アリアンロッド2E リプレイ

誉れ高き香りの科

ジャンル:調査重視のニュートラルなシティ&ウィルダネスアドベンチャー
対象CL:12±2

 


プリプレイ

●今回予告

 冒険者に縁の薄いもの。アクセサリーに上等な衣服、仮面にドレスや礼服の類。
 中でもとりわけ香水は、購入者がほとんどいないことで知られていた。
 それを知ってか知らずか、調香師のミス・パフュームが新作の原料を募りだす。
 報酬は、売り上げの一割。斬新かつ馥郁たる香りで、街にムーブを巻き起こせ!
 アリアンロッド2E「誉れ高き香りの科」
 冒険の舞台がキミを待つ!


●レギュレーション

1:シナリオ形式
『R2』掲載の「クエスト形式」で行ないますが、シナリオハンドアウトやコネクション、登場判定は用いません。
2:ギルドサポート
 各ギルドのGLによらず、効果中の「GL」は一律7とし、ギルド間で共通するギルドサポートは連動します。
 またプリプレイにて、共通するギルドサポートのコーラー兼パーティリーダーを選出します。
3:ギルドメンバー
 スキル、アイテムなどの効果の「(あなたが所属しているギルドの)ギルドメンバー」を「パーティメンバー」に読み替えます。
 ただし、ギルドサポートについては通常どおりに処理します。
4:追加ルール
『上級ルールブック』……他のキャラクターの運搬(P139)
『エリンディル西方ガイド』……追加バッドステータス & 決戦状態 & クリティカル:G消費なし(P23)
 以上を使用します。
5:《ファミリアコンビネーション》
《ファミリアコンビネーション》の効果で《ファミリアアタック》を二回使用することはできないものとします。
 特定のスキルに対する露骨な差別ではありますが、これも戦闘のバランスを取るためですのでご了承ください。


●PC紹介

サイス・ラムナガス
 CL12 プリースト/モンク エルダナーン 男性 20代前半(外見)
アカリファ・レプタンス
 CL13 エクスプローラー/モンク ドゥアン(牙爪族) 男の子 13歳
タマモ・ヒジリ
 CL12 パラディン/バード ヒューリン 女性 13歳


●ギルドについて

GMろー
 各ギルドのマスター(代行)は選択するギルドサポートの、メンバーは所属ギルド名の宣言をどうぞ。
 そして未所属者は声高らかに「野良!」と一言お願いします。
サイス
 蒼翔亭 代行サイス 持ち込みは《蘇生》1《祝福》1《陣形》1《GH:テンプル(+7)》3《最後の力(+2)》1《士気高揚》5
タマモ
 セラピカルガーデン、所属タマモ!サポートは《蘇生》《祝福》《陣形》《GH:クアハウス》《GH:ライブラリー》《GH:ガーデン》《援助金》《値引き》なのだ!
GMろー
 ……合計10レベル?
(《ギルドハウス》とか《料理人》がこっちを見ている)
タマモ
 はたして使うのだろうかという疑問が
GMろー
 余裕はあるけどあえて選ばないならそれはそれで。
サイス
《援助金》を切って 《GH:アリーナ》とかは?
GMろー
 ここは相談をする場ではござらぬ(誰)
タマモ
 ならば変更!《蘇生》《祝福》《陣形》《GH:クアハウス》《GH:ガーデン》《値引き》《GH:アリーナ》にしますの!
GMろー
 ……あれ、今度は合計11になった。(《GH:ライブラリー》が消えた)
タマモ
 何故消えたし。店長!《GH:ライブラリー》追加注文!
GMろー
 はい喜んでー!
アカリファ
 …(謎の沈黙)…クラインドラッヘのギルドマスター代理はアカリファ。持ち込みサポートは《蘇生》《祝福》《陣形》《防衛部隊》《GH:アリーナ》《GH:ギルドマンション》《偵察部隊》の13レベル分です。
GMろー
 では、連動サポートのコーラー兼パーティリーダーは、サイスさんにお願いします。
サイス
 はいな〜


●スキルについて

GMろー
 主に「タイミング:アイテム」のスキルについて、指定したり処理したりすることがあればどうぞ。
サイス
(このタイミングだけは) スキル持ってないので 無し! と宣言
タマモ
《ファミリア》を敏捷、感知、精神に振り分けます
アカリファ
《サクセション》で右手のリンメルダガーを指定しますね。増えるのは攻撃力です、防御力ではありません(直接表現)
GMろー
 だいじだ。


●アイテムについて

GMろー
 アイテムの売買やギルドからの出納などあればどうぞ。
タマモ
 なーいですー
アカリファ
 ギルドからMPポーションを2本持ち出して、以上です。
サイス
 祝福の鎧をS化して敏捷のクリスタルを差し込んで装備、ジェムサークレットをS化して暗視のクリスタルを差し込んで装備、
 あと精霊のおでん1とサボテンシャワルマ2個購入でランチボックスにぶち込んでおきます
GMろー
 大惨事!(違う)
サイス
 液体とパンが・・・・
GMろー
 では、プリプレイは以上。メインプレイに移りましょう。

 

 


メインプレイ

■オープニングフェイズ

●シーン1

GMろー
 紺碧の街にも夏が訪れ、日に日に暑くなりつつある今日この頃。
 ここ依頼所は、皆さんを含めて出入りする冒険者たちの汗のにおいが大変な感じでございます。
タマモ
 むわ〜ん
サイス
 風系魔術師が大忙ししてそうですな
GMろー
 そんな中にあってもキュートな笑顔を崩さず、ほのかに柑橘系の香りすら漂わせて冒険者を出迎えるのがプロの受付。兎娘のエトでございます。
GM/エト
「あっ、おはようございます。依頼をお探しですか?」
タマモ
 横でアイスでも食べておこう(シャリシャリ)
アカリファ
「はい、今日もです」
サイス
「いや、まぁ、それも大切っちゃぁ大切なんだが・・・・」
アカリファ
「どうしました?」
GM/エト
「えっと、どうしました?」 サイスさんの様子に小首をかしげ。その拍子にふわりと香りが広がります。
サイス
「嬢ちゃん、プロやな。ぴっちり正装しておいて」>エトさん
GM/エト
「えへへ、ありがとうございます。私たちまで汗臭いと、戻ってきた冒険者の方に悪いですから。」
タマモ
 依頼所の正装ってどんなのだろうか?
サイス
 港町の冒険ギルドだから セーラー系っぽいんかな?
GMろー
 侍祭としての正装、じゃないですかね。それこそダルマティカとか。
タマモ
「受付もたいへんですねぇ」年中和装な子
GMろー
 そっちはそっちで大変そうだ。(笑)
GM/エト
「で、ですね!」 軌道修正。
GMろー
 気温が上がってくると(一定ラインを超えない限りは)活発になるのが動物の性というもの。今朝も早くから汗のにおいを漂わせた冒険者たちがやってきて、めぼしい依頼は尽きているとのことです
GM/エト
「でもですね、ちょっと面白い話があるんですよ。」
アカリファ
「話……決して依頼ではないんですね?」
タマモ
「絶対儲かる話とかはいりませんよ?」詐欺警戒!
サイス
「(あ〜涼しそうな場所は軒並み先行されてるな・・・)ん? 面白いってのは?」
GM/エト
「依頼は依頼なんですが、不特定多数に向けたものといいますか……皆さん、ミス・パフュームはご存知ですか?」
アカリファ
「名前はよく耳にしますが、どうにも一般人には無縁の方のようで」
GMろー
 サイトのトラベルガイドにも載ってる御仁ですので、判定は不要。知っていたければ知っている、そうでなければ知らないということで。
サイス
「こっちも、名前だけだな・・・・・お会いしたことはまだないや」
タマモ
「あー! 香水の人ですね!」一応女の子なのだ
GM/エト
「そう、その人です。私は以前、神殿に見えられた時にお会いできて……」 うっとり。
サイス
 うっとり?
アカリファ
 うっかり?
タマモ
 むっつり?
GMろー
 どんどん外れていく! まあ一種のファッションリーダーと言いますか、ココ・シャネルに憧れの眼差しを向ける女の子モードというか。
アカリファ
「あ、影響を受けてブランド品買っちゃいました的な?」
タマモ
「そうですね〜彼女の作る香水はいいですよね〜」
GM/エト
「えへへ……実は今日つけてるのも、ミス・パフュームのでして……」 別に高級品と言うわけではないものの、柑橘系のいい香り。
「と、そのことはいいんです! えっと、そのミス・パフュームからの依頼で、香水の原料を募集中なんです。」
タマモ
「(ピキーン)やります!」シュパと手を上げ
GMろー
 タマモさんのやる気に目を白黒させつつ嬉しげ。
サイス
「ほぅ、香水の原料か・・・・樹木とかでいいのかぃ?
(伽羅とかこの辺生えてたんかな?)」
GM/エト
「なんでも新作に挑戦するとかで、色々な人の視点から原料を持ってきてほしいということで……」 なので不特定多数向け。
アカリファ
「一般公募のようなものですね」
GM/エト
「持ち込んだ素材は、依頼人の方で買い取ってもらえます。それとは別に報酬として、完成した香水の売り上げの一割が支払われるそうですよ!」
タマモ
「(くくくっ。パフュームの香水の新作! これは金の匂いがする!)」ジュルリ
アカリファ
 つまり……キャッチーな宣伝も重要なんですね!(どうでもいい)
GM/エト
「参考までに、私が今つけてるこの香水は、一週間で三千本が売り切れたそうです。」 香水はひとつ10Gなので、売り上げの一割は3000G。
アカリファ
「どれだけ買い占めてるんですか」
サイス
「香水の原料を素材とするとしてもだ、どう頑張っても香水にならないものとかもあるんじゃないのかぃ?」
GM/エト
「まあ、あんまりどうしようもないものだったら、さすがに突き返されちゃうと思いますが……」
サイス
「残念ながら、そこまで俺は詳しくはないんだが、そっちの嬢ちゃん(タマさん)は何か知ってるとか?」
タマモ
「香水の原料まではしりませんねぇ。でも、パフュームの香水は珍しい物を使っているらしいですよ?」
GMろー
 大抵のものはプロがなんとかしてくれる予定。斬新さと奇抜さとの境界線上を歩け!
サイス
 焼き魚の匂いとかを作り出せるようにするんですね!(やめぃ)
アカリファ
「あとは、再入手困難な原料でもいいんでしょうか?」
GM/エト
「今回は新作のテストですから、もし人気が高いようなら改めて調達の依頼なんかが出るかもしれませんね。」
GMろー
 なので安定供給とかは考えなくていいです。
GM/エト
「あとこの依頼、パーティを組むかどうかは皆さんの自由です。個人で納入してくださっても問題はありません。」
サイス
「あ、報酬を売り上げの一部というより、試作品の一部を貰い受けるとかでもいいのかな?」
アカリファ
「それもいいですね」(何か思いついた顔)
サイス
「うちのギルドの女性陣にゃぁ、そっちのが喜ばれそうだし」
GM/エト
「それを希望されるなら、優先して受け取れるとは思いますけど……」 ふたりとも何に使うんだろう? という顔。
タマモ
「!! いいこと言いましたよ! サイスさん! 試作品ください!」
GMろー
 タマモさんの方はなんか目がお金の輝きになってるのですごく分かりやすい気がした。……女子なのに!
サイス
 タマモちゃん(/-;
タマモ
(\ \)!?
アカリファ
 ここの貨幣、円じゃありませんから(笑)
タマモ
「(新作の香水・・・レア物・・・金! 金! 金!)」
GMろー
 まあなんにしてもやる気があるのはいいことだと、気を取り直しつつ。
GM/エト
「素材を探しに行く前に、いろいろ調べることなんかもあると思いますが、頑張ってくださいね。」
サイス
「いずれにせよ、この依頼は受けるってことで・・・・採取散策の申請をだすってことだな」
アカリファ
「ボクも遠慮なく請けましょう」
タマモ
「やりますよー! 香水ゲットですー!」
GM/エト
「どれくらいの持ち込みがありそうか、概数を依頼人に伝える都合もありますので、やっぱり今回は見送るという場合は一応ご連絡くださいね。」
サイス
「それじゃぁ、まぁ、少し調べてから、どこかに採取にいきますか」
アカリファ
「狩りかもしれませんねぇ」
GM/エト
「三名追加、と……それじゃあ、いってらっしゃい!」
GMろー
 というわけで、汗のにおいを振り払いつつ、依頼所を後にしたところでシーンを変更しましょう。
サイス
 はいな〜

