アリアンロッド2E リプレイ

狐の卵は孵らない

ジャンル:調査重視のニュートラルなシティアドベンチャー
対象CL:3±1

 


プリプレイ

●今回予告

 ハーバーロッジの別荘にて、とある貴族が病の床に就いた。
 眠りの合間に彼が所望したのは、“狐の卵”なる謎の食べ物。
 名前だけではどうにもならず、困った家人は冒険者を雇い入れる。
 果たして彼らは、“狐の卵”を見つけ出すことができるのか?
 アリアンロッド2E「狐の卵は孵らない」
 冒険の舞台がキミを待つ!


●レギュレーション

1:シナリオ形式
 『R2』掲載の「クエスト形式」で行ないますが、シナリオハンドアウトやコネクション、登場判定は用いません。
2:ギルドサポート
 各ギルドのGLによらず、効果中の「GL」は一律2とし、ギルド間で共通するギルドサポートは連動します。
 またプリプレイにて、共通するギルドサポートのコーラー兼パーティリーダーを選出します。
3:ギルドメンバー
 スキル、アイテムなどの効果の「(あなたが所属しているギルドの)ギルドメンバー」を「パーティメンバー」に読み替えます。
 ただし、ギルドサポートについては通常どおりに処理します。
4:追加ルール
『エリンディル西方ガイド』……追加バッドステータス & 決戦状態 & クリティカル:G消費なし(P23)
 以上を使用します。
5:ゲッシュルール
 ゲッシュルールは使用しません。


●PC紹介

GMろー
 では、各PCの自己紹介をお願いします。PC登録番号順に、アネモネ→タマモ→ナノハナ→シラヌイ→リーダムということで、よろしくどうぞ。

 

――アネモネ・リビュラリス

「私か? 私はアネモネ・リビュラリスという、一介の剣士だ。
 見ての通り、刀を振り回すのが唯一の芸だな。
 どうにも器用な性分ではないが、よろしく頼むぞ。
 ……
 ああ、調査だな、うん、わかってるさ、うん(とおいめ)」
 天翼族のウォーリア/サムライ。《ステッドファスト》はドゥアン(CL2以上)の証。
 刀一本《バッシュ》と《ブランディッシュ》だけでどこまで頑張れるのか。
 自分、不器用ですから的なかわいい物好き武人系女キャラ(きょぬー)の未来は如何に?
 …さて、マイクを……いつの間に持ってたんだろうな、タマモに渡そう。

 

――タマモ・ヒジリ

 では、そのマイクをゼンが運ぶよ
「はい。自己紹介でございますね。私、玉藻・聖ともうすものでございます。
 こちらは私のお友達の小鬼のゼンちゃんです。」(肩の上で小鬼がお辞儀)
「皆様のお力になれるように尽力する所存でございますので、どうぞよしなに」(ぺこり)
 ダイワからはるばる来た盲目の清純派な少女。
 アコライト/サモナーとして、回復防御攻撃を頑張ります!(ファミリアが)
 ただの可愛い13歳の女の子ですので、警戒は無用だよ(棒)
「それでは・・・《舞台裏に消える》(・・・んぅ。こんなもんでいいの。うん。自己紹介とかマジだりぃ。うん。ここではこのキャラでいくから。うん。フォロー頼むね)」(小声)
 ただの可愛い子です(強調)
 今回はドレインで参加だね。弱いぞー! ってなかんじでナノハナにパース

 

――ナノハナ

 マイクを受け取り、腰まで真っすぐ伸びた黒髪の美女が一礼し、
「クゥックック! どうも、わちきはナノハナっつうちんけな商人でゲス。
 エツィゴ屋ってぇ店を構えておりやす。こう見えて、東方じゃあちったぁ知られた看板なんでゲスよ? え、しらない? 残念無念。
 ただいまエツィゴ屋ではサービス価格で万屋サービスを実施中でゲス。是非ご利用くださいやせ…クゥックック!」
 ダイワのアイテム屋「エツィゴ屋」の娘に生まれたドゥアンの女性。
 大柄で美しい黒髪を腰元まで伸ばし、半眼で眠そうだが整った顔立ちをしている。
 見てくれの良さとは裏腹に、一人称は「わちき」、語尾は「ゲス」。
  金銭を一番に考え儲け話とコネクションが大好き。
 冒険者になったのも、神社(東方の神殿)にコネを得るため。
 更に根深く入り込むためにカンナギの資格も身に付けた。
 エツィゴ屋のマリンパーチ支店を建設するため、自ら店長を名乗り上陸した出世株である。
 お金主義になった原因は、貧乏だった頃に姉を病気で亡くしているから。しかし、それは誰にも語ることはない。
 お次パース!

 

――シラヌイ・インディカウィード

「では、我輩の出番のようだ。
 我輩はネフィリムである。名前はシラヌイ・アルテミシア・インディカウィード。
 代々由緒正しい魔法戦士の家系に生まれついたので、魔法戦士となった。
 役目は人間及び、一部の妖精の業でこの手帳をいっぱいにすることである」
 CL3のウォーリア/メイジ
 両手剣が本格的に役に立ち始めるのはCL4から
「というわけで、次どうぞ(マイクパス」・・)ノ ⌒i

 

――リーダム・フライハイト

「あ、ありがとうございます」ぺこりとお辞儀をしてからマイクを受け取る、左目を帽子で隠しているヴァーナ
「私は、リーダム・フライハイトと申します。
 避けるのと、直感だけが得意なヴァーナです。」
 CL4の シーフ / サムライ 目指すは頼れる回避盾
 隠している左目を解放する日は来るのだろうか?
「皆さんよろしくお願いいたします。」(ペコリ)
「ではマイクをお返しします」>GMへ

 

GMろー
 マイクとは一体なんなのか……(ゴミ箱で受ける)


●ギルドについて

GMろー
 各ギルドのマスター(代行)は選択するギルドサポートの、メンバーは所属ギルド名の宣言をどうぞ。
 そして未所属者は声高らかに「野良!」と一声お願いします。
ナノハナ
 エツィゴ屋マリンパーチ支店の店長っす。サポートは蘇生と祝福で〜
シラヌイ
 蒼翔亭のギルドマスター代行はシラヌイが務めます。持ち込みギルドサポートは《蘇生》、《陣形》、《GH:モデルルーム》
リーダム
 セラピカルガーデン所属、リーダム・フライハイトです。
タマモ
 セラピカルガーデンの代行、タマモです。サポートは《蘇生》《祝福》《陣形》《GH:ライブラリー》です
アネモネ
 いやっほーーぅ! やっとギルド所属で出撃だ! マリンパーチ漁業組合ギルマス代理アネモネ、持ち込みサポートは《蘇生》《陣形》《最後の力》《限界突破》の4枠分でお頼みする!
GMろー
 おめでとう……おめでとう……!
ナノハナ
 これから頑張ってヨタさんを更生させてくれ
GMろー
 それを祝して今回のコーラー兼パーティリーダーはアネモネさんにお願いします。
 蒼翔亭の《GH:モデルルーム》のみシラヌイさんが自分で宣言するということで。
アネモネ
 おっと、《最後の力》なかった(どっかと勘違い)、《ギルドハウス》で一つ。
GMろー
 ……と思ったら《祝福》があれか。
 そうするとー……うん、訂正。コーラー兼パーティリーダーはタマモさんにお願いします。《GH:モデルルーム》《ギルドハウス》《限界突破》は個々の宣言で。
タマモ
 はーい


●スキルについて

GMろー
 主に「タイミング:アイテム」のスキルについて、指定したり処理したりすることがあればどうぞ。
リーダム
《スピリット・オブ・サムライ》で「村正」を取得します。
アネモネ
《スピリット・オブ・サムライ》で村正をゲットだぜ
タマモ
《ファミリア》だよ! ゼンに感知、コウに敏捷を指定するよ!
シラヌイ
 スキルは「なにもなし(0G)」です


●アイテムについて

GMろー
 アイテムの売買やギルドからの出納などあればどうぞ。
ナノハナ
 んー、フィッシュ&チップスを購入、ばりばりごくごくげふ〜
タマモ
 ないかなー
リーダム
 貯金中なので、特にないです。
アネモネ
 うむ、私もないな
シラヌイ
 フィッシュ&チップスを購入して、食します(・〜
 ギルドからMPポーションを二つ持ち出して、以上です
GMろー
 では、プリプレイは以上。メインプレイに移りましょう。

 

 


