アリアンロッド2E リプレイ
赤い実が爆ぜる時
ジャンル:ロールプレイ重視のシリアスなシティアドベンチャー
対象CL:8±2
プリプレイ
- ●今回予告
- マリンパーチの片隅で起きてしまった不幸な事故。その余波が、彼らの人生を狂わせる。
- 失いたくなかったはずのものを失って、その原因を知った男に、魔族は復讐を甘く囁く。
- 奪われたものはもう取り返せない。ならば奪ったものからそれ以上に奪ってやればいい。
- そうして堕ちていく男の後を追うのは冒険者。知るべきことを知り、必ず彼を連れ戻せ。
- アリアンロッド2E「赤い実が爆ぜる時」
- 冒険の舞台がキミを待つ!
●レギュレーション
- 1:シナリオ形式
- 『R2』掲載の、シナリオハンドアウトやコネクションを用いた「クエスト形式」で行ないます。
- 2:ギルドサポート
- 各ギルドのGLによらず、効果中の「GL」は一律5とし、ギルド間で共通するギルドサポートは連動します。
またプリプレイにて、共通するギルドサポートのコーラー兼パーティリーダーを選出します。
- 3:ギルドメンバー
- スキル、アイテムなどの効果の「(あなたが所属しているギルドの)ギルドメンバー」を「パーティメンバー」に読み替えます。
ただし、ギルドサポートについては通常どおりに処理します。
- 4:追加ルール
- 『上級ルールブック』……聞き耳 & 戦闘中のエキストラ & 他のキャラクターの運搬 & コネクション(P139)
『エリンディル西方ガイド』……追加バッドステータス & 決戦状態 & クリティカル:G消費なし(P23)
以上を使用します。
- 5:《ファミリアコンビネーション》
- 《ファミリアコンビネーション》の効果で《ファミリアアタック》を二回使用することはできないものとします。
特定のスキルに対する露骨な差別ではありますが、これも戦闘のバランスを取るためですのでご了承ください。
●PC紹介&シナリオハンドアウト
- PC@:アスカ・シワスキ
- CL7 シーフ/ダンサー ヒューリン 女性 16歳
- コネクション:ブレン 推奨関係:友人
- 最近マリンパーチで売り出し中の一級宝石研磨士・ブレン。あなたは、彼の数少ない友人のひとりだ。
- 職人気質で人づきあいがいいとは言えない男だが、彼と過ごす工房の居心地は決して悪くはなかった。
- ところが最近、工房の扉は固く閉ざされ、あなたを拒むようになり……そして、ブレンは姿を消した。
- PCA:ラヴィエルトリアエグル
・E・スカハ
CL7 アコライト/モンク フェイ(ナイトメア) 女性 秘密(年齢不詳)
- コネクション:ティニー 推奨関係:秘密
- ひょんなことから知り合った街娘のティニー。彼女は、さる貴族のお屋敷でメイドをしているという。
- 何度目かの邂逅の折、彼女は幸せ一杯の笑みを浮かべ、恋人との婚約が決まったと打ち明けてくれた。
- そんな彼女の身に、一体何があったのか。昏々と眠る彼女の前で、あなたは真相究明の誓いを立てた。
- PCB:シラヌイ・アルテミシア
・インディカウィード
CL7 ウォーリア/メイジ ネフィリム 男性 59歳
- コネクション:ダイゼン 推奨関係:取引
- 魔法具店“黒鉄の腕”は、あなたの行きつけの店である。店主にして職人のダイゼンとも顔見知りだ。
- そのダイゼンだが、身内が事故にあったとかですっかり気落ちし、仕事も手につかない有様だという。
- 気の毒とは思うが、注文していた品はどうなるのだろうか。あなたは店に顔を出してみることにした。
- PCC:デイジー
- CL9 アコライト/バード ドゥアン(有角族) 女の子 10歳
- コネクション:グラネスト・ディアエイル 推奨関係:後援者
- あなたの下に届いた一通の手紙。差出人は神聖帝国の貴族、ディアエイル家のグラネスト伯爵だった。
- 手紙の内容は、国元を離れられない彼に代わり、この島で療養中の夫人を見舞ってほしいというもの。
- 彼の頼みとあっては断れない。あなたはさっそく、ハーバーロッジの伯爵別邸へと向かうことにした。
●PC間コネクション
- GMろー
- 忘れないように、まずはこの項目から。『R2』P334などを参考に、PC@→A→B→C→@の順にコネクションを結んでください。結ばれる側も問題がなければ同意の表明を。
- キャラ名で言うと、アスカ→ラヴィ→シラヌイ→デイジー→アスカ、ですね。
- ラヴィ
- 私はなんでも構わないわよ! むしろ、カモン!
- デイジー
- んーと、あすねーちゃに信頼で取るぞ。今まで(特に《マドリガーレ》に)すごくお世話になったからなー!
- アスカ
- ネタ的に忘却にしておこうかな〜 (なんかこんな感じのおしゃべりな人を昔知ってる・・・・?って感じで)
- ラヴィ
- 私は『あこがれ』でとろうかしら。期待よ! 期待!
- シラヌイ
- 2d6
- DICE
- 2d6 = [6,2] = 8
- シラヌイ
- ダイスの導きによって、デイジーさんへ『庇護』で行きます。年長者の責務ですな
- GMろー
- アスカ→ラヴィ(忘却)→シラヌイ(あこがれ)→デイジー(庇護)→アスカ(信頼)、ですね。
- 結ばれた側もそれぞれOK?
- デイジー
- おっけーだぞ
- アスカ
- こちらはOKです
- シラヌイ
- オッケーだ
- GMろー
- ではお次。
●ギルドについて
- GMろー
- 各ギルドのマスター(代行)は選択するギルドサポートの、メンバーは所属ギルド名の宣言をどうぞ。
- そして未所属者は声高らかに「野良!」と一言お願いします。
- アスカ
- アスカは 所属「ブルックス商会マリンパーチ支店」 持ち込みは《GH:テンプル(+8)》3《祝福》1《蘇生》1《最後の力(+2)》1《派遣販売》1
- (後ろの数字は気になさらず!)
- ラヴィ
- シルバーウィング所属、屋根裏に巣を張るラヴィよ!持ち込みは《蘇生》《祝福》《陣形》《最後の力》《GH:テンプル》を持ち込むわよ!
- シラヌイ
- 蒼翔亭はシラヌイがギルマス代理を務めるぞ。《蘇生》、《陣形》、《祝福》、《GH:モデルルーム》、《命の滴》、《値引き》、《最後の力》 (7レベル分)
- デイジー
- セラピカルガーデンのぎるどますたー、デイジーだぞ! もちこみは《蘇生》《祝福》《陣形》《GH:クアハウス》《GH:テンプル》《GH:ライブラリー》《値引き》の9レベル分だぞ!
- GMろー
- はい了解。連動サポートのコーラー兼パーティリーダーは……
- シラヌイさんにお願いします。個人宣言は商会の《派遣販売》だけですね。
- アスカ
- はぃな〜 《派遣販売》
- GMろー
- ではお次。
●スキルについて
- GMろー
- 主に「タイミング:アイテム」のスキルについて、指定したり処理したりすることがあればどうぞ。
- デイジー
- 《ファミリア》を感知と精神で指定するぞ! 今日のぷりんはメイ探偵風なんだぞ。
- ラヴィ
- 《タイニィウェポン》を竜巻の篭手に適用ねぇ
- アスカ
- 《バスカー》で600Gほど入手
- シラヌイ
- ないです
- GMろー
- 以上かな!
- 以上かな?
- ラヴィ
- な!
- シラヌイ
- 以上!
- アスカ
- こちら 以上!
- デイジー
- 以上だぞ!
●アイテムについて
- GMろー
- アイテムの売買やギルドからの出納などあればどうぞ。
- ラヴィ
- 私はないわね〜
- アスカ
- MPP4つ(−200G)と爆撃符4枚(−600)を買い込み 酒は追加しない!!(苦笑)
- デイジー
- んー、ないぞー
- シラヌイ
- 値引き価格で戦士の環(2500G→2250G)と万能薬(300G→270G)を一つとフィッシュ&チップスを一つ購入して
- ギルドからMPポーションを三つ持ち出して、以上。
- GMろー
- チップス、食うかい?
- シラヌイ
- 食します(・〜・
- GMろー
- お粗末。
- シラヌイ
- おいしゅうございました(−人−
- GMろー
- アスカさんも以上で。
- アスカ
- はいな、以上です
- GMろー
- では、プリプレイはこれまで。メインプレイに移りましょう。
メインプレイ
■オープニングフェイズ
●シーン1――プレイヤー:アスカ 登場判定:不可
- GMろー
- ひとつの冒険が終わって、次の冒険が始まるまでの間のこと。あなたは、とある工房を訪れていました。
- 主の名はブレン。銀髪を後ろで無造作にくくった二十代前半のヒューリンの男性で、“研磨士”と呼ばれる、宝石の細工職人です。
- なお同音の“研磨師”は武器を研ぐ職人のことで、冒険者としてはこちらの方がなじみ深いかもしれません。でもアスカさんならどっちもどっちか。
- アスカ
- 「こんにちわ、ちょっと面白い素材が手に入ったわよ。加工に使ってみる?」
- GM/ブレン
- 「……。それ、宝石か……?」
- GMろー
- なんて会話もあったかもしれません。
- ブレンは年若いながらも、ルビーやダイアモンドといった貴石の加工を許される一級研磨士でした。
- 性格の方は職人気質というべきか、だいぶとっつきにくい人物ではありましたが、アスカさんとはどこかウマが合っていたようです。
- アスカ
- 「鉱石ね。台に使うほうがいいかしら」
- GM/ブレン
- 「それより……あんたの歌、仕事が捗る。」 などとぶっきらぼうな褒め言葉をもらったこともあります。あるいはそれが目当てだったのかも。
- アスカ
- こっちも冒険者肩書はあるが、技術系アーティストだからな!
- GMろー
- いい関係だねえ。
- そんなこともあって、アスカさんには工房への自由な立ち入りまで認められていました――ほんの一週間前までは。
- ある日を境に工房は閉めきられ、中から作業音は聞こえてくるのに、呼べど歌えど返事はなし。これまでの付き合いの中ではなかったことです。
- アスカ
- 「・・・・・・?(大きなコンテストでも控えてるのかしら?)」
- GMろー
- そんな風に違和感を覚えつつも、しばらく本業の方で街を留守にするなどして……
- * * *
- GMろー
- そして、今日。数日ぶりに訪ねた工房は、しんと静まり返って人の気配もありません。
- 扉の鍵は、しばらくぶりに開け放たれているようですが……どうしますか?
- アスカ
- そうですねぇ、ちょっと窓から・・・・鍵開いてるの?
- GMろー
- そう、開いてるんです。窓は明かり採り以上のものではないので、中の様子はうかがえません。
- アスカ
- では、中に入りつつ
- 「だいぶ根を詰めてたみたいね。ちゃんといい空気を吸わないと作品に悪いわよ」
- GMろー
- その呼びかけに対する答えは、返ってきませんでした。
- 工房内に、ブレンの姿はありません。宝石を含む貴重品の類は金庫にしまってあるようですが、なんとも不用心。
- アスカ
- ちなみに、作業台のあたりは片付けてあります?
- GMろー
- お目が高い。片付いてはいませんが、一仕事終わったという風になっています。
- そしてアスカさんが奇しくも口にしたとおり、工房内に籠った空気はなんだか嫌な感じ。しばらく閉じこもっていたのでしょうか。
- アスカ
- 「?(一仕事終わって、作品をもって、片付けもせず出かけた・・・・・?)」
- GMろー
- その嫌な空気と、ここ最近の彼らしからぬ姿勢が結びつき……あなたに、何か不吉な予感を抱かせます。
- そう、急いで彼を見つけないと、何かが手遅れになりそうな……
- アスカ
- 「(大急ぎの仕上げが必要だった、とかならいいけど、『魅入られてた』なんてことになってたりしないわよね)」
- とりあえず、カレンダーとか日程のわかるものがあたりにないか見渡して、それが無いのであれば、一度工房から出ましょう
- GMろー
- ざっと見た限り、そういったものは見当たりません。
- アスカ
- 「・・・・・貴族関係とか商会とかのつては・・・・・あぁ、うちが商会か」
- GMろー
- ではここで、ブレンとコネクションを結んでください。推奨関係は「友人」です。
- アスカ
- は〜ぃ
- GMろー
- さっきの話からすれば、「同志」とかでもよさそうですね。アーティスツ!
- アスカ
- 馬が合う的な友人ですね
- GMろー
- 承知。では、嫌な予感に突き動かされ、ブレンの行方を探し求める……というところで、シーンを終了しましょう。
- アスカ
- 了解しました〜<シーンアウト
●シーン2――プレイヤー:ラヴィ 登場判定:不可
- GMろー
- 約二万人が生活を送る“紺碧の街”マリンパーチ。その二万人の中に、あなたが珍しく名前を覚えた女性の知り合いがひとりいます。
- ティニーという名の彼女は、まだ二十歳そこそこのヒューリン。ネヴァーフの血が入っているせいか童顔で、さらには髪も瞳も地味な茶色なのがコンプレックスとは本人の弁。
- ラヴィ
- あら、あら。可愛い系ね!いいわね!
- GMろー
- 街中でよく顔を合わせるだけのラヴィさんに話しかけてきたのも、そのコンプレックスがきっかけだったのかもしれません。
- いえ、逆にラヴィさんの方から寄っていった可能性も否定しきれるものではありませんが。
- ラヴィ
- ナンパね! 可愛らしいからナンパしたわね!
- GM/ティニー
- 「あの、私、恋人がいるので……」 太めの眉をきゅっと寄せて困り顔で応じたりしたのでしょう。その後も変わらず付き合ってるんだから度量が広い。
- GMろー
- 街中で見かけるたびに、立ち話が少しずつ長くなり、いつしかお互いの近況を訊きあうような関係になりました。
- ティニーの方はハーバーロッジのお屋敷で住み込みのメイドをしており、元々この街の人間ということもあって、よくおつかいに出されるのだとか。
- ラヴィ
- ラヴィと話が通じるとは……この子すごいわね!
- GMろー
- PCと付き合えてるだけで当の本人から褒められるってどういうことなの……
- まあ、いい子です。自分にラヴィさんの真似はできないと理解しつつも、そういう生き方を否定せず敬意を持って接してくれる、みたいな。
- ラヴィ
- ハハハッ! 働き者のいい子は好きよ! ラヴ!
- GMろー
- さて、現在から遡ること十日ほど前のこと。いつものように街中で声をかけてきた彼女は、いつになく嬉しそうに微笑んでいました。
- GM/ティニー
- 「あっ……ラヴィさーん。こんにちはー♪」 語尾も弾んでいます。
- ラヴィ
- 「ハァ〜イ。ティニー! 今日も可愛いわね!」
- GM/ティニー
- 「えへへへ……」
- GMろー
- いつもなら、「ラヴィさんこそ今日もおきれいですね」と返してきそうなところを、今日は何やら嬉しげに笑うばかり。言ってしまえば、浮かれていますね。
- ラヴィ
- 「あら、あら!今日はとっても嬉しそうね!いいことでもあったの?」両手を広げて、飛び込んできなさいのポーズで
- GM/ティニー
- 「えっ、あっ……そんなに顔に出てましたか?」 抱擁はスルーして、慌てて顔をぺたぺたと触る様子からして、どうやら無自覚だったようです。
- ラヴィ
- 「くっ……あざとい…! でも、可愛いわね〜!」飛び込んで来ないのなら、自分から飛び込むのだ。抱擁!
- GMろー
- ここでちゃんと受け止めてハグし返す度量の広さよ。そのままティニーは、ラヴィさんの耳元に口を寄せて囁きます。
- GM/ティニー
- 「えへへ……実はですね、私、婚約したんです♪」
- ラヴィ
- 「婚約! あの話してた恋人のこと! やったわね!」ビシッ
- GMろー
- そのビシッはなんですか一体。ポーズ?
- ラヴィ
- 某サムズアップ娘の決めポーズです
- GMろー
- では、身体を離したティニーは、首下の細い鎖をたぐって、ワンピースの中からペンダントを取り出し見せてくれます。
- 先端にあしらわれているのは、高級そうな輝きを放つ赤い宝石。いわばエンゲージペンダントで、結婚の際には、この宝石を指輪に仕立て直す予定なのだとか。
- ラヴィ
- なんとも二度手間なことをしよる。その婚約者できるわね!
- GMろー
- なにせメイドなもので、仕事中に指輪はつけていられません。なのでいつでも身に着けていられるペンダントにしたという。
- ラヴィ
- 「いいわねぇ〜婚約。それからの結婚! 女の夢よねぇ〜」
- GM/ティニー
- 「あっ……でも、まだ秘密にしておいてくださいね。実はお父さんとか、勤め先にも話してないんですよ。」
- GMろー
- 要するに婚約ほやほや! それであの浮かれっぷりというわけです。
- ラヴィ
- 「あら。秘密なのね。大丈夫よ! 誰にも言わないわね!」こっちも浮かれるなぁ。ルンルンだなぁ
- GMろー
- ナイトメアって一体……とか思いかけましたがなにせラヴィさんなので問題はない、ないのだ。
- GM/ティニー
- 「式には絶対お呼びしますからね。ブーケも思いっきり狙って投げちゃいますよ♪」
- GMろー
- そう言って笑う彼女の様子は、この上なく幸せそうなものでした。
- ラヴィ
- 「あら! なら、頑張ってブーケ取らなきゃね! 他を殴りのけてでも取るわね!」ニコニコ
- GMろー
- せめて押すくらいにしろよ!(笑)
- * * *
- GMろー
- ――けれど。
- まさか再会がこんな形になるとは、彼女も思っていなかったことでしょう。
- 現在。ラヴィさんは、偶然立ち寄った神殿の医務室に、昏々と眠るティニーの姿を見つけてしまいました。
- 寝顔だけは、これまで目にしてきた表情と同じようにあどけないものですが……どんなに呼びかけても、起きることはありません。
- 病衣ということもあって、あのペンダントも身に着けておらず、そのことがまるで、彼女の“幸せ”が奪われてしまったことを象徴しているかのようです。
- ラヴィ
- 「……」何も言わずにベッドの横に立っているでしょうな
- GMろー
- 他に患者もおらず、医務室は静まり返っています。担当の神官も少し席を外しているようで、詳しい話の聞けそうな相手は見当たりません。
- ラヴィ
- ふむふむ。ティニーが眠っている原因はラヴィは分かりそうですかね?