 

 


■ミドルフェイズ

●シーン1

GMろー
 そんなわけで街中に繰り出してみたものの、さてこれからどうするか?
 まずは意見を聞こうッ!
サイス
 これだけはどう頑張っても香水につかえないってものを確認しておかないとねぇ
タマモ
 パフュームに会いに行く?
GMろー
 ぶぶー、アウトー(えー)
アカリファ
(デデーン、ではないのですね
GMろー
 依頼人は自分では思いつかないような新しい発想を所望しているので、意見を聞きに行く必要は実はあんまりないです。
アカリファ
 じゃあまず、よく使う原料を調べてみますか?
GMろー
 既製品の調査から入る、いいと思います!
サイス
 樹木 花 苔 鱗 鉱石 あたりかなぁ・・・・・・?
GMろー
 というわけで、情報収集の判定はこんな感じ。
 嗅ぎ回る(【感知】)
 聞き込む(【精神】)
 分析する(【知力】)
タマモ
 嗅ぎまわる・・・街行く人を嗅ぎまわる?
GMろー
 己の鼻を信じるもよし、それこそミス・パフュームのようにその道の人に聞いてみるもよし、あるいは錬金術的な分析を試みるもよし!
サイス
 これは違う判定をしたら、出てくる情報は変わってくる?
GMろー
 よい質問。高達成値で判明する情報がちょっとずつ違います。
タマモ
 なら、私は小鬼が色々嗅ぎ回ろうかしら(本人は茶屋で一服)
アカリファ
 そういえば当たり前のように固まってますが、どうせ高確率でお出掛けするので問題ないでしょう。
サイス
 こちらは祈りをささげつつ分析してみますな
アカリファ
 ボクは菩薩の精神で延々と聞き込みをします。
GMろー
 さあ来い。使えそうな一般スキルがあれば確認も忘れるな!
タマモ
 はい! 《トラッキング》は使えますか!
GMろー
 うーん、今回は不可!
サイス
 はい! 《セイントブレッシング》は使えますか!?
アカリファ
(笑)
GMろー
 そっちかよ!(笑)
 いいよいいよ、いつもの1ラウンド分の行動を許可するよ!(メジャーで情報収集)
アカリファ
 特にありませんが《偵察部隊》の+2は何とかもぎ取りました。
GMろー
 やったぜ。
サイス
 じゃぁ、さっくりと
《セイントブレッシング》《ブレッシング》
 あ、対象は自分で 4d6+8
DICE
 4d6+8 = [3,5,1,5]+8 = 22
サイス
 まず、発動して
 4d6+8 「抽出とかすれば色々香がだせるだろぅ・・・・・」
DICE
 4d6+8 = [1,4,3,6]+8 = 22
サイス
 知力のところは22って言っておきますね〜
タマモ
 はーい。ならば、普通に行こうか
 3d6+13 小鬼が働く (あ、宇治金時ください)
DICE
 3d6+13 = [1,5,4]+13 = 23
タマモ
 23ですね
GMろー
 さすがにCL10代前半ともなると、国家機密(難易度20)を容易に抜いてくるなあ……(笑)
アカリファ
 んー。事故が怖いのでフェイト1点入れておきます。
 2d6+12+2+1d6 悟りを開くのです……(話がずれている)
DICE
 2d6+12+2+1d6 = [5,6]+12+2+[5] = 30
GMろー
 ちょっとお客さん!
アカリファ
 フェイト要りませんでしたね!(笑)
サイス
 凄い数字だしてきたなぁ
タマモ
 パチパチ
GMろー
 これはひどい。
 あ、じゃあ結果発表いきますね……(笑)
     *     *     *
GMろー
 まずはいろいろ嗅ぎ回ったタマモさん(の使い魔)。
 街中で嗅ぎ取れた香水の匂いは、エトのように果物由来のものの他に……
 同じ植物由来の花の匂い、動物の体臭(フェロモン?)を薄めたようなものなどがありました。
タマモ
「やはり柑橘系とかが多いかぁ・・・新しい香水なぁ。ギルマンとかどうだろうか」うちのギルド員を思い出しつつ
GMろー
 そして、香水の臭いがキツすぎる奥様を嗅いでしまったときに発見したのですが……濃すぎる香水は、どこか排泄物のような臭いがします。
 逆に言うと、排泄物を薄めるといい香りが生まれる……?
サイス
 ぇ〜
タマモ
 排泄物ならうちのギルドにありそうだな!(家畜小屋を思い出しつつ)
GMろー
 まあ、別に糞尿を持ち込めという話ではないです。(笑)
 一種のキーワードですね。
     *     *     *
GMろー
 続いてなんか宗教的対話に走ったアカリファさん。
アカリファ
 ボク、フェイス系の一般スキル持ってないんですけどねぇ……どうしてこうなったんでしょう。
GMろー
 香水に一家言あるような人々を渡り歩いた知見としては、やはり植物・動物由来のものが主流。
 大体のところはタマモさんと同じですが、最後に捕まえたひとりがこんなことを言います。
GM/好事家
「ああ、そういえば……私の知人に、植物学者がいてね。以前ヒューレー島で、この世のものとは思えない香りを嗅いだと言ってたな。
 死者も蘇るようなかぐわしさだったとか……興味があるならそいつを紹介しよう。」
アカリファ
 ほう。ボクの中の人の別の外の子がよく知ってそうですね。
GMろー
 はははなんのことかわからないなー!
 そんなわけで、こちらも手がかりをひとつゲットしました。
     *     *     *
GMろー
 そして分析班のサイスさん!
 市販されている香水の成分をひとつひとつ確認していった結果……これは果実……これは花粉……これは獣のフェロモン……
 と、他の二人と同じだけの成果を上げていったところ、ふと気になる結果に気がつきます。
 ある香水の中に、わずかに混入していたこれは……羽毛、でしょうか?
サイス
「・・・鳥?」
GMろー
 鳥類には汗腺がなく、野の獣ほど強い臭いを発するわけではないはずですが……何か、秘密があるのでしょうか。
サイス
「(確か魔族にも羽もってるやつもいたな・・・・・)」
GMろー
 あっなんかすごいところに行ってる! 瘴気はみじんも感じないから安心して!
 ともあれ、この線を追っていくのもありかもしれません。
     *     *     *
GMろー
 というわけで各々、基本的なところを抑えつつ一歩先に進むための手がかりを得ることができました。
 一度集まって情報を共有してもいいし、個々人でその線を追っていってもいい。
アカリファ
 最終的にはどれを選んでも一人で行くと地獄を見るのは確定的に明らかです。情報は共有しましょう。
タマモ
 ホウレンソウ!
サイス
 情報は共有するとして、この情報を繋げていいのか、別な香りの元なのか、地味に悩む
「って、なわけで、流通量が少ないせいなのか、何かしらの羽が入った香水も市場にあるみたいだったな」
タマモ
「排泄物ですね! 排泄物を薄めると香水になるらしいです!」
アカリファ
「ヒューレー島で そのとき ふしぎな ……いえ、まあ不思議な臭いを嗅いだという学者さんがいたそうです」
GMろー
 それぞれが持ち帰った特報は、繋がるような繋がらないような。普通にいい香りの動植物を探すのも手ですが、各々次はどうしますか?
サイス
 まぁ、繋げる繋げないはあととしても
タマモ
 とりあえず、排泄物を漁りたくはないかな(乙女として)
サイス
「ん〜 特に何処って決まってたわけじゃないし、ヒューレー島いってからまた散策とかしてみるか?」
GMろー
 早くも現地入り!?
アカリファ
「でしたら一度、その学者さんに話を伺いましょう」
サイス
 あぁ、学者に会うのがあるか
タマモ
「手掛かりなく探すよりいいかもしれませんねぇ」
GMろー
 他の線はひとまず置いといて、全員で植物学者に会いに行く、ということでよろしいか?
サイス
 ですかね〜
タマモ
 ですねー
サイス
 では、とりあえず全員で学者のもとに突撃取材で
GMろー
 はい、シーンを変更しましょう。


