。
GMろー
 なるほど行動順。
イリス
 では、イリスの行動
 ムーブなし、マイナーで《セルフヒーリング》で180+13でHP全快して、メジャーで進行判定。念の為にフェイト1点投入。
GMろー
 激戦の跡などもはやどこにも見えない。
イリス
 2d6+13+4+1d6 強振っ!
DICE
 2d6+13+4+1d6 = [6,4]+13+4+[6] = 33 クリティカル!
GMろー
 !?
イリス
 クリティカル
GMろー
 これは逆に……さあ、1Dをどうぞ。
イリス
 1d6
DICE
 1d6 = [4] = 4
ヴァルコ
 もんだいなかった
ラトワイユ
 お見事
GMろー
 超大型魔獣もなんのその。全快したイリスさんが、瞬く間に撃退してくれました。
オスカー
 オスカーさんも騎士として自信を無くしそう。
GMろー
 騎士の本懐は守ることですからうん。
ラトワイユ
 いやウォーロードとパラディン一緒に考えちゃだめだからw
 まぁパルフェ見たいないろんな意味で規格外のもいますがw
 ちなみにその超大型魔獣ってどんな奴?
GMろー
 うーん……ロック鳥あたりとしておきましょうか。地響きではなく羽音だったということで。
 錬金竜で空中戦、交差して撃墜。これだ。
ラトワイユ
 ハイ、なかなか強い奴だったわけね
GMろー
 なにせHPロス50点ですからね!
オスカー
 一瞬で終わっちゃったか。
「交錯一発で終わるとは」
ラトワイユ
 単なる戦士の時代は終わったな(謎)
イリス
 いや、航空戦士の時代はないから(^^;
ヴァルコ
 カジさんじゃないのか<航空戦士
GMろー
 ひとりで時代は作れません。
オスカー
 では、心置きなく回復できるな。
ラトワイユ
 それはそれとして、判定成功したなら回復に専念できますね
GMろー
 魔獣を撃退したことで、少しは余裕ができましたが……またいつ現われるとも限りません。手早く残りの行動を済ませて、安全な場所を探しに向かうとしましょう。
 そして言い忘れていましたが、FS判定攻略おめでとうございます。次のシーンで、イベントです。
ラトワイユ
 じゃオスカー君に《ヒール》しましょう、ラト君の手番で
オスカー
 では、自分も行動手番で改めて《ヒール》します。
ラトワイユ
 4d6+14+4 ヒールの魔術判定、オスカー君へ
DICE
 4d6+14+4 = [3,1,2,4]+14+4 = 28
オスカー
 2d6
DICE
 2d6 = [1,4] = 5
オスカー
 成功、では
ラトワイユ
 3D6+54+10+13 「我は癒す戦の傷痕」
DICE
 3D6+54+10+13 = [1,4,3]+54+10+13 = 85
ラトワイユ
 85回復〜
オスカー
 待った。
ラトワイユ
 ?
オスカー
 全快してるわ。
 自分の《ヒール》は要らなかった。
ラトワイユ
 さすがにこれだけ回復すればねw
GMろー
 oh...
 では判定を取り消しつつ、他の行動をどうぞ。
ヴァルコ
 MPとかポーションで回復しとけば良いんじゃないかな
オスカー
 ハイMPポーション飲みます。 4d6+13
DICE
 4d6+13 = [3,2,6,1]+13 = 25
オスカー
 25点MP回復しました。
GMろー
 マイナーとメジャーで二本飲めたりしますが、以上で?
オスカー
 ん〜
 あと10点ほどのビハインドなので、それくらいなら大丈夫かなと。
 というわけで以上。
GMろー
 では、補給も済ませてこの場を離れるということで、シーンを変更しましょう。