メインプレイ

■オープニングフェイズ

●シーン1

GMろー
 エリンと呼ばれるこの世界では、一週間は〈光〉曜日から始まります。
 そんな週の始まり、皆さんは朝のうちから連れ立って、マリンパーチの南側……ハーバーロッジと呼ばれる高級別荘地へとやってきていました。
アネモネ
 なぜこんなことになったのか、そのプロセスをお見せしよう(違)
GMろー
 一秒に満たない。わけではない。(笑)
 というのも、依頼所の受付を務めるエトの話では、さる貴族の家人が急ぎ、人手を要しているとのことで……
 皆さんは件の貴族、メイスン男爵の別荘へと向かっている途中です。
タマモ
 つまり、別荘を漁れと(違う)
ナノハナ
「G▽G」
GMろー
 いけない、貴族の別荘に招いてはいけない類の人間がふたりもいる……!(笑)
アネモネ
 なーに大丈夫だ
 すぐにがっついて儲けを逃すようなまねは……するな、こいつら(笑)
シラヌイ
 __〆(。。
アネモネ
「まあ……値踏みだけにしておけ?」
タマモ
 あれですね。家政婦は見た! 的展開があれば揺すれる、もとい恐喝できるのですが
リーダム
 たぶん、リーダムは周りをキョロキョロしてますね
GMろー
 マリンパーチの持つ港町らしい活気は遠く、あたりは静かなものですね。人通りが少ないというわけではなく、道行く人々も行儀がいいというか。
リーダム
 じゃあ、道行く人にお辞儀とかしてそう
GMろー
 特に挨拶の言葉を交わすでもなく、どこかの家の従者が頭を下げてすれ違っていったりします。
ナノハナ
「クゥックック、いやいや今回の目的はコネクションでゲス、落ち着けわちき!」 真面目な顔で向かってます(GーG)
リーダム
「ナノハナさん目、目」
ナノハナ
「おっととと!」
シラヌイ
「ナノハナ。目が『じ、じょうじ』とか言いたそうになっているぞ」
タマモ
 情事・・・いや、なんでもない
ナノハナ
 波乗りジョージ
アネモネ
「目つぶししたら治るだろうか」
ナノハナ
「ぎゃああああ!?」
タマモ
「騒がしい人たちですねー(貴族、金、弱みの三段論法を目指さねば・・・)」
GMろー
 この騒がしさは異物だなあ。(笑)
リーダム
「大丈夫ですか!? ナノハナさん!?」
アネモネ
 待て未遂だ(笑)
ナノハナ
「なんだ残念でゲス」
GMろー
 さて、そんなことをやっているうちに、件の男爵邸へと到着しました。
タマモ
「さて、皆さん着いたみたいですよ」
GMろー
 屋敷の門扉は開かれており、手入れの行き届いた前庭を抜けて挨拶をすると、すぐに応接室へと通されます。
 流れるような応対は使用人の質の高さを物語るものか、それとも皆さんを待ちわびていたということなのか。
リーダム
 やっぱりリーダムはおのぼりさんみたいにキョロキョロ
タマモ
 とりあえず金目の物を目星つけときますね
ナノハナ
 あ、飾られてるの値踏みします
シラヌイ
「我々は冒険者です。マリンパーチから来ました」
リーダム
「は、はじめまして」ちょっと緊張気味にペコリと挨拶
タマモ
「お初にお目にかかりますわ」ぺこり
アネモネ
 案内はされたが依頼人はまだ来てない気が
GM/ジェイムズ
「お待ちしておりました。当家の執事を務めております、ジェイムズと申します。」
GMろー
 と、皆さんに応対するのは三十代ほどで、眼鏡をかけたヒューリンの男性。線は細く、有能そうな雰囲気を漂わせています。
アネモネ
「うむ、はじめまして」
シラヌイ
「僕はシラヌイといいます。よろしくお願いします(営業モード)」
リーダム
 あ、ちなみに話し合いとかは他の人に任せます。<交渉系スキルなし
ナノハナ
「はじめまして! わちきはナノハナというけちな商人でございます。さてこの度のお話について早速御相談をー」 瞬間移動して握手求めます
リーダム
「り、リーダムと申します。」再びペコリ
GM/ジェイムズ
「はい。それでは失礼ながら、さっそく本題に入りましょう。」
GMろー
 というわけで、執事のジェイムズ曰く。現在この家の主人であるメイスン男爵は、病に臥せっておられるのだとか。挨拶に出てこれないことについても律儀に謝られます。
アネモネ
 まあ、病なら致し方あるまい。
ナノハナ
(クゥックック! 病に弱った心に付け込んで商談に持ち込む選択肢も増えたでゲス!)
シラヌイ
「それで、依頼というのは?」
GMろー
 病のせいで食事もろくに執れず弱っていく男爵に、傍付きの者が食べたいものを聞いてみたところ……
GM/ジェイムズ
「『“狐の卵”が食べたい』、と……そう仰ったそうなのです。」 眼鏡のつるに手をやり、困ったような顔で言います。
ナノハナ
「ほえあ?(ぽかん)」
リーダム
「狐さんの卵…ですか?」
アネモネ
「卵生ではなかったはずだが…」
タマモ
「それは・・・なんとも・・・(ただのボケじじいかよ)」
GMろー
 ジェイムズは皆さんの顔を見渡し、全員思い当たる節がなさそうなことを確認して頷きます。
シラヌイ
「なにかのスラングですかな?」__〆(。。
ナノハナ
「あれでゲスかね? 狐の丸焼きの穴に卵ぶち込んで産ませる料理とか貴族ではやってたり?」
GMろー
 ジェイムズは首を横に振ります。彼自身も、そして他の家人たちにも“狐の卵”に思い当たる節はないとのこと。
リーダム
「………」ちょっと冷めた目でナノハナさんを見つめてみる
ナノハナ
「え、な、なんでゲスリーダムさん?なんかわちき悪いこと言った?(汗)」 動物好きの琴線に触れたかぁ
タマモ
 ゲスリーダムと読んでしまった
ナノハナ
 奇遇ですね
アネモネ
 ひどい(笑)
リーダム
 私もです。
GM/ジェイムズ
「そこで皆さんには、“狐の卵”についての調査を……そしてかなうならば、現物の入手をお願いしたいのです。」
アネモネ
「特に男爵も食に拘る節を見せたことはないのだな?」
GM/ジェイムズ
「はい。少なくとも当家においては、奢侈な食事というものは……」
シラヌイ
「探すのは構わないのですが、さすがに無料というわけにはいきませんね」
GM/ジェイムズ
「依頼を出した以上、当然のことです。」
GMろー
 そう言ってジェイムズは、机の上にひとつの包みを出してきます。
 中身は金貨が一千枚!
ナノハナ
「おおう!!(G▽G)」
GM/ジェイムズ
「調査費用兼前金として、まずは1000Gご用意させていただきました。」
アネモネ
「また豪勢だな」前金としてはちょっと高いかな? って感じだな
ナノハナ
(クゥックックー! 前金で一人200G、いいでゲスよぉ!)
リーダム
 ちなみに、リーダムは男爵が病気ということを聞いてから受ける気満々です。
GM/ジェイムズ
「今日から週末、休息日までの六日間の調査と、二日ごとの報告に対して、更に1000G。
 “狐の卵”の現物をご用意いただければ、更に1000Gをお支払いしましょう。」
GMろー
 さすがは貴族、報酬は大盤振る舞いのようです。
タマモ
「少しお待ちください」少し真剣な感じで
「もし、見つからなかった場合は?」貴族がらみのトラブル、因縁とか勘弁な感じ
シラヌイ
「さらに、探す際にはこの屋敷で家人のどなたかの立会いの下で資料を探したいのですが、よろしいですか?」
GMろー
 えーと、質問には地の文でお答えしますね。
 まずシラヌイさんですが、それは邸内の捜索がしたい、ということでしょうか。
シラヌイ
 ですです
GMろー
 それについては既にジェイムズ以下が済ませており、“狐の卵”の手がかりは見つからなかったとのことです。
シラヌイ
 ふむり。了解です
アネモネ
 他の事項について家人や使用人に聞き取り調査を行うのは構わないのだな?
GMろー
 その必要があれば、報告の際にでも。ただ皆さんにお願いしたいのはこの家の中のことではなく、街に出ての広範な調査です。
 家の中で済むことなら、家の者が済ませればいいだけですので。(笑)
(屋敷の中に隠し扉が! とかダンジョンシナリオみたいなこともありません)
シラヌイ
 こちらは以上ですのん
GMろー
 で、タマモさんの方。見つけられなくても特にペナルティがあるわけではありません。前金と調査報酬の2000Gは受け取れます。
 ただまあ、せっかく貴族に恩を売る機会ですし、ここはひとつ頑張っていただけますと、ねえ?(揉み手)
タマモ
 何にもないなら頑張るよ!むしりとるよ!
ナノハナ
 だよねー
GMろー
 たのもしいなあ。
ナノハナ
 頑張りましょう!>むしりとり
(つまりまるまる乗って一人600G、これは今後のお話のためにも受ける価値あり…なぁに失敗しても先の短そうな御仁でゲスし? まあ努力は見せないと今後の商売にもかかわりますがー)
 皮算用しながらもちと疑問。狐関連のエネミーってこの辺にいるもんなんすかね? まぁ陰くらい踏んでそうだけど
GMろー
 そういった部分についても、調べていただくことになります。
アネモネ
 まあ、エトの人選はともかくとして頼まれたからにはやるしかなかろう
(今のところ胡散臭くないし)
GMろー
 えー? ばらんすのとれたいいぱーてぃじゃないですか(ぼうよみ)
シラヌイ
「ああそうだ。最後にひとついいですか?」
GM/ジェイムズ
「……? 何か?」
シラヌイ
「メイスン男爵さんの『子供の頃に遊んでいた場所』について、心当たりはありますか?」
ナノハナ
 ほう
リーダム
 ほう
GMろー
 それには困った顔をするなあ。
アネモネ
 ジェイムズさんの年からして知らなさそうだ
「知らないのなら、男爵をよく知る人物は?」
GM/ジェイムズ
「旦那様の出生がどこか、ということになりますと……私も存じ上げません。当家と古くから付き合いのある方ならご存知かもしれませんが。」
GMろー
 というわけで、他の貴族の名前を教えてもらえます。ハーバーロッジに滞在中らしいので、これも情報収集の対象ですね。
アネモネ
 そういや男爵って御年おいくつくらいなんで?
GMろー
 ヒューリンで七十歳に手が届くくらいですね。体力もだいぶ落ちて病気が怖い年齢です。
ナノハナ
(うーん、まぁオープニングで聞き出せる内容としてはこの変が上々でゲスかねぇ)
GMろー
 メタでゲス!(笑)
シラヌイ
 仕様だからね!
ナノハナ
 うひゃは〜(笑)
シラヌイ
「成る程、ありがとうございました。古くからの付き合いのある方に話しを聞きにいく必要が出るかもしれませんので、そのときはアポイントメントを取ることにご協力願います」
GM/ジェイムズ
「もちろんです。そうお聞きになるということは、受けていただけるということですね?」
アネモネ
「正式には返事をしていなかったな。請けさせていただこう」
リーダム
 リーダムも頷いています。
シラヌイ
「はい。この依頼は承りました。続報をお待ちください」
ナノハナ
「もぉちろんでございます!」
タマモ
「頑張って探してみますね!(適当にそのへんの卵じゃだめかなー)」
ナノハナ
(わちきが考えてたネタを!?)
GM/ジェイムズ
「それではなにとぞ、よろしくお願いします……」
GMろー
 そう言って、執事が心の籠った一礼をしたところで、シーンを終了しましょう。
リーダム
「男爵さんをお大事にお願いしますね。」

 

 


■ミドルフェイズ

●シーン1:〈光〉曜日

GMろー
 さあ、シティアドベンチャーの開幕だ!
アネモネ
 だ!(THE 脳筋)
リーダム
 わ〜い^^
ナノハナ
「…さぁて〜、受けたはいいけどどうするでゲス〜? なんなんでゲスかぁ狐の卵て〜」
アネモネ
「よくわからんが…シラヌイは“個人的につけた渾名”とみてるようだな?」
シラヌイ
「もしくは“仲間内だけで通じる名前”の線を疑っているな」
タマモ
「お年ですし、勘違いという線もありそうですねー」
アネモネ
「私はキツネノテブクロのような線を考えたのだがな」
リーダム
「少なくとも、本当の狐さんは関係ないと思いますね」ナノハナさんに笑顔で(ゴゴゴとか言いそうな雰囲気付で)
アネモネ
 でもあれだぞリーダム
 貴族は趣味でキツネを狩るんだぜ……
GMろー
(にやにや)
シラヌイ
(にやり)
リーダム
 ………あまり、考えたくないです
タマモ
 趣味で首狩るやつもいる世界ですし問題ないない
GMろー
 一緒にすんな。(笑)<くびおいてけ
 というわけでここからは、基本的に1シーンを一日として、情報収集を中心に進行していきます。
ナノハナ
 ふむん
GMろー
 先に言った二日ごとの報告や、それ以外のイベントが入る場合はまた別にシーンを設けます。
 で、今回の情報収集、「使用する能力値」と「調査する場所」のふたつを指定して行なう形です。使用する能力値については以下の通り。

【感知】
:その辺の人に手当たり次第に聞いて回る。どんな場所でも行なえ、何らかのとっかかりをつかみやすい。
【知力】
:張り紙や文献などの文字情報を当たる。行なえる場所は限られているが、重要そうな情報が手に入る。
【幸運】
:裏道、裏技、裏社会などを駆使する。難易度は低いが、ほとんどの場合はなんらかの代償を必要とする。

シラヌイ
 oh...ドゥアンが不遇な目に遭っている・・・
GMろー
「どれも全部低いよ馬鹿野郎!」という方もいると思いますが、同じ能力値・同じ場所で調べた場合、お互いの達成値に+[自分以外の人数]することができます。
アネモネ
 どれも全部低いよ馬鹿野郎!
GMろー
 ありがとうございます(?)
 で、調査する場所については、以下のようなものがあります。

大通り(【感知】【知力】【幸運】)
:街の人たちが行き交うメインストリート。幅広く情報を集めるにはうってつけ。
神殿(【感知】【知力】【幸運】)
:多くの神官や冒険者が集う場所。規模は小さいながらも書庫がある。
翡翠港(【感知】【幸運】)
:街の玄関口である港。海や船、港街に関する事ならなんでもござれ。
ハーバーロッジ(【感知】【幸運】)
:各国の有力者が別荘を構える地域。使用人の口は総じて固いが、主人には話し好きも多い。

GMろー
 この他、具体的な場所に向かうという場合は、別にシーンを設けます。イベント扱いですね。
 そうやって行った先では、情報収集以外の能力が求められることもあります。
 ここまでよろしいでしょうか。
リーダム
 私は、大丈夫です。
アネモネ
 うい。
シラヌイ
 オッケーです
GMろー
 というか、質問があればどうぞ、ですね。なければないで。
ナノハナ
 んい
 GM、神殿の書庫をのぞかせてもらう+「手伝って!」っていう交渉で《オピニオン》or《ブラフ》乗せの知力判定できます?(笑)
GMろー
 能力値が違ーう!(笑)
ナノハナ
 ですよねー!
GMろー
 まあ、能力値があってて使えそうな一般スキルがある場合は訊いてください。
 さて、それでは情報収集に移りましょうか。各々方、何処也へと御出陣めされい。
タマモ
 私は神殿に行こうかな。アコだし
GMろー
 能力値も添えてどうぞ。
タマモ
 もちろん感知でゲス
リーダム
 うつった!?
GMろー
 感染性ゲス……恐ろしい。
 決まった人はダイスも振っちゃっていいです。結果はあとでそれぞれ描写する形で。
タマモ
 ふむり。では、《GH:ライブラリー》を乗せての感知判定!
 3d6+9 使い魔が聞きこみ
DICE
 3d6+9 = [1,3,5]+9 = 18
タマモ
 18だなー
GMろー
 日ごとから文献に目を通していると話題も豊富! これは聞き込みの話も弾む!
リーダム
 リーダムは、ハーバーロッジで【感知】判定を行います。
《GH:ライブラリー》が乗りますので+1Dの【感知】判定です。
 3d6+7 「"狐さんの卵"って知ってますか〜?」
DICE
 3d6+7 = [2,2,1]+7 = 12
シラヌイ
(/-;っ□
リーダム
 振りなおしますね^^;
GMろー
 よいしょー。
リーダム
 3d6+7
DICE
 3d6+7 = [6,1,5]+7 = 19
ナノハナ
 いいね!
リーダム
 19ですね。(立ち直り)
シラヌイ
 シラヌイは翡翠港で【幸運】で調べます
 2+3d6 「ちょっとつかぬ事を、お聞きします」
DICE
 2+3d6 = 2+[6,3,5] = 16
シラヌイ
 16通し
 あ、確認を取っていませんでしたが《ストリートワイズ》は有効ですよね?(/-;
GMろー
 もちろんさ!(なんでダイス増えてるんだろうと思ってた)
シラヌイ
《ストリートワイズ》で+1dされて3dでした
アネモネ
 先に、私はナノハナと同じ場所で同じ判定をすると宣言しておく(ぇ)
GMろー
 に、にぎやかしだー!
ナノハナ
 んでは、大通りで知力判定! 「いやぁさるお方からの依頼でですね? 少々調べ物をしておりまして! いえいえ面倒はおかけしませんので少々書庫をお貸しいただきたく! これこの通り!」
GMろー
 街中に書庫はないので、張り紙やチラシを中心に見て回るんだったりします。
リーダム
 書庫だと、神殿かと
アネモネ
 私も同じ判定をするのでお互い+1がつくな
ナノハナ
 2D6+5+1+1D6 これ神殿選んだ時のコピーだたよ(笑) フェイト使用ー
DICE
 2D6+5+1+1D6 = [5,3]+5+1+[2] = 16
ナノハナ
 うむうむ
GMろー
 初日からふたりもフェイトを吐いてくれて私はとても満足しています。(なんでや)
アネモネ
 2d6+2+1 「今日の特売は……」
DICE
 2d6+2+1 = [1,3]+2+1 = 7
リーダム
 うん、台詞とダイスにやる気が感じられません^^;
GMろー
 まあまあ。結果発表にいきましょうか。
ナノハナ
「ああ! こんなところに危ない水着の特売が!」
GMろー
 78000G!?
     *     *     *
GMろー
 さて、まずは大通りに繰り出したナノハナさんとアネモネさん。
 アネモネさんは特売の情報に気を取られてしまったようですが、ナノハナさんの方は気になる張り紙を見つけました。