●シーン2

GMろー
 好事家から紹介された植物学者は、名をニンバスというヒューリンの男性でした。三十代独身。
 フィールドワークを主とする人物で、現在の住居はマリンパーチにあるのですが……
GM/ご近所さん
「あらあんたら、ニンバスさんにご用? 間が悪いねえ、つい今朝出てったばっかりだよ。」
GMろー
 との情報を労せずして得ることが……いや違う。欲しいのはそういう情報じゃない。
アカリファ
「その口ぶりですと、遠出か何かでしょうか?」
GM/ご近所さん
「街の外に出るって言ってたねえ。でも、追っかければ間に合うかもしれないよ。」
サイス
「あぁ、ありがとうございます。もしかして、行く先に心当たりとかはあったりしますか?
GM/ご近所さん
「悪いねえ、そこまでは……あ、でも、しばらくは街道沿いを行くはずだよ。」
タマモ
「ご協力ありがとうございました〜」
サイス
「ありがとうございました。ちょっと追いかけてみますね」
GMろー
 というわけで追うなら急げ! 【筋力】判定だ!
サイス
 おのれー!!
GMろー
 乗物に騎乗すれば、達成値に+[(乗物で増える【移動力】÷5)]できます。
アカリファ
 馬車(センシャ)を自宅から持ってくるの忘れてた……
サイス
 一人成功でOKかしら?
GMろー
 はい、誰かひとりでも追いつければ聞けます。
サイス
 では、例によって セットアップの質問をしておきますね
GMろー
 基本的に1ラウンド分は許可するぞ!
サイス
《セイントブレッシング》《ブレッシング》を自分に 4d6+8
DICE
 4d6+8 = [2,4,4,4]+8 = 22
サイス
 そして、一気に筋力ダッシュです〜
タマモ
 がんばれー(お茶飲みつつ)
サイス
 4d6+7 「追いかけてみる!!」
DICE
 4d6+7 = [3,3,2,1]+7 = 16
サイス
 くっ・・・・16だった
GMろー
 ダイスも固定値もほとんど変わらない! 出目は違ったけど!
 他の人は走ってみない感じ? 感じ?
サイス
 回ればラッキーくらいの勢いで
タマモ
 あー。同時に振る系のやつでしたか
GMろー
 ですとも。
 サイスさんが追いつけなかったのを見届けてから走り出すとかどういうことなの……(笑)
アカリファ
 どういう現象なんでしょうか(笑)
タマモ
 いえ、サイスがとんぼ返りで帰ってくるものだと思ってました!
サイス
 きっと、あとから走った方が達成値高かったら 近道してたとかだよ! きっと!
タマモ
 楽したい系女子!
GMろー
 最初から一緒に行けぇ!(笑)
タマモ
 ならば、学校の授業でいやいやマラソンする系女子でいきまーす
 2d6+4 ダラダラ最後尾を走る系女子
DICE
 2d6+4 = [1,1]+4 = 6 ファンブル……
タマモ
 だらだら〜
サイス
 (ある意味すげぇ)
アカリファ
 本当に嫌々じゃないですか(笑)
タマモ
 後ろから使い魔が押してるんだよ!
GMろー
 誰かひとりが追いついた頃、タマモさんだけまだニンバス邸前でうだうだしていそうだ……(笑)
サイス
 あ、フェイト使って振り直しいいですか?
GMろー
 どうぞどうぞ。
サイス
 では、振り直しで
 4d6+7 トライアゲン
DICE
 4d6+7 = [4,1,4,5]+7 = 21
サイス
 21で
アカリファ
 2d6+6
DICE
 2d6+6 = [4,5]+6 = 15
GMろー
 では、アカリファさんの健脚を持ってしても追いつけそうにないところを、祝福されたサイスさんが圧倒的速度で駆け抜けた!
 タマモさんはまだ街中だった。
タマモ
 走るのめんどーい
GMろー
 街道を他の冒険者と連れ立って歩いていたところに、サイスさんが単独で突撃インタビュー。
サイス
「おぉ〜っぃ! ちょっと待ってくれ〜!」
GM/ニンバス
「うん? はて、あの人は……?」
GMろー
 と、少しだけ足を止めて話を聞かせてもらうことができました。
サイス
「貴方が、植物学者の、ニンバスさんですね。」
GM/ニンバス
「はあ、そうですが……そんなに息せき切って、何事ですか?」 ただならぬ事態かと、緊張の面持ち。
サイス
「実は、ヒューレー島で、この世のものと思えない香を嗅いだと聞きまして、そのことでお話しを伺いたくて、追いかけてきたのですよ」
 どの辺とかどんな状況だったとか 諸々を!
GMろー
 質問を受けたニンバスは少し考え込んでからぽんと手を打ち、詳しいことを聞かせてくれます。
 曰く、以前ヒューレー島で希少な果実を採取していた際、巨大な“果実の竜”に襲われ、同行していた冒険者がそれを打ち倒した時に例の香りが漂ったのだとか。
GM/ニンバス
「本当にもう、天上の香りとはあのことでしょうね。気絶していたポメロキングが、一瞬で目を覚ましたくらいです。」
GMろー
 しかもそのあと元気に暴れ回った。
サイス
「果実の竜・・・ですか?」
GM/ニンバス
「ええ。私も初めて見たのですが、“ムササウルス”と言いまして……」 と、概要を教えてもらえます。

ムササウルス

分類:植物 属性:地 レベル:19 識別値:17

解説:竜の形状をした八本の黄色い首を持つ巨大バナナ。通称ヤマタノバナナ。皮に含まれる油分で獲物を滑らせて捕食する。
 普段の動きは鈍いものの、獲物に飛びかかる時は驚くほど素早く動く。ただ、頭はさほどよくないため、戦い慣れた冒険者ならさほど苦労せずに退治できるだろう。
 その恐ろしげな見た目によらず、意外にも食用になり、栄養も豊富なことから果物の王様と称されることもあるらしい。


GM/ニンバス
「もっともあの香りは、種としての能力ではないようです。果実ですし、熟成の度合いなどが影響するのかもしれませんね。」
GMろー
 と、そんな話が聞けたところで、先を急ぐニンバス一行とはお別れです。
 入れ違いでアカリファさんが追いついてくる感じ。
サイス
「しかし・・・・バナナがねぇ・・・・・」
アカリファ
「…やはり炎天下での長距離走は危険ですねぇ……」ぜーはー。
GMろー
 もう少し時期が過ぎてたら[灼熱地獄]とか言い出したかもしれない。
サイス
 それは怖いなぁ
GMろー
 せっかく駆けつけてくれましたが、そのまま振り返ってタマモさんまで情報をお持ち帰りください。
タマモ
 今頃タマモは盾の内側に寝転んで、盾の下で小鬼はシャカシャカ走っているころでしょう
GMろー
 もう本人に進む気がまったく見られない……!
サイス
 小鬼頑張ってるなぁ
アカリファ
 街の出口あたりで小鬼が潰れそう。
GMろー
 oh...
 では、シーンを変更しましょう。
サイス
 は〜ぃ


●シーン3

GMろー
 ヒューレー島に反魂の香り漂わす果実の竜あり!
 ……との情報を得たのはいいのですが、これからどうしましょう? このままヒューレー島に向かうか、他の線も洗い直してみるか……
アカリファ
 そうですねぇ。他の線を洗うのもいいんじゃないでしょうか。運よく目的地が合うかもしれません。
サイス
 では、そのあたりを調べてみましょうか
GMろー
 へいへーい、どうするどうするー?
タマモ
 はーい。排泄物についてしらべたいでーす
GMろー
 今日から君も糞尿博士だ!
タマモ
 もちろん調べるのは小鬼がやる・・・
GMろー
 こやつめ、ハハハ!
サイス
 こちらは 羽についてさらに詳しく調べたいです(どんな生物の羽なのかとか)
 羽側は エネミー識別的ななにかでいいのかしら?
GMろー
 行動が決まってからお伝えするので、アカリファさんを待っていた。
アカリファ
 では、鳥+何かみたいなキメラ的動物について調べます。
「羽毛」+「(鳥より)匂いの強い獣」という組み合わせでこの発想に至った模様。
GMろー
 いきなり穿ってきた! えーと、一番近いのは「香水の原料となる動物について」かな。
アカリファ
 そうなりますね。
     *     *     *
GMろー
 では、サイスさんとタマモさんがそれぞれキーワードを調べに向かったところで、まずはアカリファさんから行きましょう。
 情報収集ですが、【感知】【精神】【知力】の好きなものでどうぞ。今度は能力値による違いはありません。
 使えそうな一般スキルがあればそれもどうぞ。動物知識はなんで南方限定なんだろうなあ……
アカリファ
 感知+1d6≦精神 という現実。やっぱり精神判定で行きます。
GMろー
 シーフとは一体。
(答:アカリファさんはエクスプローラーというよりモンクである)
アカリファ
 火力のために精神上げてますからね、仕方ありませんね。 2d6+12+2
DICE
 2d6+12+2 = [6,3]+12+2 = 23
GMろー
 そしてこの達成値である。
 わからないことは、詳しい人にねだって教えてもらえばいい!
アカリファ
 漢字で書いちゃいけませんからね!<ねだる
 多分そこで踊ってるアイドルに訊きました。
GMろー
 べーんりー。
タマモ
 どこにでもいるアイドル
GMろー
 というわけで色々聞いてみましたが、香水に使えそうなのは基本的に草食動物!
 特に、ある鹿のにおい腺……要はフェロモン発生機ですね。繁殖期のそれが、陸上動物由来の素材では最上とされるそうです。
 鹿はマリーフラウ本島にも生息しており、農耕地帯の南の森なら出会えるかも、とのことでした。
アカリファ
 そういえば金ぴかの鹿と戦ったことがありましたね。
GMろー
 あれは例外中の例外。(笑)
 ちなみに(※裏での相談で)ちょっと出てた鳥+人のあれこれですが……
 ハーピーは、臭い。だからこそ薄めればという話もありますが、やめとけ。とのことでした。(笑)
 では、シーンを変更しましょう。


●シーン4

GMろー
 さて、花も恥じらう乙女であるところのタマモさん。そんなあなたが、排泄物について調べるっていうんですから、ねえ……
 そんなわけで必要なのは、耐え忍ぶ【精神】判定です。……え、何、小鬼?
タマモ
 小鬼を肥溜めに投げ込む?
サイス
 ひでぇ!
GMろー
 そんな……聞き込み羞恥プレイのはずが……!
タマモ
 よし。エトにでも聞きに行くか(飛び火)
GMろー
 達成値が高ければ高いほどもっと広範に聞き回ることになるので安心。(何も安心できない)
タマモ
 使えそうななスキルはないし、普通にいくぞー
 3d6+12+3 耐え忍ぶ(小鬼が) タマはお昼寝
DICE
 3d6+12+3 = [1,2,1]+12+3 = 19
タマモ
 19かー。やる気ない小鬼はお仕置きだー!(ピシピシ)
GMろー
 でも達成値は高いんだよなあ。
サイス
 固定値がすごいなぁ
GMろー
 出目はファンブル寸前なのに! そのままで?
タマモ
 排泄物にフェイトは使いたくない乙女心!
GMろー
 すごい乙女だ。
 では、あちこち聞いて回って(一部に被害を拡大して)みた結果……
 確かに香水の原液は排泄物っぽい匂いがするだとか、いわゆる香木・香料の類を食べる動物の糞はイイ臭いがするだとか、そんな話の末に。
GM/セーリア商人
「ははあ、それなら面白い話があるアルよ!」
タマモ
「あるあるのですか」
GM/セーリア商人
「我がセーリア大帝国に、“水竜の涎”と言われる香料があるアル。でもこれ、実は竜の涎でもなんでもないアル……」
GMろー
 と、声をひそめて。
GM/セーリア商人
「その正体は……鯨の腹の中にできる石なのアル!」
タマモ
「石…ですか?(胆石と尿石的なものか?)」
GMろー
 実際は消化しきれなかった食べかすが固まったものだとかなんとか。
アカリファ
 この世界的には、普通に竜の涎より貴重ではないでしょうか。
GMろー
 竜だって十分に希少だよ!(笑)
アカリファ
GMの外の人を見る)
タマモ
 はっ! つまりカジの使い魔を捕まえれば・・・!?
GM/セーリア商人
「そんなわけで鯨狩りの漁船を仕立てたはいいアルが、乗組員を探してたところアル。山分けでどうアル?」
タマモ
「ふむ。考えさせてください(7:3ぐらいじゃ駄目かな〜私7で)」
GMろー
 というわけで、珍しい素材そのいちを探しにいくことができるようになりました。やったぜ。
サイス
 そのいち なん?
GM/セーリア商人
「色よい返事を待ってるアル。再見!」
GMろー
 では、シーンを変更しましょう。