- GMろー
- さすがナイトメア。特に妖精が絡んでいるわけでもないので、すぐにわかることはありません。
- 彼女の身に一体、何があったのか。それを知ろうとするならば、彼女を襲った何らかの事態に巻き込まれそうな予感はあります。
- ラヴィ
- なら、ここにいるのは意味ないわね。外にでなきゃね
- GMろー
- 担当者が戻ってくるのを待つ、というのもありますが。
- ラヴィ
- 待つのは嫌いなのよ。外で担当者を探せばいいしね
- GMろー
- ああ、実にラヴィさんらしい。
- ともあれ行動を起こす前に、ティニーとコネクションを結んでください。推奨関係は少しひねって「秘密」です。
- ラヴィ
- 「秘密」ね。いいわよ。秘密にしておこうかしら
- では、外に行く前にティニーの耳元で囁いておこうかしら
- 「ゆっくり眠っておきなさいティニー。私がなんとかしてあげるからね」
- GMろー
- 夢魔の囁きは、眠り続ける娘の耳に届いたのか……というところで、シーンを終了しましょう。
- ラヴィ
- 「さぁて、久しぶりに『ナイトメア』しちゃおうかしら……」クスクスと笑いながら病室をでよう
●シーン3――プレイヤー:シラヌイ 登場判定:不可
- GMろー
- 魔法具店“黒鉄の腕”。いかにもたくましそうな名前は、店主自身によるものだとか。
- 店主のダイゼン氏はネヴァーフの魔法具職人で、細腕ならぬ豪腕一本でこの店を切り盛りしてきたといいます。
- ちなみに奥さんには先立たれ、娘さんがひとり。本当に、彼の腕一本にすべてがかかっていたわけです。
- ……その娘さんが事故に遭い、ダイゼン氏が深く落ち込んでいると聞いたのが、昨日のことでした。
- 先に、ダイゼンとコネクションを結んでください。推奨関係は「取引」ですが、もっと親密に付き合いたければそれはそれで。
- シラヌイ
- では「信頼」を希望します
- GMろー
- 合点。
- 店主の事情も気になるかもしれませんが、注文していた魔法具の方はどうなったのか。そんなわけで、シラヌイさんは“黒鉄の腕”へと足を運んでみたのでした。
- シラヌイ
- 「お見舞いは、如何かねー」紙で自作した造花を片手に、“黒鉄の腕”へ押しかけます
- GMろー
- 店内に他の客の姿はなし。展示されている商品も補充されていないのか、心なしかまばらに感じられます。
- カウンターの奥にいたダイゼン氏は、シラヌイさんの来訪に顔を上げますが、一目見てわかるほどに憔悴していますね。
- GM/ダイゼン
- 「ああ、あんたか……いらっしゃい。」> 声にも力がありません。
- シラヌイ
- 「…娘さんの具合は、どうだい?」
- GM/ダイゼン
- 「なんだ、あんたのとこまで話がいってるのか……いやなに、命に別状はないってことだし、気にせんでくれよ。」
- シラヌイ
- 「あんたの娘のことじゃないか、他人よりは身内に近いだろう」
- GM/ダイゼン
- 「そう、かい……」 うつむいて、何かをこらえるように少しだけ身を震わせます。
- シラヌイ
- 「なんだったら事故についても調べても構わない」
- GM/ダイゼン
- 「そういうのは冒険者じゃなくて、琥珀自衛隊の仕事じゃねえのか?」 少し元気づけられたように、軽口をたたきます。
- シラヌイ
- 「仕事なら金をとるさ」軽口を返します
- GM/ダイゼン
- 「おいおい、ここじゃ客はそっちの方だろうに。」
- シラヌイ
- 「あんたの店はいいものが揃っているが、こっちに金がない」お手上げのポーズ
- GMろー
- ダイゼンは笑い声を上げます。空元気かもしれませんが、落ち込んでいるよりはずっといいことでしょう。
- シラヌイ
- 「それで冷やかしとお見舞いってわけさ」
- GM/ダイゼン
- 「まあ、気持ちはありがたく受け取っとく。……よければこれから、見舞いに付き合ってくれんか?」
- シラヌイ
- 「いいぞ。どうせ暇なんだ」
- GM/ダイゼン
- 「よし、そんじゃ少し待ってくれ……」
- シラヌイ
- 「いいだろう」
- GMろー
- 貴重品をしまって戸締りをし、CLOSEDの札を表にかけて、と立ち働く姿は、やはりどこか力なく見えます。
- 普段の姿との落差があるだけに痛々しい感じ。
- GM/ダイゼン
- 「そんじゃ、行くとするか……」
- シラヌイ
- 「そんな顔をするな。そんな顔では見舞われたほうがかえって気を使うぞ。
- 空元気でも、元気を出せ」肩をばしばし叩く
- GM/ダイゼン
- 「はは……俺の顔が、見えりゃあいいんだけどな……」
- シラヌイ
- 「雰囲気は、伝わるさ」
- GMろー
- 言葉の端々から伝わってくるものはありますが、娘さんの詳しい容態なんかについては、向こうについてからということで。
- シラヌイ
- オッケー
- GMろー
- では、巨体と剛腕が連れだって店を後にしたところで、シーンを終了します。
- シラヌイ
- おけおけ
●シーン4――プレイヤー:デイジー 登場判定:不可
- GMろー
- 冒険がなければ神官をすればいいじゃない。そんなわけで今日のデイジーさんは、マリンパーチ神殿環境保護部動物課の部屋に詰めていました。
- デイジー
- こっちはこっちでお仕事あるんだぞー
- ぷりん
- 『ぽめっ(サハギン風呂の掃除終ったぽめよ)』
- GMろー
- とはいえ今日の所は他のメンバーが働いてくれているおかげか、割と手が空き気味です。そんなところに訪問者。
- 同僚の神官が、デイジーさん宛の手紙を届けにきてくれました。
- デイジー
- おー、お手紙は珍しいなー。
- GMろー
- しかもただの手紙じゃありません。封蝋に家紋まで押してあります。
- 差出人はグラネスト・ディアエイル伯爵。神聖ヴァンスター帝国の貴族たる、天翼族(オルニス)の男性です。
- デイジー
- 海ドゥアンだぞ!
- GMろー
- なんですかその愉快な種族名は。
- デイジー
- キルディアだと山ドゥアンあるいは砂ドゥアン。
- GMろー
- なるほど島国仕様。
- なお、キルディア以外の国で高い地位にあるドゥアンというのは珍しいかもしれませんが、ヴァンスターには“天の眼”という例もあります。
- デイジー
- ほへー。
- んー……ヴァンスターだから多分のえるねーちゃさんの伝手だなー?
- GMろー
- その辺も踏まえて、グラネストとコネクションを結んでください。推奨関係は直接の「後援者」ですが、ノエルさん経由としたければそれはそれで。
- デイジー
- んー。じゃあ「後援者」にするんだぞ。のえるねーちゃさん経由なのは昔の話だったということだなー
- GMろー
- さて、肝心の手紙の内容ですが、貴族らしい格式ある挨拶に始まって、デイジーさんの近況を訊ねたりなんだり……
- そういった手続きを踏んだ上で、本題として、「しばらく本国を離れられない自分に代わり、ハーバーロッジの妻を見舞ってやってほしい」ということが書かれています。
- デイジー
- 立場上気軽にお見舞いに来てくれるような人は少なそうですね
- GMろー
- 神聖帝国の伯爵夫人! わざわざ本国を離れて療養しにきていることもあって、現地の人の方が気兼ねなく付き合えるとか。
- デイジーさんを名指しで頼る理由については、「恐らく気も合うだろうから」という漠然としたことしか書かれていません。
- デイジー
- ふむー。お断りする理由がないどころかゆーあーうぇるかむ(違)なんだぞ。
- GMろー
- もちろん謝礼についても、後日手厚く……と書き添えられています。
- デイジー
- お礼についてはあまり気にしてないぞ。こっちの……別荘?にお見舞いに行く旨を伝えて準備するんだぞ。
- GMろー
- これも神官としての仕事になるのかも。実に勤勉なギルドマスターであることだなあ。
- デイジー
- お庭のお花摘んでー、ぷりんとまふぃんはお風呂入ってー
- GMろー
- やだこの子わきまえてる……!
- デイジー
- お見舞いや慰問はよくあるお仕事なんだと思うぞ。
- GMろー
- アニマルセラピー! 需要はありそうだ。
- ぷりん
- 『ぽめっ(僕の方が先に礼儀は覚えたぽめよ)』
- GMろー
- では身支度を終えて、メンバーに見送られつつハーバーロッジの伯爵別邸に向かったところで、シーンを終了しましょう。
- デイジー
- はーいだぞ
■ミドルフェイズ
●シーン1――プレイヤー:アスカ 登場判定:不可
- GMろー
- ブレンの行方を追うことにしたアスカさん。さて、まずはどこから手を付けたものか……
- 街中で聞き込んで、直接彼の動向を追いかけるもよし。最近の彼の言動を思い返して、手掛かりを探るもよし。
- あるいは工房に引き返して、勝手ながら中を詳しく調べるもよし。
- アスカ
- きっとこもりっきりの気がするから、言動を思い出して手がかりを探るほうが、まだ近いかな
- さすがに、まだ、工房を勝手には調べないよ!!(苦笑)
- GMろー
- なあに、誰も見てませんよ。
- では思い返すということで、情報収集の【知力】判定をどうぞ。自分の胸に訊いてみろ!
- アスカ
- 知力か!! だが困ったときにはこれがある!!
- 工房でよくBGMってた 《アンプロンプチュ》
- GMろー
- 即興!
- アスカ
- 3d6+16 ちょっとコード表はまだ用意が
- DICE
- 3d6+16 = [5,2,1]+16 = 24
- アスカ
- 24と言って思い出すよ〜
- GMろー
- これだから《アレグロ》5は!
- 文句なしにすべて思い出しました。そう、あの時ブレンは確か……
- 12:
- 二週間以上前、ブレンはルビーのペンダントを手掛けていた。傍目にもいい出来だったが、売り物ではないということだった。
- 15:
- 一週間前に工房が閉めきられた後、何度か工房の前まで来た際に、中から小さく爆ぜるような音が聞こえていた。
- 18:
- ブレンはかつて、“黒鉄の腕”という魔法具店で働いていたことがあるらしい。
- GMろー
- ……ということを思い出しました。
- アスカ
- ・・・・・なんていうか、まさかな素材をペンダントにしてないよなぁ・・・・
- GMろー
- 直接彼の行方に繋がりそうな記憶はありませんでしたが、“黒鉄の腕”の関係者を訪ねれば何かわかるかもしれませんね。
- アスカ
- いや、まずは工房に戻って、ルビーのペンダントが残っているかどうかの確認ですね。そのあとで黒鉄の腕に向かう形で
- GMろー
- ああ、それくらいなら……さっきざっと見た限りでは、そんなものはありませんでした。
- もちろん金庫の中にしまってある可能性はありますが。
- アスカ
- うん! PLは予測済み<その辺に無い
- GMろー
- 次にどう動くかは、登場するシーン次第。というわけで、シーンを変更しましょう。
- アスカ
- は〜ぃ<ほかの方のシーン待ち
- GMろー
- では、シーンを変更します。
●シーン2――プレイヤー:ラヴィ 登場判定:8
- GMろー
- 医務室を出たラヴィさんですが、医務室の担当者を探してティニーの話を聞く、ということで?
- ラヴィ
- そうね。今のところ手がかりないしねぇ
- GMろー
- では、ちょうど医務室の前で、戻ってきた担当の神官に出くわします。
- ラヴィ
- あら。バッタリね
- GM/神官
- 「おや、あなたは……お見舞いですか?」 特に怪我をしているようでもないのを確認しつつ。
- ラヴィ
- 「そうね。お見舞いね。でも、ずっと寝てしまってるみたいなのよ。
- 一体いつおきるのかしらねぇ〜」わざとらしくため息でもついておこうかしら
- GM/神官
- 「おや、ご存じありませんでしたか……?」 患者に近しい人間なら知っていそうなことを知らないことで、ちょっと不審そうな顔に。
- GMろー
- さあ、信用を得て情報を引き出しましょう。説得の【精神】判定で、難易度は15です。
- ラヴィ
- 説得(精神)なら任せろ〜!
- 「家族とかではありませんからね。ただの友人で、さっき倒れたと聞いて飛んできたところなんですの……」如何にも友人が倒れて心配な顔でもしておきましょう
- フェイトなどは入れずに普通に振るわよ―
- GMろー
- ふれーふれー。
- ラヴィ
- 2d6+11 説得
- DICE
- 2d6+11 = [5,1]+11 = 17
- ラヴィ
- 17ね
- GMろー
- ほんのわずかな嘘を交えた真実に、神官は納得させられました。
- GM/神官
- 「そういうことでしたか。……彼女は一週間ほど前、馬車の事故で頭を強く打って運び込まれました。
- 打ち所が悪かったのか、それ以来ずっと昏睡状態です。幸いにも自発呼吸はあり、時間をかければ自然と目は覚めると思うのですが……」
- ラヴィ
- 「馬車で事故? 交通事故ですの?」」
- GM/神官
- 「ええ、馬車と接触したようです。詳しいことは、琥珀自衛隊の方で訊かれてはいかがでしょうか。
- ただ、目覚めるのがいつになるかは、なんとも言えません。」 と、残念そうに首を振ります。
- ラヴィ
- 「そんな、可愛いティニーが……ああ、神様……」顔を手で覆って泣いてるふりでもしておこう。もちろん泣いてないけど
- GMろー
- 今聞ける話は、こんなところですね。登場する人がいなければ、シーンを変更しましょうか。
- ラヴィ
- はーい
- GMろー
- では、神官が気の毒そうにラヴィさんを見つつ、医務室に戻ったところでシーンを変更します。
●シーン3――プレイヤー:シラヌイ 登場判定:8
- GMろー
- 前のシーンとほぼ舞台が一緒ですが、神殿の医務室へとやってきました。もちろんダイゼンも同行しています。
- GM/神官
- 「ああ、これはお父さん……」
- GM/ダイゼン
- 「ああ、どうも……娘は?」
- GMろー
- と、いつもしているであろう問答が行なわれ、神官は黙って首を横に振ります。
- 神官に促され、ダイゼンが向かった先のベッドでは、彼の娘が昏々と眠り続けています。
- GM/ダイゼン
- 「ほれ、シラヌイ。いつまでもそんなところに突っ立ってないで、こっちにこい。」
- シラヌイ
- 「ああ。
- 事故って聞いてたが、まるで眠っているようだ…」
- GM/ダイゼン
- 「直接会ったことはなかったか? わしの一人娘のティニーだ。」
- GMろー
- その流れで、ハーバーロッジで住み込みのメイドをしていることやら、もう一週間も昏睡していることやらを聞かされます。
- シラヌイ
- __〆(。。
- 「住み込みのメイドというと、どこのお屋敷だ?」
- GM/ダイゼン
- 「ええっと、確か……なんとかっていう伯爵の別邸だとは聞いてたが……」
- シラヌイ
- 「伯爵ね・・・(メモを取る)」
- GMろー
- 詳しいメモは店の方に置いてありますが、思い出すのに難儀している模様。
- この場で詳しいところを思い出させたい場合は、難易度14の【知力】判定だ!
- シラヌイ
- オーケー。素でトライだ!
- 2d6+5 【知力】
- DICE
- 2d6+5 = [6,3]+5 = 14
- GMろー
- おお。
- アスカ
- ぴったりだ!
- シラヌイ
- ふぅ(冷や汗をぬぐう)
- GM/ダイゼン
- 「確か、ヴァンスターの……ディア……エール?そう、ディアエイル伯爵とか言ってたっけな。」
- シラヌイ
- 「『ディアエイル伯爵』・・・」メモを取る
- 「ありがとう。こちらでも少し調べてみる」
- GM/ダイゼン
- 「なんだ、気になることでも?」
- シラヌイ
- 「いや、専門じゃないが『まるで眠っている様子』なのが少し気になってな」
- 特定の妖精のことなんて、おもいついてないよ!(爽)
- GM/神官
- 「要はずっと気絶しているようなものなので、頭に強い衝撃を受けたりした場合には見られる症状ですが……」 と、横から専門家が口を。
- シラヌイ
- 「理屈は分かる。しかし冒険者は心配性なんでね。
- 我輩の思い過ごしなら、それでいい」
- GM/ダイゼン
- 「まあ、目覚めの一杯の作り方でもわかったら教えてくれよ。」 軽口のようでいて、どこか真剣みが込もっています。
- GMろー
- では、登場する人がいなければシーンを変更しましょう。
- シラヌイ
- オーケー
●シーン4――プレイヤー:デイジー 登場判定:8
- GMろー
- そんなわけで、身ぎれいにした使い魔たちを連れ、デイジーさんはハーバーロッジのディアエイル伯別邸へとやってきました。
- 門番も給仕も執事も、伯爵の手紙を見せるとすぐに邸内へと通してくれます。いわゆるVIP待遇ですね。
- デイジー
- のえるねーちゃのこともあるから初めてじゃないと思うけどいつもびっくりだなー
- シラヌイ
- 登場判定をしたいです
- GMろー
- *おおっと*
- シラヌイ
- 手紙に便乗してみたい。オッケー?
- GMろー
- 来いよ!
- シラヌイ
- 2d6+3+2 登場判定
- DICE
- 2d6+3+2 = [5,6]+3+2 = 16
- シラヌイ
- 登場した!
- アスカ
- いいですね!!