『卵料理専門店「ハードボイルド」 材料未入荷のため、しばらく休業させていただきます』

GMろー
“狐の卵”というだけあって、卵と関係がありそうですが……それに詳しそうな店は、残念ながらお休みのようです。
アネモネ
「ほう。面白い店を見つけたものだな」
GMろー
 場所はチェックしたので、店が再開したら立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
ナノハナ
「関係あるんでゲスかねぁ?」
アネモネ
「そもそも材料未入荷とは、何か特殊なものばかり扱ってるのだろうか?」
GMろー
 何かあったんですかねー。(しらじら)
     *     *     *
GMろー
 続いて、神殿で聞き込みをしてみたタマモさん。声をかけた冒険者が、こんな話を聞かせてくれました。
GM/冒険者
「聞きましたか? 街の近くでは最近、農耕地帯からの馬車が襲われ、食料を奪われるという事件が頻発しているそうですよ。
 馬車を襲ったのは、なんでも“狐”だとか。そのうちに退治の依頼が出るかもしれませんね。」
タマモ
「あら。それは怖い(狐かぁ〜。魔物じゃないといいがなー)」
GMろー
 というわけで、一見関係がありそうでなさそうなでもちょっとありそうなお話でした。本物の狐を調べれば、狐の卵について何か掴めるでしょうか……?
     *     *     *
GMろー
 さて、港に繰り出したシラヌイさん。素直に話を聞くでもなく、いきなり裏側に首を突っ込むあたり世慣れているというかスレているというか。
 いかにも怪しい感じの人物に話しかけてみたものの、狐の卵なんて知らん、と一刀両断されてしまいます。
GM/不審者
「そんなことより、ちょいといい話があるんだ。聞いてけよ。」
シラヌイ
「ほぅ?」
GM/不審者
「実はな……近海で、大量の氷が手に入る場所があるんだよ。知り合いの機械船なら、一日あれば往復できるんだが、賃料をちとふっかけられててな……どうだ、一口乗らないか?」
GMろー
 何やら怪しい儲け話のようです。1000G出せば船に乗せてくれるとのこと。
シラヌイ
「今からか?」
GM/不審者
「なに、そう急ぐ話じゃない。船の方の都合もあるしな。」
シラヌイ
「氷なんて、どこへさばくんだ?」
GM/不審者
「こんな南の海じゃ氷は貴重だからな。買い手はいくらでもあるさ。」
GMろー
 南と言ってもこの辺は地中海性気候らしいですが、それでも氷が貴重なのには変わりはない。(笑)
シラヌイ
「成る程。日にちがはっきりしたら教えてくれ」
GM/不審者
「ああ、金さえ持ってきてくれればな。あまり言いふらしてくれるなよ。」
シラヌイ
「分かったよ。兄弟」(にやり)
GMろー
 実に法スレスレ感。だがこれが、本題とどう関係するのだろうか……?
     *     *     *
GMろー
 そして、ハーバーロッジを歩くリーダムさん。運命の精霊の後押しもあって、道行く使用人から話を聞くことができました。ありがとうフェイト!
リーダム
 ありがとう! フェイト!!
「"狐さんの卵"って知ってますか〜?」
GM/使用人
「いえ、存じませんが……メイスン男爵と言えば以前、御者の方だけを連れて、馬車で街の大通りへと繰り出しているところをお見かけしたことがありますわ。」
リーダム
「大通りに…ですか、どこかお気に入りの料理店とかに行ったんでしょうか?」
GM/使用人
「さあ、そこまでは……ただ、お忍びのようでしたし、他の方はご存じないのではないでしょうか。」
リーダム
「そうですか…その御者さんってどんな人かはわかりますか?」
GM/使用人
「私より、メイスン家の方にお尋ねした方がよろしいかと思いますわ。……あらいけない。それでは、失礼いたします。」 立ち話もそこそこに、使用人は足早に去っていきました。
リーダム
「ありがとうございました〜」(ペコリ)
     *     *     *
GMろー
 というわけで、初日の情報収集はこれにて終了。この時点でそれぞれの情報が共有されるものだと思ってください。
リーダム
「(かくかくしかじか)…と言うことらしいんですよ」
シラヌイ
「こちらも(かくかくしかじか)だった」
GMろー
 今日はどの班も、“狐の卵”に直接繋がるような手掛かりは得られなかったようですね。
ナノハナ
「はへぇ、しんどいでゲス〜」 胸元でもぱたぱたさせてましょう
タマモ
 ●REC
アネモネ
(ぷちっ)
GMろー
 その視線誘導が有効なのはシラヌイさんだけじゃないかな……(身長と性別的な意味で)
シラヌイ
 だが、当然のようにスルー(笑)
GMろー
 ですよねー。はい、シーン変更シーン変更。


●シーン2:〈風〉曜日

GMろー
 調査二日目! 今日は調査が一段落したら、その後でメイスン邸に報告に向かうことになります。
 もちろん、調査の代わりの行動でメイスン邸を訪問しても構いませんが。
 さて、今日はどのように行動されますかな?
シラヌイ
 質問ですが、報告のついでに御者から話を聞くこと。って、出来ますか?
GMろー
 報告は別シーンとなるので可能です。ハーバーロッジで調査するついでに、とかは不可。
シラヌイ
 了解です
 裏で相談開始。が、ここで調査内容を変えて同じ場所・同じ能力値で判定しようという話が出てきたため……
GMろー
 あー、と。少々説明不足の部分があったので補足しておきますと、同じ場所・同じ能力値で得られる情報はひとつだけです。
 以降はもう神殿やハーバーロッジで聞き込みをしても意味はない、ということですね。
アネモネ
 調べたいことを指定した場合は?
GMろー
 今回は調べることは指定しないスタイルでお送りします。テーマは「狐の卵について」で統一されてる感じ。
 そこから外れて調べたいことがあればGMに聞いてみてください。
シラヌイ
 シラヌイは大通りで【幸運】で調べます。《ストリートワイズ》は有効?
GMろー
 能力値があってれば常に有効です。【知力】だけジャンルがいろいろあるので合わなかったりしますが。
シラヌイ
 3d6+2 「ハードボイルドは営業中ですか?」
DICE
 3d6+2 = [6,5,6]+2 = 19 クリティカル!
シラヌイ
 まわった!?
ナノハナ
 おおお!
アネモネ
 やったね!
タマモ
 パチパチ
リーダム
 おお〜
GMろー
 能力値は2のくせに調子いいなこいつめ! こいつめ!
タマモ
 ではでは、大通りを感知でいきますよー
GMろー
 どんどんこーい。
タマモ
 3d6+9 使い魔って便利!
DICE
 3d6+9 = [6,5,4]+9 = 24
タマモ
 24だー
リーダム
 あ、私は翡翠港にて【感知】で聞き込みします。
 3d6+7 (“狐さんの卵”について聞いたほうがいいかな…それとも「ハードボイルド」さんについてかな?)
DICE
 3d6+7 = [3,2,6]+7 = 18
リーダム
 18で通しますね。
GMろー
 ダイスはもっと荒れてもいいと思う(暴言)
リーダム
 私とアネモネさんのときに一旦荒れましたよ。
シラヌイ
 荒ぶるダイスのポーズ(フラグ)
ナノハナ
 ナノハナは神殿で知力〜
アネモネ
 私も引き続きナノハナと同じく神殿で知力だ
ナノハナ
 2D6+5+1 「い、いや違うんでゲスよ。このポーション水で薄めてますけど効き目はおんなじで…え、罰として図書館の整理? ははははい了解でゲス! 行くでゲスよアネモネさん!」 ばれた! なにがだ!
DICE
 2D6+5+1 = [1,4]+5+1 = 11
ナノハナ
 びみょー
リーダム
 …ナノハナさんは何を…聞かなくてもいいか
ナノハナ
 すみません11で通し
アネモネ
 うーん…フェイト1点入れておこう
 2d6+2+1+1d6 「まあついでに少し視ていくか」
DICE
 2d6+2+1+1d6 = [4,6]+2+1+[4] = 17
GMろー
 ヒューッ!
アネモネ
 フェイトすげぇ
ナノハナ
 うはは!
GMろー
 それでは、結果発表ー。
     *     *     *
GMろー
 大通りを行き交う人の波。揉まれて揉まれていい感じのタマモさん。
 しかし問えども問えども、帰ってくるのは似たような答えばかり……
GM/通行人
「“狐の卵”ねえ……この街じゃ聞いたことないなあ。どこかよその国の、マイナーな食べ物なんじゃない?」
タマモ
「そうですか。お時間おかけしました(チッ! やっぱり何もないか)」
GMろー
 ……そういえばメイスン男爵って、どこの貴族なんでしょうね?
タマモ
 聞かれても困る!?
GMろー
 ああいや疑問の形を取った問題提起というか!
 何も情報がないこと、それ自体をひとつの情報として活かせるのかどうか。つづく!(何がだ)
     *     *     *
GMろー
 一方、タマモさんと別れて裏通りへと足を踏み入れたシラヌイさん。
 ふと、更に横に入ったところの細い路地から声をかけられます。
GM/老婆
「――ちょいと、そこゆくお兄さん……」
GMろー
 しわがれた声で呼びかけるのは、フードを目深にかぶり、台に水晶玉を乗せた老婆。いわゆる辻占い、というものでしょうか。
ナノハナ
 あれ、このババァ…!?(笑)
GMろー
 違うぞ! 全然関係ないからな!(何)
ナノハナ
 不吉じゃー言ってないもんね!
リーダム
 占い婆さん^^;
シラヌイ
「そこなご老体、何か御用でしょうか?」
GM/老婆
「探し物がなかなか見つからないんだろう? どうだい、占ってやろうか……」
GMろー
 その料金は一回100G!
シラヌイ
「お願いします(即答)」
GMろー
 気前がいいなあ。
シラヌイ
 …《ブラフ》で、値切れますか?
GMろー
 誠実でない取引で得たものを信用できると思うならどうぞ。(笑)
シラヌイ
 ですよねー(笑) 100Gでお願いします
GM/老婆
「ひひっ、いい心がけだ。それじゃ、見てやろうじゃないか……」
GMろー
 では、水晶玉に手をかざして覗き込んだ老婆は、ややあって預言者のように言葉を紡ぎます。

GM/老婆
「“白き貴人は衣を纏いて、溶岩の海へと身を投げる”――」

GMろー
 その謎めいた託宣に、果たして100Gの価値はあったのかどうか。
シラヌイ
「ありがとうよ。占い師さん」100Gちゃりん
GMろー
 なお、ハードボイルドの営業情報は教えてもらえません。(笑)<判定時の発言
シラヌイ
 残念
     *     *     *
GMろー
 そして神殿の書庫に向かったおふたりさん。まったくナノハナさんはしょうがないですね!
リーダム
 きっと、シラヌイさんが聞いてきた儲け話で頭がいっぱいなんでしょう
ナノハナ
「うえ〜(泣きながら飛んで上の棚を整理中)」
GMろー
 その点アネモネさんは違った。神殿の書庫に収められていた文献から、狐の卵に繋がりそうな情報をちゃんとピックアップしてのけました。
アネモネ
 でもこの二人だと背丈的にどっちも上の棚を整理し始めるよな…(笑)
GMろー
 足腰強い方がかがめばいいと思います。(笑)
アネモネ
 なるほど(笑)
GMろー
 さて、その記述ですが……

「狐のような耳と、額についた卵型の宝石が特徴であるこの魔獣は、カーバンクルと呼ばれており――」

ナノハナ
 あああああ! そうだよ!

カーバンクル

分類:魔獣 属性:光 レベル:15(モブ) 識別値:22

解説:頭部に赤い宝石を戴いた小型の魔獣。生態や生息地域についてはよくわかっていない。いまだに“動物の王”に見捨てられていないのか、召喚魔術を使用することができる。個体によって得意とする魔術が異なり、対策を練るのが少し難しい。


アネモネ
 るべるくらく!
ナノハナ
 グー! グググー!
リーダム
「ぐー」って鳴くやつですか?
GMろー
 というわけで、それっぽい魔獣についての概要を知ることができました。……本当に関係あるのかどうかはわかりませんが。
アネモネ
 だいたい食べ物ではないしな
GMろー
 それからこれはおまけですが、馬車を襲った狐についての詳しい情報は神殿にもありません。被害報告はあっても依頼として上がってきたわけではないですし、被害者ももう農耕地帯の方に戻ってしまっているので。
リーダム
 その被害者の身元ってわかりませんかね?
GMろー
 別に誰か特定の人物というわけでなく、農耕地帯から食料を運んできた馬車が襲われた、というだけなので。
リーダム
 なるほど無差別であると
 あ、食料限定か
アネモネ
 じゃあその依頼があったらとりあえず知らせてもらえるようにしておこう。依頼は受けられないだろうが情報はこっちに必要な可能性もある
GMろー
 顔つなぎは大事ですね。
     *     *     *
GMろー
 さて、翡翠港にお出ましのリーダムさん。誰かさんとは違って日の当たる場所を歩くよ!
リーダム
「お日様と潮風が気持ちいいです」
GMろー
 いかにも経験豊富そうな海の男たちを捕まえて話を聞いてみると、こんなことを教えてもらえます。
GM/船乗り
「こいつは又聞きなんだが、東方世界では“キツネ”ってえと油揚げのことを指すんだと。
 だからその“狐の卵”ってのも、狐色した揚げ物なんじゃねえか?」
リーダム
「…そうなんですか〜ありがとうございます」(ぺこり)
GMろー
 ようやく“狐の卵”の正体に一歩近づいたような、そうでもないような……?
     *     *     *
GMろー
 というところで、二日目の調査も終了。メイスン邸に報告に向かうところで、シーンを変更しましょう。