●シーン5

GMろー
 そしていよいよサイスさん。ほんの小さな羽毛ひとつを手掛かりに、その正体を突き止めることなどできるのか……?
 結論から言うと、素人には無理です。なので玄人に頼みましょう。
サイス
 動物学者にコネクションはないからなぁ・・・・・
GMろー
 判定の結果次第じゃあるかもしれないぜ? そんなわけで【幸運】判定だ!
 上げる人がいないせいで難易度はやや低めに設定されるも、そうすると代用判定とかで吹っ飛ばされる悲しみ。
サイス
 そんな偶然になんて 頼ってたまるか!! 理知的に人脈をたどっていくぜ!
GMろー
 これだからエルダナーンは!
サイス
《セイントブレッシング》《ブレッシング》からの《トリビアリスト》
 4d6+8 魔術判定
DICE
 4d6+8 = [5,4,3,4]+8 = 24
サイス
 4d6+8 《トリビアリスト》
DICE
 4d6+8 = [2,5,1,2]+8 = 18
サイス
 なん・・・だ・・・と・・・・
 振り直そう
 4d6+8 《トリビアリスト》take2
DICE
 4d6+8 = [5,1,2,5]+8 = 21
サイス
 21で
GMろー
 20以下の達成値がほとんど出ない……うごご。
サイス
 色々支払ってるんだ!
GMろー
 では、スマートにコネクションをフォローしていったリザルトにコミット。
 ネヴァーフの鳥類学者、クレイン女史にアクセスすることができました。白髪で丸顔。
アカリファ
 お鶴さんだ。
GMろー
 島内で接触できるその分野の人物としては、まず一級品です。
サイス
 おぉぉ〜
GMろー
 ちなみに本名じゃなくてあだ名とかいう設定がありましたがどうでもいい。
サイス
 あだ名なんだ(’’
GMろー
 掃き溜めもかくや、という自宅でサイスさんから羽毛を受け取った学者は、こともなげに断定します。
GM/クレイン
「ああうん、これは鳥じゃないね。」
サイス
「は? 羽毛っぽいけど、違うのかぃ?」
GM/クレイン
「鳥の羽毛であるのは確かだけど、持ち主は鳥じゃあない。“ペリ”という妖精を知っているかな?」
GMろー
 女史曰く、険しい山中に住む火や煙の妖精で、白鳥の翼を持つ人間の女性の姿をしているのだとか。
サイス
「いや、残念なことに、その妖精には出会ったことはないなぁ」
GM/クレイン
「私の方は以前、鳥の羽との比較を行なうために調べたことがあってね。彼らが主食としているのは、“香り”なんだ。」

ペリ

分類:妖精 属性:火 レベル:4 識別値:10

解説:火や煙などの妖精。白い鳥の翼を持つ人間の女性の姿をしている。火に属する妖精であり、火の魔法を使う。
 険しい山中に住んでおり、時々人間の世界に降りることもあるが、警戒心が強いため目にすることは少ないだろう。
 ジャコウやシタンなどの香りを食べるため、ペリの周りにはよい香りが漂っている。


サイス
「こいつは、香水を分析してるときに、サンプルの一つから出てきたものなんだが、ペリが香水の香りを食べにきたってことかな?」
GM/クレイン
「たまに人里に降りてくることもあると言うからね。彼らに接触できれば、いい香料も手に入るだろうが……」
サイス
「それとも、ペリの羽を香水に付け加えることで、香の質が変化するから、意図的に混入された? とかかな?」
GMろー
 羽毛が入っていた香水のラベルを見ると、どうやら産地は島の中央山のふもとにある街のようです。
GM/クレイン
「そういえばあの山にも、ペリが住んでいるという噂があったな。実際に行ってみるといいんじゃないか。」
GMろー
 というわけで、これまた有望そうな情報を手に入れました。
 行き先候補が増えたところで、シーンを変更しましょう。
サイス
 はいな〜


●シーン6

GMろー
 そんなわけで各々情報を持ち帰ったわけですが、見事に行き先はばらばらです。
アカリファ
 別々に行ってもいいけどその場合間違いなく14に行きますね。
GMろー
 と思うじゃろ?
アカリファ
 違うんですか?
GMろー
 ぶっちゃけますが今回のシナリオ、パーティ組まずに個々人で進める場合も想定してあるので、戦闘力が高ければ(あと道中の判定をなんとかできれば)別行動してもなんとかなります。
サイス
 鯨は難易度が分からないから何とも言えないけど、ペリはLv4だしバナナは19だからなぁ 分散できなくもない
GMろー
 まあ、さすがに全員集合した場合はエネミー側もバランス調整は入りますが……(笑)
タマモ
 ふむふむ
GMろー
 さあ、情報を整理して行き先を決めるがよい。あるいは更に手がかりを追い求めてもいいぞ!
 〜相談の結果〜
サイス
 ということで、方針が決定
 3か所分散で素材集めに出ることになりました
GMろー
 おお、独立心があってよろしい。
タマモ
 タマは漁にでます!
GMろー
 鯨漁船に放り込まれる、と。
タマモ
 ほげぇー!
アカリファ
 タマさんは座布団が灼熱地獄になればいいと思います。
タマモ
 なら小鬼の上に座るか・・・
サイス
 サイスはヤマタノバナナを狩りに
アカリファ
 ボクはペリの羽毛を毟りに行きます。できれば家からセンシャを持ち出して乗りますね。
GMろー
 史実だとチャリオットは起伏に弱いそうですが、乗り手が健脚だからそんなの関係ねえ!(許可の構え)
 そしてなんでペリをむしる話になってるんだ……(笑)
 では、各々最高の素材を求めて、ひと時の別れ……
 あ、アカリファさんが戦車持ち出してますが、他のふたりも準備はOK?
タマモ
 特にないかなー
サイス
 同じく特にないんだなぁ
GMろー
 ソロなので転送石とか大事ですよ。
タマモ
 あー。転送石かぁ
サイス
 あぁ、転送石今購入ってありなのかしら?
GMろー
 街中なのでよいよいよい。
タマモ
 ならば、買い込めー
サイス
 じゃぁ神殿行の転送石を1個買っておこう(750Gちゃりん)
タマモ
 私も一個チャリチャリ
アカリファ
 あ、そうだ。強心丹を買っておきます。
GMろー
 こころをつよくもって!
 今度こそ準備はいいですか。別れの言葉とかないですか。(ない)
サイス
 は〜ぃ 多分大丈夫!
GMろー
 ではゆけ、冒険者たちよ!
 というわけでシーンを変更します。


●シーン7

GMろー
 まずはヒューレー島へ向かうことになったサイスさん。ちょうどそちらに向かう船があったということで、船賃は護衛料と相殺で。
サイス
 演出用魚介類と演出用戦闘して、演出到着した感じかな
GMろー
 激しい戦いだった……
 この島は雨の多い熱帯雨林の島。マリーフラウ島では見ないような色鮮やかな動植物が目白押しです。
 しかしここからが本番です。ヤマタノバナナことムササウルスを見つけることはできるのか……?
 黄色い巨体を追い求めるために、追跡の【感知】判定をどうぞ。
サイス
 ふむ、追跡か・・・・生態系から追い詰めてみよう《トリビアリスト》フェイト+1
GMろー
 ククク……MPをどんどん吐くがいい……
サイス
(シーン変わってるから (※祝福の鎧の効果で)ちょこちょこ回復してるけどな)
サイス
 4d6+8
DICE
 4d6+8 = [4,5,2,1]+8 = 20
サイス
 20と言って 探し出すよ〜
GMろー
 ふふふ……ムササウルス、【敏捷】はそんな高くないんだよな……
 ひとり密林の奥へと分け入り、視界の悪い中捜索を続けるサイスさん。鬱陶しい蔦をかき分け、底なし沼を避けて通り、野獣の気配を敏感に察知し……
 やがて木々の間に、鮮やかな黄色をした巨体が横切っていくのを発見します!
サイス
「情報じゃぁ、こういうところに生息しやすい・・・・あぁ、あれか」
GMろー
 まだ距離はありますが、ここからでも漂ってくる甘い香りが鼻孔をくすぐります。
 さあ、やるかい?
サイス
 Yes or はい! もちろん で
GMろー
 さあ、果物採取ハンティングの時間だ! サイスさんが果実の王へと襲い掛かったところで、シーンを変更しましょう。
サイス
 了解!


●シーン8

GMろー
 他のふたりと異なり、ひとりだけマリーフラウ島内で原料を探すことになったアカリファさん。
アカリファ
 いいんですよ、マリーフラウ島は(九州くらい)広いですから。
GMろー
 彼が行く道の険しさは他に負けず劣らず。島内の最高峰を踏破すべく、戦車が行く……!(ごろごろ)
アカリファ
 ばっしゃばっしゃ(SE)
GMろー
 しかしなにしろ山道。生半可な体力じゃあ、妖精を見つける前に行き倒れてしまうことでしょう。
 果たして成し遂げられるかどうか、いざ登攀の【筋力】判定!
アカリファ
 ……ということは《アスレチック》は有効ですか?
GMろー
 いえす!
アカリファ
《アスレチック》ヤッター!
GMろー
 シーフの皆さんにもおすすめですよ。(ダイマ)
アカリファ
 念には念を入れてフェイトを1点入れましょう。
 2d6+6+1d6+1d6 ふぇいとぉー! いっぱぁーつ!
DICE
 2d6+6+1d6+1d6 = [5,5]+6+[5]+[2] = 23
サイス
 アカリファさん 目がいいいなぁ〜
GMろー
 出目いいなあもう!
アカリファ
 この掛け声は良いみたいです。23ですね。
GMろー
 地形補正もなんのその。どんな斜面だってゆうゆう乗り切って、高みを目指すその姿は実にドゥアンモンク的な求道者。
 やがて山頂にも至ろうかという頃、立ち上る細い煙が見えてきます。
 風に乗って流れてきた香りは、疲れを癒やすかのようなアロマ。誰かがこんなところで香を焚いている、ということでしょうか。
アカリファ
「♪ぺりっくらっぺりっくらっ……おや?」(フニ○リ・フ○クラのメロディで)
GMろー
 香りの元、行っちゃう見ちゃう?
アカリファ
 こそこそと行っちゃいましょう
GMろー
 ではそこには、小さな焚火に香木をくべ、食事を楽しむふたりの女性の姿が。
 白い翼の天翼族にも見えますが、その“食事”の様子と纏う香り、そして全体的な雰囲気が、彼女たちは人間ではないと伝えてきます。
 香りを目いっぱい楽しんでいた様子の女性ですが、そこに混じったかすかな臭いを敏感に察すると、
GM/ペリ
「――誰っ!?」 恐るべき嗅覚で、アカリファさんの方を振り向きます。
アカリファ
「こんにちはー」武器は収めてます。武器ではないんですが。
GMろー
 よく似たふたりのペリ……姉妹でしょうか? 彼女たちは身を寄せ合い、敵意も露わにアカリファさんを睨みつけます。
GM/ペリ
「人間!? こんなところまで……」「去(い)ね! さもなくば……」
アカリファ
 え、この人たち小美人なんですか?
タマモ
 モスラやーモスラー
GMろー
 小さいという描写はないので、ヴァルキリーたちと同じく人間大のつもりです。原典も人間と結婚できるくらいなので。
サイス
 予想外に大きかった(’’
アカリファ
 何か召喚しそうな雰囲気だったものでつい。
GMろー
 ああ、そういう……(笑)
 というわけで脅しの言葉を投げかけられましたが、素直に従いますか?
アカリファ
「うーん、ちょっと用がありまして、平和的に話し合いたいんですけど」
GM/ペリ
「信用できない!」「留まるつもりなら!」
GMろー
 警戒心バリバリで叫んだ彼女たちの体が、ぼうっと燃え上がったところで、シーンを変更しましょう。