- GMろー
- なんてタイミングのよさ。門番に手紙を見せているあたりで登場としましょうか。
- シラヌイ
- 「やぁ、どうも。デイジーさん」
- デイジー
- 「おー? こんにちはだぞー」
- ぷりん
- 『ぽめっ(デイジーと同じレベルで場違いだぽめ)』
- シラヌイ
- 「僕も便乗したいのですが、よろしいですか?」(営業モード)
- デイジー
- お見舞いに便乗するって字面がすごいな……(笑)
- GMろー
- まあ、お見舞いとは知りませんしね……(笑)
- デイジー
- というか何しに来たと思ってるんだろうか(笑)
- シラヌイ
- なにか神殿からお使いを頼まれた。と考えています
- GMろー
- 門番の方も、デイジーさんが口添えするなら一緒に通さないこともないくらいのスタンス。
- まあ情報を共有するなり、はたまた深くは聞かずに伴うなり、お好きなように。
- デイジー
- 「んー、えーっと…はくしゃくふじんのお見舞いだけどいいんだぞー?」
- ぷりん
- 『ぽめぇ(世間話くらいしかできないと思うぽめよ)』
- シラヌイ
- 「構いませんよ」
- デイジー
- 「わかったぞー。ごいっしょさせてもらいますだぞー」後半は門番さんに。
- GM/門番
- 「はあ。では、今取り次ぎますので……」
- GMろー
- そんなわけで、あれよあれよと庭に面した日当たりのいいテラスつきの部屋まで案内されます。
- ふたりを案内してきた執事が声をかけると、窓辺のテーブルについていた天翼族の女性が、ぱっとこちらを見ます。
- GM/夫人
- 「あら、お客様? いらっしゃい!」 2m近い長身でありながら、子供の用にはしゃいだ声。
- デイジー
- 細君に会うのは初めてなんだぞ?
- GMろー
- そうですね。デイジーさんと面識があるのは伯爵本人のみということで。
- GM/夫人
- 「ささ、こっちに来て座って座って! ちょっと、お茶を三人分、大至急ね!」
- GMろー
- テーブルの上の小箱をどけて椅子を出し、控えていた給仕に声を掛けたりとその仕草は軽快で、落ち着きがないほど。
- デイジー
- 「はじめましてですだぞー」
- まふぃんの頭に乗ったぷりんもお辞儀をするぞ。
- シラヌイ
- 「どうも、はじめまして。シラヌイといいます(一礼」
- GM/夫人
- 「きゃあ可愛いわんこにポメロ!」 シラヌイさんの挨拶をスルーする勢いでまっしぐら。
- 「貸して貸して! 抱かせて抱かせて!」 とぷりんに手を伸ばします。
- デイジー
- 「どうぞですだぞー」
- ぷりん
- 『(ヤバいこれは子供にもみくちゃにされるのと同じ未来が見えるぽめ)』
- シラヌイ
- 脇に控えてる
- GMろー
- 一応席もお茶も三人分用意されるんですが、そういう立場をとりたければそれはそれで。
- まふぃん
- 『(諦めるしかあるまい、友よ)』
- GMろー
- では、ぷりんをお借りしても?
- デイジー
- どうぞどうぞ。
- GMろー
- ぷりんを膝に抱えて着席した夫人は、きゃっきゃと嬉しそうにはしゃぎます。
- それはもう、ぽんよぽんよのぐにぐにのむにゅんでぎゅー。
- デイジー
- ぷりんは じっと たえている!
- ラヴィ
- ぽよんぽよん……むにゅん…
- GM/夫人
- 「もうほんとかわいい! ね、この子私にちょうだい? いいでしょ?」
- ぷりん
- 『(デイジー助けてぇぇぇぇ!?)』
- デイジー
- 「んー……ごめんなさい、ぷりんはあちしの大事なお友達なんですだぞ。
- だから、あげるとかもらうとかは、できませんだぞ」
- GM/夫人
- 「ええ、そんなこと言わないで。だめ?」 夫人はぐっと身を乗り出して、お互い着席しているために上目づかいに《おねだり》します。
- デイジー
- イーターキャットみたいなんだぞ。
- GMろー
- 参考元はその通り。【精神】判定でリアクション、難易度は15です。
- デイジー
- ふぁんぶるちぇっくだぞ。
- GMろー
- 失敗するとこのシナリオの間、使い魔(ぷりん)がひとつ失われます。
- デイジー
- ああっ感知判定+3が!?
- GMろー
- ふふふ……
- デイジー
- 2d6+12+2+3
- DICE
- 2d6+12+2+3 = [3,3]+12+2+3 = 23
- GMろー
- 常人ならば断わり切れずに押し負けそうなところを、さすがの精神力できっちりガード!
- デイジー
- デイジー空気読まないから…
- シラヌイ
- 【精神】が高い人は空気読まない説
- GMろー
- こらこら。(笑)
- 夫人は叱られた子どものように、しぶしぶぷりんを返してくれます。
- GM/夫人
- 「そういえばふたりは何のご用?」 ここまでほぼ完全に夫人のペースで進んできましたが、向こうから主導権を譲ってくれるようです。
- デイジー
- 「伯爵様に頼まれてお見舞いに来ましただぞ」お手紙のことは素直に話すぞ。あとお花も出すぞ。
- シラヌイ
- 無言で頷いておく。便利!
- デイジー
- しらにーちゃの用事は知らないけど外のお話詳しそうだから少し話し相手になってもらえれば的に思ってる。
- GM/夫人
- 「そうなの! もうパパったら、お仕事が忙しいからって人に頼むだなんて。」 ぷくっとふくれっ面。
- デイジー
- それでも気にかけてるから頼んでるのにね、こればっかりは社会人じゃないとわからないよね。
- GMろー
- 仮にも貴族の夫人であれば、その程度のことはもちろん察せるはずなのですが……?
- シラヌイ
- が……?
- GMろー
- 今はそれ以上は申しません。
- デイジー
- 夫をパパって呼んでるのがすべてだと思うぞ。
- GMろー
- 子供のいる家庭なんかではよくありますよね、パパ呼ばわり。(しらじら)
- さて、シラヌイさんも黙っているということなら、しばらく夫人のおしゃべりに付き合って過ごす、ということでいいですか?
- シラヌイ
- オッケー
- GMろー
- では、マリンパーチはいいところだの、パパがいなくて寂しいだの、お気に入りのメイドが最近休みだの、etcetc……
- GM/夫人
- 「そうだ! ふたりにいいもの見せてあげる!」
- デイジー
- 「おー? なんですだぞ?」
- シラヌイ
- 「なんでしょう?(営業モード」
- GMろー
- と、夫人は横にのけていた小箱を引き寄せて、蓋を開き……
- GM/夫人
- 「どう、きれいでしょ?」
- GMろー
- 高級そうな輝きを放つ、赤い宝石のはめこまれた指輪を、ふたりに示しました。
- というところで、シーンを終了しましょう。
●シーン5――プレイヤー:アスカ 登場判定:8
- アスカ
- は〜ぃ
- GMろー
- ブレンとの思い出を頼りに、“黒鉄の腕”を訪ねたアスカさん。
- しかし、店の扉にはCLOSEDの札がかけられ、店内のも人の気配はなし。
- アスカ
- 「あら、お休みかしら?」
- GMろー
- 近所の人に話を聞くと、なんでも身内が事故にあったとかで、最近は店を早くにしめてお見舞いにいくことが多いのだとか。
- 入れ違いになってしまったようですが、さてどうしたものか。
- 神殿に行ってみるもよし、他の手がかりを探すもよし。
- アスカ
- ほかの手がかり・・・・
- GMろー
- 先にも言ったように、街中でブレンのことを聞き込むとか、工房内を探ってみるとかですね。
- ……“黒鉄の腕”に侵入するのはやめておきましょうね?(笑)
- アスカ
- じゃぁ、ブレンがいつぐらいまで黒鉄の腕に所属してたかとか、不幸にあった身内の方がいつ頃かとかを聞き込みですかねぇ
- アスカ
- (片方はPL知ってるんだけどねぇ(/-;
- GMろー
- うーん、聞き込むならどちらかにしぼってください。
- ダイゼン氏に会えばそれくらいのことは簡単に教えてもらえますが。
- シラヌイ
- じゃあ、ここで登場できるか試してみよう
- GMろー
- と、フットワークの軽い巨人と遭遇か?
- アスカ
- 巨人さ〜ん かもぉ〜ん
- シラヌイ
- 2d6+3 「身内のことなら、我輩が少し聞いている」
- DICE
- 2d6+3 = [5,6]+3 = 14
- GMろー
- さっきから出目いいですね!(笑)
- シラヌイ
- クライマックス用の出目が・・・(笑)
- デイジー
- 今からそんな心配するなし(笑)
- アスカ
- 「あら、初めまして・・・・・よね?」
- シラヌイ
- 「どうも、はじめまして」
- アスカ
- 「ちょうど、私の友人の宝石職人の方が、過去にここのご主人に師事していたそうなので、ちょっと伺ってみたのですが」
- シラヌイ
- 「シラヌイといいます。ダイゼンさんの身内のことなら少し聞いています」
- アスカ
- 「っと、失礼。私はアスカと申します。今は『商会』に身を寄せている冒険者ですわ」
- シラヌイ
- 「『アスカ』さんですね。以後、よろしくお願いします」_〆(。。
- 「それならかくかくしかじか」持っている情報を全部渡します
- アスカ
- では、かくかくしかじかを聞いて、こっちも情報をだすけど、きっと現段階の認識だと「偶然かもしれないですが」の前置きがつくなぁ
- シラヌイ
- ですねぇ
- GMろー
- ふたりの今の手持ちだと、ティニーの事故と、ブレンの工房籠りが大体一週間前、というくらいですね。
- アスカさんはこれからどうしますか?
- アスカ
- ティニーの身辺を洗ってみましょう。具体的にはテイニーとブレンが逢瀬ってたかどうか
- シラヌイ
- そうしましょう
- GMろー
- おお。具体的にはどの辺で調べましょう。
- 父親に聞いてみるか、ティニーの勤め先に行ってみるか、はたまたブレンの工房を漁ってみるか。
- アスカ
- ティニーが住み込みのメイドというなら外に出れるタイミングは買い物を中心とした商業区。ブレンの工房を中心に洗ってみますね
- GMろー
- まさかの目撃証言を聞き込み! そうなると、情報収集の【幸運】判定です。
- 言っておきますが、割と迂遠なので難易度は他の能力値とさほど変わりません。相対的に難しいかも。
- アスカ
- MP21点使っていいかい?(具体的にはクイックマドリ&アンプロ)
- GMろー
- み、認めよう……<セットアップ
- シラヌイ
- アンプロだけでよさそうな気がします
- アスカ
- 3d6+16 マドリ分
- DICE
- 3d6+16 = [1,3,5]+16 = 25
- GMろー
- ん、対象は?
- アスカ
- あ、一応自分とシラヌイさん
- GMろー
- 了解。
- アスカ
- で、アンプロで目撃証言を探しますね 3d6+16+6
- DICE
- 3d6+16+6 = [2,6,5]+16+6 = 35
- アスカ
- 35で
- シラヌイ
- 3d6+3+6 目撃証言
- DICE
- 3d6+3+6 = [2,6,3]+3+6 = 20
- シラヌイ
- 20で
- GMろー
- シラヌイさんが3D振ってるのは……
- シラヌイ
- 《ストリートワイズ》
- アスカ
- 《ストリートワイズ》かな
- GMろー
- タイミングはメジャーなので使用宣言は必要だと思います!
- ともあれ、余裕でふたりとも情報をもぎとりました。
- ブレンの工房には、確かに時折ティニーらしき人物が出入りしていたとのことです。中にはふたりが抱き合って別れる姿を見た、という人も。
- しかしそのことがわかったところで、肝心のブレンの行方は繋がらないような気もしますが……
- アスカ
- 「と、するなら。あのペンダントはティニーさんへのプレゼントだったのかしらね・・・・・・・事故があったときって、ティニーさんペンダントしてたのかしら? それとも事故現場に落ちてたのかしら・・・・」
- シラヌイ
- 「どうだろう?」
- アスカ
- 「可能であれば、そのあたり調べてもらえます?その間に私は・・・・
- (あまり気のりのしないことをしないとですかね)」
- GMろー
- 工房で感じた、悪い予感はまだ消えず。果たして間に合うのか、というところでシーンを変更しましょう。
- アスカ
- あ、シーン切って大丈夫です〜
●シーン6――プレイヤー:ラヴィ 登場判定:8
- GMろー
- ひとり静かに燃え上がるラヴィさん、神殿で医療担当の神官と別れたあとは、どのように……?
- ラヴィ
- そうね。事故を調べるために警備隊の詰め所に行くわね
- GMろー
- では、琥珀自衛隊の施設までやってきました。以前にも来たことはありましたね。
- ラヴィ
- そうねー。クール美女とかいたわね〜
- GMろー
- とはいえ、依頼も受けていない一介の冒険者が事故の情報を引き出すのは、それなりに大変なことです。
- ラヴィ
- そうよねー。……前に籠絡した隊員とかいないかしら
- GMろー
- 何をする気ですかまったく。(笑)
- まともに交渉したところで、自衛隊の理屈としては教えるわけにはいきません。ならばここは、はったりで押し通すしかない!
- というわけで、【精神】判定での情報収集です。
- ラヴィ
- はったりかぁ〜。《ブラフ》はないから素ね
- 「ティニーのご家族の方から事故の調査を依頼されたのだけれど、あれから何か進展はありまして?」とか言いつつ、情報を集めよう
- シラヌイ
- 事故の情報はシラヌイも欲しいので登場したい(要請)
- ラヴィ
- 街を駆ける巨人であった
- GMろー
- あっち行ってこっち行って本当にフットワーク軽いですね! でもシーン制だからそういうのもありだ!
- シラヌイ
- 2d6+3 じゃじゃーん
- DICE
- 2d6+3 = [5,6]+3 = 14
- シラヌイ
- え・・・
- GMろー
- また56か!(笑)
- ラヴィ
- 56賽であるか
- デイジー
- 本当に後が怖いんだぞ(笑)
- アスカ
- いい出目ですなぁ
- シラヌイ
- ま、まぁ登場です
- 「そうそう」といって《ブラフ》をきかせます
- ラヴィ
- いきなり後ろから話に入ってこられる…怖いわ!
- この場合はそれぞれ判定になるのかしら?
- GMろー
- はい、各自判定できますよ。
- シラヌイ
- では【精神】で判定します
- 2d6+4+1d6 《ブラフ》込み
- DICE
- 2d6+4+1d6 = [2,2]+4+[6] = 14
- シラヌイ
- 14!
- ラヴィ
- では、《ブラフ》はないのでフェイトさん1点コロリ
- 2d6+1d6+11 横の巨人さんチラリとみた後、放っておくわよ
- DICE
- 2d6+1d6+11 = [2,4]+[3]+11 = 20
- ラヴィ
- 20ね
- GMろー
- シラヌイさんの口も達者なものですが、ラヴィさんは熱意が違った。
- 12:
- 事故があったのは八日前の昼過ぎ。乗合馬車が道に出てきたティニーを避け切れず接触。
- 15:
- 馬車の御者はすぐに手当てや通報を行ない、事故後にティニーを見舞っていることなどから、事件性はないと判断。
- 18:
- ティニーは何か衝撃を受けた様子で、ふらふらと道に出てきた。また、現場に遺留品などは特にない。
- GM/隊員
- 「そういえば、事故のことを聞かれたのはこれで二度目だな……」 と、話し終えた隊員がぽつりと漏らします。
- ラヴィ
- 「あら? 私の他にも誰か聞いてきたのかしら?」
- GM/隊員
- 「ええ。事故の翌日、現場検証を終えて引き上げる時に。
- 被害者の関係者と言っていましたが、もしかしてその方が依頼人ですか?」
- ラヴィ
- 「流石にどんな方か教えていただけないとその人かどうか判断できないわね」苦笑
- GM/隊員
- 「名前は聞きませんでしたが、まだ若い銀髪のヒューリンの男性でした。かなりショックを受けていましたね。」
- ラヴィ
- 「あら。知らない人ね。きっと知り合いか誰かでしょう」ニッコリ
- シラヌイ
- 「そうですね」
- ラヴィ
- 「ああ、そうだ。最後に一つだけ聞きたいのだけれど……」
- GM/隊員
- 「はい?」
- ラヴィ
- 「ティニーは赤い宝石のペンダントは着けてませんでしたか?」
- GM/隊員
- 「……? いえ、そういう話は聞きませんでしたが……」
- GMろー
- 搬送したのは御者なので、隊員も事故直後のティニーは見てません。御者からも特に証言は上がってないようですね。
- ラヴィ
- あ、今って受付台みたいなもの挟んで話してるのかしら?
- GMろー
- そういうイメージです。
- ラヴィ
- では、それを聞いた瞬間に大きな音が出る力で受付台を蹴ります
- GMろー
- 応対していた隊員だけでなく、周囲の人たちも一斉にラヴィさんの方を見ます。
- ラヴィ
- 「あら、失礼。足が当たってしまいましたわ……では、この辺で失礼させていただきますね」ニッコリしているが、目だけは笑っていません
- そう言って、詰め所を出て行きますか
- GMろー
- では、自衛隊員たちから呆然と見送られつつ、シーンを変更しましょう。
●シーン7――プレイヤー:デイジー 登場判定:8
- GMろー
- さて、伯爵夫人のお見舞いも済んで、シラヌイさんは一足先に帰ってしまいましたが……デイジーさんはどうしますか?
- デイジー
- ちょっと夫人のクレクレがひどいので、こっそり使用人とかに聞き込みをしたいんだけど……さてどれから手を付ければ、だぞ
- GMろー
- なるほど。夫人について邸内で本人以外に聞き込む、ということで?