●シーン3

GMろー
 時刻は日没前。夕飯前の失礼にならない程度の時間帯に、皆さんはメイスン邸を訪れています。
アネモネ
 たのもー
リーダム
「おじゃまします」
シラヌイ
「経過報告に来ました」
タマモ
「夕食前に失礼しますね(別に招いてくれてもいいんだぞ)」
GMろー
 再び応接室でジェイムズと対面し、報告を終えると、執事は残念そうに肩をすくめます。
GM/ジェイムズ
「予想はしていましたが、やはりそう簡単にはつかめないようですね……」
アネモネ
「まあ、元が雲を掴むような話だったからな」
ナノハナ
「まぁ、少しずつではありますが情報は集まってるでゲス。もう少し粘ってみます」
GM/ジェイムズ
「しかし、そうなると……」
GMろー
 少し迷った様子で、あくまで憶測に過ぎないが、と前置きして、ジェイムズは言います。
GM/ジェイムズ
「旦那様は現在、高熱に浮かされている状態です。そんな状態で食べたいものとなると、やはり冷たいものなのではないかと……」
アネモネ
「ふむ……」
ナノハナ
「ふむふむ…ああ、ところで…」 と、旦那さんがお忍びでどこの何食べてたのか質問しますかね?
アネモネ
「ああ、そういえば確認することがあったな。シラヌイ、なんだっけか?」
シラヌイ
「行きつけのお店?」
アネモネ
「そうそう、お忍びで行ってるところがあると聞いたのだが…」
GMろー
 それを訊いたジェイムズは、急いで御者を呼びつけます。そのことは彼も知らなかったようですね。
リーダム
 御忍びで行ったことを知っていてもどこに行ったか、何を食べたかはわからないですよね…と思っていたら御者さんがいた^^;
GMろー
 応接室に入ってきた御者は、手にした帽子をくしゃくしゃにしてなんとも言いづらそうな顔をしています。
GM/ジェイムズ
「――ということだそうじゃないか。どうして話してくれなかった?」
GM/御者
「それは……そのう……」
GMろー
 ジェイムズは鋭く詰問しますが、御者はなおも迷っている様子。
 ここはひとつ後押しをして、話を聞かせてもらうとしましょう。……【精神】判定のお時間だ!
アネモネ
 わっほい
ナノハナ
 《オピニオン》可か!?
リーダム
 お任せします<【精神】3
GMろー
 難易度は「難しい」ですが、ひとりでも成功すれば問題ありません。説得・はったりなんでもあり!
 でも御者の精神を慮るなら、説得にしてあげてください。(笑)
タマモ
 《ブラフ》を使います
シラヌイ
 では《ブラフ》でいきます
GMろー
 容赦ねえ!
リーダム
 えげつない!!
GMろー
 あいや待たれい!
アネモネ
 うん?
シラヌイ
 うん?
リーダム
 うん?
GMろー
 よってたかって問い詰めるのもなんだ。判定できるのは誰かひとりとします。
アネモネ
 一応《オピニオン》持ちが振るか?(笑)
タマモ
 ふむふむ
シラヌイ
「こちらは、ちゃんと目撃者も見つけているんだぞ(ブラフ)」
GMろー
 やめたげてよお!<おどし
GM/御者
「ひっ」(びくぅ)
タマモ
「男爵様の最後の願いかもしれませんのに」ため息
リーダム
 …ナノハナさんお願いします
アネモネ
 うん、そうだな(笑)
ナノハナ
 よし、じゃあ振ろうじゃないか!
リーダム
 あくまで《オピニオン》で
シラヌイ
 任せるぜー
ナノハナ
「お兄さん、ここは話してもらえませんかね? 旦那さんの食べたいと言っていた物、その手掛かりになるかも知れないのですよ」 と、誰だお前的な標準語と笑顔で説得してみよう。《ブラフ》じゃあああ!(笑)
GMろー
 酷い話だ。判定来いよ!
アネモネ
 それ《ブラフ》じゃねーよw
リーダム
 説得ですね(安堵)
タマモ
 ただの本音じゃねぇーか!
アネモネ
 今までの発言だけ拾うと見事な飴と鞭である
GMろー
 御者を相手に飴と“鞭”というのもなんだかなあ。(笑)
ナノハナ
 3D6+5 キャラの偽りは立派な犯罪! それはそれとしてどっちにしても+1Dだし《オピニオン》で〜
DICE
 3D6+5 = [6,1,5]+5 = 17
ナノハナ
 17!
GM/御者
「実は、その……旦那様に、固く口止めされておりましたので……」
ナノハナ
「お願いします、お兄さん!」 潤んだ瞳でGにならないお金ねじ込んだり(笑) しないよ!?
GMろー
 というわけでメイスン男爵ですが、マリンパーチへの滞在中、週に一度は大通りにある卵料理専門店「ハードボイルド」に通っていた模様です。
 七十歳で卵料理専門店というのも健康にはどうかと思われる話で、特にジェイムズは口うるさく言うだろうから絶対に言うな、と厳命されていた模様。
GM/ジェイムズ
「まったく、旦那様は……」 それを聞くと、さすがに呆れた様子で顔を押さえます。
リーダム
「えっと、男爵さんが何を食べていたのかは知りませんか?」
GM/御者
「さすがに店内のことまでは……」 もちろん貴族に同席できるような身分ではないので。
アネモネ
「特に変わった様子などはなかったのだな?」
GMろー
 店に通った後は、概ね機嫌はよかったようですね。好物でも食べていたのかもしれません。
 訊けることはそれくらいです。ジェイムズは御者を下がらせると、改めて皆さんに向き直って頭を下げます。
ナノハナ
「話していただいてありがとうございました(にっこり〜)」
GM/ジェイムズ
「この度は、お恥ずかしい話をお聞かせしまして……」
アネモネ
「いや、構わんよ」
ナノハナ
「んぁ、いやいや好物なら仕方ないでゲスよ〜」
シラヌイ
「依頼に関することですからね(ちらり)」
タマモ
「微笑ましいお話でした」
リーダム
「できれば、男爵さんにお説教とかはやめてあげてくださいね」
GM/ジェイムズ
「私はあくまで執事ですので、そのようなことのできる身分ではありませんよ。」 と苦笑しつつ。
「明日からも引き続き、よろしくお願いします。」
GMろー
 では報告も済みましたし、ここらでお暇して、シーンを変更しましょう。


●シーン4:〈水〉曜日

GMろー
 さて、調査三日目……の、はずでしたが!
ナノハナ
 おう?
GMろー
 集合していざ出かけようとした皆さんの下に、神殿から報せが届きます。
リーダム
 依頼ですかね
アネモネ
 お、そういえば頼んでたな。
ナノハナ
(やべぇぇぇ、ポーションに続いてあれもばれた!?)
アネモネ
 ちげーよ、といった感じで冷やかにナノハナを見よう(笑)
GMろー
 なんと昨日の今日で、街の近郊で馬車が襲われている模様!
リーダム
「行きましょう!!」即答するリーダム
ナノハナ
「(ほっ)わーたいへんでげすー」
タマモ
 もう商人ではなく詐欺師と名乗ればいいですね!
ナノハナ
 しょしょしょ商人やしやし!?
GMろー
 報酬の話なども後回しになってしまいますが、急ぎ現場に向かって欲しいとのことです。
アネモネ
「うむ、急ぐぞ!」
シラヌイ
「急ごう」
タマモ
「急ぎましょう!(報酬後回しとか・・・これはぼらなければ・・・!)」
リーダム
 (…タマモ先輩から、変なオーラが…)
GMろー
 調査を投げ捨て、急げ冒険者! では、シーンを変更しましょう。


●シーン5

GMろー
 街を出て道なりに少し進んだところで、皆さんは大急ぎで逃げてくる馬車を発見します。
リーダム
「どうしましたか!!」大急ぎで駆け寄ります
GM/行商人
「た、た、た、助けてくれー!」
GMろー
 それにまとわりつくようにして荷物をかすめていく狐が三匹。更にその後ろから、燃えるような赤毛の狐が一匹。
アネモネ
 ふぁいあふぉっくす!
タマモ
 プラウザの一種かな?
GMろー
 狐たちは鋭い目つきで皆さんを睨み据えます。
ナノハナ
「うわぁお近づきになりたくない(大丈夫ですか!)」
アネモネ
「泥棒猫ならぬ泥棒狐とはな」
GMろー
 というわけで、まずはエンゲージから!
〔火狐〕5m〔盗狐ABC〕10m〔PC〕
GMろー
 敵は盗みを働く狐が三匹、赤毛の狐が一匹。狐たちが皆さんに目をつけたので、馬車は戦闘から除外しておきます。
 特に説明することはなし。質問がなければ、【行動値】と「タイミング:戦闘前」の宣言をどうぞ。
リーダム
 【行動値】14 で戦闘前スキルはありません。
タマモ
 行動値は10です
アネモネ
 行動値7、戦闘前スキルはない
シラヌイ
 シラヌイは行動値は5。戦闘前はありません
ナノハナ
 行動6〜、それとGM、すみません《マジカルハーブ》忘れてたんだ…
GMろー
 おおう……SL1?
ナノハナ
 うん…だめかな?
GMろー
 選択の余地がないのでよいよい。重量がパンクするのでもなければ。
ナノハナ
 ありがと! これであと17持てる!
リーダム14>タマモ10>盗狐9>火狐8>アネモネ7>ナノハナ6>シラヌイ5
GMろー
 ご覧よ、あの綺麗な階段を。
アネモネ
 〜未完〜 (違)
リーダム
 …なんだかすいません
GMろー
 では、ラウンド進行に入ります。


▼第一ラウンド

〔火狐〕5m〔盗狐ABC〕10m〔アネモネ&タマモ&ナノハナ&シラヌイ&リーダム〕

・セットアッププロセス

GMろー
 まずは敵より早い組、何か?
リーダム
《陣形》を使用したいのでタマモさん認証お願いします。
タマモ
 了承します
ナノハナ
 いてら〜
GMろー
 ゆけ、冒険者!
リーダム
 では、10m前進して盗狐にエンゲージした後に火狐に《タウント》を使用します。
アネモネ
 イザユケボウケンシャー! 私もヌスットにエンゲージする
シラヌイ
 蒼翔亭も《陣形》がチェーン発動しました
 左へ7m前進します
タマモ
 5m下がりましょうかね
リーダム
《タウント》判定行きますね。
GMろー
 移動は済んだな! よしこい!
リーダム
 2d6+7+2 「君の攻撃、私に当てられますか?」
DICE
 2d6+7+2 = [5,1]+7+2 = 15
リーダム
 15で通してみます。
GM/火狐
 2d6+6 火狐は尾をくゆらせている……
DICE
 2d6+6 = [4,6]+6 = 16
GMろー
 そんな挑発には乗ってやれないな!
ナノハナ
 これは仕方ない!
リーダム
「…乗ってきてはくれませんか…」
 出目で覆された^^;
GMろー
 タマモさんはあるかなー。
タマモ
 なーい
GMろー
 盗狐もなし。火狐は《幻炎》というスキルを使用!

《幻炎》1
:セットアッププロセス。20m以内の範囲(選択)と【精神】で対決する。対象が行なうリアクションの判定に−1Dする。この効果は、ラウンド終了まで持続する。

GM/火狐
 2d6+6 対象はリーダムさんとアネモネさん! さあ惑え!
DICE
 2d6+6 = [4,3]+6 = 13
GMろー
 【精神】でリアクションどうぞ。
アネモネ
 ふっ、リアクションペナなら何も怖くない!(笑) 2d6+5
DICE
 2d6+5 = [1,4]+5 = 10
GMろー
 くくく……いつまでそんなことを言っていられるかな……?
リーダム
 私はやばいですけど…素振りで
 2d6+3 「あ…あれは」
DICE
 2d6+3 = [1,5]+3 = 9
リーダム
 通しますか。
GMろー
 では、ふたりは熱が作り出す幻に囚われました。
リーダム
「…これは、蜃気楼というやつですかね?」
アネモネ
「あれってこんな近くでも見えたかな…」
GMろー
 敵より遅い組、あればどうぞー。
ナノハナ
 あるよ!
アネモネ
 ないよ!
ナノハナ
 今回は早々に《クリエイトチャーム》! 900G分、爆撃符4枚、呪壁符3枚取得! 「お買い得品でゲス!」 残り重量10!
シラヌイ
 まずは《GH:モデルルーム》で盗狐Aを識別
GMろー
 よかろう、やってみろ!
シラヌイ
 2d6+5 じー
DICE
 2d6+5 = [1,3]+5 = 9
シラヌイ
 くぅ。9通す
GMろー
 ギルドで勉強していた成果を見せる時! ……が、まだ実戦レベルには達していなかった。失敗!
シラヌイ
 そして《スピードアタッカーT》を使用。行動値が+5されて、以上です
リーダム
 おお、タマモさんと並んだ
GMろー
 なんとびっくり。

・イニシアチブプロセス

――14:リーダム

GMろー
 惑わされつつも目前の敵は見える! さあ来い!
リーダム
 ムーブ:放棄 マイナー:《フェイント》 メジャー:《ワイドアタック》 で行きます!
GMろー
 素早さそうな狐相手でも技を駆使すれば問題はない!
リーダム
 3d6+5 「今はとりあえず目の前の敵に集中する!」
DICE
 3d6+5 = [1,4,2]+5 = 12
リーダム
 しょっぱいけど通しますね。
GM/盗狐ABC
 1d6+1d6+1d6 6が出れば回避! ABCまとめ振り!
DICE
 1d6+1d6+1d6 = [5]+[3]+[1] = 9
GMろー
 出なかったー!
 しくしく。ダメージどうぞ。
ナノハナ
 うへへい! 爆撃符乗せたル!
リーダム
 2d6+13+2 「そこだ!!」
DICE
 2d6+13+2 = [2,1]+13+2 = 18
ナノハナ
 1D6+6 「飛んでけ手作り100G−!」
DICE
 1D6+6 = [1]+6 = 7
リーダム
 出目が^^;
ナノハナ
 こここ固定値! 固定値!
リーダム
 あ、支援込みで25の物理ダメージですね。
GMろー
 はははその程度痛い! 滑らかな毛皮がばっさりどかーん!
アネモネ
(笑)
GMろー
 物理防御力、低いんだ……
ナノハナ
 残り符3枚
リーダム
「一応手ごたえはありました!!」

――5+5:シラヌイ

タマモ
 お先にどうぞの構え!
シラヌイ
 では、先に行きます
 ムーブ《マジックブラスト》、マイナーなし
 メジャー《ファイアボルト》を盗狐ABCへ
GMろー
 や、やってみろよ……
シラヌイ
 3d6+5 「こんにち波〜」
DICE
 3d6+5 = [6,4,6]+5 = 21 クリティカル!
GMろー
 ひどい!
シラヌイ
 うむ。回った
リーダム
 相変わらずの出目ですねシラヌイさん…
GM/盗狐ABC
 2d6+2d6+2d6 だがここで二匹くらい避けてこそ! ABCまとめ振り!
DICE
 2d6+2d6+2d6 = [6,5]+[1,4]+[4,1] = 21
GMろー
 む、無念……! ダメージどうぞ。
シラヌイ
 ダメージ前に《マジックフォージ》2
GMろー
 やーめーろーよーぅ。
シラヌイ
 18+2d6+4d6+2d6 「焼け焦げよ!」
DICE
 18+2d6+4d6+2d6 = 18+[4,5]+[4,3,5,6]+[3,5] = 53
GMろー
 ぎゃー!(どかーん)
シラヌイ
 53の火属性魔法ダメージですん
リーダム
 わ〜い私の攻撃が霞む〜^^;
アネモネ
「新名物、シラヌイが全部焼いた」
ナノハナ
 ははは、やっぱ火力が違う(笑)
タマモ
「名物シラヌイ焼きですか〜」
GMろー
 これだからシーン1回は便利なんだ!(唐突な宣伝)
ナノハナ
「まぁわちき取りませんがね(ひねくれ)」
リーダム
 シーフにはありません^^;
GMろー
 突然の大火力に、盗みの腕前を示すまでもなく盗狐たちは戦闘不能! この毛皮は売り物にはなるまい。(断言)
リーダム
 だそうですよ、タマモさん、ナノハナさん
タマモ
 ギルティ
GMろー
 肉食獣は火属性だから【魔法防御力】が倍なのにまるで関係なかった……!