●シーン9

GMろー
 よいこのみんなー、いさなとりのじかんだよー。
タマモ
 ぎょせんにのりこめー
GMろー
 というわけでむくつけき船乗りたちに囲まれて、鯨の周回海域にまで漕ぎ出すことになったタマモさん。
タマモ
 こぎーこぎー(小鬼が)
GMろー
 まずはホエールウォッチングから……なんですが、そうそう出くわすものでもないですよね。
 だから【幸運】判定なんだ。エンカウント!
タマモ
 幸運かよー!
GMろー
 これが普通の釣りとかなら【器用】の出番だったんでしょうけどねえ。さすがに無理だった。
タマモ
 仕方がないないなぁー。スキルはないし、フェイトを2点やろう
GMろー
 太っ腹あ。
タマモ
 2d6+2d6+4 適当に釣りでもして待ってる(小鬼が)
DICE
 2d6+2d6+4 = [2,6]+[6,2]+4 = 20 クリティカル!
タマモ
 回ったわ
サイス
 お!
GMろー
 なんでや!
アカリファ
 やったね!
GMろー
 引っかかった瞬間に小鬼が呑まれそうな気もそこはかとなくしますがそれはさておき。
 タマモさんの、あるいは小鬼の視線の先で突然盛り上がる海面! 跳ね上がる巨体!
 飛び散るどころか降り注ぐ飛沫! 高々と吹き上げられる潮!
GM/漁師
「で、出たぞー!」「銛を打てー!」「うわーもう駄目だー!」
タマモ
「ほ、ほげぇー!」
GMろー
 15mを優に超える巨体は、漁船を押し潰さんばかりに目前に迫っています。
 船乗りたちの視線は勢い、こんなときの護衛のために乗り込んだひとりの冒険者に注がれますが……
タマモ
「取舵ー! 全力逃走です!」ビビリ
GM/漁師
『それでいいのか!?』 総突っ込み。
タマモ
「命を大事に! 細かく言うと私の命を大事に!」
GMろー
 そんな中、老船長だけがひとり小舟に乗り込み、銛を手にして鯨に立ち向かっていく……みたいな展開になりそうなんですがいいんですか?
タマモ
 船長・・・あなたの犠牲は忘れないよ・・・!? 港に着くまで!(おい)
アカリファ
(その船長義足でしょうか)
サイス
(きっと義足だよね)
タマモ
 だが、世間体的に行かなきゃ駄目だよね! 世知がらい世の中だな!?
GMろー
 いえまあ本気で逃げるなら止めはしませんが。それも世界の選択か……
タマモ
「うわーん!? 死んだら化けて出てやる〜!」突撃ー! 突撃ー!
GMろー
 タマモの勇気が船長を救うと信じて……! 先生の次シーンにご期待ください!
 というわけで、シーンを変更しますよ。

 

 


■クライマックスフェイズ

●シーン1

GMろー
 お ま た せ
 というわけで、まずはエンゲージから。
〔サイス〕10m〔甘蕉〕
〔アカリファ〕10m〔火鳥〕
〔[船]&タマモ〕10m〔灰鯨〕 全体:[深いプール]
GMろー
 それぞれ解説していきます。まずサイスさん、敵は黄色い果実竜が一体。八つに分かれた竜の頭が睨みつけてくるぞ!
 続いてアカリファさん。燃え上がったペリ姉妹は一羽の大きな火の鳥に姿を変えました。なので飛行状態!(元から翼はあるけれど)
 そして一番環境の厳しいタマモさん。敵は《超大型》の灰色の鯨! 頭がでかい!
 そして当然遠洋なので、[船]以外の場所では判定−1D、かつ游泳ペナルティを受けないためには難易度20の【筋力】判定という[深いプール]です。
タマモ
 落ちたら終わりだなー
GMろー
[船]は【HP】80、防御:20/20のオブジェクトとして扱います。壊れたら放り出されるぞ!
 質問がなければ、【行動値】と「タイミング:戦闘前」の宣言をどうぞ。
タマモ
 はい! 船は動かせますか!
GMろー
 戦闘中のエキストラの処理に倣いましょう。ムーブで共に移動することができますが、その際【移動力】は半分となり全力移動はできません。(離脱は可能)
タマモ
 了解ー
サイス
 ダメ元で聞いてみよう 他戦場に駆けつけることは可能ですか?
GMろー
 時間や距離の制約を受けないのがシーン制のいいところ。戦闘が済んだ人は、次のセットアップに別の戦地に登場しても構いません。理由は各々考えろ!
 ただ、戦闘後のシーンは合流前の時間軸になるのでそこはお気を付けください。
タマモ
 もうないぞ! 行動値は15! スキルはない!
アカリファ
 行動値17、戦闘前スキルはありません。
サイス
 では、行動値は14 戦闘前に《ホーリーオーダーU》《ホーリーウェポン》で
 あ、むろん対象は自身で
GMろー
 まさかの敵強化。(ねえよ、ねえ)
サイス
 4d6+8 《ホーリーオーダーU》《ホーリーウェポン》
DICE
 4d6+8 = [4,4,5,5]+8 = 26
サイス
 問題なく発動〜
GMろー
 そういえば確認し忘れてましたが、アカリファさんは戦車には……?
アカリファ
 あ、乗ってた方が有利なんですが状況的に乗ってないと思うので乗ってません。
GMろー
 あいあいさー。
アカリファ17>灰鯨16>タマモ≧甘蕉15>サイス14>火鳥11
GMろー
 では、ラウンド進行を開始します。


▼第一ラウンド

〔サイス〕10m〔甘蕉〕
〔アカリファ〕10m〔火鳥〕
〔[船]&タマモ〕10m〔灰鯨〕 全体:[深いプール]

・セットアッププロセス

GMろー
 先に言うと、エネミー側はまだ何もなし! PC側のみ、順次どうぞ。
アカリファ
 一応《ストロングスタイル》を。ちゃきーん。
タマモ
《チャネリング》+《セイクリッドダンス》で臨戦態勢!
サイス
《セイントブレッシング》《ブレッシング》を自分に &《エンカレッジ》予約 4d6+8
DICE
 4d6+8 = [5,3,1,2]+8 = 19
サイス
 無事発動〜
GMろー
 なんか毎シーン使ってませんか。(判定ならねえ)
サイス
 判定だからねぇ っと、さらに《陣形》1回目を宣言
GMろー
 時や場所を隔てても、心は一つ! 動け諸君!
タマモ
 私は動かなーい!
GMろー
 ですよねー。
サイス
 甘蕉に向かって8m前進〜
GMろー
 近づけば近づくほどに甘い香りは増していく。おいでおいでー。
アカリファ
 ボクも動きません

・イニシアチブプロセス

――17:アカリファ

GMろー
 激しく燃え上がり、人間をも容赦なく焼き払おうという敵意に、さてどう応じるか。
アカリファ
 待機します。大事なのは正当防衛を主張することです。
GMろー
 様子を見たー!

――16:灰鯨

GMろー
 一方こちらは怒涛のごとく船めがけて押し寄せる! ムーブで船のエンゲージに突入、メジャーで船に白兵攻撃!
《超大型》があるのでエンゲージは封鎖されます。逃さんぞー。
タマモ
 ほげぇー!
GM/灰鯨
 3d6+16 巨体による体当たり!
DICE
 3d6+16 = [5,1,3]+16 = 25
GMろー
 オブジェクトの船は回避できないので自動命中。ダメージいきますよー。
タマモ
 と、とりあえず、ダメージを見よう(ブルブル)
GM/灰鯨
 6d6+88 船体を打ち砕かんばかりの物理ダメージ!
DICE
 6d6+88 = [1,2,3,4,5,4]+88 = 107
GMろー
 なんか惜しい出目だった。
タマモ
 ぶふーっ! 確か、船さんHP80だったよね!
GMろー
 防御が20あるぞ! まあこのままだと壊れるけどな!
サイス
 8点オーバーだぁ
タマモ
 ほげぇー! 《プロテクション》! 《プロテクション》しますぞよー!
GMろー
 くくく……やってみるがいい……
タマモ
 5d6
DICE
 5d6 = [3,5,3,5,5] = 21
タマモ
 21点軽減! とりあえず沈まないな!
GMろー
 おお。
 漁船はすんでのところで沈没を免れました。船乗りたちはタマモさんを崇めんばかり。
タマモ
「ほげぇー! ほげぇー! ほげぇぇぇぇー!」
GM/漁師
「ありがたやー!」「リアール様タマモ様ー!」「でも次はもたないぞー!」

――15:タマモ

タマモ
 うむむ。船が避けれないのがキツイ。どうするべきか・・・
GMろー
 鯨が船にぶつかってきたのは、現状船が一番の(目に付く)脅威だからです。
タマモ
 よし! ムーブなし! マイナーで《コールゴッド:タケフツ》で威圧を選択!
GMろー
 何ぃ……?
タマモ
 メジャーで《ファミリアアタック》+《ファミリアコンビネーション》! 《ディグニティ》を選択します!
GMろー
 やってみろ!
タマモ
 まずは《ディグニティ》で勝負だ!
 3d6+12+3+2 「行けぇー! 小鬼共! 死ぬ気で気を引けー!」
DICE
 3d6+12+3+2 = [4,2,1]+12+3+2 = 24
タマモ
 24です!
GM/灰鯨
 2d6+6 おや、オキアミかな?
DICE
 2d6+6 = [4,5]+6 = 15
GMろー
 釣られた! なお好物はイカである。
(しかしこの演出は全然パラディンのスキルじゃないよね)
タマモ
 よし! あらゆる判定に-1Dを受けてもらう!(マイナーで回復可)
GMろー
 威圧とのシナジーが!
タマモ
 本命の《ファミリアアタック》じゃー!
 5d6+10+3 「小鬼ストラーイク!」
DICE
 5d6+10+3 = [2,1,3,2,4]+10+3 = 25
タマモ
 25!
GM/灰鯨
 回避不能! 気を引いてそのまま攻撃に転じるとはなんと鮮やかな。
サイス
 小鬼頑張るなぁ
タマモ
 ダメージじゃー!
 7d6+12 たいあたりー!
DICE
 7d6+12 = [4,3,2,6,3,6,2]+12 = 38
タマモ
 貫通の38点! 威圧付き!
GMろー
 ぐぬぬぬぬ。巨体を貫く威圧感。なんだこのプレッシャーは!?

――14(割込):サイス

サイス
 ここで《エンカレッジ》で割り込みにかかりますね
GMろー
 おおっとそういえば予約されてた!
サイス
 ムーブ・マイナーなしの メジャーで《インボーク》を自身に
GMろー
 あっ持久戦の構えだ!
サイス
 5d6+8 「疾風招来、疾くと馳せよ」
DICE
 5d6+8 = [6,2,6,4,5]+8 = 31 クリティカル!
サイス
 あ、回った
 無事かかったぜ
GMろー
 持久戦(ただし自分は消耗しない)

――15:甘蕉

GMろー
 この果実の王の前にたったひとりで現われるとはいい度胸だ……ひねりつぶしてやろう!
 でもまだ距離があるのでー。マイナーで《バッドステータス付与:威圧》から《ウィルブレス:スリップ》するー。
サイス
 多重BSかぁ
GM/甘蕉
 3d6+13 皮から絞り出された油分が足下を狙う! 滑れ!
DICE
 3d6+13 = [2,3,5]+13 = 23
GMろー
 リアクションどうぞ。
アカリファ
 たいわんばななー!
サイス
 13+3d+1d+1d+1d 「ん?」
DICE
 13+3d+1d+1d+1d = 13+[2,5,3]+[5]+[4]+[6] = 38
サイス
 38と言って避けるよ〜
アカリファ
 これはひどい。
GM/甘蕉
『バァァナァァナァァ……』 霞むような速さだ。これは一筋縄ではいかんようだな……