●シーン6

GMろー
 日もそろそろ沈もうかという頃合い。皆さんは無事、今夜の野営場所として安全地帯を確保することができました。
 念のため、まだ回復などがあればどうぞ。
イリス
 MPポーション1本飲んでおきます。
 2d6+13 回復量
DICE
 2d6+13 = [5,4]+13 = 22
ラトワイユ
「こんな時に野営たぁなぁ……俺たちも度胸ついたもんだぜ」
イリス
「当直は二交代ですわね」
ラトワイユ
「あぁ、いいぜ、夜に襲ってくる魔獣がいるだろうし」
オスカー
「ではまず、私と……ヴァルコだな」
ヴァルコ
「アイヨー」
ラトワイユ
「わかった」
イリス
「解りましたわ」
オスカー
「イリスは後半、よろしく頼む。ラトワイユは精神を休めてくれ」
ラトワイユ
「あぁ、そうするよ」
GMろー
 さて、皆さんは魔獣暴走の原因を追って、その発端と思われる島の北部までこうしてやってきました。
 そこで待っていたのは、強力な妖魔に、剣戟を演じていたふたつの人影。それらが立ち去ったあとに魔獣が来たことを考えても、彼らのいずれかが元凶であると考えるのが自然でしょう。
オスカー
「……イリス、ヴァルコ、休息は少し後になりそうだな」
ラトワイユ
「休みなし、か、やれやれ」
GMろー
 野営の準備を済ませ、不寝番の相談などをしていると……
 足音を隠すこともせず、暗がりから皆さんの方へ歩み寄ってくる人影があります。
オスカー
「……それで、何故我らを逃した?」
 流石に戦闘不能になってデカい口は叩けないので、結果的に頭が冷えた。
 ただ、最前列の配置は変わらない。例え肉壁だろうと護ることこそ我が本懐
ラトワイユ
「……こんな時間に訪問客とはな、俺達も好かれたもんだ」
イリス
「妙に好戦的ですわね、ラトワイユさん」
ラトワイユ
「別に好戦的じゃないさ、単に思っただけのことを言ったまでさ」>イリス
イリス
「少しは言葉を鎧った方がいいですわよ?」
GM/??????
「――今晩は、冒険者の皆さん。」
GMろー
 訪客はつば広帽子にマントを身に着け、腰に両手剣を穿いたヴァンパイアです。白皙の美貌は涼やかを通り越して、冷たくさえ感じられるほど。
ヴァルコ
「よ!」>ヴァンパイアへ
オスカー
「やれやれ……妖魔が千客万来とは、島にとっても由々しき事態だな」
GMろー
 物腰や口調のせいもあるでしょうが、先の妖魔に比べると一段実力は劣るような印象を受けます。四人を相手取る自信のようなものは感じられません。
ラトワイユ
 無論油断せず、かつ普通に見ていましょう
オスカー
 一応、周囲に気は配っておきます。バグベア辺りが出てきそうな感じがするもので。
GM/ヴァンパイア
「先刻は、同胞が世話になったようで……こうしてご挨拶に伺った次第。」 帽子を取って慇懃に一礼。
ヴァルコ
「おう、世話したぜ〜」
イリス
「世話というより絡まれたという方が正しいですけれど」
ラトワイユ
「……。まぁ過ぎたことだ、で、用件は?」
GM/ヴァンパイア
「確認したいことがございましてね。このような辺境まで赴かれたのは、いかなる御用でしょう?」
GMろー
 ぴんと指を一本立てて。
ラトワイユ
「魔獣が暴走してるから調査に来た、それだけだ」
オスカー
「一刻も早く島外に出ていくべきだな。現在の混乱が収まれば、その刃は即座にお前達に向く」
GM/ヴァンパイア
「その言は容れられませんが……なるほど、混乱。」
GMろー
 得心したようにひとつ頷いて言葉を続けます。
GM/ヴァンパイア
「ならば、魔獣を相手取るだけで事態の解決を図るのは、少々了見が狭いというもの。あなた方が真に倒すべき敵は、他にいます。」
オスカー
「……何だと?」
 ああ、この場合の「何だと」は、「何故それを妖魔たる貴様が言う?」的な意味で。
ヴァルコ
「だろうなぁ」
イリス
「まあ、原因はあるでしょうね」
ラトワイユ
「ほう? そいつは誰なんだ?」興味深げに
GM/ヴァンパイア
「それこそ、我ら共通の敵。この島へと逃れてきた、ひとりのフォモールです。」
オスカー
「……何者だそいつは。妖魔の残り5種族、それも最強クラスが追うフォモールとは、いったい何者なんだ」
 >バグベアとゴブリンは見てないけどその辺りはかま掛けってことで。
GM/ヴァンパイア
「あれはもはや妖魔にして妖魔にあらず――さしずめ“戦鬼”とでも呼びましょうか。」
ラトワイユ
「……おおかた魔族と契約したら暴走しちゃって悪魔みたいになっちゃったとか、そんなオチか?」
(アルディオンで起きた大崩壊のこととか思い出しつつ)
ヴァルコ
「人間にも珍しくねぇけどな。極めるためにすべてを捨てるやつは」
イリス
「極める為にヒトを捨てる場合もありますわね」
GM/ヴァンパイア
「原因までを語ることはできませんが、“戦鬼”が人も魔も無差別に殺傷し続ける、危険な存在であることは確かです。」 と、両手を広げて肩をすくめ。
ラトワイユ
「あー、いたな。俺の故国にも」<ベルフトとかピアニィとかw
GMろー
 別に捨てちゃいないでしょう。(笑)
ラトワイユ
 あれはもー人間やめてると思うw
GM/ヴァンパイア
「申し遅れましたが、私は“戦鬼”追討隊の長を務めております。“月虹”と、そうお呼びください。」
GMろー
 そう言ってヴァンパイアはまたも慇懃に一礼してみせます。……本名を名乗るつもりはないようですね。
ヴァルコ
「ヴァルコだ。よろしくな〜」 手をひらひらしつつ
オスカー
「……」ヴァルコの方を何か言いたそうに見る。
GMろー
 名乗り返されても返されなくても、ヴァンパイアの方はまるで気にした様子はありません。
イリス
「月虹……まさか、ブリガンティア様から……」
GMろー
 おっと、それを言われると、イリスさんの方にはウィンクを送ってきますね。
イリス
「(……我慢、我慢)」
ラトワイユ
「まぁもとをたどればエルダナーンから邪悪化した種族だしな」
 もともと魔族とか妖魔とか縁のなかった大陸出身だけに危機感が少し低いラト君w
ヴァルコ
「まー、大体わかるが。用件はそういうことか」
GM/月虹
「お察しの通り。あなた方に、共闘を申し入れたいのです。
 とはいえ、何も同じ戦場に立とうと言うのではありません。背中を預け合うのも無理な話というもの……」
ラトワイユ
「よくわかってるじゃねーか」
オスカー
「良く判っているな」
ヴァルコ
「まー、相互不干渉。とかその辺か?」
ラトワイユ
「要するにお互い利用しあおうって事だろ?」
GM/月虹
「いかにもその通り。戦力を欠いた我らに代わって、“戦鬼”と戦っていただきたい。
 代わりに、魔獣については我々が対処しましょう。元より我らの側に属するもの、御するのはなんとでも。」
ラトワイユ
「ほう…………悪くない話ではあるな」
オスカー
「だが……」
 言外に「信用できるのか」という感じ。
 それに対する対案を用意できないからそれ以上言えないんだが。
GM/月虹
「あとは、討伐の証拠として……そうですね。かの“戦鬼”の鎧でも回収させていただければ、我々三人はこの島に二度と踏み込まず、手出しもしないと邪神にかけて誓いましょう。」
GMろー
 GMとして言っておくと、この誓いはゲッシュ相当の誓約です。もしも破った場合、妖魔たちの能力は格段に落ちることになるでしょう。
オスカー
 ふむ。
ヴァルコ
 ゲッシュ相当ならみればきっとわかるな、それは
オスカー
 では、その言葉が発せられたときの魔力の流れでそれはわかったということにしておきましょう。
ラトワイユ
 なるほど
「邪神にかけられてもな……とはいえ、悪くない話なのは確かだ、信用できるって話前提でなら」
GMろー
 そう、これまで長々と話してきましたが……この取引が信用できるものかどうかは、自分で確かめるほかありません。
 というわけで、虚実を見極める【精神】判定をどうぞ。
オスカー
 此処はフェイト1点使おう。絶対成功したい。
ラトワイユ
「ゲッシュまで使って誓うというのはその証か……(少し目を閉じ考え)」
イリス
《ベアアップ》は使えないか残念。
GMろー
 リアクション側はどちらかと言えば月虹ですね。
ラトワイユ
 難易度いくつ?
GMろー
 対決判定です。
オスカー
 では、《インサイト》も乗りまして、結果が 2d6+12+1d6+1d6
DICE
 2d6+12+1d6+1d6 = [2,6]+12+[2]+[5] = 27
オスカー
 orz 低い。
 27で。
GMろー
 期待値超えてるじゃないですか、やだー!
ヴァルコ
 普通にふる 3d6+9
DICE
 3d6+9 = [3,1,6]+9 = 19
ヴァルコ
 19
イリス
 フェイト1点ー 2d6+11+1d6 
DICE
 2d6+11+1d6 = [1,4]+11+[2] = 18
イリス
 18
ラトワイユ
 あ、こっちも《インサイト》あるな
 フェイト1使用
 ええっと《士気高揚》とあわせて……ダイスは5つか 5d6+9
DICE
 5d6+9 = [1,3,4,5,1]+9 = 23
GMろー
 ままで?
ヴァルコ
 ありの
GMろー
 では対抗。
GM/月虹
 2d6+10+3d6 既にして夕暮れ。《夜の御子》はここからが怖い。
DICE
 2d6+10+3d6 = [4,6]+10+[5,2,3] = 30
GMろー
 残念ながら、慇懃な態度の裏に何か隠されているかどうかを読み取ることはできませんでした。
ヴァルコ
 あ、もう夕暮れだったのか
GMろー
 実はシーンの最初に描写してます。
オスカー
 なんと。
ヴァルコ
 沈もうかって言う時間、で三時四時くらいのイメージだったんだ
GMろー
 それはそろそろ落ちようかという頃合いではないかと。
(沈むか沈まないか、なので日没少し前)
ラトワイユ
 私は5時くらいのイメージだった
イリス
 イメージの伝達って難しいね
ヴァルコ
 まあ、判定前に確認しなかったしね
オスカー
 向こうは出目が全般的に高い。
 出目勝負なら仕方ないな。
GMろー
 さて……リーダー、取引の返答やいかに。
ラトワイユ
「……。いいだろう(目を開いて月虹を真正面から見て)。お前の取引に応じよう、ただし、その戦鬼とやらの情報は喋って貰うぞ」
GMろー
 月虹はニマリと、三日月のような笑みを浮かべます。
GM/月虹
「いいでしょう。まず、“戦鬼”と化す前の彼についてですが――」