――10:タマモ

タマモ
 うん。ムーブ、マイナーなし。メジャーの《ファミリアアタック》をFire Foxへ
GMろー
 英語表記するのはよしたまえ。(まがお)
 いざ勝負!
タマモ
 3d6+9 「必殺! 子鬼ストライク!」
DICE
 3d6+9 = [2,6,1]+9 = 18
タマモ
 うむ。18でいってみようー
GMろー
 2d6+4 動きはこちらの方が遅い。ゆらり、ゆらり……
DICE
 2d6+4 = [1,5]+4 = 10
アネモネ
 あーっと小鬼君吹っ飛んだー!
リーダム
 いきなり不穏なことを言わないでください^^;
GMろー
 火狐くんでは勝てなーい! ダメージどうぞ。
タマモ
 5d6+3 スパーン
DICE
 5d6+3 = [4,4,4,2,2]+3 = 19
タマモ
 貫通の19てーん
ナノハナ
 いいね!
GMろー
 燃え上がるような赤い毛皮を無視してダメージが直に来たぜ……
GM/火狐
「コォォン……」 仲間もやられて切なげな鳴き声をあげます。

――8:火狐

GMろー
 うーん……部下が早々とやられて圧倒的に不利だけど、闘争心が強いので逃げない!
リーダム
 ばっちこーい
アネモネ
 こいやぁー!
GMろー
 1d5 その場から《魔術攻撃:火》を……
DICE
 1d5 = [5] = 5
GMろー
 リーダムさんに! 幻にかかっている今がチャンス!
リーダム
 ぎゃー(棒読み)
GM/火狐
 3d6+7 この狐火を見切れるか!
DICE
 3d6+7 = [4,4,6]+7 = 21
GMろー
 −1Dでリアクションどうぞ。
リーダム
《ドッジムーブ》+フェイト1で回避します。
 2d6+7+4+1d6 「このくらい!」
DICE
 2d6+7+4+1d6 = [3,6]+7+4+[4] = 24
リーダム
 回避しました。
GMろー
 ゲェーッ!
アネモネ
 やったね!
タマモ
 やはりFire FoxよりIEかぁ〜(違う)
GMろー
 どこにIE要素がと思ったらあれか、将来的にエクスプローラーってことか……(笑)
アネモネ
(笑)
シラヌイ
(笑)
リーダム
 座布団どうぞ・・)つ◇
タマモ
 わーい!

――7:アネモネ

アネモネ
 ムーブで火狐にエンゲージ。マイナーなし、メジャーで《バッシュ》を火狐に。天翼族る暇がない!(笑
GMろー
 さあ来い刀!
アネモネ
 3d6+8 袈裟踏みぃー!
DICE
 3d6+8 = [4,2,6]+8 = 20
アネモネ
 20で。
GM/火狐
 2d6+4 追跡を振り切るために狐が見せる跳躍は、まるで足跡がそこで途絶えたかのように思わせるほどだという。
DICE
 2d6+4 = [1,3]+4 = 8
GMろー
 その辺が化かされたという逸話の元ともされており……あ、ダメージどうぞ。
アネモネ
 2d6+25+2d6 同じくらい跳躍すれば意味はないということだな!
DICE
 2d6+25+2d6 = [5,5]+25+[3,2] = 40
アネモネ
 40点物理。
GMろー
 ひーん! 赤い毛皮でダメージは結構減らすんですが当然半分以上は抜けてくるのでHPが危ない!
 ここですぐ「HPも真っ赤」とか言えないところがまだまだだと思います。(何の話だ)
アネモネ
 おい(笑)

――6:ナノハナ

GMろー
 これはもしや、とどめのチャンスでゲスなあ。
ナノハナ
 んいんい! ムーブで5m前進、マイナーなし、メジャー《エアリアルスラッシュ》! 狐おらぁー!
 4D6+6 「そよそよ〜」
DICE
 4D6+6 = [2,5,2,3]+6 = 18
ナノハナ
 18!
タマモ
 ああ、そういえばメイジだったね(今まで忘れてた感)
ナノハナ
 おい!?
リーダム
 性別どころか、メインクラスまで忘れられるしまつ
GMろー
 まあメイジ要素皆無ですもんね。(ひどい)
GM/火狐
 2d6+4 刀のダメージがまだ残っているのか、足取りはおぼつかない……
DICE
 2d6+4 = [3,4]+4 = 11
GMろー
 今度は風の刃と来たもんだ。ダメージどうぞ!
ナノハナ
 2D6+13+1 「風の刃〜(カミソリぽいぽい)」 しょぼいよ!
DICE
 2D6+13+1 = [6,5]+13+1 = 25
ナノハナ
 25風!
シラヌイ
 申し訳程度のメイジ要素!
アネモネ
 メインクラス商人で性別デゲスだからね…(笑)
ナノハナ
 ダメージはウォーリアメイジの半分!(笑)
GMろー
 で、出目さえ普通ならもう少……し……(どさっ)
 1点オーバーできっちりとどめ。火狐も退治完了!
タマモ
 流石商人(メイジ)
アネモネ
 いやっほーい!
GMろー
 PCの被害は0のまま、戦闘終了です。
ナノハナ
「え、わちき倒した? まじでゲスか…いいカミソリでゲスねぇ」
     *     *     *
GMろー
 ドロップ品決定ロールー。対象は盗狐ABCに火狐で四体分ですね。
シラヌイ
 盗狐Aを貰います
タマモ
 Bを剥ぐかなー
アネモネ
 みんなどうぞー
シラヌイ
 2d6 盗狐Aドロップ
DICE
 2d6 = [6,2] = 8
タマモ
 2d6 B
DICE
 2d6 = [1,6] = 7
ナノハナ
 じゃあC〜 2D6
DICE
 2D6 = [5,2] = 7
アネモネ
 火狐にフェイト1点 2d6+1d6
DICE
 2d6+1d6 = [3,2]+[2] = 7
アネモネ
 oh...
リーダム
 ドロップ品ロールって魔物が住むんですかね〜
GMろー
 戦利品として動物の牙(30G)×6、魔獣の爪(100G)を手に入れました。やっぱり毛皮は使い物になりませんでしたね!
 では、戦闘シーンを終了しましょう。


●シーン6

GMろー
 終わってみればあっさりと、狐の群れを撃退した皆さん。
タマモ
「焦げすぎて何も残りませんでしたね―」
ナノハナ
「しけてたでゲスよぉ(―△―)」
リーダム
「ちょっとかわいそうです…」(耳と尻尾がしょんぼり状態)
アネモネ
「しかしこやつらは食糧なら何でもよかったんだろうか」
GMろー
 救われた馬車の持ち主にお礼を言われているうちに、街の治安維持を担当する琥珀自衛隊も駆けつけてきます。
GM/隊員
「お疲れ様です! 申し訳ありませんが、事情をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。」 びしっ、と敬礼しつつ。
ナノハナ
「はいなはいな〜」
GMろー
 そんなわけでこの後、事情聴取や実況見分などに付き合わされることになります。
アネモネ
 と言っても私らはよくわからんのだがな
GMろー
 馬車の方も襲われただけですしね。皆さんも狐についてアンテナを張ってたらひっかかった、というだけですし。
リーダム
 狐の群れの話となるとリーダムが優先的に話しそうですね…特徴とか事細かに
GMろー
 あなたがあの狐(こ)の何を知っているっていうのよ!(誰だお前)
リーダム
 データは抜いてないけどな!!
アネモネ
(笑)
GMろー
 その辺の検分にも付き合っておくとよいでしょう。というわけで、倒した二種類の狐についてエネミー識別が可能です。
リーダム
 駄目元で振ってみますね(即答)
GMろー
 ひとり一回ずつ、盗狐か火狐のどちらかについて判定をどうぞ。
アネモネ
 あ、そういえばこの馬車は農耕地帯から来た馬車なのか?
GMろー
 そうですね。これまで同様、農耕地帯から食料を運んできた馬車です。
 さあ、どんどん振れー。
ナノハナ
 2D6+5 じゃあ盗狐をば
DICE
 2D6+5 = [4,5]+5 = 14
ナノハナ
 14〜
シラヌイ
 火狐の方を調べる 2d6+5
DICE
 2d6+5 = [3,4]+5 = 12
シラヌイ
 12
タマモ
 2d6+3
DICE
 2d6+3 = [6,5]+3 = 14
タマモ
 14ー
GMろー
 タマモさんはどっちかなー。
タマモ
 おお、Fire Foxの方です
リーダム
 駄目元で火狐の方を
アネモネ
 一応火狐を 2d6+2
DICE
 2d6+2 = [4,4]+2 = 10
リーダム
 人数的にやっぱり盗狐にします。
 2d6+2 「え〜っとこの狐さんは」
DICE
 2d6+2 = [3,5]+2 = 10
リーダム
 10で
GMろー
 では、それぞれの狐について詳しく調べてみたところ……ナノハナさんが盗狐の、タマモさんが火狐の正体を見抜きました。

ルーターフォックス

分類:動物 属性:火 レベル:3 識別値:11

攻撃:噛みつき(格闘/双) 7(2D)/14(2D)/白兵(物理)/至近

回避:6(2D) 防御:物理<魔法 行動:9 移動:8

エネミースキル:
《巾着切り》1:メジャーアクション。至近の単体と【敏捷】で対決を行なう。対決に勝利した場合、対象は携帯している「重量:1」のアイテムをひとつ奪われる。どのアイテムを奪われるかはGMがランダムに決定すること。対象が「重量:1」のアイテムを携帯していない場合、効果はない。
《逃走》1

解説:毛並みの美しさから、貴族の狩りの標的とされることの多い肉食動物。盗みを働くほどの高い知能を持ち、逃げ足も速い。
ファイアフォックス

分類:魔獣 属性:火 レベル:5 識別値:13

攻撃:《魔術攻撃:火》1 7(3D)/22(2D)/魔法(魔法〈火〉)/20m

回避:4(2D) 防御:物理>魔法 行動:8 移動:9

エネミースキル:
《幻炎》1:セットアッププロセス。20m以内の範囲(選択)と【精神】で対決する。対象が行なうリアクションの判定に−1Dする。この効果は、ラウンド終了まで持続する。
《魔術攻撃:火》1

解説:燃え上がるような赤い体毛を持つ狐の魔獣。“狐火”と呼ばれる炎を自在に操り、敵対者を幻惑する。


GMろー
 アネモネさん以外はいちたりない。(笑)
ナノハナ
 盗人はナノハナの天敵だったー!
GMろー
 呪符いっぱーい。
 PCが五人になった時点で盗狐も一匹増やして、2:2に分けて全滅を避けるようにしていれば……と、GMは後になって思ったそうな。
GM/隊員
「どうやらこの魔獣が、他の狐を従えて悪さを働いていたようですね。」 とは自衛隊員の見立て。
アネモネ
「ふぅむ、魔獣か」
リーダム
「また、魔獣さんですか…」
GM/隊員
「そうそう見る類の魔獣でもありませんし、恐らく馬車が襲われることもなくなるでしょう。皆さんのお陰です。」
GM/行商人
「そりゃあ助かります! いやーありがとうありがとう!」 と、アネモネさんあたりの手を取って上下にぶんぶんと。
リーダム
「…行商さんちょっといいですか?」
GM/行商人
「へ?」 きょとん。
リーダム
「ハードボイルドってお店に食材を提供したりしていますか?」
GM/行商人
「ハードボイルド……あーあー! 卵をよくお届けしてますよ。興味がおありで?」
ナノハナ
「ほほう!」
シラヌイ
「卵?」
リーダム
「ええ、興味があったのですがお店がお休みでして」
GM/行商人
「あそこは卵料理の専門店ですからね。この荷物を届ければ、明日からでも営業できるでしょうよ。」
GMろー
 割れやすいし小さくて持っていかれやすいしで、これまで優先的にやられていた模様です。
アネモネ
「ほう。余程珍しい卵なんだろうな」
ナノハナ
(クゥックック! こりゃあめっけもんでゲス! 報酬も貰えて調査も進むでゲスよー!)
GM/行商人
「珍しいかはともかく、質のいいものではありますよ。味わってみたければお店の方にぜひどうぞ。」 ダイレクトマーケティング。
GMろー
 一応、店主にも今日のことは伝えておいてくれるとのことです。
アネモネ
「ふむ、では後で邪魔するとしよう。時間をとらせてすまなかったな」
リーダム
「ええ、ぜひよらせていただきます」
GMろー
 さて、その後もあれやこれや事務の手続きがあったり、神殿から500Gの報酬が出たりで、この三日目はあれよあれよという間に過ぎてしまいます。
ナノハナ
「…ところでぇ自警団さん? この件に関する迅速な対応について是非神殿に口添えを〜」 という前に!?(笑)
GMろー
 迅速な対応をしてたのは神殿でも知ってるというか皆さんに知らせたのは神殿ですし……(笑)
タマモ
 一応神殿所属のギルド員もいるんやで!
GMろー
 そうですね。それが何か。
タマモ
 うん。口添えせんでも伝わってるとのことだよ
ナノハナ
 じゃあこれで媚は売れたね!
GMろー
 媚(500G) こうですね、わかりません!
アネモネ
 まあ冒険者の扱いはだいたいこんなもんだ
GMろー
 ともあれ、シーンを変更しましょう。