――11:火鳥

GMろー
 接近される前に焼き払う! 《ブレス:火》をアカリファさんに!
アカリファ
 こいやぁー!
GM/火鳥
 5d6+8 脅すにしては(温)度が過ぎる火炎攻撃!
DICE
 5d6+8 = [6,1,2,6,1]+8 = 24 クリティカル!
GMろー
 あっ回った。
アカリファ
 なーにたかが+2d6。 4d6
DICE
 4d6 = [2,5,4,4] = 15
アカリファ
 あたりましたよー
GMろー
 ではダメージを。
GM/火鳥
 2d6+56+2d6 いい香りの混じる〈火〉の魔法ダメージ!
DICE
 2d6+56+2d6 = [1,2]+56+[1,1] = 61
GMろー
 お、おお……!?
アカリファ
 出目ェ……
サイス
 ダメージさんが仕事をさぼってる(’’;;;
GMろー
 これが最後の手心なのかもしれない。逃げないようなら次から本気出す。
GM/火鳥
『ケェェェェェッ!』 さあどうだ、とばかりに睨みつける炎の眼。
アカリファ
 えーっと《ナイフパリー》とギルドサポート込みの防御力で合計46点減らすので……
 15点ダメージですね。
GMろー
 わあい。

――17(待機):アカリファ

アカリファ
「わかりました。手を出された以上ボクも容赦はしません(手加減はしますが)」
GMろー
 炎と化したこの体に対し、人間に一体何ができるというのか。(ばっさばっさ)
アカリファ
 ムーブで鳥さんにエンゲージ、マイナーで流水の砥石かつーん、メジャーで《ゲイルスラッシュ》を鳥さんに。
GMろー
 あっ ちょっ それはずるい
アカリファ
 3d6+15 流水の如き動きで薙ぐように一発目の蹴り!
DICE
 3d6+15 = [2,5,1]+15 = 23
アカリファ
 23で回避どうぞ。
GM/火鳥
 2d6+6 はばたけ!
DICE
 2d6+6 = [5,3]+6 = 14
GMろー
 なかった! ダメージどうぞ。
アカリファ
《ピアシングストライク》をきっちり乗せます。
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6 すこーんと何故か小気味の良い効果音。
DICE
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6 = [2,2,5,1]+27+[1,1,5,3,1]+[3,4,4,3,3,2]+[3,1]+[5,2] = 78
アカリファ
 まずは78点水属性魔法ダメージです。
GMろー
 ちょっ痛い痛い痛い!
サイス
 流石火力枠
GMろー
 火の勢いが弱まりました。こんなところまで来た時点でただの人間ではないと気付くべきだった……!
アカリファ
 2発目行きますよー
GMろー
 こいよ……
アカリファ
 3d6+15 勢いを殺さぬよう回転しながら踏み込んで二発目の蹴り!
DICE
 3d6+15 = [2,2,5]+15 = 24
アカリファ
 今度は24で回避どうぞ。
GM/火鳥
 2d6+6 なんとか……なんとかしなければ……!
DICE
 2d6+6 = [5,5]+6 = 16
GMろー
 できなかった……!
アカリファ
 ちょっと怖かったですね。これも《ピアシングストライク》乗せますよ。
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6 きっとうまくコンボが決まると画面が少し寄ります。
DICE
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6 = [6,1,3,4]+27+[6,2,1,1,1]+[5,5,5,3,5,5]+[5,6]+[3,2] = 96
アカリファ
 出目がよくなりました。96点水属性魔法ダメージです。
GMろー
 嘘……だろ……?
(残HP:95を見つつ)
アカリファ
 なんだと。
サイス
 あ〜(’’
GMろー
《再生能力》15を活かす暇もなく、火の鳥は爆散! 後から、ペリの姉妹がふらふらと地面に降り立ち崩れ落ちます。
 この場は戦闘終了!

・クリンナッププロセス

GMろー
 あるかなー?
タマモ
 なーいよ
アカリファ
 こちらはありません。
サイス
 鎧回復〜
GMろー
 祝福されてやがるぜ。
タマモ
 あ、(※セイクリッド)ダンス分のMP減らさなきゃ


▼第二ラウンド

・セットアッププロセス

GMろー
 まずはアカリファさんに、どちらの戦場に赴くか決めてもらいましょう。
アカリファ
 時系列的には、交渉を無事済ませてから……ということですよね?
GMろー
 そうなります。
アカリファ
 ではもーb……鯨と戦ってるタマモさんの方へ行きましょう。
GMろー
 げふんげふん。
〔サイス〕2m〔甘蕉〕
〔[船B]&アカリファ〕10m〔[船A]&タマモ&灰鯨〕 全体:[深いプール]
GMろー
 沈みかけた漁船の元へ救世主が!
タマモ
 へるぷみー!
GMろー
 新しい方の船をBとしますが、HPや防御はAと同じです。
 改めてセットアップ。PC側のみ順次どうぞ。
タマモ
 私はなーい
サイス
 では、ここで《陣形》2回目を宣言
GMろー
 いっけー!
タマモ
 不動の構え!
サイス
 2m移動して エンゲージしておこうかな
GMろー
 自ら王の元に寄るとは見下げた度胸だ。《脚止め》で封鎖してくれる!
アカリファ
「ちょっと中洲の様子を見に来ましたよー!」
タマモ
「!! ヘルプミー! ヘルプですよー!」
GM/船乗り
「お前達にばっかりいいかっこさせるかよ!」「その鯨は俺たちの獲物なんでな!」「なあに、これだけの面子が揃えば楽勝だ!」
アカリファ
 と鯨にエンゲージしつつ《ストロングスタイル》。足を止めての殴り合いは望むところです!
GMろー
 えーと、《陣形》での移動だと船がついてこないので、[深いプール]の影響を受けることになりますね。
サイス
 おぉ?
アカリファ
 ああ、そうでしたっけ……
サイス
 アカリファさんの移動が無くなるのかな?
アカリファ
 そうなりますね。
GMろー
 他には?
サイス
《セイントブレッシング》+《ブレッシング》を自分に〜 8+3d6+1d6
DICE
 8+3d6+1d6 = 8+[1,4,4]+[6] = 23

・イニシアチブプロセス

――17:アカリファ

GMろー
 山で火の鳥を落とし、今度は海で潮を吹く鯨を狩る。温度差の男!
アカリファ
 ギャップ萌えというものですね。
サイス
 温度ギャップか・・・・
GMろー
 むしろ金属疲労。
アカリファ
 勤続疲労でもありますね。
GMろー
 で? で?
アカリファ
 ではムーブでちまちま操船して6m鯨に近寄ります。マイナーで《フェイント》からのメジャー《ソウルフィスト》で飛び道具をぺちぺち撃ちこみます。
GMろー
 あっやめろこの!
アカリファ
 3d6+15 今度はシューティングステージでしょうか。
DICE
 3d6+15 = [6,3,2]+15 = 26
アカリファ
 リアクションペナルティ1d6で回避どうぞ。
GM/灰鯨
 それはもう回避できないよ! ダメージどうぞ!
アカリファ
 いつもの《ピアシングストライク》。当たり判定が大きくなります。
GMろー
 さ、さてはゲージ使ったな?
アカリファ
 MPゲージは毎回ゴリゴリ削れてますよ(笑)
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6+2 鯨と比べるとデコピンくらいの大きさもありませんけどね。
DICE
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6+2 = [6,5,1,3]+27+[4,6,4,1,1]+[5,2,1,2,4,4]+[5,6]+[6,2]+2 = 97
アカリファ
 なかなか。97点無属性魔法ダメージです。
サイス
 おっかなぃデコピンです
GMろー
 それでも痛いものは痛い! 海洋大型動物の分厚い皮下脂肪もなんのその、ダメージが直に心に届く!(なんか違う)
 あれ、HP半分切ったぞ……?

――16:灰鯨

GMろー
 ぷしゃあああと怒りの潮吹き。とりあえず目の前のなんか邪魔なちっちゃいのをブッ飛ばして、痛かったやつを潰してやらねば。
タマモ
 ひげぇー!
アカリファ
 鯨の鼻息が荒いですね。<潮吹き
GMろー
 マイナーで威圧を解除、メジャーでタマモさんに白兵攻撃! 喰らえー!
GM/灰鯨
 2d6+16 しかしダイスは減っている! ひどい!
DICE
 2d6+16 = [6,4]+16 = 26
GMろー
 リアクションどうぞ。
タマモ
 ふむ。回避にフェイト二点使用! 確実に避ける!
 6d6+11+3 「ほげぇぇー!」
DICE
 6d6+11+3 = [4,3,3,4,6,6]+11+3 = 40 クリティカル!
タマモ
 荒ぶり!
GMろー
 何よー! 当たってくれてもいいじゃないのー!
サイス
 回ってるってか 数字もすげぇ
GMろー
 そんなにフェイトを吐いて、ドロップ品決定ロールで困っても知らないんだからっ!
アカリファ
 そんな身も蓋もない(笑)
GMろー
 というわけで船上のひとりを狙って突っ込んできた鯨、狙いが大雑把すぎて外れ。

――15:タマモ

タマモ
「よっしゃー! メイン火力来た! これで囮にできる!(よく来てくれました! 一緒に戦いましょう!)」甲板を転がりながら
アカリファ
「逆じゃないですかね?」
サイス
(本音と建て前が(/-;
GMろー
 儚げな美少女設定は何処へ行ってしまったのか。
タマモ
 ムーブなし。マイナーで《コールゴッド:タケフツ》威圧を選択!
GMろー
 飛び道具→ハメとかいうこの。この。
 鯨なのに鳥かご状態だぜ……
タマモ
 メジャーで《ファミリアアタック》+《ファミリアコンビネーション》! 《インボーク》を自分に!
GMろー
 ひどい!
タマモ
 まずは《インボーク》だ! 3d6+2
DICE
 3d6+2 = [5,4,4]+2 = 15
タマモ
 回避に+1Dです!
GMろー
 もう駄目だ……やはり船を沈めるしかないんだ……
タマモ
《ファミリアアタック》いくぞー!
GMろー
 くるなー!
タマモ
 5d6+10+3 ストラーイク!
DICE
 5d6+10+3 = [1,6,6,1,1]+10+3 = 28 クリティカル!
GMろー
 いい加減にして!
タマモ
 グリングリン!
サイス
(ここでも回ってる)
アカリファ
 効率良すぎ(笑)
GM/灰鯨
 避け……避け……られない! おのれ《ディグニティ》! おのれ小鬼ども!
タマモ
 ハハハッ! 怯えろ! 実力を出せぬまま死んでいけー!
 7d6+12 ボール!
DICE
 7d6+12 = [6,1,2,3,3,5,4]+12 = 36
タマモ
 貫通の36点威圧付き!
GMろー
 もうやめて……いじめないで……(ぽろぽろ)

――15:甘蕉

GMろー
 一方、密林の中で一対八の孤独な戦い。
 寄って来たならば遠慮はすまい。マイナーで《スマッシュ》、メジャーで《連続攻撃》!
サイス
 さっきよりは攻撃鋭いかなぁ
GM/甘蕉
 4d6+15 四方から襲う四本の首!
DICE
 4d6+15 = [6,6,5,6]+15 = 38 クリティカル!
GMろー
 やったぜ。
サイス
 ここでかぁっ!
アカリファ
 クリティカル祭りですね。
GMろー
 リアクションどうぞ。
サイス
 13+3d6+1d6+1d6+1d6 「ちっ! 存外鋭い!!」
DICE
 13+3d6+1d6+1d6+1d6 = 13+[1,5,3]+[2]+[3]+[6] = 33
サイス
 むぅ ダメだった
GM/甘蕉
 5d6+37+15+3d6 びしばしべしぼし四連鞭打ァ! 物理ダメージ!
DICE
 5d6+37+15+3d6 = [2,2,5,6,4]+37+15+[5,5,1] = 82
サイス
 ふつーにプロテ〜
 5d6+5+9 「障壁展開!」
DICE
 5d6+5+9 = [5,1,3,4,1]+5+9 = 28
サイス
 25点もらって のこり76
GMろー
 ならば続けてもう一発!
GM/甘蕉
 4d6+15 残る四本の首も合わせて四方八方から攻め立てる!
DICE
 4d6+15 = [3,5,2,2]+15 = 27
GMろー
 リアクションどうぞ。
サイス
 13+3d6+1d6+1d6+1d6
DICE
 13+3d6+1d6+1d6+1d6 = 13+[2,6,1]+[4]+[6]+[6] = 38 クリティカル!
サイス
(こっちで回ったかぁ)
GMろー
 ば、馬鹿な……逃げ場は完全になかったはず……
タマモ
 残念だったな! 残像だ!
GM/甘蕉
『バァァナァァナァァ……!?』 1ラウンドに一回は驚かされてる気がする。