フォモールバトルマスター

分類:妖魔 属性:− レベル:41 識別値:28

攻撃:邪悪剣×2(長剣/双) 29(4D)/148(5D)/白兵(物理)/至近

回避:25(2D) 防御:物理>魔法 行動:26 移動:18

エネミースキル:
《異形:虚撃》1:武器攻撃と同時に使用。この攻撃に対して、対象はリアクションを行なえない。1シナリオに1回使用可能。
《バッシュ》5 《スマッシュ》1 《スラッシュブロウ》3 《バーサーク》5 《クールランニング》1 《クロススラッシュ》1 《ストームアタック》3 《ツインウェポン》1 《ディフェンスライン》1 《バトルコンプリート》3 《ファストセット》1 《ブレイクダウン》5 《メルトダウン》3

解説:ただ敵を倒すためだけに剣を振るうフォモール。荒々しく、力強い二刀流の技で、眼前に立ちはだかるものすべてを切り裂く。異形で知覚能力が強化されており、敵の隙を的確につくことができる。


GM/月虹
「――ですがそれも過去の話。今や彼は“技”のほとんどを失い、代わりに余りある“力”を得ています。」
ラトワイユ
「パワー、とかいうんじゃねーだろうな?」
GM/月虹
「そう呼ぶ者もいるかもしれません。ですので、これをお渡ししておきましょう。」 と、懐から香のようなものを取り出してその場に置きます。
ラトワイユ
「パワー封じのアイテムってところか?」
イリス
「ですかしらね」
GM/月虹
「それでは、私はこれで。どうぞ、ご健闘下さい――」
GMろー
 月虹は暗がりに溶けるようにして、その場を離れていきました。
ラトワイユ
 アイテム鑑定いいかしら?<パワー封じアイテム?
GMろー
 はい、どうぞ。重量は1、難易度は15です。
ヴァルコ
 一応、先にヴァルコが手にとってみるけど、呪いとかで手が離れないとかないなら、ラトさんに渡す
GMろー
 さすがに罠はないようです。
ラトワイユ
 3d6+14 「どんなアイテムだ?」
DICE
 3d6+14 = [6,2,4]+14 = 26
オスカー
「判るか、ラトワイユ?」
ラトワイユ
「あぁ、見たことあるな、セフィロスの神殿で。似たようなのを」
オスカー
「セフィロス……セフィロス、か」
GMろー
 ではラトワイユさんは、これが夢幻の香(重量1:購入不可)と呼ばれる“神具”であると知っていました。この場合は邪神側の、ということになりますが効果は変わらない。
 シーン内で使用されたパワーひとつを無効化する、という消耗品です。
ラトワイユ
 ざっと解説しときましょう
「パワーひとつだけってのがミソだな、いつだったかの魔王エティクハーみてぇにパワー塗れだったらよく考えないといけねぇ」
イリス
「しかも常時発動型のパワーには効きませんしね」
GMろー
 さて、担い手は決まりましたか。
ヴァルコ
 じゃあ。ヴァルコがもっておきます
「まあ、使い方はわかるし、もっとくわ」
オスカー
「では、よろしく頼む」
ラトワイユ
「あぁ、だがこれは邪神の神具でもある、気をつけろよ」
GMろー
 魔獣を追った末に妖魔と取引して神具まで手にし、次に戦うのは人魔問わずの鬼。
 長い長い一日がようやっと終わりそうなところで、シーンを変更しましょう。

 

 


■クライマックスフェイズ

●シーン1

GMろー
 妖魔が早くも手を回したのか、予想された魔獣の襲撃もなく、静かに夜は更けていき……
 突如として、眠りの中でも察知できるほどの殺気が吹き付けてきます!
ヴァルコ
「おいでなすったか」
イリス
「……禍々しい剣気が……」
ラトワイユ
「お出ましか……」
オスカー
「来たな……」
GMろー
 果たして何に誘われ出でたのか。月光の下を、無造作なようでいて滑るが如き足取りでやって来るのは――“戦鬼”。
 本人は特に目立つところもなく、ただシンプルに強そうな印象を受けますが……その胴部を覆う鎧からは、目に見えそうなほどの強い想念が感じ取れます。
 両手にぶら下げたままの双刀がゆるりと振り上げられ……今ここに、戦端が開かれました。
 まずはエンゲージ。
〔戦鬼〕10m〔PC〕
GMろー
 敵は“戦鬼”一体。周囲の明度は2。必要な場合、エンゲージの迂回は+6m。他に説明するようなことはありません。
 質問がなければ、【行動値】宣言をどうぞ。
オスカー
「使徒オスカー・ディーノ、使徒の責務を今此処に果たす!」
 オスカー 行動値:7、戦闘前行動:無
ラトワイユ
「厄介だな この薄暗さは」
イリス
「イリス・アンティア、いざ参ります」
 イリス、行動値:10 戦闘前:なし
ヴァルコ
「確かに強ぇかもしれねぇが、オヤジほどじゃねぇなら何とかなるか」
《トレジャーハンターU》使用。敏捷+2 行動値35に
ラトワイユ
 んー
 質問、その戦鬼だけど、喋ったり話したりするくらいの知性はまだ残ってる?
GMろー
 不明です。少なくともここまでは一言も発していません。
ラトワイユ
 むー
 ラトワイユ、行動値13,戦闘前スキル、《エンチャンターU》@《エンチャントウェポン:無》をオスカー君に
 4d6+13 「我は築く魔の白刃」
DICE
 4d6+13 = [4,1,1,4]+13 = 23
ラトワイユ
 成功
ヴァルコ35>戦鬼26>ラトワイユ13>イリス10>オスカー7
GMろー
 では、ラウンド進行を開始します。