●シーン7:〈地〉曜日

GMろー
 調査四日目ー。昨日は突発的事態に時間を取られてしまいましたが、今日はその分も頑張っていきましょう。
 最初に提示した中で残っているのは、「神殿の【幸運】」「ハーバーロッジの【幸運】」のふたつだけですね。
 他にも訪ねていけそうな場所が増えていますが、さてどうしましょう。
タマモ
 タマちゃんは神殿に行くよー【幸運】を振振する!
シラヌイ
 シラヌイはハーバーロッジでの【幸運】を担当します
GMろー
 他の人はー!
アネモネ
 ハードボイルドに行くぞ。
リーダム
 あ、リーダムもハードボイルドへ行きます。
ナノハナ
 固茹で卵で
GMろー
 了解。ハードボイルド組はシーンを分けることにして、まずは調査の方から。
 さあ、振るがよい。
タマモ
 3d6+4 フリフリフリフリ!
DICE
 3d6+4 = [6,3,5]+4 = 18
GMろー
 これが果たして【幸運】判定の達成値であろうか。(困惑)
タマモ
 知らなかったのか。タマは運がいいのだ!
シラヌイ
 3d6+2 ハーバーロッジ、幸運
DICE
 3d6+2 = [5,2,5]+2 = 14
シラヌイ
 14で
GMろー
 どっちもすごいぜ。では結果発表。
     *     *     *
GMろー
 まずはアコライトの立場を利用して神殿内部に潜り込んだタマモさん。悪女っぽい!
タマモ
 神殿部署のギルド員なのに潜入扱いされてる!
「コソコソ、キョロキョロ」
GMろー
 狐の卵についての情報こそ手に入りませんでしたが、進捗状況に同情を示してくれる者も現われます。
GM/神官
「ああ、タマモさん。病気の方のために頑張っているとお聞きしました。」
タマモ
「あら。そうなんです。貴族のお爺様のお願いでして(クソ面倒だから早く終わらせたいんだよなー)」
GMろー
( )の中身を知りようもない神官は感心して、協力を申し出てくれます。
 なんと彼の口利きで、「転送サービス」を半額で利用させてもらえることになりました。通常は片道800Gのところを往復800Gでご提供。
ナノハナ
 ほほう?
GMろー
 探し物がこの街では手に入らない、といった時に使うとよいでしょう。状況次第ではハードボイルドの営業を再開させるのに使えたりもしました。
タマモ
「ありがとうございます! 大変助かりますよ!(うし。カモカモ。神官は騙しやすいぜ〜)」無邪気な微笑み
GM/神官
「私にできるのはこれくらいですが、今後とも頑張ってください。それでは。」
     *     *     *
GMろー
 さて一方、ハーバーロッジで社交界デビューを果たさんとするシラヌイさん。
 ジェイムズの紹介で、メイスン家と古くから付き合いのある貴族との面会が叶います。この世界はやっぱりコネがものを言う。
シラヌイ
 貴族さんのお名前は?
GMろー
 特に設定してませんので、「サー」呼ばわりしていただければ幸い。
シラヌイ
 さー、いえす、さー
GMろー
 この家の主人は話し好きらしく、手ごろな話し相手を得たことで長広舌を延々と振るってくれます。
シラヌイ
 なるべくメモを取ります
GM/貴族
「なんでも狐の卵とやらを探しているとのことだが残念ながら私も聞いたことはないねこれでも食にはうるさいのだがメイスン男爵の方はそうでもなかったと記憶しているのに不思議なこともあったものだ」 ぺらぺらぺらぺーら。
「そもそも彼の家はもともとエルーラン国内でも東に位置する地域の出でねあのあたりは東方世界の影響が強いのだよまあ悪い言い方をすれば辺境と言うことになるのかなその点我が家は代々」 ぺーらぺらぺらぺらー。
ナノハナ/貴族
「いやいやサー様は博識であらせられる!」「流石サー様!」
GMろー
 取り巻きがいるー!?
リーダム
 PLによるNPCのっとりはよくある。
タマモ
 応接室かと思ったらサロンだったでござるの巻
アネモネ
 まるで名前がサーみたいだ(笑)
タマモ
 下の名前はロインとかでいんでない(適当)
GMろー
 こういうことがあるからNPCの名前はちゃんと設定しておこうね! GMとの約束だよ!
リーダム
 わかりました(真顔)
GMろー
 そんな話を延々聞かされたことにより、シラヌイさんの精神は疲弊していきます。15点のMPロスを差し上げましょう。
シラヌイ
「成る程、成る程__〆(。。」
ナノハナ/貴族
「サー様のお話を聞けてよかったですなアナタ!」「幸せですなアナタ!」 なんかすみません(笑)
GMろー
 というわけで、初日から気にしていたメイスン男爵の出身地の情報を得たところで、今日の調査は終了と。お疲れ様でした。
 では、シーンを変更します。
シラヌイ
 了解です


●シーン8

GMろー
 卵料理専門店、ハードボイルド。営業を再開したばかりで客も少ない店内に、三人は足を踏み入れました。
GM/店主
「うん……? いらっしゃい。空いてる席にどうぞ。」
GMろー
 男爵の通う店とは思えないほど、ざっくばらんな対応をしてくれるのは、この店の主にして料理人であるネヴァーフの男性。ヒゲも不潔にならないようにまとめてあります。
ナノハナ
「失礼しますね」 営業すまーいる
リーダム
「失礼します」(ペコリ)
アネモネ
「うむ、邪魔するぞ」
GM/店主
「ほい、水とメニュー。冒険者なら軽食……そうだな、タマゴサンドでどうだ。」 と、思いっきり客扱いですがこのまま食事して帰りますか?(笑)
ナノハナ
「そうですね、ではまずー」 注文もせずに話を聞くのは失礼、メニュー開くよー
GMろー
 メニューに記されているのは当然のごとく卵、卵、卵料理のオンパレード!
 特に目を引く料理は見当たりませんが、書いていない料理でも店主に言えば作ってくれるとのことです。もちろん卵料理に限る。(笑)
GM/店主
「注文は決まったかい?」
リーダム
 リーダムはメニューとにらめっこしてます。
ナノハナ
(^▽^)(こりゃこんだけ卵食えば健康的にやばいでゲスよね、口止め納得〜)
「…狐の卵、あります?」
GM/店主
「は? 狐の卵?」 何言ってんだこいつ、みたいな顔をされます。
ナノハナ
「あはは、なんでもないです。では卵かけごはんとカニ玉とかき玉汁と茹で卵と出汁巻き卵しめて5G分でお願いします〜」
アネモネ
「そうだな、昨日遠方から仕入れたばかりの卵とか…」
GM/店主
「……ん? その辺の事情を知ってるってことは、もしかしてお前さんたちが例の冒険者か!」
リーダム
 (オムライス…おいしそうだな〜)
GM/店主
「それならそうと早く言ってくれればいいのに。今日のところはおごりだ、なんでも好きなものを頼んでくれ!」
GMろー
 というわけで食事代は心配しなくていいです。心行くまで食べて帰るといいでしょう。あれ?
リーダム
 ん?
GMろー
(本来の目的はどこへいったという突っ込み待ちだった)
アネモネ
「何、こちらも当然のことをしたまでだ」
 ちなみにメニューはスペイン(っぽいところ)風オムレツのトマトソースがけに甘さ控えめフレンチトーストを頼む。
GMろー
 おお、スパニッシュオムレツ……!
ナノハナ
「じゃあ追加でオムレツと中華丼もお願いします!」
リーダム
「ナノハナさん…そんなに食べるんですか?…あ、私はオムライスを」
ナノハナ
「わちきの筋力基本値は14でゲス(きりっ)」
リーダム
「私は12ですけど…2の差でそこまで食べる量が変わるものなのですかね?」
GMろー
 メタな会話してるなあ。(笑)
リーダム
 TRPGで一度はやってみたいメタ会話(キリッ)
ナノハナ
「まぁだいたいの脂肪は胸にいくし気にしないでゲス(ぽいんぽいん)」
アネモネ
「ところで、少々込み入ったことを聞くが構わないか?」
GM/店主
「うん、なんだ?」
アネモネ
「この店を贔屓にしている、お忍びで来ている貴族がいるのだが…」
GMろー
 というわけで、調理と食事の合間に話を聞いてみたところ……
 さて、そうですね。ここはテーブルマナーということで、全員難易度12の【器用】判定をどうぞ。
ナノハナ
 !?(あばばばば!)
リーダム
 全員成功する必要がありますか?
GMろー
 ああ、誰かひとりで十分です。
タマモ
 そういえば貴族もくるとこでしたね!
GMろー
 お忍びですけどね! 別に高級店というわけではないので。
 さりとて大衆食堂というわけでもない。
アネモネ
 まあ、ファミレスより1ランク高い程度の普通のレストランだな
ナノハナ
 じじじGM、テーブルマナーの知識として知力か精神じゃだめ?なんかナノハナさん手づかみ行きそうで怖いの!
リーダム
 しかも、ナノハナさんは大量注文^^;
GMろー
 黙って【器用】で振れ。(にっこり)
ナノハナ
 ひいい!(ツヤツヤ)
 情報収集と違う能力値を使わせたかったのですが、今思えば《ヒストリー》可の【知力】判定でもよかったかもしれません。(「出自:王侯貴族」的な意味で)
リーダム
 …じゃあ、とりあえず、素振りしますか
アネモネ
 2d6+7 柔らかい物ばかりなので力を入れ過ぎないように…
DICE
 2d6+7 = [2,2]+7 = 11
アネモネ
 うん、予想通りだったな…(笑)
GMろー
 ああっ、トマトソースがけのオムレツが凄惨な解体現場みたいに!(ならない)
アネモネ
 あるある。
ナノハナ
 2D6+2 (そもそも若いころは翌日の米もなくて飢えてたでゲスよ!マナーなんか知るか!)
DICE
 2D6+2 = [1,4]+2 = 7
ナノハナ
 チーン
GMろー
 育ちが出てしまったか……
ナノハナ
「っ! っ! うまっ、うまま!(ガツガツ)」
GMろー
 それだけがっついてもらえるのは料理人としては嬉しいのかもしれない。(笑)
リーダム
 失敗が怖いのでフェイト1使用で振ります。
 2d6+5+1d6 「このオムライスおいしいです。」
DICE
 2d6+5+1d6 = [6,4]+5+[5] = 20
リーダム
 20です^^;
GMろー
 社交界でも滅多に見ないような完璧なテーブルマナーがここに! 両親に感謝しましょう。
リーダム
 冒険者の両親に感謝です。
GMろー
 では、リーダムさんの華麗な食器使いを見た店主は、それを見て思い出したとばかりに指を鳴らします。
GM/店主
「ああ、貴族ってあのお客か! 妙に作法がきっちりしてたのはそういうことか。」
リーダム
「ほえ?」食べている最中に声を出されてちょっと間抜けな返事
GM/店主
「間が空くこともあるが、来るときは週1ペースの常連だな。で、それがどうかしたか?」
アネモネ
「まあ名乗りもしなかっただろうから、こちらから名前を出しても詮無いことだが…」
ナノハナ
「ぷは〜っ、卵酒あったまるわぁ〜」
リーダム
「えっと、その常連さんの食べていたメニューが知りたいんですけど…」
アネモネ
「うむ、その男爵がよく頼んでいたメニューはないだろうか?
リーダム
 かぶりましたね^^;
GMろー
 それを聞いた店主は少し考え込んでから、ぽんと掌を叩き、それからあちゃー、といった顔になります。
GM/店主
「あるにはある、が……いかんせん、材料がないな。食べたかったんなら悪い。」
アネモネ
「まあそれならそれで、どんなものだったかは聞かせてもらえないか?」
GM/店主
「ああ。“揚げ氷菓”ってやつでな――」
リーダム
「揚げ氷菓…ですか?」
ナノハナ
「おお、卵だけならお寿司もあるでゲスか! 店が繁盛してから初めての贅沢の味、懐かしいでゲス〜。うまーっ!」 あ、ほっといていいです(笑)
GMろー
 というわけで、メイスン男爵がこの店で特別に好んでいた料理は、いわゆる「アイスクリームの天ぷら」ですね。
アネモネ
 ふむふむ。
GMろー
 そして足りない材料はというと、ずばり氷です。しばらく休業してたからね、仕方ないね。
アネモネ
 氷があるなら作ってもらえるのか?
GMろー
 他には特別な材料はないので、問題ないとのことです。
GM/店主
「とはいっても、氷なんてそうそう手に入るもんじゃない。いつもはマシューベル商会に頼んでるんだけどな。」
GMろー
 ただ飯だからって好き勝手食べおってからに。(笑)
アネモネ
 ならば…どうしよう、事情を明かして大丈夫だろうか?
リーダム
 大丈夫だと思いますよ。
ナノハナ
「しめはずばり濃厚プリン! 揺れる揺れる〜、クゥックック!(あむあむ)」
アネモネ
 デザートはふんわり卵蒸しパンにしよう。
リーダム
 リーダムのデザートは…プリンですかね。
GMろー
 ああそうか、この場にリーダーがいないのか。
アネモネ
 まあ、ここまで聞いてもらったからには、と事情は明かそう。
 現状では、病に臥せってる男爵が所望してるのはおそらくそれだろうな、と
GMろー
 それを聞くと店主は同情を示しますが、材料がないのはいかんともしがたい。
GM/店主
「そう言われちゃ、食べさせてやりたいがなあ。うちも営業再開したばっかりで……」 氷を注文するだけの余裕がない模様。
アネモネ
「うむ。実際に入用になったら氷を調達して伺うとしよう。馳走になった」
ナノハナ
「あ、ついでに卵サンド包んでもらっていいでゲス? 連れが二人いやして〜…あ、あと温泉卵お願いします」 パクパクもぐもぐ 
GMろー
 お土産までしっかりせしめて、どうぞお帰りください。(笑)
リーダム
「ご馳走様でした」(ペコリ)
ナノハナ
「げふ〜(―▽―)」
GMろー
 では、シーンを終了しましょう。