- デイジー
- うい。個人的には、見せてくれた指輪が(PLの持ってる情報を差し引いても)クレクレの気がして仕方ないんだぞ……
- GMろー
- では、そういうことを話してくれそうな人に目星をつけるべく、情報収集の【感知】判定をどうぞ。
- デイジー
- フェイト1点入れるぞー
- 2d6+6+3+1d6 メイ探偵ぷりん、がんばる
- DICE
- 2d6+6+3+1d6 = [1,6]+6+3+[5] = 21
- デイジー
- おー、がんばったぞ。21だなー
- GMろー
- 見事。
- 12:
- 伯爵夫人は子供っぽいところも含めて大変なおねだり上手で、頼まれた側もつい快く応じてしまう。
- 15:
- 夫人はもともと落ち着いた淑女だったが、帝国の貴族社会で心を病んで幼児退行を起こし、マリンパーチで療養中。
- 18:
- 夫人は先日、メイドのひとりから赤い宝石のついた首飾りを譲ってもらい、街の一級研磨士に頼んで指輪に仕立て直してもらった。
- GMろー
- もちろん心を病んだくだりについては、実際はもっと抑制のきいた表現がなされています。
- GM/メイド
- 「ただその首飾りの子、その日事故に遭って、しばらくお休みしてるの。指輪の方は今朝戻ってきたんだけど……」
- デイジー
- 「それは災難でしたなんだぞ……今朝? ずいぶん時間経ってるんだぞ?」
- 普通ならすぐ返ってくるんじゃないの?って顔。
- GM/メイド
- 「職人の世界のことはよくわからないけど……確かに奥様も待ちくたびれてたわね。」
- GMろー
- まあ、宝石を外して出来合いの指輪にはめ直すくらいならそんなにはかからないでしょうね。
- 宝石を細工し直すとか、指輪の土台をいちから作るなどしていれば、もう少しかかるかもしれませんが。
- デイジー
- ふむ。さすがに職人さんのことはわからないかな?
- GMろー
- 名前くらいは教えてもらえますね。一級研磨士のブレンという人物だそうです。
- さて、そんな風に話していると、淑女らしからぬどたばたとした足音を響かせて、伯爵夫人がやってきます。
- デイジー
- ふむふむ。あとは、お見舞いに行くかもしれないからメイドさんのことも聞いておくんだぞ。
- GMろー
- ああ、ティニーといいます。現在は神殿の医務室預かり。
- それとさっき言い忘れてましたが、ティニーの事故のことは伯爵夫人は知りません。療養中の人間に余計な心労をかけては、という判断。
- デイジー
- _〆(..
- GMろー
- さて、デイジーさんを見つけた伯爵夫人はぱあっと華やいだ笑顔に。
- デイジー
- ぷりんが一瞬身構える(笑)
- GM/夫人
- 「よかった、まだいた! ねえ、一緒にお食事でもどう?」
- ぷりんも込みで、気に入られたようです。気分としてはデイジーさんと同年代なのかもしれませんね。
- デイジー
- お時間は如何程?
- GMろー
- そうですね……それぞれ大分動きましたし、このお誘いは晩餐ということで。つまりはそれまで滞在して、というおねだりですね。
- もちろん一旦おいとまして、晩餐に間に合うよう戻ってきてもいいですし、誘いそのものを断っても構いません。
- デイジー
- んー、そうだな。一度おいとまして晩餐にはまたお伺いするんだぞ。
- GMろー
- 夫人は少し残念そうな顔をしますが、また来てくれることには嬉しそうにします。
- デイジー
- 用事がなくても、貴族のお屋敷にずっといるのはデイジーにはちょっと退屈というか窮屈というか……(笑)
- GMろー
- 野生児だものなあ。(笑)
- GM/夫人
- 「じゃあ、また夜にね! 必ずだからね!」
- デイジー
- 「はーい、必ず来ますだぞー!」
- ぷりん
- 『(いくらご飯がおいしくてもちょっと躊躇するぽめ……)』
- GMろー
- では、子供っぽく手を振る伯爵夫人に見送られつつ、屋敷を後にしたところで、シーンを変更しましょう。
●シーン8――プレイヤー:シラヌイ 登場判定:8
- GMろー
- まさに神出鬼没といった様子で、あちらこちらと精力的に動き回っていたシラヌイさん。お次はどちらへ?
- シラヌイ
- さて、調べたいことは殆ど他の方が調べてしまったので、どうしましょう
- まぁ最近のグレンの目撃情報でも調べます
- GMろー
- 集めた情報を誰かに伝えにいくなり、っておお。
- シラヌイ
- おうぅ。では集まった情報を共有しに、みんなを探します
- GMろー
- おーい、でてこーい!
- ラヴィ
- では、出ようかしら。きっと、早足で神殿に向かってると思うわ 3d6+2
- DICE
- 3d6+2 = [5,3,6]+2 = 16
- ラヴィ
- 16ね
- アスカ
- では、こちらも、ゆえあってほかの人がいないところで調べたいことがあったが、とりあえずシラヌイさんに頼んだ現場情報を聞きたい
- 3d6+4 (なぜかラヴィさんへのコネが影響する!)
- DICE
- 3d6+4 = [4,4,6]+4 = 18
- アスカ
- 18で
- デイジー
- そして……ティニーを見舞うべく神殿に向かう道すがら、あらゆる意味で目立つ一団を発見してしまう! 2d6+3+1d6
- DICE
- 2d6+3+1d6 = [4,6]+3+[3] = 16
- デイジー
- みんな出目が高いぞ。
- GMろー
- 琥珀自衛隊を出て神殿に向かうラヴィさん、さっきまで一緒にいたのですぐ追いついたシラヌイさん、協力者に合流したアスカさん、そこに出くわしたデイジーさん、みたいな形ですかね。
- ラヴィ
- それが普通の流れかなぁー
- GMろー
- 街中で知り合いの冒険者たちがばったり。
- シラヌイ
- 取りあえず情報を共有しよう
- ラヴィ
- カクカク
- アスカ
- シカジカ
- シラヌイ
- 「かくかくしかじか」<ALL
- デイジー
- デイジー的にはしらにーちゃがお屋敷に何しに行ったのかよくわかってなかったので確認しようとしたら色々つながっててあらびっくり。
- ラヴィ
- 「……‥(ブチリ)」何かが切れる音
- アスカ
- こう、いろいろ情報を聞いてくとPC知識で想像してたのとちょっとだけ違って「なんだってぇ!?」な感じなんだろうなぁ
- シラヌイ
- 予断を持っては、監察者足り得ないのだ
- ラヴィ
- 「そうだったのねぇ〜……‥ちょっと、その夫人を殺ってこようかしら」
- アスカ
- 「一応、とどめを刺すのは流石に見過ごせないわよ」
- デイジー
- 「めーするならわかるけどいきのねをとめるのは駄目なんだぞー」
- ラヴィ
- 「あら、大丈夫よ〜。ちょっと、ティニーと同じ目にするだけだから」目が据わり〜
- GMろー
- ラヴィさんが殺意を抱くのも無理もない話ですが、それ以上に感情を爆発させるであろう人物は他にいます。
- シラヌイ
- 「討伐依頼が出たときは、それはそれで」
- アスカ
- 「馬車は手配が面倒だから、殺意による精神的な恐怖だけにしておきなさい」
- GMろー
- そんなことをしたら療養中の伯爵夫人の精神はどうなってしまうんでしょうね。
- アスカ
- ハンマーセッション(爆発)ですよ〜
- ラヴィ
- 別に知らない人だし(ラヴィの心の中)
- デイジー
- でもそれって根本的な解決になりませんよね?(おい)
- 「んー。それよりも指輪のことはちょっと気になるんだなー?」
- シラヌイ
- 「次はブレンの行方も調べよう」_〆(。。
- アスカ
- 「婚約のペンダントとしてプレゼントした宝石が、別の人の手によって指輪への加工を頼まれた・・・・・手掛けたブレンの経歴と先週の工房の発破音を聞くと、早急に取りあげたいわね、その指輪」
- ラヴィ
- 「そうね。あれがなかったら、ティニーが起きた時にないちゃうわね……」
- GMろー
- といっても、証拠もなしに貴族の持ち物を没収するような権限が皆さんにあるはずもありません。いえ暴力に訴えれば可能ではありましょうが。
- シラヌイ
- ということで、ブレンの目撃情報を調べたいと思います
- アスカ
- あ、ではここでこちらはひっそりと調べたかった情報として
- ブレンの工房での細工履歴とか襲撃予定とかを調べたいです
- 今の情報だと 指輪(宝石)にどんな加工仕込んだのか かな
- GMろー
- なるほど。その場合は工房に場所を移すことになるので、アスカさんだけ退場という形ですね。
- 誰か同行します?
- ラヴィ
- あ、私が行くわ―
- アスカ
- は〜ぃ
- GMろー
- では、ふたりとはいったんお別れということで。
- 改めて確認すると、アスカさんとラヴィさんはブレンの工房へ。シラヌイさんは街中でブレンの行方を追うとのことですが、デイジーさんはどうしますか?
- シラヌイ
- 考え直してティニーの容体について調べに行きます
- デイジー
- で、あちしがブレンの追跡調査に回るんだぞ!
- GMろー
- 了解。シラヌイさんも神殿に向けて去っていったところで、頑張れデイジーさん。
- デイジー
- それから、お屋敷の晩餐はしらにーちゃをお話し相手ということでねじ込むように連絡したいんだけど別途できるんだぞー?
- GMろー
- ではそれに関しては、夫人から「なんならお友達を連れてきてもいいからね!」と言われていた、ということで。
- さすがにデイジーさん抜きというのは無理ですが。
- デイジー
- そこは大丈夫なんだぞ。ちょっとぷりんが戦慄してるくらいで(ぉぃ)
- * * *
- GMろー
- ブレンの行方を追うならば、情報収集もしくは追跡の【感知】判定!
- デイジー
- んー。《トラッキング》はおっけーなんだぞ?
- GMろー
- 問題ない。野外でなら足跡を追うところですが、街中に残る痕跡といえば目撃情報である、とかそういう解釈。
- ぷりん
- 2d6+6+3+1d6 『ぽめめっ(僕の副作用がそう言ってるぽめ)』
- DICE
- 2d6+6+3+1d6 = [3,1]+6+3+[4] = 17
- デイジー
- んー……ちょっと待つんだぞ。
- GMろー
- ふふふ……
- デイジー
- ふりなおすぞー! 2d6+6+3+1d6
- DICE
- 2d6+6+3+1d6 = [3,2]+6+3+[3] = 17
- GMろー
- なんと。
- アスカ
- イイネ
- デイジー
- まあ、よくあることだぞ……
- GMろー
- では、会ったこともない人物をなんとか探してみたのですが……
- 12:
- ここ最近は工房に籠りきりだったが、今朝がた街の南のほうに向かうのを見かけた。
- 15:
- 一週間前、夜の浜辺で独り言を呟いていた。なんだか嫌な気配がしたのですぐその場を離れてしまい、内容はわからない。
- GMろー
- もう一歩、調べきれなかった感が残りました。ただ、次に挑戦する時の難易度が1ランク下がります。
- デイジー
- その時間があればいいんだぞー。
- GMろー
- そうですね。街中を歩き回っているうちに、だんだんと日も暮れてきてしまいました。
- 他の人たちは、うまくやれたでしょうか……というところで、シーンを変更しましょう。
●シーン9――プレイヤー:アスカ 登場判定:不可
- アスカ
- あら? 登場判定不可?
- GMろー
- 現在は明確に分散行動中ということで、デイジーさんとシラヌイさんは登場できません。ラヴィさんは同行者ということでいいですね?
- ラヴィ
- はーい
- アスカ
- 同行者は許可なのですな。では同行者にラヴィさんを選択です
- GMろー
- 同行者なら登場判定を行なわずに登場できるので、判定不可にひっかからないという。
- さて、再びブレンの工房へと戻ってきました。主はまだ、戻ってきていないようです。
- 中に籠った嫌な空気も、これまでの出入りで多少は緩和されたでしょうか。
- ラヴィ
- 家探しかしらねぇ
- GMろー
- さて、工房内には特に目につくものはありません。爆発音のことを思い出したアスカさんなら、作業台にいくつか焦げ跡がついているのに気が付くかもしれませんが。
- アスカ
- では、明確に金庫の中身を含めて、ブレンの犯行予定内容を調べます 色々やってから
- GMろー
- そう、金庫だけが手つかず。
- アスカ
- そこに手を付ける理由がなかったんだよねぇ、最初は
- GMろー
- よほど思い切りがいいか、あるいは手癖が悪くなければ、いきなりは開けませんよね。(笑)
- 中を調べるつもりなら、[鍵A]をトラップ解除してください。難易度は厳重に20!
- アスカ
- では、《クイックソング》+《マドリガーレ》からいいですか?
- GMろー
- どうぞどうぞ。
- アスカ
- 対象は自分とラヴィさんで
- 3d6+16 |Gadd9|Aadd9|Bm|DM7/A|Gadd9|Aadd9|Esus4|E|
- DICE
- 3d6+16 = [4,1,5]+16 = 26
- アスカ
- 無事発動 マイナーでMPPを飲みつつ、メジャーで鍵Aの解除に取り掛かります
- GMろー
- ようこそ。
- アスカ
- 2d6+8 MP回復
- DICE
- 2d6+8 = [1,4]+8 = 13
- アスカ
- 判定にフェイト1点いれる 3d6+5+6+1d6
- DICE
- 3d6+5+6+1d6 = [5,1,5]+5+6+[4] = 26
- ラヴィ
- パチパチ
- GMろー
- お見事。傷一つつけずに鍵を解除しました。
- アスカ
- 「友人の金庫を開けるなんて、気のりはしませんわね」
- ラヴィ
- 「手際がいいわねぇ〜」
- アスカ
- 「ほめても、今は歌しかでないわよ(苦笑)」
- ラヴィ
- 「なら、今度、ポールダンスでもしようかしら」
- アスカ
- 「それを演奏するのは、ちょっと気が引けるわね。さぁ、馬鹿な事言ってないで、早急に調べるわよ」
- ラヴィ
- …そういえば、このメンパーにはシリアスラヴィしかみせてなかったのっだったわ!
- アスカ
- マッタクダヨ!
- GMろー
- そのままでいいんじゃないでしょうか。
- ラヴィ
- 次、会ったら阿鼻叫喚だわね!
- アスカ
- じゃぁ、中身を調べますね。現金とルビー以外の宝石は無視で
- GMろー
- はい、金庫の扉を開くと……
- そこには、ここ一週間工房の中を満たしていたものと同じ、嫌な空気。
- すなわち――“瘴気”が、籠っていました。
- アスカ
- 「そういえばラヴィさん あなたルビーのペンタントは現物見たことが有るのかし・・・・なにこの気配?」
- GMろー
- [魔族の呪い]が作動。アスカさんは【精神】判定を行ってください。
- 難易度は15、失敗したらフェイトが1点失われます。
- アスカ
- 2d6+6
- DICE
- 2d6+6 = [2,4]+6 = 12
- アスカ
- 1点をどうぞ
- GMろー
- 正面から吹きつけてきた瘴気をまともに受けて、運命の加護が削られてしまいました。
- 瘴気は工房内に拡散してすぐに薄れます。
- ラヴィ
- 「アスちゃん! 大丈夫!」後ろで見ててビックリ
- アスカ
- 「こっちは大丈夫。ちょっと瘴気にあてられただけ・・・・それよりも」(中身確認)
- GMろー
- 金庫の中には、色とりどりの宝石が、時折高級なものも含めて収められています。ただし、その中に赤い輝きはひとつもありません。
- 他には細工用の道具なども入っているのですが……ここで、錬金術に関する【知力】判定をどうぞ。
- ラヴィ
- 「……うん。やっぱりティニーのペンダントはないわね。
- ペンダントはガン見したから分かるとは思うわよ」
- アスカ
- 「宝石は指輪加工して伯爵夫人が持ってると思われるけど、問題は伯爵夫人に渡したものをすり替えてないかとかよ」
- そして、知力判定は、アンプロで差し替えるんだが、GM? これはメジャー?
- GMろー
- ああ……自動的(※ないしは受動的)な判定の感じにすると《マドリガーレ》が聞かないんですね……
- アスカ
- うみゅ
- GMろー
- では訂正。金庫の中には、宝石細工とはあまり関係のなさそうな道具もいくつか見られます。詳しく知りたい時は、錬金術に関する【知力】判定をどうぞ。
- ラヴィ
- まぁ、私が判定してもいいのだけどね
- GMろー
- ただ、アスカさんは判定済みということでここはラヴィさんに。
- アスカ
- くっ! 任せたラヴィさん!
- ラヴィ
- うみうみ。なら、私が調べるわね!フェイトさんを1点ポロリ
- 3d6+4+6 知力
- DICE
- 3d6+4+6 = [4,5,3]+4+6 = 22
- ラヴィ
- 22だわねぇ
- GMろー
- 十二分。ではラヴィさんは、その中にバーストルビーの加工に用いる錬金術用の道具があるのに気が付きました。最近使用された形跡もあります。
- ブレンが“黒鉄の腕”で働いていたころに使っていたものと思われます。
- ラヴィ
- 「あー。爆弾を作る道具を最近使ってるわねぇ〜」
- GMろー
- あとは工房の合鍵なんかも入っているので、出ていくときには金庫ともども閉めていっていただけると。
- アスカ
- 「十中八九、夫人に渡したのは『バーストルビーの指輪』ね。取りあげる大義名分はできたわ」
- ラヴィ
- 「……これでティニーのを改造してたら……削ごうかしら」
- GMろー
- そこまで見て取ったところで、明り取りの窓から入ってくる光も、大分かげってきたようです。
- アスカ
- 「ティニーさんのを改造してたら、バーストルビーの海にでも沈めてあげなさい。さぁ、戸締りしてブレン捜索の状況を確認よ」
- ラヴィ
- 「そうね。もう用はないわね!」
- GMろー
- 他の人たちも、うまくやっているでしょうか……? というところで、シーンを変更しましょう。
●シーン10――プレイヤー:シラヌイ 登場判定:不可
- GMろー
- シラヌイさんが神殿の医務室へと戻ってくると、そこにはまだダイゼン氏が、別れた時と同じ姿勢のまま、ベッドそばの椅子に腰かけていました。
- 担当の神官は他を看ているのか、折悪しく不在のようです。
- シラヌイ
- ダイゼンの様子を伺う
- ティニーの容体を診る
- 行動を宣言するタイプの初期コンピュータRPGを思い出しました。
- GMろー
- ダイゼンは巌のように身じろぎひとつせず、ティニーの顔を見ながら追想にふけっていたようですが、シラヌイさんに気づくと顔を上げました。
- GM/ダイゼン
- 「おお、なんだ。また来たのか。」
- シラヌイ
- 「少しこちらが気になってな」
- GM/ダイゼン
- 「気にかけてくれてありがとうよ。こっちはいつ起きてもいいよう、ここで見てることくらいしか……」
- シラヌイ
- 「専門じゃないが、ティニーの様子を診てもいいか?」
- GM/ダイゼン
- 「ああ? 別に構わ――」
- GMろー
- と、ダイゼンが許可しかけたその時。ティニーのまぶたがゆっくりと開いていくのを、ふたりは目の当たりにします。
- シラヌイ
- 「ん?」辺りを警戒
- GM/ダイゼン
- 「てぃ……ティニー!」
- シラヌイ
- カバーの構え!