▼第一ラウンド

〔戦鬼〕10m〔イリス&ヴァルコ&ラトワイユ&オスカー〕

・セットアッププロセス

GMろー
 先に言ってしまうと、戦鬼はありません。PC側順次どうぞ。
ヴァルコ
《タウント》 戦鬼に
GMろー
 どうぞどうぞ。
ヴァルコ
 3d6+14 「やれるか?お前に」
DICE
 3d6+14 = [5,1,4]+14 = 24
ヴァルコ
 24で
GM/戦鬼
 2d6+8 戦鬼は黙して語らず。
DICE
 2d6+8 = [5,1]+8 = 14
GMろー
 ただその殺気の方向が、少しヴァルコさんに向けて偏りました。
ヴァルコ
(……気配だけで、殺されかねねぇな)
オスカー
「効いているな」
ラトワイユ
《ファインドアウト》に反応はないですね? 念の為に
GMろー
 ああ、そうでしたね。この戦いは、見られています。相手はひとり。
ラトワイユ
「(ちっ、油断ならねぇやつらだ、こっち疲弊したところに乱入してもろともってか、まぁそのときはそのときだ……)」
 《エンサイクロペディア》、《モンスターロア》、《トゥルースサイト》、で戦鬼にエネミー識別
GMろー
 いざ。
ラトワイユ
 どうせネームドクラスとなると40近い識別値いると見た、フェイト3使用
 ええっと《士気高揚》とフェイト3だから……ダイスは7つか
 7d6+13 「どんな奴だ……ファリニシュクラスはゆうに凌駕してるんじゃねーだろうな?」
DICE
 7d6+13 = [5,3,2,1,4,6,3]+13 = 37
ラトワイユ
 ダイス目……40足りなかったか……けどこれで
ヴァルコ
 まあ、期待値ですしね
ラトワイユ
 判明しなかったらごめん
GMろー
 では、軍師として目を凝らしてみましたが……あれほどの力を持つ敵は見たことがありません。予想もつかない!
ラトワイユ
「だめだ。こんな奴の力、まったく理解不能だ」
ヴァルコ
《識別不能》ってわけではないんですね?
GMろー
 はい。
ヴァルコ
 了解
ラトワイユ
[アンノウン]ってわけでもなさそうね
GMろー
 そっちは識別値が上がるだけですね。
ラトワイユ
《最後の力》発動宣言
 今回は3回復ね
ヴァルコ
 こっちも連動して、フェイト3回復
イリス
 同じくフェイト3点回復
GMろー
 まさに決戦。最後の力を振り絞って立ち向かえ!
ラトワイユ
 さらに《陣形》宣言、二回目になります
 ラト君は動かないけど
イリス
 イリスはとてとてと戦鬼にエンゲージ。
ヴァルコ
 前に1歩すすむ。戦鬼に向かって1m移動
オスカー
 遅くなりまして、《陣形》効果で戦鬼にエンゲージします。
イリス
 イリスの手番《ファーストストライク》起動
オスカー
 で、セットアップは《インペレイティブ》から《フェイヴァード》+《フェイス:アーケンラーヴ》+《ホーリーアタック》+《ホーリーウェポン》+《マニフィカート》で。 2d6+2d6
DICE
 2d6+2d6 = [5,1]+[1,1] = 8 片方ファンブル……
オスカー
 御免、《ホーリーウェポン》の方振り直し。
GMろー
 聖なる力も、戦鬼の放つ強烈な殺気の前にかき消されたか。
オスカー
 2d6
DICE
 2d6 = [1,2] = 3
GMろー
 風前の灯!
ヴァルコ
 発動すればよかろうナノダ
オスカー
 悪運使い果たしてこれで味方全員命中+1の、自分の武器攻撃ダメージ+15&命中判定+1D6。

・イニシアチブプロセス

――35:ヴァルコ

GMろー
 ここで残念なお知らせです。
ラトワイユ
 今度は何?
GMろー
 現在の明度は2。これは判定に−1Dのペナルティが入る状態ですが、GMもすっかり忘れていました。
 もうだいぶ判定もこなしてしまったので、見なかったことにします。適用する機会はなさそうですが。
GMろー
 では続きをどうぞ。
ヴァルコ
 ムーブで《タイムマジック》+《アフターイメージ》+《ピンポイントアタック》 マイナーで別れの杯使用。メジャー《コンストレイン》 攻撃時に《スイングダガー》使用。戦鬼に投射攻撃。フリーで《連係T:ダーククロス》宣言
GMろー
 来い。
ヴァルコ
 まあ、ペナ分はフェイトで消すか。フェイト1使用
 リアクションダイス−2個、防御0扱い、あたると毒1、ダメージが通ると回避判定ダイス−2個、投射に使った武器が戻る 5d6+10
DICE
 5d6+10 = [5,2,5,5,3]+10 = 30
GM/戦鬼
《ディフェンスライン》……は、失われている。回避不能!
ヴァルコ
 おっとぉ
 では、ダメージ前に《デスブレイド》 ダメージ+35
 3d6+90+35 「……狂戦士か。厄介だな」
DICE
 3d6+90+35 = [1,3,4]+90+35 = 133
ヴァルコ
 133の物理、防御0
GMろー
 さすがに素通しで毒も受ける。しかし怯む様子は一切ない。

――10(割込):イリス

イリス
 連係継続。《連係T:ブレイズドレイン》
 まず、フリーでキャップライト点灯
GMろー
 月下を照らす明度3。これでペナルティはなくなりました。
ヴァルコ
 後光
イリス
 ムーブ《ファストセット》+《エンハンスブレス:光》、マイナー《フルスイング》+《ツインアーツ》、メジャー《クロススラッシュ》で1撃目に《ボルテクスアタック》投入。
 4d6+17+1+1 1撃目
DICE
 4d6+17+1+1 = [6,2,5,4]+17+1+1 = 36 クリティカル!
ヴァルコ
 クリティカルだな
イリス
 クリティカル
GMろー
 ふむ。
 ではここで、ドレッドノートのパワー《刹那の返し》を使用!
 動きの鈍った戦鬼に斬り込むと同時に、戦鬼の双剣もイリスさんを捉えています。198点のHPロス!
 そして回避は自動的に失敗。ダメージどうぞ。
イリス
 えーい、《スラッシュブロウ》も追加だっ!
ラトワイユ
 ならここで言うか
《チェックメイト》
 1d6+10+2 「我は科す殲滅の咎」
DICE
 1d6+10+2 = [2]+10+2 = 14
オスカー
 おお
ラトワイユ
 14プラスしてねー
イリス
 8d6+38+3+3d6+24+22+180+6d6+14+1d6 双剣技― 
DICE
 8d6+38+3+3d6+24+22+180+6d6+14+1d6 = [2,3,4,5,3,5,6,2]+38+3+[2,6,1]+24+22+180+[4,2,5,4,4,3]+14+[2] = 344
イリス
 342点〈光〉属性魔法ダメージ
GMろー
 さすがの威力! 戦鬼の上体が大きく仰け反り、声にならない叫びが上がります。
イリス
 2撃目いくよー
GMろー
 いざ。
イリス
 4d6+17+1+1 2撃目
DICE
 4d6+17+1+1 = [6,2,5,6]+17+1+1 = 38 クリティカル!
ラトワイユ
 おぉ
ヴァルコ
 また
イリス
 クリティカル
GM/戦鬼
 やりおる。回避不能!
イリス
 8d6+38+3+3d6+24+22+2d6  銀竜咆哮っ!
DICE
 8d6+38+3+3d6+24+22+2d6 = [2,2,2,6,2,5,2,6]+38+3+[3,6,1]+24+22+[1,5] = 130
イリス
 130点〈光〉属性魔法ダメージ。
GMろー
 ただのフォモールバトルマスターであれば、既に倒れていたほどの深手。しかし今のこいつは戦鬼!
イリス
 後、《ブレイズドレイン》の効果でHPが49×2回復
ヴァルコ
 喰らった分の半分回復するのか、こっちもすごいな