――14:サイス

サイス
「おぃおぃ・・・・・
 《脚止め》されてるのは、どっちか解ってるのかぃ?」
GMろー
 なん……だと……!?
サイス
 フリーで決戦状態を宣言 ムーブなし マイナー:別れの杯 メジャー:《ペネトレイトプロウ》
GMろー
 逃げられない!
サイス
 命中に《ワンツーパンチ》を入れよう
 5+3d6+1d6+1d6+1d6+1d6 「そらよっ」
DICE
 5+3d6+1d6+1d6+1d6+1d6 = 5+[3,1,6]+[5]+[2]+[6]+[5] = 33 クリティカル!
サイス
 よし! 回った
GMろー
 PC側のダイスが多すぎるんだ! そうに違いない!
GM/甘蕉
 2d6+7 バナナガード!
DICE
 2d6+7 = [4,3]+7 = 14
GMろー
 首一本を犠牲にして残り七本を守るとかいう。ダメージどうぞ。
サイス
 2d6+21+2d6
DICE
 2d6+21+2d6 = [2,4]+21+[3,2] = 32
サイス
 32点 防御無視で ダメージ入ったら毒(1)プレゼント
GMろー
 物理なら蚊に刺されたくらいなのに……殴られた箇所がアザのように茶色に変色。ついでに毒ももらってなんか紫!

・クリンナッププロセス

タマモ
 ダンスのMPを消費ー!
サイス
 祝福鎧
アカリファ
 ないですよー
GMろー
 毒が回っていく……が、その後で《再生能力》が使用できるのだ!
 こちらのSLは10。茶色くなった部分がみるみる黄色に戻っていき、ダメージは一桁にまで抑えられてしまうのだ。


▼第三ラウンド

〔サイス&甘蕉〕
〔[船B]&アカリファ〕4m〔[船A]&タマモ&灰鯨〕 全体:[深いプール]

・セットアッププロセス

GMろー
 PC側、順次どうぞ。
アカリファ
 おなじみの《ストロングスタイル》です。
タマモ
 なーい
サイス
《セイントブレッシング》+《ブレッシング》を自分に〜 8+4d6
DICE
 8+4d6 = 8+[1,3,3,5] = 20
サイス
 普通に成功〜

・イニシアチブプロセス

――17:アカリファ

GMろー
 男比率高い船に少女が一人乗り込んでると言う話がありましたが、アカリファさんの方もまだ十三歳の男の子だった……
タマモ
 ロリショタ!
GMろー
 ※なお178cm
 大人の船乗りたちが右往左往してる中、少年少女が大活躍! 実にファンタジー。
アカリファ
 えーっと、まだ《ディグニティ》による判定ペナルティは残ったままですよね。
GMろー
 解除させてもらえなかったので残りっぱなしです!
タマモ
 してもいいのよ(ニッコリ)
サイス
(代わりに威圧が残る)
アカリファ
 でしたら……ムーブで操船しつつ鯨にエンゲージ。マイナーなし、メジャーで《ペネトレイトブロウ》を鯨さんに!
GMろー
 徹底して物理防御に仕事させないな! くそう!
アカリファ
 3d6+15 そっと脇腹に手のひらを添え(るように見え)ます
DICE
 3d6+15 = [3,6,4]+15 = 28
アカリファ
 28です。
GM/灰鯨
 殺気のない拳は避けられない……回避不能。
アカリファ
《ピアシングストライク》も忘れない!
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6 超振動!
DICE
 4d6+27+5d6+6d6+2d6+2d6 = [1,3,6,2]+27+[1,5,1,5,5]+[3,1,2,3,6,3]+[1,1]+[2,3] = 81
アカリファ
 出目ェ……81点物理ダメージ、防御0扱いです。
GMろー
 傍目にはそっと触れただけに見えたことでしょうが、鯨の内側はもうぼろぼろよ!
 たまらず白目を剥いた鯨は、そのままゆっくりを横倒しになっていき……
 どっぱぁぁぁん。
 ぷかぁ……
サイス
 おぉ〜
GMろー
 哀れ、人間たちに仕留められてしまったのでした。無念!
GM/漁師
『獲ったどー!』
タマモ
 ほげぇー! 完了

――15:タマモ

GMろー
 えーと……すること、あります?
タマモ
 なんもない!

――15:甘蕉

GMろー
 最初の一撃で戦闘不能にできれば……二撃目でトドメが刺せるかもしれない……!
 喰らえ! 夢と希望の《スマッシュ》《連続攻撃》!
GM/甘蕉
 4d6+15 八本で包囲し、四本がかわるがわる打ち込んでくる!
DICE
 4d6+15 = [5,2,6,2]+15 = 30
GMろー
 リアクションどうぞ。
サイス
 13+6d6 「お、今回も鋭いな」
DICE
 13+6d6 = 13+[3,1,3,6,4,3] = 33
サイス
 避けたよ〜
GMろー
 そんなー。
GM/甘蕉
 4d6+15 だがまだ首は四本残っているぞーっ!
DICE
 4d6+15 = [6,6,1,3]+15 = 31 クリティカル!
GMろー
 わーい回ったー。
サイス
 よく回るなぁ
GMろー
 お互い様さ!
サイス
 フェイト1点入れてみよう 13+7d6
DICE
 13+7d6 = 13+[3,1,4,1,5,5,5] = 37
サイス
 残念!
GMろー
 喰らえ! 喰らい尽くせ!
GM/甘蕉
 5d6+37+15+2d6 八頭竜閃、物理ダメージ!
DICE
 5d6+37+15+2d6 = [6,3,5,5,2]+37+15+[3,6] = 82
サイス
 プロテ〜 5d6+13
DICE
 5d6+13 = [3,6,4,5,5]+13 = 36
サイス
 17点通った
GMろー
 届かない、か……

――14:サイス

サイス
 本サイト初公開! のレア技!! 発動!
GMろー
 何、それは!?
サイス
 ムーブなし マイナー:烈風の砥石 メジャーで《トリプルブロウ》
アカリファ
 前提を積むのが地獄ですからね……
GMろー
 ば、馬鹿な……八本の首を持つこの王より早い連撃だと……!?
サイス
 それぞれワンツー入れておくよ〜 5+7d6
DICE
 5+7d6 = 5+[6,6,4,5,6,6,6] = 44 クリティカル!!!!
GMろー
 ちょっと待て。
サイス
 5個回ってる・・・(’’
GMろー
 そのサイコロ、検めさせてもらうぜ!(がりっ)
タマモ
 ぐるぐるやな!
GMろー
 くそう、くそう! もう命中まとめてこいよ!
サイス
 5+7d6 2連撃目
DICE
 5+7d6 = 5+[4,6,3,6,6,4,6] = 40 クリティカル!!!
GMろー
 おいこらァ!
サイス
 4個回ってるね
タマモ
 確変中!
サイス
 5+7d6 3連撃目
DICE
 5+7d6 = 5+[4,5,3,5,2,4,1] = 29
サイス
 あ、ここは普通だ
GMろー
 ふう。(落ち着いた)
アカリファ
 なんということでしょう。
GM/甘蕉
 2d6+2d6+2d6 ならばこちらも意地を見せよう! 王の意地を!
DICE
 2d6+2d6+2d6 = [6,4]+[6,6]+[2,5] = 29 二撃目クリティカル!
GMろー
 ふはははは! 一個避けたぞ!
サイス
 すげぇ!
タマモ
 すげぇ!
GMろー
 だから何よ!(逆切れ)
 一回目(+5D)と三回目(±0D)のダメージどうぞー。
サイス
 21+2d6+6+5d6 風属性
DICE
 21+2d6+6+5d6 = 21+[4,5]+6+[2,5,2,4,5] = 54
サイス
 21+2d6+6 風属性3撃目
DICE
 21+2d6+6 = 21+[1,5]+6 = 33
サイス
 54点と33点の風属性ね〜
GMろー
 これはまさか、ダブルで烈風な拳……?
 か、回復が追いつかないほどのダメージだ……見る間に表皮のあちこちが茶に変色し、半分近くまで減らされました。

・クリンナッププロセス

サイス
 祝福鎧
タマモ
 踊るのだー
アカリファ
 ないです。
GMろー
 毒や《再生能力》の処理もありますが、もはやこれまで。次のラウンドには残るふたりも駆けつけてくるので、果実の王に勝ち目はないのだ……
 よって、ここで戦闘終了とします。いいファイトだった……!
     *     *     *
GMろー
 さあ、運命のドロップ品決定ロールッ!
 火鳥はアカリファさん、灰鯨はタマモさん、甘蕉はサイスさんがロールをどうぞ。この結果がすなわち、得られた素材の価値に直結します。
タマモ
 では、フェイトを3点いれます
 2d6+3d6 ほげぇーい!
DICE
 2d6+3d6 = [5,1]+[1,3,4] = 14
タマモ
 14ー
アカリファ
 フェイト2点入れます。 2d6+2d6
DICE
 2d6+2d6 = [4,1]+[3,6] = 14
サイス
 こちらもフェイト2点突っ込むよ〜 2d6+2d6
DICE
 2d6+2d6 = [1,3]+[1,2] = 7
アカリファ
 oh...
サイス
 oh,no・・・・・・・
GMろー
 なんてこった……結果はエンディングでそれぞれお伝えします。
 というわけで、戦闘シーンを終了しましょう。

 

 


■エンディングフェイズ

●シーン1

GMろー
 山頂に突如として燃え上がった火の鳥を、いともたやすく返り討ちにしたアカリファさん。
アカリファ
 山火事にならなくてよかったです
GMろー
 焦げ跡に膝をついたペレ姉妹は、悔しげに見上げてきます。
GM/ペレ
「火の霊獣を模した力が、こうも簡単に……」「それほどの力を持つ人間が、一体何をしに……」
アカリファ
「あなた方がとても香りのよい物を食してると耳にしたので、良ければ分けてもらえればと思って来たのですが……」
 何か少し申し訳なさそうに。
GM/ペレ
『……は?』
GMろー
 間の抜けた空気に、お香の匂いが混じってなんともいえない感じ。
アカリファ
 でも事実ですからね、仕方ありませんね。
GMろー
 いくら警戒心の強い妖精とはいえ、さすがに嘘ではないと信じてくれたようです。
アカリファ
 よかったよかった。
GM/ペリ
「そういうことなら……これを持っていきなさい。」「私たちが纏う“香り”を結晶化させたものよ。人間に扱えるかは知らないけれど。」
GMろー
 芳香の結晶(6000G)を手に入れました。
 ちなみに普通の「ペリの香り」は500G。
アカリファ
 すごい落差。
GMろー
 このふたりはレベルの高いペリなのかもしれませんね。
アカリファ
「香りを結晶化ですか……妖精ならではというか、素敵ですね」
GM/ペリ
「用が済んだなら、今度こそさっさと帰りなさい。」「私たちもここを離れるわ。また会えるなんて期待はしないようにね。」
アカリファ
「ともあれ、ありがとうございました」ぺこり。
GMろー
 では、下山で?
アカリファ
 はいな。無為に刺激することもないでしょう。
GMろー
 では、去ってゆくアカリファさんの背中を見送りながら、ペリの姉妹は呟きあいます。
GM/ペリ
「……わざわざ、こんなところまで登って来るなんて。」「人間にも、そうまでして香りを愛する者がいるのね……」
GMろー
 彼女たちの人間観が少し変わったところで、シーンを変更しましょう。