- GMろー
- 冒険者って因果な職業ですね。目を開けたティニーがいきなり動き出すようなことはありません。
- ダイゼンは顔を覗き込むようにして、大丈夫かとかわしが分かるかとか話しかけますが、それにもさしたる反応は返しません。
- GM/ダイゼン
- 「そ、そうだ! 担当のやつを呼んでくる、ちょっとここを頼む!」
- GMろー
- と、ダイゼンは慌てて医務室を飛び出していきました。
- シラヌイ
- 「任せておけ」
- この間にティニーを診る
- GMろー
- 正しい。担当者が戻ってくる前がチャンスです。
- では、「分類:人間」の様子を見るということで[エネミー識別]か、【感知】判定をどうぞ。
- (医療系の【知力】判定スキルってないんですよね)
- シラヌイ
- エネミー識別でいきます
- 判定にフェイト1で
- 3d6+8+1d6 じー(’’
- DICE
- 3d6+8+1d6 = [2,5,1]+8+[5] = 21
- シラヌイ
- 21で
- GMろー
- みんな高い達成値を出すなあ。
- シラヌイ
- フェイト入れましたからね
- GMろー
- では、軽く診察した結果……意識を取り戻したはずなのに、なんら反応を返さないティニーの状態に、ひとつ心当たりがあります。
- 恐らく彼女は、何者かに《魅了》されています。
- 命令されたことを実行し終えて、いまは何の命令も受けていない待機状態のようなもの、といえばわかりやすいでしょうか。
- シラヌイ
- 「フム・・・魔族か妖魔の仕業か」
- GMろー
- 勘の鋭い人間なら、その辺の気配を読み取れたかもしれませんね。
- 《魅了》は使用者が効果を終了させるか、あるいは使用者が戦闘不能、死亡しない限り解けることはありません。現状、手の打ちようはないですね。
- シラヌイ
- 「それが分かっただけで収穫か。
- 連絡しに皆と合流しよう」
- GMろー
- と、そこまで察しがついたところで、ダイゼンが医務担当を連れて戻ってきます。
- それと入れ違いに医務室を後にするというところで、シーンを変更しましょう。
●シーン11――プレイヤー:ラヴィ 登場判定:8
- GMろー
- それぞれに調査を終えて合流しようというシーンです。アスカさんは同行者、ということでいいですか。
- アスカ
- は〜ぃ
- ラヴィ
- はーい
- GMろー
- 日は刻一刻と沈み行き、街にも明かりがともりはじめています。晩餐会に出向くなら、そろそろ行かなければなりませんね。
- デイジー
- 別にここで登場したからって晩餐に行けないわけじゃないよね?(笑
- GMろー
- だ、大丈夫です。(笑)
- ラヴィ
- まさかの晩餐会遅刻!
- デイジー
- じゃあ登場するぞー 2d6+3+1d6
- DICE
- 2d6+3+1d6 = [4,2]+3+[6] = 15
- GMろー
- ただ、このシーンでさらに調査を行なったりすると遅刻ですね。
- アスカ
- 「まずいわね・・・時間が足りなくなってる気がするわ」
- ラヴィ
- 「やっぱり、殴りこんだほうが早いかしらねー」
- アスカ
- 「一応確認するけど。目の前で事実を突きつける形で取り上げる?それとも、誰にも知られぬようにこっそり取りあげる?」
- ラヴィ
- 「目の前で取り上げて、その後殴る」
- シラヌイ
- 登場判定します 2d6+3+1d6
- DICE
- 2d6+3+1d6 = [1,5]+3+[6] = 15
- デイジー
- 「んー。言ってすぐわかってくれるかどうかが微妙なんだなー」
- アスカ
- 「でも、自分のしでかしたことで、人が死にかけたってことをわからせないとダメなんじゃないかしらって思うわね。今精神年齢は幼児なんでしょ」
- シラヌイ
- 「現状材料が足りん」
- デイジー
- 「どっちにしろちゃんと説明するのは時間に余裕がある時だと思うんだぞ」
- ラヴィ
- 「なら、とりあえず、指輪を強奪しておく?」
- シラヌイ
- 「フム……もっと興味を引きそうな指輪を用意しても、いけそうだな」
- デイジー
- 「んー……それと、爆発させるにしてもどうやって、なんだぞー?」
- アスカ
- 「あら、爆発させるだけなら、台座を体温で変形させて宝石が落っこちることをトリガーに罠の形にしておけば、遠隔にアリバイを有せる状況で爆破できるわよ。
- 魔術的な知識とかテイマー的な技術があれば、『自身を攻撃する意思』がないまま自爆もできるでしょうし
- デイジー
- しかし夫人はなかなかどうして、あれでも見る目はあるんだよな……
- いやぷりんは一応置いとくけど
- GMろー
- 鑑定眼があるのか、あるいは人が大事そうにしているものをほしがるのか、それはわかりませんね。
- アスカ
- それが幼児退行で『無くなったら悲しい』の感覚が抜け落ちてるんじゃないかしら
- ラヴィ
- 果たしてぷりんには価値があるのだろうか
- シラヌイ
- ぷりんには価値はあるが、トラップ作動の鍵じゃなさそう
- GMろー
- どちらにせよ、彼女の精神状態にまで踏み込む権限は皆さんにはありません。執事の人に話を通すなどして協力を得れば、指輪のことはなんとかなるでしょう。
- ラヴィ
- まぁ、私は夫人なんてどうでもいいって言うか、殴りたいだけだしねぇ
- GMろー
- また、ブレンの行方もまだわかっていません。彼を見つけない限り、第二、第三の“指輪”が用意される公算は高いでしょう。
- それらを踏まえて、さあこれからどうしますか?
- デイジー
- あちしとしらにーちゃでお屋敷に行って、晩餐前に執事さんあたりに「夫人に指輪をつけさせない」ようにこっそり協力をお願いするんだぞ
- ラヴィ
- ラヴィはブレンを探すわね
- アスカ
- アスカもブレン捜索ですね
- シラヌイ
- シラヌイは晩餐会組みです
- GMろー
- と、街中で行方を追うのと、目星をつけた場所に実際に探しに行くのは別の判定になります。
- (探しに行くのは別のシーン)
- アスカ
- 出てくる情報は一緒?
- GMろー
- いえそうでなく。どのへんに行ったかを調べるのがさっきデイジーさんのやってた方で、それを元にここぞという場所に向かうと会えるかも、という。
- ただ、行方を追う判定の方はまだひとつ残っています。それを得てから改めて探しに行くか、急いでもう探しに行ってしまうか。
- ラヴィ
- なら、南側、ハーバーロッジ辺りを調べてみますわ
- GMろー
- 一口にハーバーロッジと言っても広いですよ。
- アスカ
- 同じく、南側屋敷周辺周辺を調べてみますよ〜〜
- GMろー
- それは同じじゃないと思います! ラヴィさんがハーバーロッジ広域、アスカさんが屋敷……伯爵別邸周辺? ということでいいんでしょうか。
- アスカ
- 私は伯爵別邸周辺ですね
- ラヴィ
- なら、私はさらに広く周りを調べますか
- GMろー
- はい。それでは全員ハーバーロッジに向かうということで、シーンを変更しましょう。
●シーン12――プレイヤー:アスカ 登場判定:不可
- GMろー
- ハーバーロッジに入ったあたりでラヴィさんと別れ、伯爵別邸の前でデイジーさんたちとも別れ、周辺にブレンの姿を探し始めたアスカさん。
- 彼の行動指針があなたの予想どおりなら、彼はこのあたりに隠れ潜んでいるはずです。
- さあ、隠密状態のキャラクターを見つける【感知】判定をどうぞ。
- アスカ
- 「さて、おそらくここが見えるポイントを中心にしたいでしょうけど」
- GMろー
- 視線の先には、庭に面したテラスのある、伯爵夫人の部屋。
- アスカ
- では、いつものクイック+《マドリガーレ》>マイナーMPPメジャー・・・・・
- フェイト入れて普通に判定かな
- GMろー
- その時点で普通ではない気もしますがまあ劇的な違いですもんね。
- アスカ
- (いやぁ、見つけた瞬間のほうにアンプロ回したいだけ)
- 3d6+16 クイックマドリ分
- DICE
- 3d6+16 = [4,6,1]+16 = 27
- アスカ
- 2d+8 MPP回復量
- DICE
- 2d+8 = [4,4]+8 = 16
- アスカ
- 3d6+5+6 「(私ならどこで舞台を開幕する・・・?)」
- DICE
- 3d6+5+6 = [1,5,3]+5+6 = 20
- アスカ
- 20で
- GM/??&??
- 2d6+3d6
- DICE
- 2d6+3d6 = [2,6]+[6,2,1] = 17
- GMろー
- では、テラスへの射線を意識しながら捜索していくと……日も暮れて人気のない浜辺の方に、彼の姿を見つけることができました。
- 無造作にくくっていた銀髪を振り乱した、ヒューリンの青年。
- アスカ
- こちらには気が付いてない?
- GMろー
- いえ、既に察しています。
- GM/ブレン
- 「あんた、か……」 あなたの姿を認めて、友人はかすれた声をあげます。
- アスカ
- 「あなたが何を思い、どんな感情で、何をしてきたか。全部は知らないし図り切れてないけど、すでに調べてある部分もあるのよ」
- GMろー
- そしてアスカさんの慧眼は、彼がひとりではないことを既に見抜いていました。
- 近くの水面に潜むのは、宝石のように輝く鱗を持った、一匹の巨大な鮫。
- アスカ
- 鮫・・・・だ・・・と・・・・・
- GMろー
- そう。いつかこの場所で、ハーバーロッジの海岸で、あなたはこれに出会ったことがあります。
- GM/鮫魔
- 「ホォウ……また、お前か……」
- GMろー
- 瘴気をまとった鮫は、人間の眼でアスカさんを見据えながら、水面を離れて宙に浮きあがります。
- アスカ
- 「あの時と同じ個体なのか知らないけれど、そっちの彼にこれ以上踏み込んで帰れない形にしてもらいたくないのよ」
- GM/鮫魔
- 「くく……我は、助言をしただけ、だがな……」
- GM/ブレン
- 「アスカ……邪魔をしないでくれ。もうすぐ、もうすぐなんだ……」
- GMろー
- その眼に復讐の炎をたぎらせて、ブレンは屋敷の方へ向かおうとします。
- アスカ
- 「助言ですって? 扇動っていうんじゃなかったかしら? ブレンあなたもよ、それ以上を行うつもりならティニーと永遠に別れたいと判断するわよ」
- GM/ブレン
- 「ティニー……ティニー! そうだ、あいつが! あいつのせいでティニーが!」
- GMろー
- 恋人の名前ですらも、今の彼にとっては注がれる油に過ぎません。かなり瘴気の影響を受けてしまっているようです。
- アスカ
- 「目が覚めたティニーを捨てて、復讐して、で警備隊に捕まって、それでティニを今度はあなたがどん底に落とすのね」
- GM/鮫魔
- 「なんとも、ありがたいお言葉だが……くく、もはや届くまいよ……」
- GM/ブレン
- 「ウオォォォォォッ!」
- GMろー
- アスカさんの言葉に咆哮で応え、ブレンは獣じみた素早さで屋敷の方へ向かおうとします!
- アスカ
- むぅ 殴ってでも止めようとしましょう・・・・・・彼我の距離って?(/-;
- GMろー
- 止めたければ封鎖離脱時の【行動値】対決!
- ただし成功すると、ブレンと鮫魔がこの場に残ることになります。あえて通して向こうに任せるのもひとつの手ではあると言っておきます。
- というわけで、まずはアクション側のブレンの判定から。
- アスカ
- は〜ぃ
- GM/ブレン
- 2d6+15+1d6 鮫魔の《援護》を受けて、ブレンが勢いよく駆け出す!
- DICE
- 2d6+15+1d6 = [1,3]+15+[6] = 25
- GMろー
- さあリアクション側、判定をどうぞ。
- アスカ
- フェイト1点だ 3d6+15
- DICE
- 3d6+15 = [6,2,3]+15 = 26
- GMろー
- 立ち塞がった!
- アスカ
- (よし 仕事した!)
- GM/ブレン
- 「俺の邪魔を……ジャマヲ、スルナァァッ!」
- アスカ
- 「あなたのために、ティニーのために! 何度でも邪魔をするわ!」
- GMろー
- 言葉とも咆哮ともつかない声を発して、ブレンの身体は銀色の毛並みに覆われていきます。
- その瞳が、夜の浜辺に紅玉のような輝きを放ったところで、シーンを変更しましょう。
- アスカ
- は〜ぃ
●シーン13――プレイヤー:デイジー 登場判定:不可
- GMろー
- シラヌイさんを伴って、伯爵別邸の晩餐会を訪れたデイジーさん。
- 晩餐の準備は整っているのですが、夫人はまだ気合を入れておめかし中とのことで、執事により応接室へと通されます。
- ただの招待客ならこのまま素直に待ってもいいのでしょうが、ふたりにはやることがありますね。
- ……ありますね?
- シラヌイ
- 指輪をどうしたものか
- GMろー
- 晩餐前のひと時、さてどう過ごすというところですね。
- 予定では執事の協力を仰いで、夫人に指輪をつけさせないようにするということでしたが、変更はありませんか?
- デイジー
- 少なくともそれなら遠隔操作で爆発させられても守れるしなー
- あ、しらにーちゃには大壁符を1枚渡しておくんだぞ。
- GMろー
- おお、備えている……
- シラヌイ
- オッケー。受け取りました
- GMろー
- では、執事にはどこまで話しますか?
- デイジー
- んー。執事さんがどこまで知ってるかにもよるんだけどなー。
- GMろー
- 少なくとも指輪が危険物であることは、根拠(金庫の件)も合わせて教えてもらえないと協力しかねます。
- デイジー
- バーストルビーになってること(証拠込み)と、その発端は夫人自身にあることは伝えるんだぞ。
- シラヌイ
- そうそう(同意)
- GMろー
- では、それを聞かされた執事は慌ててふたりを伴い、夫人の部屋まで急行します。
- ノックへの返答を確認してから扉を開けると、夫人は指輪の入った箱を取り上げて見ているところでした。
- GM/執事
- 「奥様、食事が冷めてしまいます。それに、指輪をつけたままというのはいかがかと思います。」
- シラヌイ
- 「指輪で器に傷がついたら、大変ですよ(《ブラフ》)」
- GM/夫人
- 「はあーい。あ、デイジーおまたせ! それじゃ行きましょうか!」
- デイジー
- 「はーいですぞー」
- GMろー
- と、夫人は意気揚々と部屋を出て、食堂へと向かいますが……指輪はどうすべきかと、執事がふたりに訊ねてきます。
- シラヌイ
- 指輪はシラヌイが預かっておきます。もちろん隠し持って!
- GMろー
- じゃあシラヌイさんの席だけ少し離して人もよりつかないようにしておきますね。
- シラヌイ
- そう頼むぜ(/-;
- GMろー
- 末席! 待遇だけ見るとまるでデイジーさんのしもべのようだ。
- シラヌイ
- 末席のシラヌイ!
- GMろー
- では、晩餐の席につこうとしたところで……
- (ウオォォォォ……ン……)
- GMろー
- 浜辺の方から、狼の遠吠えのような声が聞こえてきます。
- GM/夫人
- 「あら、なにかしら?」
- GMろー
- 執事も眉をひそめ、もの問うような視線をふたりの冒険者に注ぎます。
- シラヌイ
- 「なんでしょうかね。見てきましょう」
- GMろー
- では、シラヌイさんは退場ということで?
- シラヌイ
- いえす。退場します
- GM/夫人
- 「冷めないうちに戻ってきてねー!」
- デイジー
- じゃああちしは万が一を考えてひとまず残るんだぞ。
- GMろー
- はい。では、食卓について夫人のおしゃべりにつき合わされつつ、シーンを変更しましょう。
■クライマックスフェイズ
●シーン1――プレイヤー:ラヴィ 登場判定:8
- GMろー
- ハーバーロッジをあてもなく彷徨い歩いた末、とうとう浜辺にたどり着きました。
- 既に日も暮れ、あたりには誰の姿もないはずでしたが……
- (ウオォォォォ……ン……)
- GMろー
- 聞こえてくる咆哮、遠目に見えるアスカさんと、銀色の毛に覆われていく青年の姿、そして宙を舞う鮫。
- 青年は見る間に銀の毛並みを持つ人狼と化し、今にもアスカさんに飛びかかろうとしているようです!
- ラヴィ
- ふふふ。いつもなら「犬が盛ってるわね!」とか言いますが、今回は(※シリアスという名の)BSがかかってるので言わないわよ!
- GMろー
- さあ、どうしますか。(スルー)
- ラヴィ
- ならば、助けに行くほかないわね! BSは偉大!