●シーン9

GMろー
 前回の報告から二日が立ち、皆さんは再びメイスン男爵邸にて、ジェイムズに経過報告を行なっています。
 とうとう“狐の卵”らしきものが見つかりましたが、ジェイムズは難しそうな表情を崩しません。
ナノハナ
「確証がないからでゲスか? それともなにか別に?」
GM/ジェイムズ
「実は……旦那様が熱を出されてすぐ、氷を求めたことがあるのです。」
アネモネ
「ふむ…もしや、調達できなかったのか?」
GM/ジェイムズ
「ええ、結果は芳しくありませんでした。ですから、どうしたものか……」
GMろー
“狐の卵”とおぼしきものの情報は手に入れましたし、残り二日何もしなくても、1000Gの報酬は手に入ります。しかしジェイムズは、是非とも現物を手に入れるために力を貸してほしいと皆さんに頭を下げます。
リーダム
 リーダムはもちろんやる気です
アネモネ
「うむ、現物があればいいのは間違いないしな……」あとは私も食べてみたいし(笑)
タマモ
「(ふむ。別にここで終わるのもありかな)」
ナノハナ
「…(さて、ここまで入用なら、交渉すれば船代1000Gはらってくれそうでゲスが…)」
GMろー
 と思うのもごもっとも。しかし、これ以上の資金提供はできない理由があります。
アネモネ
 ほう?
リーダム
 ほう?
GMろー
 実は今回の報酬、ジェイムズのポケットマネー。何せ主人が決済のできる状態ではないので、男爵家のお金は動かせない次第。
ナノハナ
 んむぅ、なるる
GMろー
 ですので、調査費用としてお支払した前金で何とかしていただきたい。
GM/ジェイムズ
「手段はお任せしますが、氷の調達、なにとぞよろしくお願いします。」
リーダム
「氷が手に入らなかった理由を教えてもらってもいいですか?」
GMろー
 地理的に希少なものであることが最大の理由ですね。
リーダム
 なるほど…
アネモネ
 この辺、「あまり寒くならないところ」ですからな
GMろー
 だからこそ、あんな怪しい儲け話も浮上してくるわけです。(笑)
 果たしてどうやって氷を手に入れたものか。明日からどう動くか考えつつ、シーンを変更しましょう。


●シーン10:〈火〉曜日

GMろー
 調査五日目。とはいえ、もう情報収集の必要はなさそうですが。
 さあ、何処へ行き何をするのか。
タマモ
 しつもーん! 神殿のテレポーターはどこに行けるんですかー?
GMろー
 転送サービスって複数経由すればネットワーク駆使してどこにでも行けるんですよね。でもこの料金って一回分なのかな……
 今回に関してはエリンディル西方の神殿のある街ならどこにでも、ということで。
タマモ
 了解デース
ナノハナ
 …GM、ダイナストカバルに当たりつけたら謎科学で氷生成とかできそうじゃない? ほらレントさん氷出してたし
アネモネ
 神殿の手先が頼む相手じゃないだろう(笑)
GMろー
 悪の秘密結社の人造人間が手から出した氷を料理に使いたいと申したか。
ナノハナ
 PLは一向に構わん!(ラブダイナストカバル)
GMろー
 連絡の取り方もわかりませんし諦めてください。
ナノハナ
 了解ー
 転送サービスを使い、男爵の故郷へ“狐の卵”の裏を取りに行くか。あるいは氷の採れそうな北の街(ラーフ大洞窟)に向かうか、1000Gを払って採氷船に乗り込むか、はたまたマシューベル商会を訪ねてみるか。PLたちの出した結論は……
タマモ
 長い会議の結果、船に乗って氷探しの旅に決まりましたー!
GMろー
 あいよー。それでは連れ立って翡翠港に向かうとしましょう。
     *     *     *
GMろー
 数日の時をおいて、シラヌイさんは再び翡翠港の一角へと足を踏み入れました。
シラヌイ
「この前の人間は、どこにいるかな?」
GM/不審者
「おっ、あんたは前の……後ろのはお仲間かい?」
シラヌイ
「ああ、仲間だ」
ナノハナ
「クゥックック! よろしくお願いするでゲスよー(G▽G)」
GM/不審者
「腹は決まったってことでいいのかね。」 と、手を出して何かを要求してきます。
シラヌイ
 うむ。1000Gという大金を渡すぞ
タマモ
 実は別に大金でもなかったり(ドレインキャラの宿命)
GMろー
 これだから!(笑)
リーダム
 リーダムはみんなの後ろに隠れてますね。物理的に^^;
ナノハナ
(おさえろ、押さえろわちき! これがましまし、もしかしたら倍になるかもしれないんだ!)
タマモ
 とりあえずナノハナを前に押し出し、目立たせておこう
GM/不審者
「へへっ、毎度……船まで案内する、ついてきな。」
ナノハナ
「よろしくでゲスよぉ」 積極的に絡んでいくよ〜
GMろー
 そう言って連れて行かれた先には、全長10mほどの小型機械船……要するにクルーザーが留められています。
アネモネ
 ほう、珍しいな
ナノハナ
「おお〜(G▽G)」
GMろー
 物好きの個人所有という設定。積載量はさほどでもありませんが、それでも十分に利益が出ると見込んでいるようです。
 皆さんを連れてきた不審者は、船主らしき人物と二言三言会話して、皆さんの下に戻ってきます。
GM/不審者
「こっちの準備はできてる。これから出てもいいし、今日は準備にあてて明朝の出発でもいいが、どうする?」
シラヌイ
「どうしようか?」
タマモ
「私はすぐにでも大丈夫ですよ(こんなむさくるしい所に長いしたくないしな)」
リーダム
「なるべく早く氷を取ってきてあげたいです。」
ナノハナ
「善は急げ、でゲスよぉ」
シラヌイ
「ちょっと一息つければ、我輩は構わない」
 意訳:MPポーションが飲みたい
GMろー
 ああ、回復が必要ならどうぞ。
アネモネ
 シラヌイはごっそりMP削られてたからな(笑)
ナノハナ
 タダポいります?
シラヌイ
 タダポ欲しいです
リーダム
 正直自分もちょっとMP回復したいです。
ナノハナ
 じゃあお二人にMPP1本ずつお渡ししますよ 「当店のお試し品でゲスよ〜」
リーダム
「ありがとうございますナノハナさん」ペコリ
ナノハナ
 んー、シラヌイさんにはもう1ぽんあげます
リーダム
 とりあえず、貰ったMPPを使いますね。
GMろー
 のめのめーい。
リーダム
 2d6 「ごくごく」
DICE
 2d6 = [2,6] = 8
リーダム
「普通に飲めますね」 MP 37/43
シラヌイ
 二本飲みます 2d6+2d6
DICE
 2d6+2d6 = [1,6]+[3,3] = 13
シラヌイ
 もう一本いっておきます
 2d6 ただぽじゃないよ
DICE
 2d6 = [4,5] = 9
シラヌイ
 MP35/40 回復は以上です
ナノハナ
(…あの薬草ホントに効くんだ。クゥックック!これは当たりでゲスね!今のうちに一杯摘んでおくでゲス!)
GMろー
 まさかの人体実験。
 では、機械船に乗り込めー。
リーダム
 わぁい^^
ナノハナ
「わーい!」
GMろー
 かくて人知れず翡翠港から旅立つ冒険者たち。氷を求める機械船の行方とは……?
リーダム
 …沈没フラグ?
GMろー
 海底に氷はないですよ。(冷静)
ナノハナ
 まぁナノハナ飛べるし(笑)
GMろー
 では、シーンを終了します。

 

 


■クライマックスフェイズ

●シーン1:〈火〉曜日

GMろー
 マリンパーチを発って半日。機械船は通常の帆船に倍する速度で、近海を南下していきます。
 さすがに日が落ちてからは速度を落としますが、翌朝、日の出とともに皆さんが見たのは……
リーダム
「まぶしいですね〜」太陽に向かって伸びをしている。
ナノハナ
 ZZZ…(―▽―)
GMろー
 天にも届くが如くそびえたち、頂上の見えない高山。白い岩の転がる岸辺。
 それは天島(かみしま)と呼ばれる、カーミル諸島の中でも特別な島でした。
アネモネ
 ……ああ、ここ出入り制限されてなかったっけ…?
GMろー
 特にそう言う設定はトラベルガイドにはないですね! 岩も建築資材として利用されてるみたいですし!
リーダム
「………あれ? あの山って」
GM/不審者
「見えてきたな。ほら、あそこだ。」
GMろー
 そう言って指差す先には、白い岸辺……ですがよく見ると、それは岩ではなく、降り積もった雪の層です。
アネモネ
「話には聞いたことがあるが、ここまでとはなぁ」山を見上げながら
ナノハナ
「んぁ、さぶ!」!(○□○)
GMろー
 この島、氷点下にまで達することがあるんだとか。(笑)
リーダム
「…雪ですか」
GM/不審者
「上陸してちょっといったところに氷柱がある。切り出して船まで運ぶのを手伝ってくれ。」
アネモネ
「うむ」
シラヌイ
「承知した」
ナノハナ
「ういう〜い」
タマモ
「さっと運びましょうか!」
リーダム
「よく、こんな場所を見つけましたね。」
GMろー
 先も言った通り、白岩が建築資材として人気なので、その関係で発見されたものと思われます。
 では、ボートを使って上陸し、不審者の案内で皆さんが島の奥へ向かうと……
リーダム
「とりあえず私が皆の先頭に立ってますね。」
 意味はないでしょうけど天然罠対策です。
シラヌイ
 用心に意味がない。なんてことはないのです
GMろー
 歩を進めるにつれ、周囲にちらつき始めた粉雪が段々と強さを増し、重くまとわりついてくるようになります。
ナノハナ
「この辺一体宝の山でゲスよぉ〜(G▽G)」 のしのし
GMろー
 やがて雪の合間に見えてきたのは、なんと高さ5mもあろうかという巨大な氷柱! 直径も相当のものがあります。
リーダム
「………」リーダムはぽかんと口を開けています。
ナノハナ
「うひょおーーー!(G▽G)」
アネモネ
「どうやったらここまで育つんだか…」半ばあきれるように
GMろー
 そしてその周辺に、きらきらと踊るようにひらめく光。雪が舞っているのでも、氷柱に光が反射しているのでもなさそうです。
リーダム
 警戒行動をとってもいいですか?>GM
GMろー
 残念ながら、今回は採用してません。
 雪や氷でないのは一目瞭然。舞い踊る光は、小さな赤い輝きを放っています。
リーダム
「何だ? あの光は…」刀と短剣を構えますね。
GM/不審者
「こう寒くちゃかなわねえ、さっさと切り出しちまおう!」 欲に目がくらんで赤い輝きは目に入ってないような状態。
リーダム
「待ってください!!」不審者さんを止めます。
ナノハナ
「よし切ろう今切ろう!」
リーダム
 ああ、こっちでも^^;
GM/不審者
「え?」 と、足を止めて振り返ったその背後で。

(ぴしり)

GMろー
 重々しく、何かが軋んで割れる音。
ナノハナ
「はひ?(キョトン)」
リーダム
 とりあえず、不審者を背後にかばえる位置まで移動します。
ナノハナ
 ええこや

(ぴし、きし、ぱき、ぺき)

GM/不審者
「ああっ、氷柱が!?」
ナノハナ
「ああ! 金のなる木が!?」
GMろー
 警戒する皆さんの前で、ヒビを全体に広げた氷柱は、一瞬の沈黙の後……

(がっしゃああああああん)

GM/巨人
「――オオオオオオオオオオオオオッ!」
GMろー
 内側から破砕され、青白い肌を持つ巨人が姿を現わしました!
タマモ
「・・・・・・・で、でたー!(ぎゃぁぁぁぁ!)」
シラヌイ
「やぁ、兄弟」・・)ノ
ナノハナ
「うっそぉぉぉぉ!?」(◎□◎)
リーダム
「あなたは下がってください!!」不審者に下がるように言います。
アネモネ
「説明不要な何かが出てきたな」
GMろー
 周囲はもはや吹雪に包まれ、氷柱の周囲を飛び交っていた赤い輝きも、逃げるように宙を滑って皆さんの方に向かってきます。
 近づいてくるにつれ見えてきたその姿は、額に赤い宝石を張り付け、狐のような耳を持つ獣!
ナノハナ
 でた! ググーだぁぁ!
タマモ
 これはナノハナの陰に隠れざるをえない!?
ナノハナ
「ちょ、それわちきの専売特許ー!?」
GMろー
 さあ、戦闘シーンに移りましょう。


●シーン2

GMろー
 まずはエンゲージから。
〔PC〕10m〔珠獣〕5m〔巨人〕
GMろー
 敵は赤い輝きの珠獣が1モブ、青白い肌の巨人が一体。珠獣は飛行状態で、巨人は《超大型》持ちです。
 そして周囲に渦巻く吹雪! これは[冷たい雨]として扱います。

[冷たい雨]

種別:トラップ 構造:物理 レベル:5 カスタマイズ:
条件:コンティニュ型 探知値:− 解除値:− 対象:接触 射程:至近
効果:対象が行なう【敏捷】判定に−2D(最低1D)する。GMは修正を受ける能力値を変更してもよい。このトラップはシークレットではない。
 常に上から冷たい水が降り、体の動きが鈍くなるトラップ。


GMろー
 説明は以上! 質問がなければ、【行動値】と「タイミング:戦闘前」の宣言をどうぞ。
アネモネ
 行動値7、戦闘前スキルはない。
ナノハナ
 行動6! スキルなし!
タマモ
 10!
リーダム
 【行動値】14 スキルなしです。
シラヌイ
 行動値5。スキルはありません
珠獣17>リーダム14>巨人13>タマモ10>アネモネ7>ナノハナ6>シラヌイ5
GMろー
 では、ラウンド進行に移りましょう。