●シーン2

GMろー
 タマモさんたちが仕留めた鯨はそのまま港の方まで惹かれて、浜辺で解体が行なわれます。
 鯨は捨てるところがないと言われるほど資源価値が高いため、肉も骨も油もそれぞれ商人がやってきて買い付けていきます。
アカリファ
 ここ、現実世界的には西洋ですけどね!(笑)
GMろー
 油だけ取って他の部分は捨ててた国のことは言うな!(笑)
 そんな中、内臓の解体にあたっていたひとりの船乗りが……
GM/漁師
「おっ! あったぞ!」
タマモ
「ふひぃー」
GMろー
 そう言って、取り出したものを軽く海水で洗ってからタマモさんの元に持ってきます。
GM/漁師
「ほらよ、これがお探しの“水龍の涎”だ!」
タマモ
「おお、これが涎・・・!?」
GMろー
 というわけで、おめでとう! 無事最高額の龍涎香(11000G)を手に入れました!
タマモ
 涎ゲットだぜ!
サイス
 表現・字面がすごいな
アカリファ
 どんな香りなんでしょうね。
GM/セーリア商人
「大抵の場合、波間に浮かんだり、浜辺に流れ着いたところを見つけるアルが、これは取り出してほやほや! 最高級品アル!」
 なお実際には、海水と日光によって化学反応が進み芳香を発するため、波間に浮かんでいたものが最高級とされるそうです。
タマモ
「ヒヒヒッ・・・これで、新作の香水が…ヘヘヘッ」
アカリファ
「あの、口元が少しヤバいですよ」
GMろー
 少女の涎の方は、果たして値が付くのかどうか。そもそもこの子に買い手が現れる日が来るのかどうか。
タマモ
「ハッ!? つい本性が……!?」ムニムニとお顔サスサス
GMろー
 ともあれ、本日のいさなとりは大成功! 一頭獲っただけでも大漁旗をはためかせつつ、シーンを変更しましょう。


●シーン3

GMろー
 鞭のごとき首と、軽やかなる拳の激しい肉弾戦を経て……
サイス
「だぁっ! もぅ、疲れたっ〜!」
GMろー
 もはや見る影もなく茶色に染まった果実竜から採れたのは、滑剤瓶(重量1:400/200G)×10だけでした。
 いわゆるバナナオイル。一応ほのかにいい香りはしないこともないんじゃないでしょうか。
サイス
「ん〜、まぁワンポイントに使えるか、どうかだなぁ、メインの引き立て役に買い取ってもらえるかな?」
GMろー
 倒し方が悪かったのか熟成度が足りなかったのか、残念ながら“この世のものとは思えないような香り”にはありつけませんでした。
 しかしできることはやったので、持ち帰ってプロに任せるとしましょう。
サイス
「しかし、まぁ、・・・・・・・・・課題だな」
GMろー
 人里離れた密林での修業を終え、更なる強さを求めてサイスさんの旅は続く……あれ、なんか目的が違う。
サイス
 目的かわっちゃってる!?w
GMろー
 まあいいか。シーンを変更しましょう。


●シーン4

GMろー
 そして、帰還した冒険者たちがそれぞれの素材を提出し、しばらく時間が経って……
 皆さんは、神殿の応接室まで呼び出されていました。
 そこに待っていたのはいつもの受付・エトと、そして紫髪銀瞳の蠱惑的なヒューリンの女性。
 纏う香りはペリにも負けず劣らず。そこから彼女の正体は察せられるでしょう。
タマモ
「はーい。お呼びですかー?……ほげぇー!?」
アカリファ
「(あぁ、この人が件の……)」
サイス
「おや、嬢ちゃん(エトさん)、こちらのお嬢さんは?」
GM/エト
「えっと、少し前の依頼……じゃなくて、素材募集の件を覚えてますか? この方は、その依頼人……じゃなくて募集者の、」
GM/ミス・パフューム
「この島では“パフューム”で通っているわね。よろしくお願いするわ。」 くすり、と笑う。
タマモ
「えっと、えっと!?……ファンです!握手してください!」サイスの服で手を拭いてから
サイス
 コラー!!w
タマモ
 着物は汚れると洗うの大変なんじゃー!
サイス
 懐紙とか手ぬぐい持てぇっい!
GMろー
 まったくだ。
 握手は快く応じてもらえます。握った手は離した後もしばらくいい匂いが続きますよ。
タマモ
「ほへぇぇ〜えへ、えへへへ……」お手々見つつニコニコ
GMろー
 反対側ではエトも同じような表情を浮かべています。にこにこ。
アカリファ
 なるほどなるほどー。参考になりますねー、とお二人をさりげなく観察してましょう。
サイス
「それで、その方がこちらにいらしたってのは?」
GM/ミス・パフューム
「お呼び立てしてごめんなさいね。例の件で試作してみた香水がほぼ売り切れたから、結果をお伝えしにきたの。
 広い層からの意見は、参考になったわ……私が見たこともない素材を採ってきてくれた人もいたことだし、ね。」 と、アカリファさんに流し目をくれます。
アカリファ
 再入手不可能品でちょっと申し訳ないですね。
GMろー
 レアリティが上がるのも、それはそれでいいことでしょう。きっと。
サイス
「しかし、どんな香が調香できたんだろうな」
GM/ミス・パフューム
「それじゃあ、約束の報酬をお渡ししないとね。どうぞ、受け取って。」
GMろー
 と、彼女は皆さんの前に、金貨の入った小袋と一緒に瓶を置いていきます。
タマモ
「ふふふっ……香水、レア物の香水・・・」フヒヒ
GMろー
 サイスさんの前には、香水(重量1:10/5G)と995Gが。
 アカリファさんの前には、高級香水(100G)と1900Gが。
 そしてタマモさんの前には、最高級香水(1000G)と2000Gが!
アカリファ
 見事にランクバラバラ(笑)
GMろー
 サイスさんがドロップ一番下、アカリファさんが真ん中、タマモさんが最高でした。(笑)
サイス
 ヤハリカー!
タマモ
「うひょー!」瓶を持ってクルクルークル!
GMろー
 ……あ、すみません、香水の分の額を差し引くのを忘れてました!
GM/ミス・パフューム
「妖精の香りにも驚いたけど、まさか龍涎香を見つけてくるとはね。運がよかった……というよりも、運命の女王に愛されたのかしら。」
タマモ
 ああ、クリティカル連発しましたもんね!
サイス
 運命の女王さん 怖いわ〜
GMろー
 やめてください! 命中でクリティカル連発しても普通の香水だった人もいるんですよ!
アカリファ
(ほろり)
タマモ
「うふふ! なんてたって一流の冒険者ですから! これくらいわけないのです!」胸はりー
GM/ミス・パフューム
「妖精の香りも素晴らしいのだけど、龍涎香はその名が知れ渡っているから、その分売上も増えたわね。今回のトップはあなたの香水よ、おめでとう。」
タマモ
「はわわー! ありがとうございます! ありがとうございます!」嬉しいのでエトとキャピキャピを共有しよう
GM/エト
「すごいです! よかったですね!」 きゃっきゃっ。
タマモ
 女子空間を展開完了であります!
サイス
「しかし、最初にも気にしたんだけど、大丈夫なんかい? 再度材料が集められるか難しいのがあったが」
GM/ミス・パフューム
「あら、伝わっていなかったかしら? 今回のことは、着想を広げるためにしたことで……広く売り出すための香を求めていたわけではないのよ。」
サイス
「と、いうと?」
GM/ミス・パフューム
「本当にいい香りは、閉じこめようとしても広がっていくもの……私はただ、その香りが世に出回る手伝いをしているだけなのよ。」
GMろー
 と、観念的な話で煙に巻く感じ。
 まあ商売のタネにするだけなら、今回作れたものと似た香りを再現するとか、いろいろと方法はありますからね。
アカリファ
 ペリ狩りが行われないことを切に祈ります。
(鯨はいいのか)
GMろー
 商業捕鯨はまあその、うん……
サイス
 用法用量を守れば・・・ね・・・・
GM/ミス・パフューム
「また、素材をお願いすることもあるかもしれないわ。その時は、どうぞよろしくね。」
タマモ
「はい! 最優先で受けさせて頂きます!」
サイス
「その時は、よろしく頼みますね」
アカリファ
「はい、またご縁があれば」
GMろー
 汗や血の香りを離れて、時にはこんな馥郁たる香りもよいもの。
 明日に向かって吹く風は、果たしてどんな香りを含んでいるのやら……

 

 


アフタープレイ

●成長点の配布

▼セッションに最後まで参加した +1点

▼ミッションに成功した +51点
 灰鯨 レベル21
 最高級ボーナス 20
 高級ボーナス 10
 ――――――――――
 計51

▼遭遇したエネミー +19点
 灰鯨 レベル21×1
 甘蕉 レベル19×1
 火鳥 レベル18×1
 ――――――――――
 計:58÷3人≒19

▼遭遇したトラップ +1点
 [深いプール] レベル3×1
 ――――――――――
 計:3÷3人=1

▼よいロールプレイをした +1点

▼他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行なった +1点

▼セッションの進行を助けた +1点

▼場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行なった +1点(GMのみ)

合計:PL75点 GM76点(=74×3人÷3+1)

●アイテムなどの分配

▼依頼の報酬
 サイス:995G
 アカリファ:1900G
 タマモ:2000G
 ――――――――――
 計:4895G

▼アイテム
 芳香の結晶(6000G)×1
 龍涎香(11000G)×1
 滑剤瓶(重量1:400/200G)×10
 ――――――――――
 計:19000G

▼経費
 なし

合計:23895G(÷3人=7985G)

▼個人入手
 サイス:香水(重量1:10/5G)×1
 アカリファ:高級香水(100G)×1
 タマモ:最高級香水(1000G)×1

●総計

▼PL

サイス
 成長点:75−12点 報酬:7985G 入手:香水(重量1:10/5G)×1
アカリファ
 成長点:75−13点 報酬:7985G 入手:高級香水(100G)×1
タマモ
 成長点:75−12点 報酬:7985G 入手:最高級香水(1000G)×1

▼ギルド

蒼翔亭
 成長点:24点
セラピカルガーデン
 成長点:24点
クラインドラッヘ
 成長点:25点

▼GM

GMろー
 成長点:76点

 

GMろー
 では、シナリオ「誉れ高き香りの科」はこれにて終了です。
 お疲れ様でした。参加ありがとうございました。
サイス
 お疲れさまでした〜 ありがとうございました〜
タマモ
 おつかれさまでしたー。ありがとうございました
アカリファ
 お疲れ様でした&ありがとうございましたー!