――26(割込):戦鬼

GMろー
 イニシアチブに《不屈の闘志》2! HPを200点回復!
 イリスさんの双刀と戦鬼の双剣が斬り結び、互いに傷を負いながらも即座に回復。奇しくも似通った構図。

――26:戦鬼

GMろー
 傷は十分に負った。ならばここで断つのみ。
イリス
 死神使いかっ!
GMろー
 ムーブで《次元断》! マイナーで《死神の手》! メジャーで《戦鬼》《神魔の力》!
ヴァルコ
 一応対象を聞いておこう
GMろー
 使ってから決めます。
 ちなみに近い位置からひとりずつ斬っていく予定でした。斬撃が飛んでいくイメージ。
ヴァルコ
 なるほど、では
 夢幻の香。その《戦鬼》を打ち消す
GMろー
 戦鬼はその名の通り、鬼神と化して荒れ狂おうとしましたが……
ヴァルコ
「させるかよぉぉ!!」 投げ
GMろー
 邪神の力を込めた香がその場に立ち込め、それを吸い込んだ戦鬼の身体が不自然に硬直! 攻撃の機を逸しました。
オスカー
 おお
ラトワイユ
 おっけー
GM/戦鬼
「オ……レ……ハ……」

――10(割込):イリス

イリス
 ここのイニシアチブで《ブロウストライカーT》を使用して、《スラッシュブロウ》を回復させておきます。

――13:ラトワイユ

ラトワイユ
「ん?」
GMろー
 戦鬼が初めて声を発したような気がしましたが、すぐに無言の殺気に取って代わられます。
イリス
「それにしても、強いですわね。獣の強さ……ですけれども」
GMろー
 技もなくただひたすらに力押し。先に戦った妖魔よりも、これまで見てきた魔獣の方に近い印象を受けます。
ラトワイユ
「面倒だな……ここで殲滅させてもらう」
 ムーブ:《ランニングセット》で《ランドフィッシャー》、マイナーは《ファイアクラップ》 メジャーは《ダブルキャスト》@《アースバレット》+《ファイアボルト》 判定直前は2回ともジェムサークレット使用で魔術判定+3
 これでスタンとスリップと威圧ぶちかましてやるわw 戦鬼に
GMろー
 いざ。
ラトワイユ
 じゃあまずスタンとスリップを期待して《アースバレット》から、あ、ちなみに《デモンズウェブ》付きね
 4d6+14+3 「よし、まずは小細工から……行くぞ」
DICE
 4d6+14+3 = [4,4,3,3]+14+3 = 31
GM/戦鬼
 回避不能! ダメージどうぞ。
ラトワイユ
 ではダメージロール直前にジェムリング使用、ダメージ+5されます
 7D6+4d6+39+5 「我はいざなう……」
DICE
 7D6+4d6+39+5 = [3,3,6,1,4,4,4]+[4,6,3,5]+39+5 = 87
ラトワイユ
 87の地の魔法ダメージ、通ったらスタン、スリップ、判定−1d6
GMろー
 さすがに防ぎきるほどの魔法防御はない。BSもペナルティも受け、さらに動きが鈍くなりました。
 戦鬼は膝を突きますが、殺気は少しも衰えません。
ラトワイユ
 では次《ファイアボルト》のほう 4d6+14+3
DICE
 4d6+14+3 = [3,5,5,2]+14+3 = 32
GM/戦鬼
 もはや回避の動きを取ることすらできない気がする。ダメージどうぞ。
ラトワイユ
 ダメージロール直前にジェムリング使用、ダメージ+5
 7D6+4d6+44+5 「……炎雷の都!」
DICE
 7D6+4d6+44+5 = [1,2,2,3,3,3,4]+[6,4,3,6]+44+5 = 86
ラトワイユ
 86の火の魔法ダメージと威圧
GMろー
 膝を突いたままの姿勢で炎に包まれ、それでも声を上げることもない。威圧まで入りました。

――13(割込):ラトワイユ

ラトワイユ
 ではここで割り込んで《クイックヒール》 イリスさんに
 4d6+14 「イリスの怪我が酷いな、いま癒す」
DICE
 4d6+14 = [1,4,3,4]+14 = 26
ラトワイユ
 3D6+54+10+13 「我は与う月の腕輪」
DICE
 3D6+54+10+13 = [4,5,5]+54+10+13 = 91
ラトワイユ
 91点回復w 何このアコ級の回復力w
ヴァルコ
 アコライトも強化スキル入れないと回復量変わらないしね
ラトワイユ
「がんばってくれ、守られてる俺にはこの程度のことしかできんし」
イリス
 HP:203/212 「これで次も何とかなるかしら。有難う」
ラトワイユ
「ホントに……最近の女子は強いな……(苦笑)」
ヴァルコ
「安心しろ、ラトワイユ。
 500年前も強かったぞ!!」
ラトワイユ
「マジかΣ」
イリス
「妙に説得力がありますわね」(−−;
ラトワイユ
「まさか覇王とやらも実は女子でしたってオチだったりしないだろうなw」

――7:オスカー

オスカー
 では
 接敵してるので、ムーブは無し。マイナーで《スマッシュ》
 メジャーで新技。《ホーリーヒット》+《マイティストライク》+《ハンマーストライク》を戦鬼に。
GMろー
 連打連打ぁ! あれこれ積み重なった結果、29以上で自動命中です。
オスカー
 4d6+16 1発目
DICE
 4d6+16 = [6,3,5,3]+16 = 33
オスカー
 ……惜しい
GM/戦鬼
 期待値でも当ててくる。来いよ!
オスカー
 では、ダメージが
 7d6+33+15+2d6+11+5d6 これで良い筈
DICE
 7d6+33+15+2d6+11+5d6 = [1,6,4,3,2,3,1]+33+15+[6,4]+11+[6,4,6,5,5] = 89
オスカー
 115点の無属性魔法ダメージ。
GMろー
 物理なら割と防ぐんですが、魔法では耐えがたい。じわじわ効いてくる。
オスカー
 では二撃目。 4d6+16
DICE
 4d6+16 = [2,3,1,6]+16 = 28
オスカー
 28で。
GM/戦鬼
 1d6+22 好機!
DICE
 1d6+22 = [4]+22 = 26
GMろー
 活かせず。ダメージどうぞ。
オスカー
 ふぅ。
 では、此のダメージには《パニッシャー》を使用します。 7d6+33+11+15+2d6+30
DICE
 7d6+33+11+15+2d6+30 = [4,4,3,1,6,1,6]+33+11+15+[4,4]+30 = 122
オスカー
 5d6+122
DICE
 5d6+122 = [4,1,2,4,5]+122 = 138
オスカー
 138点無属性魔法ダメージ。
 ……あのどうにも中途半端だった火力のオスカーが……
GMろー
 戦鬼と恐れられようが、妖魔は妖魔。聖なる連撃に痛めつけられる!