- 「状況はよくわからないけど、多分あれがブレンね……」女の勘
- GMろー
- 駆け寄ってくるラヴィさんに気づき、鮫が人間そのものの眼を向け、にやりと歯をむき出しにします。
- アスカさんも自動登場したところで、さあ、戦闘に入りましょう。
- アスカ
- は〜ぃ
- ラヴィ
- はーい
- GMろー
- まずはエンゲージ。
- 〔ラヴィ〕10m〔アスカ&人狼&鮫魔〕
- GMろー
- 敵は二体。赤い眼を持つ銀の人狼と化したブレンは、鋭い爪の伸びた両手にそれぞれ、赤い輝きをぐっと握りしめています。
- 宙を舞う鮫魔は全身から瘴気をただよわせ、笑みを浮かべています。飛行状態。
- 夜の浜辺ということで、周囲の明度は2。
- そして、今登場していない方は、セットアッププロセスごとに登場判定を行なうことができます。
- 説明は以上。質問がなければ、【行動値】と「タイミング:戦闘前」の宣言をどうぞ。
- アスカ
- 行動15 戦闘前はなしで
- ラヴィ
- 行動値は12よ。スキルはないわね
- 鮫魔16>アスカ≧人狼15>ラヴィ12
- GMろー
- では、ラウンド進行を開始します。
▼第一ラウンド
- 〔ラヴィ〕10m〔アスカ&人狼&鮫魔〕 明度:2
・セットアッププロセス
- GMろー
- まず最初に、登場の確認!
- シラヌイ
- 登場を試みる!
- GMろー
- さあ来い。
- シラヌイ
- 2d6+3
- DICE
- 2d6+3 = [4,6]+3 = 13
- GMろー
- では、ラヴィさんの更に10m後方の位置にシラヌイさんが登場しました。
- 鮫魔16>アスカ≧人狼15>ラヴィ12>シラヌイ4
- GMろー
- 他に登場はなしで?
- デイジー
- タイミング的にデイジーが今来るのもなんか違う……(笑)
- GMろー
- それならそれで、セットアップ。
- エネミー側はないので、PC側順次どうぞ。
- アスカ
- では、15でアスカが《ステップ:ダーク》から
- ところで、これ「太陽のリボン」効果は発動します?
- GMろー
- 認めます。
- アスカ
- は〜ぃ サンクスです
- 『ITG』掲載後に『SKG』でスキル名が変更されてしまった哀しみ。でもこれくらいならGMに聞かずに適用してしまってもいいと思います。
- ラヴィ
- では、私はアスカに《ヘイスト》をかけようかしら
- GMろー
- 明度ペナルティにお気をつけて。
- アスカ
- かそくこぉ〜ぃ
- ラヴィ
- 1d6+4 魔術
- DICE
- 1d6+4 = [3]+4 = 7
- ラヴィ
- 問題はなかったわね。では、増幅量は〜 1d6
- DICE
- 1d6 = [6] = 6
- ラヴィ
- 6上昇ね!
- アスカ
- 21まで 瞬間上昇中
- GMろー
- シラヌイさんは?
- シラヌイ
- ギルドサポート《陣形》の一回目を宣言
- 11m右側へ前進して
- アスカ
- (商会は持ち込んでないので 動きません)
- ラヴィ
- わたしはここでいいわ
- シラヌイ
- 続いてギルドサポートの《GH:モデルルーム》で一回目の識別
- 人狼をフェイト1入れて識別 2d6+8+1d6
- DICE
- 2d6+8+1d6 = [2,4]+8+[2] = 16
- シラヌイ
- 16で
ブレン(ライカンスロープ)
分類:人間 属性:− レベル:12 識別値:15
攻撃:獣の爪(格闘/双) 7(4D)/24(4D)/白兵(物理)/至近
攻撃:バーストルビー(錬金術/片) 7(4D)/44(4D)/白兵(魔法〈火〉)/至近
攻撃:バーストルビー(錬金術/片) 7(4D)/44(4D)/射撃(魔法〈火〉)/15m
回避:5(2D) 防御:物理>魔法 行動:15 移動:15
エネミースキル:
《握りしめた紅玉》1:パッシブ。あなたが装備しているバーストルビーの「射程」を「至近」に、「効果」を「投射可能。パッシブ。この武器による武器攻撃の対象を「範囲」に、ダメージを〈火〉属性の魔法ダメージに変更する。消耗品」に変更する。
《獣化の呪い》1:マイナーアクション。あなたが行なう白兵攻撃のダメージに+1Dする。この効果は重複し、シーン終了まで持続する。
《ウェポンチェンジ》1 《連続攻撃》1 《携帯:バーストルビー》5 《再生能力》5
解説:邪悪化によって、獣化の呪いを受けた人間。獣化によって虎や狼などの半獣半人の姿になる。獣化している間は理性はなく、本能のまま動く凶暴な獣となる。その状態になると、強い再生能力によって少々の怪我ならすぐに治ってしまう。また、呪いの力によって徐々に攻撃力が上昇する特性を持つ。
この個体は魔法具の知識を持つ研磨士が邪悪化したもので、手にしたバーストルビーを力任せに扱う危険な存在である。 |
- GMろー
- 人狼と化したその姿に、アスカさんに聞いたブレンの姿の片鱗がわずかなりとも残されていたようです。
- シラヌイ
- ついでに《ジャイアントグロース》巨大化しておきます
- セットアップは以上で
・イニシアチブプロセス
――15+6:アスカ
- アスカ
- 手持ちの札があまりないが まずフリーアクションでランタンつけて明度3にするよ〜
- GMろー
- 灯りは確保。
- アスカ
- ムーブなし マイナーでMPPを摂取して
- メジャーで《マドリガーレ》をまずシラヌイさんに
- シラヌイ
- さんくす
- アスカ
- 2d6+8 MPP分
- DICE
- 2d6+8 = [1,2]+8 = 11
- デイジー
- 《GH:テンプル》って偉大なんだぞ……
- アスカ
- 3d6+16 《マドリガーレ》|Gadd9|Aadd9|Bm|DM7/A|Gadd9|Aadd9|Em|F#sus4 F#|
- DICE
- 3d6+16 = [1,1,4]+16 = 22
- アスカ
- ハツドウスレバイイノダ 明かりセーフ!!
- メジャーアクションに+6をどうぞ
- シラヌイ
- どうも、大変ありがたい
- GMろー
- 敵の眼前から逃げずに支援に徹する度胸。闇の精霊の加護を得ているからこその自信か。
――16:鮫魔
- GM/鮫魔
- 「巨人か……以前は、見なかったな……」
- GMろー
- アスカさんだけなら様子を見ようかと思ってましたが、監視者がいるのは予想外。人狼の《援護》をやめてムーブで10m右に移動、メジャーで《ブレス:水》をシラヌイさんに!
- GM/鮫魔
- 2d6+18 開いた鮫の大口から、容積を無視して溢れ出す大量の水流!
- DICE
- 2d6+18 = [3,6]+18 = 27
- GMろー
- リアクションどうぞ。
- シラヌイ
- 2d6+5 クリティカルのみ
- DICE
- 2d6+5 = [2,1]+5 = 8
- シラヌイ
- 当たりです。ダメージどうぞ
- GMろー
- では、ダメージ。
- GM/鮫魔
- 2d6+76 特殊攻撃による〈水〉の魔法ダメージ!
- DICE
- 2d6+76 = [5,4]+76 = 85
- シラヌイ
- まずは慌てず騒がず《ウォーターシールド》
- ラヴィ
- プロテクショーン 4d6
- DICE
- 4d6 = [1,4,5,6] = 16
- ラヴィ
- 16軽減ね
- シラヌイ
- 魔法防御が6なので53通りました
- GM/鮫魔
- 「つまらぬ横槍を入れられては困る……この復讐劇、最後まで見届けてもらおうか……」
――15:人狼
- GM/人狼
- 「ウオォォォォォォンッ!!」 マイナーで《獣化の呪い》。理性を失い、より獣に近い存在へと堕ちこんでいきます。
- GMろー
- メジャーで《連続攻撃》! まずは眼前のアスカさんを爆砕する!
- アスカ
- トナリノサカナを爆砕しろよぉぉ(/-;
- GM/鮫魔
- 「さあ、主役のお通りだ……!」 命中判定に《アドバイス》。
- GM/人狼
- 4d6+7+1d6 握り込んだバーストルビーごと、右手を叩き込む!
- DICE
- 4d6+7+1d6 = [1,5,1,4]+7+[3] = 21
- GMろー
- リアクションどうぞ。
- GM/人狼
- 2d6+5 もちろん、人狼自身も回避。
- DICE
- 2d6+5 = [2,5]+5 = 12
- アスカ
- 期待値か 3d6+9+3+1
- DICE
- 3d6+9+3+1 = [1,2,6]+9+3+1 = 22
- GMろー
- では、人狼にのみダメージ。
- GM/人狼
- 4d6+44+1d6 右手の紅玉が砕け散り、〈火〉の魔法ダメージ!
- DICE
- 4d6+44+1d6 = [3,6,6,3]+44+[1] = 63
- GMろー
- 全身を爆炎に包まれながらも、人狼はまるで意に介していないように左手を振るいます。
- 鮫魔はいかにも愉快そうに、大口をにやりとさせてそれを見守るのみ。
- GM/人狼
- 4d6+7+1d6 アスカさんめがけて二撃目! 《アドバイス》込み!
- DICE
- 4d6+7+1d6 = [6,4,4,3]+7+[2] = 26
- GMろー
- リアクションどうぞ。
- GM/人狼
- 2d6+5 人狼回避。
- DICE
- 2d6+5 = [5,3]+5 = 13
- アスカ
- ここはフェイト1点入れてみる! 3d6+9+3+1+1d6
- DICE
- 3d6+9+3+1+1d6 = [3,3,4]+9+3+1+[1] = 24
- アスカ
- さらに 《ジャストディフェンス》で+2底上げ!
- GMろー
- いいスキルだ!
- シラヌイ
- おぉー
- GMろー
- では、ダメージを。
- アスカ
- あ、ダメージに爆撃符使いますね
- GMろー
- ほう!
- アスカ
- 1d6
- DICE
- 1d6 = [1] = 1
- アスカ
- 残念 1点増加で
- GM/人狼
- 4d6+44+1d6+1 再び爆炎に包まれる人狼!
- DICE
- 4d6+44+1d6+1 = [2,6,6,5]+44+[2]+1 = 66
- GM/人狼
- 「グ……ウオア……」 さすがに体力がもたないようで、かなりふらついています。
- GM/鮫魔
- 「そうだ、それでいい……復讐の炎に身を焦がせ……」 芸術的な陶酔にひたっているかのように、空中に巨体を踊らせています。
- 「その命が燃え尽きる時……復讐劇は完結するのだ……」
- ラヴィ
- 「ねぇねぇ。あの犬ころが件のブレンでいいのよね?」
- アスカ
- 「ぇえ、あれが魔族の瘴気にあてられたブレンよ」
- シラヌイ
- 「まぁ待て。ひょっとしたら人狼のほうは説得できるかもしれん」
- ラヴィ
- 「なるほど、なるほど。じゃあ……」
- シラヌイ
- ラヴィさんの説得(物理)
- その時、鮫魔の言葉と、人狼の残弾消費ペースから、アスカPLがひとつの可能性に思い至る。
- 「(※3ラウンド目に残る最後の一個に)トラップの自爆仕込んであるのかっ!?」
――12(割込):ラヴィ
- ラヴィ
- では、割り込むわよ。《クイックヒール》+《ヒール》?をシラヌイへ
- 2d6+4 魔術
- DICE
- 2d6+4 = [6,2]+4 = 12
- ラヴィ
- 発動したわね。回復量は……
- 3d6+21+16 《ヒール》
- DICE
- 3d6+21+16 = [5,2,1]+21+16 = 45
- ラヴィ
- 45点回復ね
- シラヌイ
- さんくす HP75/84
――12:ラヴィ
- アスカ
- GMに一応確認です 回り込みについてのルールってどうなってますか?
- GMろー
- +6mとします。
- ラヴィ
- では、移動で9mほど前進して、メジャーでシラヌイに《ヒール》かけときます
- GMろー
- 9点も馬鹿にできない。
- ラヴィ
- 2d6+4 魔術
- DICE
- 2d6+4 = [5,6]+4 = 15
- ラヴィ
- うん。発動成功ね。固定値だけで溢れるわね!
- シラヌイ
- 生死を分ける9点 HP84/84
――4:シラヌイ
- シラヌイ
- ムーブマイナーで全力移動。
- 6m人狼を回り込んで10m魔族へ接近
- 人狼の1m右側へ
- GMろー
- 飛んでいる鮫魔を止められるのはシラヌイさんだけ! 一気に駆け寄る!
- シラヌイ
- メジャー《ファイアボルト》を空飛ぶ魔族へ
- GM/鮫魔
- 「なに……?」 観劇の最中に邪魔をされ、目を見開きます。
- シラヌイ
- 3d6+5+6 「今、契約の元にダウンロードする」
- DICE
- 3d6+5+6 = [6,4,2]+5+6 = 23
- シラヌイ
- 23で
- GM/鮫魔
- 3d6+7 滑るように宙を舞う!
- DICE
- 3d6+7 = [4,6,3]+7 = 20
- GMろー
- しかし、呪歌の援護を受けた魔術からは逃れられず。ダメージどうぞ!
- アスカ
- 爆撃符〜 1d6
- DICE
- 1d6 = [6] = 6
- アスカ
- 今度は6点増加で!
- シラヌイ
- ダメージへ《マジックフォージ》3投入!
- 10+2d6+20+2+6+6d6 「火の精霊よ、暴れろ!」
- DICE
- 10+2d6+20+2+6+6d6 = 10+[3,1]+20+2+6+[1,6,2,6,3,1] = 61
- シラヌイ
- 61の火属性魔法ダメージ
- GM/鮫魔
- 「ぐうっ!」 見た目を裏切って〈水〉属性ではないですが、宝石のような鱗の一部を炎が焦がします。
・クリンナッププロセス
- GMろー
- 人狼は《再生能力》で火傷を癒やしますが、まさに焼け石に水といった風情。
- 次にバーストルビーを炸裂させれば、今度こそ倒れるでしょう。
- シラヌイ
- クリンナップは、シラヌイはなし
- アスカ
- クリンナップはなし〜
- ラヴィ
- なーい
▼第二ラウンド
- 〔ラヴィ〕1m〔アスカ&人狼〕1m〔シラヌイ〕9m〔鮫魔〕 明度:3
・セットアッププロセス
- GMろー
- 登場確認!
- デイジー
- ちょっと海辺の様子を見てくる! と登場判定!
- GMろー
- 遠吠えの後に、爆炎が続けざまにふたつばかり聞こえては放ってはおけない。来いよ!
- デイジー
- 2d6+3+1d6
- DICE
- 2d6+3+1d6 = [5,5]+3+[3] = 16
- デイジー
- 「お待たせだぞ!」
- GMろー
- では先のシラヌイさんと同じ位置、ラヴィさんの左19mに。【行動値】は?
- デイジー
- 行動値は8だぞ! バードになったら上がった!(ぉぃ
- 鮫魔16>アスカ≧人狼15>ラヴィ12>デイジー8>シラヌイ4
- GM/鮫魔
- 「おや……またも、いつぞや見た顔だな……」
- デイジー
- 「ハンマーロブスター……じゃなかったぞ、コンテスト荒らしだったなー!」
- ぷりん
- 『ぽめぇ(それもなんか違うぽめ)』
- アスカ
- 「確かに荒らしたんだけど、何か違うわね」
- GMろー
- では、PC側順次どうぞ。
- アスカ
- 《クイックソング》《マドリガーレ》をラヴィさんに 3d6+16
- DICE
- 3d6+16 = [5,3,1]+16 = 25
- アスカ
- これで メジャーの判定+6をどうぞ
- ラヴィ
- ありがとねー!
- シラヌイ
- ギルドサポート《陣形》の二回目も宣言
- アスカ
- 持ち込んでないから 動かない!(2回目
- ラヴィ
- 私は目の前のエンゲージを迂回して、狼の後方2mのところへ!
- シラヌイ
- シラヌイは一気に魔族へエンゲージ
- GMろー
- く、これで逃げるのもひと手間か!
- デイジー
- んー。じゃああちしは10m詰め寄るんだぞ
- ラヴィ
- さて、私は《ヘイスト》を私にかけるわ。フェイトも二点つける!
- 2d6+4 魔術
- DICE
- 2d6+4 = [4,4]+4 = 12
- ラヴィ
- 3d6
- DICE
- 3d6 = [3,3,6] = 12
- ラヴィ
- 行動値12上昇ね!
- GMろー
- お次はデイジーさん。
- デイジー
- 《フェイバード》で《フェイス:グランアイン》を味方全員にお配りするぞー!
- シラヌイ
- おぉー
- デイジー
- 3d6 「今度こそおさばきだぞー!」
- DICE
- 3d6 = [2,1,6] = 9
- デイジー
- ダメージロールに+2!
- GMろー
- シラヌイさんは?
- シラヌイ
- セットアップにギルドサポート《最後の力》。これでフェイト2回復
- アスカ
- あ、連動してこっちも2回復!
- ラヴィ
- わーい。二点回復よ!
- シラヌイ
- どんどん連動しよう
- セットアップは《スピードアタッカーT》で行動値+5! 以上
・イニシアチブプロセス
――12+12:ラヴィ
- ラヴィ
- いくわよー! ムーブで《ラッシュナックル》で鮫にエンゲージよ!
- GMろー
- 来い!
- ラヴィ
- 「さっきからブツブツうるさいのよ! 魚なら海の中でパクパクエラ呼吸でもしてなさい!」
- GMろー
- 巨大な鮫と巨人がにらみ合っているところに拳を構えて突撃!
- ラヴィ
- マイナーで竜巻の篭手を起動。ダメージに+4点するわね
- メジャーで《ペネトレイトブロウ》を魚に叩き込むわよ―!
- GMろー
- やってみろ!
- ラヴィ
- 命中にフェイトを2点使用するわね!
- 6d6+7+6 ただのパンチ!
- DICE
- 6d6+7+6 = [1,1,6,3,2,5]+7+6 = 31
- GMろー
- ままで?
- ラヴィ
- うーん。微妙ね! せっかくだから振り直しましょう!
- 6d6+7+6 振り直し
- DICE
- 6d6+7+6 = [6,6,1,1,2,4]+7+6 = 33 クリティカル!
- デイジー
- おー
- アスカ
- まわったぁぁっ
- ラヴィ
- うん! 回した!