 

GMろー
 しかしそれでも、苦痛の呻きひとつ発さない。全員行動済になったところで、戦鬼は《二回行動》を宣言!
ヴァルコ
《インタラプト》
「そのままやらせるかよ。すでに織り込み済みだ!」
 香の中に仕込んでいた、爆竹が爆発する体で
GMろー
 剣を地面に刺して立ち上がろうとするも、再び体勢を崩されて動けない!

・クリンナッププロセス

GMろー
 逆上は回復したけど毒がじわり。
ラトワイユ
 んー
イリス
 では《バイオレントヒット》で《ボルテクスアタック》を再起動します。
GMろー
 他にはないですか、と。
ヴァルコ
 あ、《コンストレイン》もラウンド終了で回復です
GMろー
 わあい。それでもスタンと《デモンズウェブ》のスリップが残ってるので回避は1Dのまま!
ラトワイユ
《フックダウン》で《マジカルハーブ》で作ったMPポーション使用します
 2d6+13-3 後ろのマイナスはコスト分ね
DICE
 2d6+13-3 = [5,6]+13-3 = 21
オスカー
 同じく、《フックダウン》使用で。
 ハイMPポーション服用します。 4d6+13-3
DICE
 4d6+13-3 = [3,5,2,4]+13-3 = 24
ヴァルコ
 んー。ヴァルコはなしで


▼第二ラウンド

〔戦鬼&イリス&オスカー〕9m〔ヴァルコ〕1m〔ラトワイユ〕

・セットアッププロセス

GMろー
 PC側、順次どうぞ。
ヴァルコ
《タウント》
 3d6+14 「正直、こっちにきたらやべぇのはわかってるんだけどな。気を引くしかねぇかなぁ」
DICE
 3d6+14 = [5,1,5]+14 = 25
ヴァルコ
 25
GM/戦鬼
 抵抗の余地はない。殺気が吹き付ける!
ヴァルコ
 まぁ、ある意味、上等!って感じですものねぇ
ラトワイユ
「まぁたしかに、あんな攻撃バカに近寄られるとな」
オスカー
「後ろには行かせない。そのために私たちがいる」
ラトワイユ
「さてと……」
 ラト君のセットアップはないんだけど、ここでせずしていつするのか《限界突破》宣言 ブルックス商会マリンパーチ支店と、連動するのはクラインドラッヘだったかな
オスカー
 はい。
イリス
「さて、これを……」
 イリスは『刀魂・火』を使用。装備している「種別:刀」の攻撃力に+10
オスカー
 私は《インペレイティブ》から《ホーリーフィールド》+《シャインストライク》
GMろー
 おっと、自動成功でしたね。
 これで攻防共に強化完了と。聖騎士オスカーの完成である。
ヴァルコ
 これで終わりだね

・イニシアチブプロセス

――35:ヴァルコ

GMろー
 しかし戦鬼は天敵中の天敵たる聖職者に目を向けるでもなく、膝をついて燻ったまま変わらぬ殺気を放っています。
ヴァルコ
 ムーブ《アクセサリーチェンジ》ブリッツグローブ>暗視ゴーグル。マイナーでハイMPポーション使用。メジャー《コンストレイン》 攻撃時に《スイングダガー》使用。戦鬼に投射攻撃。フリーで《連係T:ダーククロス》宣言。行動値は32に
 いや、ダメージを稼ぐ方にするか。マイナーを烈風の砥石に変更します
GMろー
 来てみろ……
ヴァルコ
 5d6+10
DICE
 5d6+10 = [3,4,2,2,5]+10 = 26
ヴァルコ
 ちょっとまってねー
GMろー
 悩め悩め。戦鬼(フォモールバトルマスター)の回避固定値は何故だか妙に高いんだ。
ヴァルコ
 まあ、振りなおすか 5d6+10
DICE
 5d6+10 = [2,5,6,2,4]+10 = 29
ヴァルコ
 29
GM/戦鬼
 くそっ、回避不能! ダメージどうぞ!
ヴァルコ
 3d6+90 「そらよ!どれだけ喰らってるのかわからないのがつらいぜ」
DICE
 3d6+90 = [2,2,2]+90 = 96
ヴァルコ
 96の風属性魔法ダメージ
GMろー
 衝撃でわずかにのけぞりますが、やはり声は漏らさず。

――10(割込):イリス

イリス
 連係継続。《連係T:ブレイズドレイン》
「では、もう一撃」
 ムーブ《ファストセット》+《スマッシュ》、マイナー《フルスイング》+《ツインアーツ》、メジャー《クロススラッシュ》を戦鬼に。両方の命中にフェイト1点ずつ投入。
 4d6+17+1+1+1d6 1撃目
DICE
 4d6+17+1+1+1d6 = [6,3,1,5]+17+1+1+[1] = 35
イリス
 35
GM/戦鬼
 回避不能!
イリス
 ダメージいきますね
GMろー
 まだ《刹那の返し》は使わず。どうぞ。
イリス
 8d6+48+3+3d6+34+32+13 双剣技― 
DICE
 8d6+48+3+3d6+34+32+13 = [6,4,3,3,1,1,5,2]+48+3+[4,2,2]+34+32+13 = 163
イリス
 163点〈光〉属性魔法ダメージ。
GMろー
 戦鬼の身体が大きくのけぞる! そろそろ底も見えてきたか……?
イリス
 そして2発目には《ボルテクスアタック》載せますね。
 4d6+17+1+1+1d6 2撃目
DICE
 4d6+17+1+1+1d6 = [1,2,4,1]+17+1+1+[3] = 30
イリス
 30
GMろー
 今こそ《刹那の返し》、HPロス198点! 回避は惜しくも不能!
 もはや余力を失くしたかと思われた戦鬼がけぶるような速さで動き、刃を返す!
イリス
 えーっと、1撃目で全快してるから HP:14/212ですね。
オスカー
 そのロスで倒れないのもまたすさまじいな。
ラトワイユ
 まぁウォーロードはHP高くなりますから
ヴァルコ
 やはりHPは正義
GMろー
 これもすべて《GH:ギルドマンション》の賜物。
ラトワイユ
 あぁ、それもあったか
イリス
 では、ダメージ。
 8d6+48+3+3d6+34+32+13+180  光竜咆哮っ!
DICE
 8d6+48+3+3d6+34+32+13+180 = [6,3,5,3,4,1,6,5]+48+3+[1,3,1]+34+32+13+180 = 348
イリス
 348点〈光〉属性魔法ダメージ。
GMろー
 その大技は……既に一度見た! 《異才:ナイト》で取得した《インバルネラブル》!
オスカー
 なんと。
ヴァルコ
 切り札を切ってくれるなら問題ないな
GMろー
 もっと慄け!
 渾身の打ち込みに対応し、反撃まで返して見せます。戦鬼の意地!
 しかし守りの奥義を切らされたのも確か。決着は間近か。

――13(割込):ラトワイユ

ラトワイユ
「その分だと邪神の《アフェクション》まがいなスキルも取得してるだろ? 今のうちにその能力暴いてぶち倒してやるぜ」《カリキュレイト》
 ムーブなし、マイナーは《ブーストマジック》、メジャーは《ホーリーライト》@《リゼントメント》、判定直前に《ホーミングヒット》、
 ではいいかしら、判定行きますよ、ええっと《士気高揚》と突破でダイス2個追加だから
 5d6+14 「さすがにもう連続魔法は使えねぇがどぎついのくらわせてやるぜ!」
DICE
 5d6+14 = [2,3,2,6,2]+14 = 29
ラトワイユ
 ホーミングしといてよかった、
GM/戦鬼
 してなくても回避不能だ!
ラトワイユ
 《マジックフォージ》
GMろー
 逃れられない聖なる光が戦鬼を照らし出す! ダメージどうぞ。
ラトワイユ
 なんか今回ダメージの出目低いので念入りに3フェイト使用、最悪の事態に備えて1だけフェイトのこして……
 7D6+9+4d6+30+6D6+180+6d6+2d6+3d6 「これで焼き尽くされちまえ! 我は放つ光爆の閃刃」
DICE
 7D6+9+4d6+30+6D6+180+6d6+2d6+3d6 = [1,5,5,1,6,3,2]+9+[5,2,1,3]+30+[5,1,6,1,2,2]+180+[1,4,2,5,3,4]+[6,1]+[6,3,2] = 307
ラトワイユ
 307の貫通ダメージと威圧……はしてたっけ?
GMろー
 回復する暇もなく。
 機を逃さずに放たれた魔術の光に、戦鬼の全身が抵抗の余地なく飲み込まれ……
オスカー
「やったか?!」
ラトワイユ
「それはフラグだからΣ」
GMろー
 光が弾けた後には、これまでと変わらず、膝を突いたままの戦鬼の姿がありました。
オスカー
 ですよねー?!
イリス
「意外としぶといですわね」
ラトワイユ
「ほら見ろほら見ろw生きてるだろw」
GMろー
 ……戦場を満たしていた殺気だけは、完全に途絶えています。
ヴァルコ
「そうでもないみたいだぜ」
ラトワイユ
「ん?」
ヴァルコ
「戦いの中で死ぬときはこういうことも結構あるさ」
ラトワイユ
「まったく大した戦意だな」
オスカー
「何とも……」
GMろー
 神具の力を借りたにせよ、島を騒がせた元凶としては呆気ない幕切れに感じられるかもしれません。戦闘終了です。
     *     *     *
GMろー
 ドロップ品決定ロール。戦鬼のみどうぞ。
ヴァルコ
《トレジャーハンターT》 。二回のロールにそれぞれフェイト2。
 6d6
DICE
 6d6 = [4,6,4,6,3,6] = 29
ヴァルコ
 6d6
DICE
 6d6 = [5,3,1,6,1,6] = 22
ヴァルコ
 29と22
GMろー
 では、戦妖魔の大勲章(65000G)×2と……戦鬼がその身にまとっていた、鎧(重量20)を手に入れました。
 戦闘シーンを終了します。

 

 


■エンディングフェイズ

●シーン1

GMろー
 ぱち、ぱち、ぱち、ぱち……
オスカー
「……?!」
GMろー
 静けさを取り戻した月下に響くのは、皆さんに贈られる寂しげな拍手。
イリス
「何か、こう、もやっとしたものが」
GMろー
“戦鬼”の現われた方向、濃い影の中からにじみ出るようにして、“月虹”が姿を現します。
ラトワイユ
 何もいわずじっとそっち見てよう
ヴァルコ
「よぉ、これで問題ねぇか?」
GM/月虹
「見事なお手並みでしたと申しておきましょう。神具をお貸ししたとはいえ、よくぞあの“戦鬼”を討ち果たしてくれました。」
ラトワイユ
「たいした『邪』神具だったよ、おかげで助かったわけだ」
GM/月虹
「では……約束を、果たしていただきましょうか。」
ラトワイユ
「この鎧をよこせってことだったな、ほしけりゃくれてやるよ、どうせ誰も装備できねぇだろうし」
GMろー
 おや素直。
イリス
「何か、狂戦士化しそうですものね」
オスカー
 待って。
 ラトワイユ……アイテム鑑定を
ラトワイユ
「あ、その前にこれはメイジとしての興味でこのアイテムのこと調べていいよな? どのみち正体が何でアレくれてやることには変わりねぇし」>月虹
オスカー
 ではその台詞を聞いて、ラトワイユと同エンゲージにさりげなく移動します。
GM/月虹
「おや、用心深いことで。結構、お気の済むように。」 と余裕。評価している風なのは、それが“猜疑”にも繋がるせいかもしれません。
ラトワイユ
 なら言葉に甘えてアイテム鑑定を鎧に
 もうたぶん使いどころなさそうなのでフェイト……いや待った、《ドラゴニックシンボル》使用wすっかり忘れてたw
ヴァルコ
 おう
オスカー
 頼む。
ラトワイユ
 私の予想が確かならたぶん40はいると見た、たぶんアレだわ、ということでやっぱりフェイト1も使うわ
 ええっとこれでダイスが……+3か> 5d6+14
DICE
 5d6+14 = [1,5,6,3,1]+14 = 30
ラトワイユ
 ぐはっ足りなかった
 振りなおせないのでこれで
GMろー
 ほぼ期待値ですからね。
オスカー
 まぁ、いけるかも。
ラトワイユ
 無理と思う。「アレ」なら
GMろー
 ではラトワイユさんはこの鎧が、戦鬼の鎧(重量20:319000/159500G)と呼ばれる神聖具だと判断します。歴代の使用者の魂が宿っていると言われる代物ですね。
 後に聞いたところでは、魔族の力を宿すという「デモニックアーマー」(レベル、鑑定値とも40)を予想していたとのこと。
ラトワイユ
「……。終わったぜ、じゃあ持ってきな」鎧を突き放すようにおきつつ
GMろー
“月虹”はニマリと三日月よりもさらに細い笑みを浮かべて、回収した鎧をマントの下に包み隠します。
イリス
「まあ、精々その鎧に呑まれないようにする事ですわね」
GM/月虹
「ふふふ……では誓約通り、我々はこの島から手を引くことにしましょう。外でお会いしないことを、願っておりますよ――」
ラトワイユ
「お互いにな」
ヴァルコ
「ああ、俺も会いたくないわー」
オスカー
「ああ、早く行くと良い」
イリス
「二度と会わないといいですわね」
GMろー
 そうして“月虹”と名乗るヴァンパイアは、宵闇の底へと消え失せていき……この島で、二度とその姿が見られることはありませんでした。
 シーンを終了します。