- GM/鮫魔
- 3d6+7 拳撃の範囲から逃れようと身をくねらせる。
- DICE
- 3d6+7 = [3,4,6]+7 = 20
- GMろー
- しかし、ラヴィさんの鋭さには遠く及ばない! ダメージどうぞ!
- アスカ
- 爆撃符 1d6
- DICE
- 1d6 = [4] = 4
- アスカ
- +4どうぞ〜
- ラヴィ
- ダメージに《エナジーフロウ》+《エナジースクイーズ》を使うわ! MPを15点捧げて、ダメージに+30よ!
- ラヴィ
- 2d6+2d6+22+30+4+2 「タタキにでもしてあげるわパンチ!」
- DICE
- 2d6+2d6+22+30+4+2 = [6,1]+[1,3]+22+30+4+2 = 69
- ラヴィ
- 防御0の69点、放心付き!
- GM/鮫魔
- 「ぐおお……!?」 宝石のように輝く鱗を貫いて、鮫魔本体に強打が叩き込まれました。
- GMろー
- おのれナイトメア! 放心も受けた!
- GM/鮫魔
- 「ぐ……途中退場、するわけには……!」
――16:鮫魔
- GMろー
- ここは念のため待機!
――15:アスカ
- アスカ
- ムーブマイナーなし メジャーでトラップ探知
- シラヌイ
- おぉー
- GMろー
- その用心深さが、誰かを救うことになるか。いざ。
- アスカ
- 念のため フェイト1点入れておきますね 4d6+5+1
- DICE
- 4d6+5+1 = [5,6,1,6]+5+1 = 24 クリティカル!
- GMろー
- !?
- アスカ
- クリティカル!
- GMろー
- これまでに集めてきた情報もフルに用いて、得られた結果は……
[復讐の連鎖]
種別:トラップ 構造:魔術 レベル:効果参照 カスタマイズ:○(探知値+1)
条件:トリガー型 探知値:17 解除値:18 対象:効果参照 射程:−
効果:このトラップを設置時、任意の数のトラップを選択する。選択したトラップを対象とする。エネミーに設置する。設置したエネミーが戦闘不能、もしくは死亡した直後に作動する。選択したトラップをすべて作動させる。このトラップによるダメージは、[とどめの一撃]を宣言したものとして扱う。このトラップのレベルは[対象のレベルの合計+カスタマイズの修正]となる。
エネミーが倒れた時に、明確な殺意を込めて、仕掛けを同時に起動する術式。 |
[バーストエクスプロージョン]
種別:トラップ 構造:物理 レベル:3 カスタマイズ:○
条件:トリガー型 探知値:13 解除値:13 対象:範囲 射程:至近
効果:対象は難易度13の【幸運】判定を行なう。この判定に失敗した場合、対象は[2D+20]点の〈火〉属性の魔法ダメージを受ける。
特定の条件下で魔力の爆発を起こす爆弾。 |
- GMろー
- [復讐の連鎖]はブレンに、[バーストエクスプロージョン]は彼の持つバーストルビーひとつひとつに設置されています。
- また、クリティカルしたのでお教えしてしまうと、今シラヌイさんが預かっている指輪にも、[復讐の連鎖]の魔力が繋がっています。
- デイジー
- 持ち出して正解だったな!
- GMろー
- なお、[バーストエクスプロージョン]の作動条件は[復讐の連鎖]の作動のみです。
- アスカ
- 「むぅ、宝石を磨く人が、宝石に振り回されてるんじゃないわよ!」
- GMろー
- もちろん、そんな仕掛けを織り込んだのが、ブレン当人であるはずもなく……
――15:人狼
- GM/人狼
- 「オオォォォォォンッ!」 《ウェポンチェンジ》で両手にバーストルビーをひとつずつ握りしめ、《獣化の呪い》を重ねつつ《連続攻撃》!
- アスカ
- あ、《連続攻撃》に《インタラプト》しますね
- GMろー
- では、人狼が再び拳ごとルビーをアスカさんへと叩き付けようとして……
- デイジー
- クリティカル祭りだ!
- アスカ
- 「あなたが振るうのは、暴力じゃなくて技でしょ!!」(《インタラプト》)
- GMろー
- 理性なき人狼の拳がしかし、“宝石”を叩き付けることなく止まります。
――8:デイジー
- デイジー
- ムーブで9m詰め寄って、マイナーなし、メジャーで《ララバイ》の《ガルドル》トッピングを鮫にプレゼントだぞ。
- GMろー
- またこの歌か!
- アスカ
- 懐かしいだろぅ鮫さん!!
- デイジー
- 3d6+12+2+3 「ぴりぴりシビれるんだぞー」
- DICE
- 3d6+12+2+3 = [1,1,6]+12+2+3 = 25
- デイジー
- 25で精神で抵抗どうぞだぞ。
- GM/鮫魔
- 2d6+10 「復讐劇に……子守歌は、そぐわん……!」
- DICE
- 2d6+10 = [4,2]+10 = 16
- GMろー
- しかし術中にはまった! 宙を舞う動きが目に見えて鈍ります。
――4:シラヌイ
- シラヌイ
- ムーブ、なし。マイナー理力符〈水〉使用。メジャー《バッシュ》&《ボルテクスアタック》を鮫魔へ
- GMろー
- やれるものなら!
- シラヌイ
- 命中へフェイト1
- 3d6+5+1d6+6 「知っているか?」
- DICE
- 3d6+5+1d6+6 = [6,6,2]+5+[4]+6 = 29 クリティカル!
- シラヌイ
- クリティカル
- GM/鮫魔
- 2d6+7 「我が知の権能は、数多の領域に及ぶ……その我に、何を問うというのだ……」
- DICE
- 2d6+7 = [5,6]+7 = 18
- デイジー
- こわっだぞ
- ラヴィ
- あぶないわね!
- シラヌイ
- 危ない(/-;
- GMろー
- 鮫ならまぶたはないんですが、眼だけは人間なのでまぶたが重い。ダメージどうぞ!
- アスカ
- あ、爆撃いれます〜 1d6
- DICE
- 1d6 = [1] = 1
- アスカ
- 1点でした(/-;
- シラヌイ
- んー。ダメージへフェイト2入れます
- 2d6+14+2+2+2d6+70+1+2d6+2d6 「この剣は殴れる防具なのだ」
- DICE
- 2d6+14+2+2+2d6+70+1+2d6+2d6 = [1,6]+14+2+2+[2,4]+70+1+[3,5]+[1,4] = 115
- シラヌイ
- 115点水属性魔法ダメージをプレゼント
- GM/鮫魔
- 「うぐおおっ!」 そんなくだらないことで、と言い返したいところですが切り捨てられたのはこちらの方だった。
- GMろー
- 合計ダメージは200点を越えました。ここまで追い込まれたのはあの時以来か……!
- シラヌイ
- 「そして我輩は、貴様がこの事件の黒幕だという情報は集めておいたのだ」
- GM/鮫魔
- 「なん、だ、と……」
――16(待機):鮫魔
- GMろー
- 観劇の途中ではありますが、せっかくの大仕掛けも見抜かれてしまったようですし、これ以上は付き合えない……
- ムーブで離脱! しかし巨人に封鎖されたエンゲージに、自分より早い妖精がいるのは予想外!
- さあ、【行動値】対決だ。
- シラヌイ
- だ
- GM/鮫魔
- 2d6+16 なんとか逃れようと空を泳ぐ!
- DICE
- 2d6+16 = [3,1]+16 = 20
- GMろー
- リアクション側、判定をどうぞ。
- シラヌイ
- 3d6+4 《クローズオフ》
- DICE
- 3d6+4 = [5,6,4]+4 = 19
- ラヴィ
- 2d6+24 逃さないわよ!
- DICE
- 2d6+24 = [4,6]+24 = 34
- ラヴィ
- 「知らなかったのかしら? 私からは逃げられない!」
- GM/鮫魔
- 「お、おのれ……おのれえっ……!」
- GMろー
- ならば貴様らを打倒して道を開くのみ! ヒレによる《範囲攻撃:白兵》2を喰らえ!
- GM/鮫魔
- 2d6+22 宝石のような鱗に包まれた鋭いヒレが風を裂く! 放心込み!
- DICE
- 2d6+22 = [5,5]+22 = 32
- GMろー
- リアクションどうぞ。
- シラヌイ
- 2d6 クリティカルのみ
- DICE
- 2d6 = [3,5] = 8
- ラヴィ
- 2d6+6
- DICE
- 2d6+6 = [4,3]+6 = 13
- ラヴィ
- 無理ね
- GMろー
- では、ダメージ。
- シラヌイ
- 《アフェクション》待ち《カバーリング》
- GM/鮫魔
- 4d6+78 斬り裂け、物理ダメージ!
- DICE
- 4d6+78 = [1,2,5,1]+78 = 87
- ラヴィ
- アフェクショーン! 「今回は真面目モードなのよ! 『性なる盾』!」
- GMろー
- 鮫魔のヒレが弾かれた! 退路は切り開けず。
- ぷりん
- 『ぽめ?(それほんと?)』字を見ながら(笑)
・クリンナッププロセス
- アスカ
- な〜し
- ラヴィ
- なーい
- シラヌイ
- ないです
- GMろー
- 人狼は《再生能力》で回復……
▼第三ラウンド
- 〔デイジー〕1m〔アスカ&人狼〕10m〔ラヴィ&シラヌイ&鮫魔〕 明度:3
・セットアッププロセス
- GMろー
- 鮫魔も人狼もかなり追い込まれた状態! PC側、順次どうぞ。
- アスカ
- アスカは《ファイトソング》を使用 シラヌイさんのボルテを復活させます!
- ラヴィ
- 《ヘイスト》をアスカにかけるわね!
- 2d6+4 魔術
- DICE
- 2d6+4 = [6,1]+4 = 11
- ラヴィ
- 1d6
- DICE
- 1d6 = [4] = 4
- ラヴィ
- 4点上昇よ!
- アスカ
- 暫定的に行動値19になったよ!
- GMろー
- お次はデイジーさん?
- デイジー
- ないぞー!
- GMろー
- で、シラヌイさんは?
- シラヌイ
- 悩んだけれど《スピードアタッカーT》を使用して、以上!
・イニシアチブプロセス
――15+4:アスカ
- アスカ
- ムーブマイナーなし メジャーで復讐の連鎖に対してトラップ解除
- GMろー
- やってみろ!
- アスカ
- 《アンプロンプチュを》使って 呪歌判定に差し替えるぜ
- 「あなたが普段、どんな思いで宝石を磨いてきたのか思い出しなさい」と普段工房で流していたBGMを流す感じで
- 3d6+16 Gadd9|Aadd9|Aadd9/F#|Bm
- DICE
- 3d6+16 = [3,4,4]+16 = 27
- アスカ
- 27と言って解除!!
- GMろー
- 鮫魔も援護はできるけど妨害はできない……
- この復讐劇の要となるであろう魔力が、アスカさんの音にほどかれていくのを見守ることしかできません。
- GM/人狼
- 「グォォ……」 なくしたはずの理性が刺激されるのか、耳を抑えるようにして呻きます。
――16:鮫魔
- GM/鮫魔
- 「おのれ……我が脚本も、これで台無しか……」 スタンは解除されたものの、危険な状態には変わらない。
- GMろー
- まずはムーブで離脱を試みる! 妖精の動きが遅くなった今なら……!
- GM/鮫魔
- 2d6+16 抜けられる!
- DICE
- 2d6+16 = [4,4]+16 = 24
- GMろー
- リアクション側、判定をどうぞ。
- ラヴィ
- 2d6+12
- DICE
- 2d6+12 = [2,1]+12 = 15
- ラヴィ
- 駄目ねぇ
- シラヌイ
- 2d6+4+5+1d6 離脱対抗。《クローズオフ》
- DICE
- 2d6+4+5+1d6 = [5,6]+4+5+[1] = 21
- アスカ
- おしぃ!
- シラヌイ
- フェイトがないので通し(/-;
- GMろー
- では、なんとか5mの距離を取った!
- あとは追い縋ろうとするふたりを蹴散らせれば、なんとか……《ブレス:水》をシラヌイさんとラヴィさんに!
- GM/鮫魔
- 2d6+18 「観客が、舞台に上るなど……身の程を弁えるがいい……!」
- DICE
- 2d6+18 = [1,3]+18 = 22
- GMろー
- リアクションどうぞ。
- シラヌイ
- 2d6 クリティカルのみ
- DICE
- 2d6 = [5,6] = 11
- シラヌイ
- だー、さっきこの目が続けば・・・あたりです
- ラヴィ
- 2d6+6
- DICE
- 2d6+6 = [2,6]+6 = 14
- ラヴィ
- 無理ねー
- GMろー
- では、ダメージを。
- シラヌイ
- ダメージどうぞ
- GM/鮫魔
- 2d6+76 終幕まで押し流せ、〈水〉の魔法ダメージ!
- DICE
- 2d6+76 = [6,1]+76 = 83
- シラヌイ
- 生きている・・・
- ので《ウォーターシールド》をラヴィさんへ。10点軽減
- デイジー
- プロテをらびねーちゃにだぞ!
- 5d6 「雨漏り厳禁だぞー!」
- DICE
- 5d6 = [1,4,2,3,4] = 14
- ラヴィ
- なら、シラヌイに《プロテクション》ね 4d6
- DICE
- 4d6 = [6,6,5,4] = 21
- ラヴィ
- ここでかー!
- アスカ
- すさまじい目だ
- シラヌイ
- 出目すげぇ!? HP27/84
- ラヴィ
- あと13ね
- GMろー
- 砕ける波しぶきの合間に立ち続ける冒険者の姿を見て、鮫魔は目を見開きます。
- ラヴィ
- 「冷たい! 夜に濡れるのは寒いわね!」
――15:人狼
- GM/鮫魔
- 「く……こいつらを、こいつらを爆破せよ……お前の復讐の、最大の障害は、こいつらだ……!」
- GMろー
- と、助言めいた指示を飛ばすものの、何せ相手は理性をなくしている。
- ラヴィ
- 「てか、いい加減に目を覚ましなさい!」
- シラヌイ
- 「ティニーを眠ったままにしていたのは、この空飛ぶ鮫だ」
- GM/鮫魔
- 「ティニー……あの小娘か……」 にやり、と口の裂けるような笑み。
- 「偶然とはいえ、我が姿を見て、生きているのだ……我が温情に、感謝してほしいものだな……」
- GMろー
- 《人狼の呪い》《連続攻撃》、一撃目はアスカさんに!
- アスカ
- こ〜ぃ
- GM/人狼
- 4d6+7+1d6 《アドバイス》込みの爆裂拳!
- DICE
- 4d6+7+1d6 = [6,1,5,6]+7+[6] = 31 クリティカル!
- GMろー
- クリティカル!
- アスカ
- そこでかぁっ!
- 最後のフェイト入れる! 3d6+9+3+1+1d6
- DICE
- 3d6+9+3+1+1d6 = [1,2,4]+9+3+1+[4] = 24
- GM/人狼
- 2d6+5 自身の回避。
- DICE
- 2d6+5 = [5,3]+5 = 13
- GMろー
- では、ダメージを。
- GM/人狼
- 4d6+44+3d6+3d6 友を巻き込み我が身をも焦がす、復讐の〈火〉の魔法ダメージ!
- DICE
- 4d6+44+3d6+3d6 = [5,4,4,1]+44+[6,1,5]+[2,1,1] = 74
- アスカ
- 魔法防御6を差っ引いて きっかり0に!?
- デイジー
- ぷろてー!
- あ、あすねーちゃにだぞ。
- 5d6 「ひのよーじんだぞ!」
- DICE
- 5d6 = [3,6,4,2,3] = 18
- アスカ
- 18点のこって 2発目だ!
- GMろー
- では、続けて人狼の左手が、握りしめた紅玉をアスカさんに叩き付ける……
- ことは、ありませんでした。
- シラヌイ
- 「ブレンー!?」
- GMろー
- 焦げ付いた銀の獣毛を、はらはらと抜け落ちさせながら、ブレンはその場に倒れ込みます。戦闘不能。
- アスカ
- 「っと、こっち何とかなったみたいね・・・・そっちのサカナよろしくお願いしますわ」
- GMろー
- 両目を閉じたその顔はどこか、復讐心から解放された穏やかなものに見えました。
- GM/鮫魔
- 「所詮は、戦う術も知らぬ人間……いかに薪をくべ油を注いだとて、喰えない大根役者であったか……」
- デイジー
- 「それカントクが駄目っていうんだぞー?」
――12:ラヴィ
- ラヴィ
- 「いわゆる糞采配ってやつね!」
- たーいき! たーいきー!
――4+5:シラヌイ
- シラヌイ
- 待機
――8:デイジー
- GM/鮫魔
- 「貴様らの、貴様らの邪魔さえ入らなければ……!」
- GMろー
- 今度は鮫魔の方が憎悪をその眼にたぎらせますが、状況は最悪。
- デイジー
- 何故ならまた子守唄が飛ぶからだ。
- ムーブで……全力移動で回り込んで無駄に詰め寄るぞ! 移動力10で回り込みは+6mだから9m詰め寄れるなー
- マイナーなし、メジャーで《ガルドル》たっぷりの《ララバイ》を鮫に贈るんだぞー
- GMろー
- 終演に向けて、子守歌が奏でられる……
- デイジー
- 3d6+12+2+3 「おやすみなさい、夢も見ず、だぞー」
- DICE
- 3d6+12+2+3 = [6,4,5]+12+2+3 = 32
- デイジー
- 32で抵抗どうぞだぞ
- GM/鮫魔
- 2d6+10 なんて歌声だ……
- DICE
- 2d6+10 = [1,2]+10 = 13
- GMろー
- もはや眼に復讐心を灯すことすらできず。まぶたが終幕のように降りてくる……
――4+5(待機):シラヌイ
- シラヌイ
- ムーブで鮫魔とエンゲージ、マイナー、なにもなし
- メジャー《バッシュ》&《ボルテクスアタック》を空飛ぶ鮫魔へ
- GM/鮫魔
- 「ヤ、メ、ロ……!」
- シラヌイ
- 3d6+5+6 「お前が出てくる限り、切りかかってくれる」
- DICE
- 3d6+5+6 = [5,3,2]+5+6 = 21
- シラヌイ
- 21で
- GM/鮫魔
- 2d6+7 この眠気さえなければ、割と目はあったものを……!
- DICE
- 2d6+7 = [2,4]+7 = 13
- GMろー
- ダメージ、どうぞ。
- シラヌイ
- 2d6+14+2+2+2d6+70 「所詮魔は人の心次第で滅びると・・・知れ!!」
- DICE
- 2d6+14+2+2+2d6+70 = [5,2]+14+2+2+[3,2]+70 = 100
- シラヌイ
- 100点の水属性魔法ダメージを贈呈
- GM/鮫魔
- 「オ、ノ、」「レェェェェェッ!」
- GMろー
- 断末魔の絶叫ごと両断されて、鮫は無数の輝く欠片となり、潮風に溶けて消えていきました。
- 戦闘終了!
- * * *
- GMろー
- ドロップ品決定ロール。対象は鮫魔と、人狼の分も合わせてどうぞ。
- シラヌイ
- ドロップはパス
- ラヴィ
- パスね〜
- デイジー
- フェイト3点残ってるんだぞー
- アスカ
- フェイト0〜
- では、ブレンに素でふりますね〜 2d6
- DICE
- 2d6 = [3,2] = 5
- アスカ
- あぁ、うん。5で(/-;
- デイジー
- 鮫にフェイト3点で振るんだぞー 2d6+3d6
- DICE
- 2d6+3d6 = [6,4]+[5,5,3] = 23
- GMろー
- では、この復讐劇における唯一の収獲。フォルネウスの知識(30000G)を手に入れました。
- シーンを終了します。
■エンディングフェイズ
●シーン1――プレイヤー:デイジー 登場判定:不可
- GMろー
- あの後、爆破音を聞きつけた住民の通報により、駆けつけた琥珀自衛隊に現場を任せ……“事件”は終わりを告げました。
- デイジー
- よきにはからえ、だぞー(違)
- GMろー
- デイジーさんも事情を聞かれはしましたが、直接の関係者というわけでもなく、その後の情報はあまり耳に入ってきていません。
- やむなくそのまま、日常の業務に立ち戻ってしばらく経った、ある日のこと……
- 同僚の神官が、いつぞやのように、あなた宛ての手紙を届けにきてくれました。
- 封筒には、家紋の押された封蝋。差出人は――グラネスト・ディアエイル伯爵。
- デイジー
- 貴族って大変だなー、と封蝋を見るたびに思うんだぞ。とにかく読むぞー
- GMろー
- 以前と同じく貴族らしい格式ある挨拶に始まり、今度は伯爵自身の近況……本国での仕事が片付き、近々マリーフラウへと渡ってくる旨が記されています。
- デイジー
- 領地経営も大変なんだなー
- 『今回の件では、妻のわがままとそれを許してきた我が家のために、貴女を含む少なくない人間に多大なる迷惑を及ぼしたこと、心よりお詫び申し上げる――
- また、妻の命を助けてくれたことも合わせてお礼申し上げたい。同封したのは、心ばかりの謝礼である。どうかお仲間と共に、納めていただきたい――』
- GMろー
- 封筒には便箋の他にも、額面1000Gの小切手が四枚、入れられていました。
- 別途ダイゼン氏やティニー、それにブレンに対しても相応の保障はするので、そちらは気にしないでいいとも書き添えられています。
- デイジー
- 「んー、お金の問題じゃないんだけどなー」
- GMろー
- と、言いますと。
- ぷりん
- 『ぽめぇ(人の心を他人は埋められないぽめ。結局社会的には金で誠意を見せるしかないぽめ)』
- デイジー
- 「(少し煙を吹きながら)難しい話だなー……」
- まふぃん
- 『わふぅ(夫人がもう一度時間をかけて大人になるのを待つしかあるまい、主よ』
- GMろー
- 今回の件を機に、伯爵家が抱える問題にも、好転の兆しが見られればいいですが……それはまた、別のお話。
- 今はただ、ひとつの事件が無事に解決したことを喜ぶべきかもしれません。
- デイジー
- 「そうだなー。ちゃんとみんな守れたから、そう思えるんだぞー?」
- ぷりん
- 『ぽめ、ぽめー(未来の可能性を残すのも冒険者の……人の務めぽめよ)』
- GMろー
- 未来ある子供のひとりとして、その先に何を見るのか。デイジーさんの長い人生劇場は、まだまだ始まったばかり……
●シーン2――プレイヤー:シラヌイ 登場判定:不可
- GMろー
- 魔法具店“黒鉄の腕”。ここ最近は早々と閉まっていることも多かったこの店は、いまや以前の活況を取り戻していました。
- 今もシラヌイさんと入れ替わりに、新調した装備を手にした冒険者が、意気揚々と飛び出していきます。
- GM/ダイゼン
- 「いらっしゃい! おう、なんだお前さんか!」
- GMろー
- 野太い声を張り上げ、大きな笑みを浮かべる店主は、すっかり元気になったようです。
- シラヌイ
- 「こんにちはー。両手剣を眺めに来た」
- GM/ダイゼン
- 「おう、好きに見てってくれ!」 と、張り切った様子で他の客の注文に応じ、さばいていきます。
- GMろー
- ほどなくして店内から他の客は消え、店内はふたりだけになりました。
- シラヌイ
- 「娘さんも元気になったか?」
- GM/ダイゼン
- 「ああ、頭の方は後遺症もないようだし、寝付いてたのも一週間で済んだからな。もうぴんぴんしとるよ。」
- GMろー
- さすが頑丈さはわし譲りだな! と豪快に笑い上げます。
- シラヌイ
- 「それはなにより」
- GM/ダイゼン
- 「あんたたちには感謝してもしきれんよ。ティニーのこともだが……あの、バカ元弟子のことも含めてな。」
- GMろー
- 不意にしんみりした口調になって、ダイゼン氏は在りし日の店内を見るような目になります。
- シラヌイ
- 「光ある限り影もある。だからって光をなくしたら、なおさら悪い。そういうこった」
- GM/ダイゼン
- 「あ、そういや……ちょっと待っててくれ。見てもらいたいもんがあるんだ。」
- シラヌイ
- 「ほぅ」興味深げ
- GMろー
- シラヌイさんの言葉に何か思い出したのか、ダイゼン氏は奥に引っ込むと、細長い小箱を持って戻ってきます。
- GM/ダイゼン
- 「これなんだけどよ。事故の後、ブレンのやつが『ティニーのものだから預かってくれ』って渡しに来たんだ。」
- シラヌイ
- 「それは、何かな?」
- GMろー
- ダイゼン氏が小箱を開けると、そこに収まっているのは……高級そうな輝きを放つ、赤い宝石のはまったペンダント。
- GM/ダイゼン
- 「ティニーがうちを出る前にこんなものつけてた覚えもないし、メイドの給料で買えるようなもんでもないし、どういうことかと要領を得なくてな。」
- GMろー
- ことこの件に関しては、ネヴァーフらしいというか、親父らしいというか、そんな頭の固さを発揮しております。
- シラヌイ
- 「えーと、それは・・・いったいどういうこった?」
- GM/ダイゼン
- 「あの時、色々調べてたんだろ? こいつについて、なんか思い当たることはないか?」
- シラヌイ
- 「思い当たることはある。あるんだが」
- GM/ダイゼン
- 「おっ、さすがだな! で、なんなんだこいつは?」
- GMろー
- 答えをせがむ子供のように、ダイゼン氏はカウンターから身を乗り出します。
- シラヌイ
- 「いや。我輩から言う訳にはいかんのだ」
- GM/ダイゼン
- 「……どういうこった?」 不審げに眉根を寄せます。
- シラヌイ
- 「それがどういうものか、言うべき者が他にいる。そういうことだ」
- GM/ダイゼン
- 「ううむ……? まあ、今度ティニーのやつに届けに行ったら、聞いてみるとするか。」
- シラヌイ
- 「そうしてくれ」
- GMろー
- 果たして事の真相を知った時、ダイゼンがどんな顔をするのか……
- 恐らくきっと、ルビーよりも真っ赤な顔で怒るのだろうと思うと、何やらおかしくなってくる、そんな日常のひとこまなのでした。
●シーン3――プレイヤー:ラヴィ 登場判定:不可
- GMろー
- 発端ではなかったにせよ、確かに元凶ではあった、あの鮫魔を倒して後。あなたはティニーの回復を確認しに、医務室へと戻ってきました。
- ラヴィ
- もう一人残ってるんだけど、今回は見逃してやるわ!
- GMろー
- 既に夜のため、ダイゼン氏は帰宅しており、同行した仲間は事情の説明のために外しています。
- ベッドに横たわっていたティニーは、いつもの微笑みで、あなたを迎えました。
- GM/ティニー
- 「あ、ラヴィさん……」
- ラヴィ
- おお、元気元気。それならば……
- 「ティニーちゃーん!」ベッドにダイブ
- GM/ティニー
- 「わあーっ!?」 なんだか柔らかそうな空間が形成されている。
- ラヴィ
- 「フフフ。もう元気そうなのね! いいわよ! すごくいいわよ! クンクン、ハァハァ……」モニュモニュ
- 欲望の限りを尽くそう(使命感)
- GM/ティニー
- 「く、くるし……」 ぎぶぎぶ。普段なら跳ね除けるくらいわけないんですが、しばらく寝たきりだったので力が入らない。
- GMろー
- ふ、ふたりきりにしたのは失敗だったかもしれない……!(今更)
- ラヴィ
- 「ええい…!? 小さな体の癖になんという山脈!これが、若さね!」モニュモニュ
- GM/ティニー
- 「ど、どこさわってるんですかー……」 何? そんなとこまだブレンにもとか言えばいいの?
- GMろー
- 適当なところで落ち着いて事情を聞かせてくれると嬉しいんですがそんな理性を期待してもいいものでしょうか。
- ラヴィ
- では、三十分ほどモミモミ、ダキダキしたら落ち着こうかしら
- GMろー
- 長ぇよ!(笑)
- GM/ティニー
- 「ぜーっ、ぜーっ……」 もう息も絶え絶えじゃないですか!
- ラヴィ
- 「ふぅ・・・…生き返ったわ! やっぱり、シリアスとか私に似合わないわね!」BS回復
- GMろー
- ああ、悪夢を見せて生気を吸い取るってそういう……(納得するな)
- ラヴィ
- ツヤツヤになったところで今日のあらすじを聞かせて上げようかしら
- GMろー
- 聞かされたティニーは、そんなことが、と愕然とします。
- GM/ティニー
- 「私が……私のせいで、ブレンに、そんなことを……」
- ラヴィ
- 「うん。でも、もう変な魚は締めたし、ブレンはアスカが締めたからもう大丈夫よ! 夫人は止められたけどね〜」
- できれば殴りたかったとファイティングポーズアピール
- GM/ティニー
- 「やめてください、ラヴィさん……奥様は、悪くありません。」 主をかばいだてする、というよりは、本当にそう思っている様子でティニーは抗議します。
- ラヴィ
- 「ティニーが言うなら止めるわ! 水には流さないけど、存在は忘れてあげるわ!」
- GM/ティニー
- 「奥様は、辛い目に遭われた方で……そうなるだろうことはわかっていて、見せてしまった私が悪いんです。
- だけど、ブレンにも謝らなきゃと思って、お出かけさせてもらって……その途中で、あの、鮫に……」
- ラヴィ
- 「ふむ。ティニー。あなたが優しいのは世界の中心の私が知ってるけど、優しさと甘さは違うのよ?」
- GM/ティニー
- 「だけど、私が……」 喋り疲れた、というよりも弄ばれ疲れた様子で、ティニーはうとうとしはじめます。
- ラヴィ
- 「あら、疲れちゃったのね。今日はもう眠りなさい……明日には婚約者も引きずってきてあげるから」いい子いい子
- GMろー
- そうしてティニーは、悪夢の妖精の手によって、穏やかな眠りへと引き込まれていきます――
- * * *
- GMろー
- そして、またいつか街角で。
- GM/ティニー
- 「あっ、ラヴィさーん。」
- ラヴィ
- 「あら、ティニーじゃない! 今日も可愛いわよ!」
- GM/ティニー
- 「ラヴィさんこそ、今日もおきれいですよー。」
- GMろー
- そんな風に言葉を交わす彼女の首下には、あの赤い宝石のペンダントが下がっていることでしょう。
●シーン4――プレイヤー:アスカ 登場判定:不可
- GMろー
- いろいろなことが片付いた、その後。あなたは、ブレンの工房を訪れています。
- アスカ
- 一応聞きたいのですが、今回一件でブレンの処罰云々とかって聞いてます?
- GMろー
- 魔族による扇動や邪悪化の影響、また皆さんの活躍で被害がまったく出なかったこともあり、かなり寛大な処置が降りています。
- アスカ
- (よし!)
- GMろー
- しばらく神殿や自衛隊からの監視はつくでしょうが、工房に戻れるのもさほど時間はかからないでしょう。
- だからこそ、今日はこうして訪ねてきたわけですが。
- アスカ
- では、工房を訪ねながら
- 「あちこちにこってり絞られてて、大したもの食べてないんじゃにのかしら? 港で変わったものがあったから持ってきたわよ」
- GM/ブレン
- 「……食べられる物、なんだろうな?」
- GMろー
- ぶっきらぼうな返答はこの場合、気兼ねのない会話の証。
- アスカ
- 「食べるでも、送るでも好きにしたらいいんじゃないかしら。調理のできる人に頼むのもいいんじゃないかしら?」
- GM/ブレン
- 「ふっ……」 からかいにも聞こえる言葉を、鼻で笑います。これが、持てる者の余裕……!
- GMろー
- 一度は失いかけましたが、確かに今の彼はまだ持っています。余裕があるのもいいこと。
- アスカ
- 「まったく、あんな口車に乗せられて、その余裕もなくして暴走してたとは思えない余裕ね」
- GM/ブレン
- 「持つべきものは、なんとやら、だ。」 おみやげはありがたくいただいておいて、代わりに作業台の上にまとめられた雑多ながらくたを示します。
- 「材料の余りでよければ、持ってけ。使い道はある。」 これは恐らく、彼からの不器用な礼でしょう。もちろんみやげのではなく。
- アスカ
- では《ギャザーマテリアル》で!(笑)
- GMろー
- どうぞどうぞ。
- アスカ
- 「あら、一角の冒険者を動かしたのよ。ちょっと足りないんじゃない?
- 具体的には、最低でも、あと4人分+2匹分の『招待状』とかかしらね」
- GMろー
- ブレンは思わずアスカさんの顔を見て、何か言おうと口を開きかけ、やっぱりやめて頭をがりがりとかいて、
- GM/ブレン
- 「……近いうちに、必ず。」
- GMろー
- かなり照れ臭そうに、そう返すのでした。
- アスカ
- 「手ごわそうな親父さんだけど、あなたが全力でぶつかれば冒険者にだって引けを取らないんだから、頑張りなさいね。
- じゃぁ、とりあえず今日はこのぐらいで。」
- で、工房から出たあとで、カメラが港のお土産にズーム。中から出てきたものが『紅白の紙に包まれたスルメ』ということで
- GMろー
- これぞまさしく、めでたしめでたし。
アフタープレイ
●成長点の配布
-
▼セッションに最後まで参加した +1点
▼ミッションに成功した +45点
鮫魔 レベル25
コネクションの無事 5×4人
――――――――――
計:45
▼遭遇したエネミー +9点
鮫魔 レベル25×1
人狼 レベル12×1
――――――――――
計:37÷4人=9
▼遭遇したトラップ +20点
[鍵A] レベル(1+22)×1
[魔族の呪い] レベル7×1
[復讐の連鎖] レベル(24+2)×1
[バーストエクスプロ−ジョン] レベル3×5
[マジックエクスプロージョン] レベル9×1
――――――――――
計:80÷4人=20
▼よいロールプレイをした +1点
▼他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行なった +1点
▼セッションの進行を助けた +1点
▼場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行なった +1点(GMのみ)
合計:PL78点 GM105点(=78×4人÷3+1)
●アイテムなどの分配
-
▼依頼の報酬
伯爵の謝礼 1000G×4人
――――――――――
計:4000G
▼アイテム
フォルネウスの知識(30000G)
――――――――――
計:30000G
▼経費
アスカ:MPポーション(50G)×3、爆撃符(150G)×4
シラヌイ:理力符(500G)×1
――――――――――
計:1250G
合計:32750G(÷4人=8187あまり2G)
▼個人(※アスカが《ギャザーマテリアル》で得たものを分配)
アスカ:ブレンの細工物(100G)×4
ラヴィ:ブレンの細工物(100G)×1
シラヌイ:ブレンの細工物(100G)×1
デイジー:ブレンの細工物(100G)×1
●総計
▼PL
- アスカ
- 成長点:78−7点 報酬:8187G 入手:ブレンの細工物(100G)×4 補填:750G
- ラヴィ
- 成長点:78−7点 報酬:8187G 入手:ブレンの細工物(100G)×1
- シラヌイ
- 成長点:78−7点 報酬:8189G 入手:ブレンの細工物(100G)×1 補填:500G
- デイジー
- 成長点:78−9点 報酬:8187G 入手:ブレンの細工物(100G)×1
▼ギルド
- 蒼翔亭
- 成長点:14点
- シルバーウィング
- 成長点:14点
- セラピカルガーデン
- 成長点:18点
- ブルックス商会
マリンパーチ支店
成長点:14点
▼GM
- GMろー
- 成長点:105点
●コネクション
- アスカ
- 成長点:−1点 コネクション:ブレン(友人)
- ラヴィ
- 成長点:−1点 コネクション:ティニー(秘密)
- シラヌイ
- 成長点:−1点 コネクション:デイジー(庇護)
- GMろー
- では、シナリオ「赤い実が爆ぜる時」はこれにて終了です。
- いつもより長い日数、お疲れ様でした。参加ありがとうございました。
- アスカ
- お疲れさまでした!ありがとうございました〜
- ラヴィ
- おつかれさまでした。ありがとうございましたー
- デイジー
- お疲れ様でした&ありがとうございましたー!
- シラヌイ
- 皆様お疲れ様でした&ありがとうございました