●シーン2

GMろー
 すっかり魔獣も落ち着いた帰路を辿った皆さんは、こちらも騒ぎの収まった神殿へと無事に帰還しました。
GM/エト
「あっ、おかえりなさい! 神官長代理から、皆さんが帰ったらお通しするようにと言いつかってます。」
オスカー
「ああ、何かな?」
ヴァルコ
「おう、じゃ、早速シズネんとこに行かせてもらうな」
イリス
「そうですか。まあ、報告は必要ですわね」
ラトワイユ
「シズネの旦那が? あぁ、今行こう」
GM/エト
「危惧されていた大型以上の魔獣による街への襲来もありませんでしたし、お褒めの言葉だと思いますよ。」 というわけで、神官長室へとご案内。
オスカー
「……さて、どうだろうか」
 案内される途中でポツリと呟く。
GM/シズネ
「よう、ご苦労。多分お前たちのお陰だと思うんで、そこんとこ詳しく頼むぜ。」
ラトワイユ
 じゃあ経緯詳しく話しましょう
オスカー
「……というわけで、称賛に値するかどうかは判りません」
GMろー
 報告を聞き終えたシズネは、時折見せる真剣な表情で、思案げに顎をさすります。
GM/シズネ
「妖魔との取引自体は、まあ妥当なところだと思うが……どうにも腑に落ちない点があるな……」
オスカー
「……我々は、マリンパーチを危険に晒していた可能性もあります。結果として……え?」
 責任問題まで覚悟してただけに、シズネの言葉に顔を上げる
ヴァルコ
「ああ、おって調べる必要はあると思うぜ」
GM/シズネ
「“戦鬼”って言ったか。……妖魔連中は、なんだってわざわざそんな厄介者を追ってきたのかね? 高位の連中が、神具まで抱えてよ。」
ラトワイユ
「あぁ、それは俺も気になってた」
イリス
「多分ですけれど……鎧を回収にきたのでは?
 確か、戦鬼の鎧でしたわよね?」
ラトワイユ
「果たしてそうかな。
 これまでこのマリンパーチで起きた事件の数々、思い返してみなよ」
GM/シズネ
「人の手でも作れるような、ただの神聖具のためにか? この島での他の企みに邪魔だから、って方がまだ信ぴょう性は……いや待て。」
イリス
「使用者の魂が強制的に宿るとしたら?」
GM/シズネ
「ふうん……その鎧がただの神聖具じゃなかったとすれば、あるいは、か……」
ヴァルコ
「想像だけならいくらでも出来るぜ」
オスカー
「……ただの神聖具ではないとすれば、まさか……?」
GM/シズネ
「……あ、いや、ラトワイユの鑑定眼を疑うわけじゃなくてな! な?」 慌ててフォロー。
ラトワイユ
 気にせず続けろと促しときますw
イリス
「つまり今回の戦鬼の魂というか記憶も」
オスカー
「奴らにとっては重要なものだった、か……?」
イリス
「そうしたら最終的には厄災の鎧ですわね」
ヴァルコ
「もしくは“戦鬼”の量産とか、してるのかもしれねーな。想像しかできねぇが」
ラトワイユ
「まぁな、あの神聖具が、邪神の力で作った代物で、それを何か恐ろしいアイテムを作る材料にしてるとかだったらありえなくもないけどな」
オスカー
「魂……だが、大量の魂を一つの鎧に、いわば『濃縮』できたら……?」
GM/シズネ
「まあ手元に現物があるわけでもなし、訊ける相手も二度と来ないってんじゃ、これ以上は外の管轄だな。」 と、肩をすくめて話を切り上げます。
ラトワイユ
「外の管轄だけで住めばいいがな」
ヴァルコ
「ぶっちゃけ、ここの神殿だけでどうにかできる話じゃねーよ」
ラトワイユ
「これ以上はディアスロンドのお偉いさん任せってか」
ヴァルコ
「証拠がそろってからな」
オスカー
「……神官長殿。エルーランとヴァンスターの神殿に、この情報を」
ラトワイユ
「……(いや、さすがに国まで出張ることはないだろうし……)」オスカー君のほう見つつ
GM/シズネ
「ま、俺から個人的に連絡はしとこう。ともあれ、お疲れさん! 今回もよくやってくれた!」
ヴァルコ
「ま、そこは任せるわ」
GM/シズネ
「……あと俺あくまで神官長“代理”だから。そこんとこよろしく。」 謎のこだわり。
イリス
「それでは、私達はこれで? ああ、今回の報告書は後で届けておきますわ」
GM/シズネ
「ああ、報酬は受付で受け取るように。以上、解散!」
ヴァルコ
「おう! さぁて、サボらせてもらうぜー」
オスカー
「……判りました。お任せします。では、我々はこれにて」
 一礼して出ていきます。
ラトワイユ
 んー
イリス
「それでは、失礼しますわね」(ぺこり)
ラトワイユ
「さてと、いったいどうなるかな……」呟きながら退室しましょう
 そしてしばらく歩いて外に視線向けるとそこはエリンディルに続く海
「(……月虹、か、あいつらが一体何企んでやがるか知らんが……まったくこの島もずいぶんにぎやかになってきたものだ、こっちの問題もまだ解決してねぇってのに)」
 少し深刻に悩みつつ去って終わりw
GMろー
 事件は解決したものの、残されたのは後に引く疑念。あるいはこれこそが妖魔の企みなのかと、穿ちすぎた思考に神官長代理は苦笑して、空を見上げているのでした。

 

 


アフタープレイ

●成長点の配布

▼セッションに最後まで参加した +1点

▼ミッションに成功した +86点
 “戦鬼” レベル66
 FS判定「魔獣暴走の原因を突き止めろ!」 20
 ――――――――――
 計:86

▼遭遇したエネミー +46点
 オウガバトルロード レベル45×1
 トロウルハングマン レベル40×1
 “月虹” レベル36×1
 “戦鬼” レベル66×1
 ――――――――――
 計:187÷4人≒46

▼遭遇したトラップ +0点

▼よいロールプレイをした +1点

▼他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行なった +1点

▼セッションの進行を助けた +1点

▼場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行なった +1点(GMのみ)

合計:PL136点 GM182点(=136×4人÷3+1)

●アイテムなどの分配

▼依頼の報酬
 2000G×4人
 ――――――――――
 計:8000G

▼アイテム
 最高級ダイアモンド(重量1:30000/15000G)×1
 妖魔処刑者の腰布(45000G)×1
 戦妖魔の大勲章(65000G)×2
 ――――――――――
 計:190000G

▼経費
 ヴァルコ:ハイMPポーション(300G)×1
 ――――――――――
 計:300G

合計:197700G(÷4人=49425G)

●総計

▼PL

イリス
 成長点:136−18点 報酬:49425G
ヴァルコ
 成長点:136−17点 報酬:49425G 補填:300G
ラトワイユ
 成長点:136−18点 報酬:49425G
オスカー
 成長点:136−16点 報酬:49425G

▼ギルド

蒼翔亭
 成長点:34点
シルバーウィング
 成長点:36点
ブルックス商会
マリンパーチ支店

 成長点:36点
クラインドラッヘ
 成長点:32点

▼GM

GMろー
 成長点:182点

 

GMろー
 では、シナリオ「戦鬼を狩る者たち」はこれにて終了です。
 お疲れ様でした。参加ありがとうございました。
ラトワイユ
 お疲れ様でしたー、ありがとうございましたー
ヴァルコ
 お疲れ様でした
 ありがとうございました
イリス
 お疲れ様でした&ありがとうございましたー
オスカー
 お疲れ様でした。ありがとうございました。久々のセッション楽しかった。
ヴァルコ
 ちゃんと連係攻撃の効果が有効でよかったよかった
GMろー
 いいロール盛り上がりだった。掛け値なしに。
ヴァルコ
 うむ、面白かった
 楽しかったですー