▼第一ラウンド

〔アネモネ&タマモ&ナノハナ&シラヌイ&リーダム〕10m〔珠獣〕5m〔巨人〕

・セットアッププロセス

GMろー
 珠獣、巨人とも何もないので、PC側のみ順次どうぞ。
リーダム
 とりあえず、《陣形》ですかね。
GMろー
 リーダー、ご裁断を!
タマモ
 了承
GMろー
 動けー!
ナノハナ
「任せるでゲスよぉ皆さん!」
タマモ
 5m下がる!
アネモネ
 獣ちゃんにエンゲージ
リーダム
 9m前進します。
シラヌイ
 右へ8m前進します
「同胞よ。無益な争いはやめるんだー」
GM/巨人
「オオォォォォォ!!」 眠りから覚めたばかりの巨人は、無差別に冷気を放出しています。
リーダム
 そして巨人に《タウント》行きます。
GMろー
 来いよ!
リーダム
 2d6+7+2 「もうちょっと寝ていてくれると嬉しいんですけどね…」
DICE
 2d6+7+2 = [3,4]+7+2 = 16
リーダム
 16で通します。
GM/巨人
 2d6+8 巨人咆哮。
DICE
 2d6+8 = [4,1]+8 = 13
GMろー
 とりあえず最初の獲物はリーダム、君に決めた!
リーダム
 ばっちこーい^^;
GMろー
 さて、他の人は?
タマモ
 なーい
アネモネ
 セットアップはない
ナノハナ
 なーし
シラヌイ
《GH:モデルルーム》を使用して、巨人を識別します
 識別へフェイト1
GMろー
 来いよやー。
シラヌイ
 2d6+5+1d6
DICE
 2d6+5+1d6 = [1,4]+5+[1] = 11
シラヌイ
 ぐぅ。振りなおす
アネモネ
 (/-;っ◇
GMろー
 ああ、やっぱり今回も駄目だったよ。
シラヌイ
 2d6+5+1d6
DICE
 2d6+5+1d6 = [2,1]+5+[5] = 13
リーダム
 ・・)つ◇
シラヌイ
 上がった。一応上がったよ(/▽;
GMろー
 こういうところを見るとシラヌイさんがメイジじゃなくてウォーリアなんだなあという気持ちを新たにしますね。
ナノハナ
 ですなぁ
GMろー
 同胞同胞と呼びかけるのはいいが光の巨人と氷の巨人とでは別に関係はなかった! さっぱりだ!
シラヌイ
 それとは別に《ジャイアントグロース》使用しておきます
GMろー
 いざ巨大化! 実際にそうしてみると、相手の方は巨人にしては小柄だということがわかります。何せ5m程度。
ナノハナ
 坊やだからさ
シラヌイ
 セットアップは以上ですん

・イニシアチブプロセス

――17:珠獣

GMろー
 さーて、まずは珠獣。飛行状態なのですいーっと抜けたいところなんですがなんか途中に巨大化したのがいて超邪魔ー!
ナノハナ
「ふーははは! シラヌイさんからは逃げられないぃ!」
タマモ
 目の前で繰り広げられる怪獣大戦争の図(おぃ)
GMろー
 あんぎゃー。
ナノハナ
 ぬわー!?
GMろー
 そんな時におすすめなのがこちら、回り込み! 今回もいつも通り、+6mで回り込めるものとしまーす。
 そして珠獣の【移動力】は16。この意味が分かるな?
リーダム
 あ、ナノハナさんにエンゲージできる。
GMろー
 ざっつらいと。全力移動でシラヌイさんを回り込みつつナノハナさんのエンゲージに突入! 近くで見ると愛くるしい! あと額の宝石が眩しい!
 ……あ、間違えた。タマモさんにエンゲージ!
タマモ
 ほげぇぇぇ!
GMろー
 最後尾を抑えられた形となってふははこれでもう逃げられまい!
ナノハナ
 まじかー
タマモ
 盾(ナノハナ)が機能しない不具合!
GMろー
 おいこら(笑)
リーダム
 ナノハナさん今は飛んでないからな〜
GMろー
 仮にもメイジを盾(としてアテ)にするんじゃあない。
ナノハナ
 飛行はしかたないー! 「え、盾ておい」
GMろー
 囮なら許す。
ナノハナ
「おいこらGM」
タマモ
 なら囮(ナノハナ)で
GMろー
 1d5 で、メジャーはー。
DICE
 1d5 = [5] = 5
GMろー
 またか。リーダムさんに《サモン・カトブレパス》!
GM/珠獣
 4d6+8 “蹄持つ獣の王”の幻影が、首をもたげてリーダムさんを睨み据える!
DICE
 4d6+8 = [1,6,4,1]+8 = 20
GMろー
 【敏捷】は−2Dで、リアクションをどうぞ。
ナノハナ
「GMもタマさんも嫌いよぉん!(泣)」 回避がんば!
GMろー
 いやあ、ナノハナさんはさっきから何を言ってるんでしょうね。寒さでおかしくなったかな。(しらじら)
リーダム
 正直1dしか振れないので放棄します^^;
GMろー
 では、ダメージを。
GM/珠獣
 6d6+10 それは雪の中に見た幻だったのかもしれない。だが、現に身体は動かなくなりつつあった……!
DICE
 6d6+10 = [6,2,1,3,5,5]+10 = 32
GMろー
 〈無〉の魔法ダメージ、徹らば[放心]。《ソウルスティール》があるので、リアクションもさらに−1Dされます!(意味がない)
リーダム
 とことん回避を潰しに来てますね^^;
ナノハナ
 やっぱでかいなぁ。ここは呪壁符使います!
 1D6+6 「リーダムさんに100G飛んでけー!」 0Gだがなぁ!
DICE
 1D6+6 = [6]+6 = 12
GMろー
 その軽減、プライスレス。
ナノハナ
 っしゃおらぁ12!
リーダム
 ありがとうございます>呪壁符
ナノハナ
 のこり0Gは2枚です
タマモ
 プロテクショーン+フェイト2点をやろう 5d6
DICE
 5d6 = [4,2,4,4,4] = 18
GMろー
 あっ防がれた!?
タマモ
 弾けるよね(にっこり)
リーダム
 それなら、18+12+3=33点軽減ですね。
ナノハナ
 いえーい
リーダム
《トゥルーアイ》を使わずともダメージは0じゃ
GMろー
 やっぱり雪が見せたただの幻だったようです。動物の王なんていなかった!

――14:リーダム

リーダム
 ムーブ&マイナー:珠獣にエンゲージ メジャー:通常攻撃 で行きます。
GMろー
 追い縋ってバッサリ!
リーダム
 3d6+5 「タマモ先輩大丈夫ですか!?」
DICE
 3d6+5 = [5,3,6]+5 = 19
リーダム
 19で通します。
タマモ
「大丈夫です!(あの囮ヤロー! 仕事しろよな!)」
GM/珠獣
 2d6+5 ふふふ、実は回避は4Dも振れ……な、なにい!?
DICE
 2d6+5 = [2,1]+5 = 8
GMろー
 というわけで雪の影響をもろにくらってます。ぐわー!
リーダム
 2d6+13 「タマモ先輩から離れろ!!」
DICE
 2d6+13 = [2,2]+13 = 17
リーダム
 17点物理ダメージです。
GMろー
 リーダムさんの刀は確かに、珠獣の毛皮を捉えました。……が、傷一つつけることもできない!
リーダム
「…!!当たったはずなのに!?」
GMろー
 珠獣はまるでからかうように、リーダムさんの眼の前を飛び交います。

――13:巨人

GMろー
 逆上した巨人は任せて大きく息を吸い込むと、遠いリーダムさん目がけて一気にそれを解き放ちます!
 喰らえ、必殺《ブレス:水》! 対象はタマモさんとリーダムさん!
タマモ
 私とばっちりじゃないですかー!
GM/巨人
 3d6+10 ダイアモンドダストー!
DICE
 3d6+10 = [6,1,2]+10 = 19
GMろー
 回避は−2Dでリアクションをどうぞ。
タマモ
 残念だったな! 避けれん!
リーダム
 ちょっと私もきついです^^;
 そのままで
GMろー
 では二人まとめて氷像になってもらおう!
GM/巨人
 4d6+58 氷柱に閉じこめるほどの〈水〉魔法ダメージ!
DICE
 4d6+58 = [3,1,1,5]+58 = 68
ナノハナ
 そのダイスでそのダメージか!
リーダム
《トゥルーアイ》を使っても59抜けてくるんですけど!!
タマモ
 うわ。25点軽減せな乙る!
 識別に成功していれば(それで「攻撃」まで開示するGMなので)《インタラプト》を切るという判断もできたはずですが、もはや後の祭り。
 数点軽減するだけでいいが行動済のリーダムさんを救うか、点数的には厳しいがアコライトのタマモさんを守るか、相談の結果……
タマモ
 よし! 詐欺師勝負に出るの巻!
GMろー
(べべん)
タマモ
 《プロテクション》を自分に。フェイトを四点使う!
アネモネ
 あー。《蘇生》した場合も変わらん?
 っていうかダメージ受けてないか
リーダム
 全員無傷ですからね。
タマモ
 イエス! では、勝負だ!
 7d6 ナムアミダブツナムアミダブツ
DICE
 7d6 = [4,3,3,2,2,4,5] = 23
タマモ
 足らん!
リーダム
 あ
アネモネ
 oh...
ナノハナ
 …タマさんに呪壁符を使用します
 1D6+6 「リーダムさん、悪く思わんでほしいでゲスよ」
DICE
 1D6+6 = [6]+6 = 12
ナノハナ
 12!
タマモ
 残り10点! サラバ! リーダム!
リーダム
 私はそのまま受けます。
 タマモさんをかばう演出にしていただければ幸いです。
GMろー
 挑発の報いを受け、リーダムさんは凍りついた!
GM/巨人
「コオォォォォ……」 ブレスを吐き終えた姿勢のまま、口から冷気の靄を漂わせています。
タマモ
 くそぅ・・・ナノハナなら迷わず盾にする演出をしたのに・・・!
ナノハナ
「おいこら」
タマモ
 だって、ゲスゲスちゃんならギャグシーンになるじゃないか!
ナノハナ
「たしかに美味しいでゲスけどね!?」
GMろー
 自然にPLとPCで会話しないでほしい。(笑)
アネモネ
 地の文に反応するなし(笑)

――10:タマモ

タマモ
 では、リーダムの勇姿を目に焼き付けつつ、待機。黙祷!(チーン)

――7:アネモネ

アネモネ
 待機だ。

――6:ナノハナ

ナノハナ
 んでは、ムーブで5m前進、タマさんと巨人から丁度10mの位置に移動。マイナーでHPP飲んで 2d6
DICE
 2d6 = [1,1] = 2
ナノハナ
 全快!
GMろー
 お、おう。
ナノハナ
 メジャーで巨人に《エアリアルスラッシュ》! 《リゼントメント》乗せたる! 4D6+6
DICE
 4D6+6 = [6,3,3,5]+6 = 23
ナノハナ
 23!
GMろー
 渦巻く吹雪を切り裂いて、風の刃が巨人に迫る! 回避不能!
ナノハナ
 自分に爆撃符使用! 「まずはこのホッカイロ! キリ○イ貼るで体を温めカミソリ投下ぁぁ!」
GMろー
 呪符とは……魔術とは一体……
シラヌイ
 魔術というよりも錬金術ですね
リーダム
 呪いって結局はおまじないですから何でもありなんでしょう
 そんなバカな。
ナノハナ
 2D6+14+3D6+1D6+6 ついでにフェイトも3点使用!
DICE
 2D6+14+3D6+1D6+6 = [3,5]+14+[3,6,4]+[3]+6 = 44
ナノハナ
 30足して74!
GM/巨人
「ゴオオオオ!?」 青白い肌が大きく切り裂かれますが、凍結も間に合いません。一気に体力が半分持っていかれた!
ナノハナ
「クゥックック! みたかばーかばーか!」

――5:シラヌイ

シラヌイ
 ムーブなし、マイナーでMPポーションを使用
 メジャー《ファイアボルト》を巨人へ
 2d6 ポーション回復量
DICE
 2d6 = [6,3] = 9
GMろー
 さあ来い。13以上で自動命中だ。
シラヌイ
 3d6+5 「今、契約の元にこいねがう…」
DICE
 3d6+5 = [6,3,2]+5 = 16
シラヌイ
 16で当たりかけ
GMろー
 巨人は膝を突き、傷口を抑え込んでいる。そこに火弾が直撃した!
シラヌイ
 では、ダメージに《マジックフォージ》乗せます
ナノハナ
 爆撃符使用! 「こんどはちゃんとサービス品でゲス!」 1D6+6
DICE
 1D6+6 = [2]+6 = 8
ナノハナ
 8追加よろっ
シラヌイ
 2d6+18+2+4d6+8 「天まで、焦がせっ!」
DICE
 2d6+18+2+4d6+8 = [6,3]+18+2+[3,5,5,1]+8 = 51
シラヌイ
 51の火属性魔法ダメージをプレゼント
GMろー
 氷の巨体が紅蓮の炎に包まれる! その中で巨人はもがき、まだ動いているようです。

――7:アネモネ

アネモネ
 ムーブで巨人にエンゲージ、マイナーなし、メジャーで巨人に《バッシュ》。
GMろー
《超大型》で封鎖! でももはや意味はない!
アネモネ
 3d6+8 「飛び道具もちでは壁も何もあったものではないのだがな」
DICE
 3d6+8 = [3,5,6]+8 = 22
アネモネ
 22だ。
GM/巨人
 回避不能! 炎の中に刃を突きこめ!
ナノハナ
 最後の爆撃符使用! 「次からはおひとり様150Gでゲスよぉ!」 1D6+6
DICE
 1D6+6 = [5]+6 = 11
ナノハナ
 っしゃあ11追加!
アネモネ
「まあ経費になるがな」
ナノハナ
「がーん!?」
アネモネ
 ダメージにフェイト2点
 2d6+25+2d6+2d6+11 膝にドスッ
DICE
 2d6+25+2d6+2d6+11 = [4,1]+25+[3,4]+[5,5]+11 = 58
アネモネ
 58点物理。
GMろー
 物理防御力は21もある……が、魔術の二連発で体力はもう残っていなかった……
GM/巨人
「ゴオォォォ……」 人をたやすく氷漬けにするだけの冷気を内包した巨人は、ゆっくりと倒れて動かなくなりました。戦闘不能!
ナノハナ
「じゃあGM、これでリーダムさんの氷も溶けて晴れて戦線復帰ということで(笑)」
アネモネ
「誰だGM」
GMろー
 やっぱりナノハナさんはこの寒さでおかしくなってしまったのではないだろうか。ずっと独り言をぶつぶつ言っている気がする。
シラヌイ
 ○は我々を見放したー!<寒さでおかしく
ナノハナ
 ククク、いえない、「」を間違えて入れたなんて

――10:タマモ

タマモ
 まぁ、後は適当にだな
ナノハナ
 じゃあ爆撃いらない?
タマモ
 ムーブ、マイナーなし。メジャーで《ファミリアタック》を珠ちゃんにだ!
GMろー
 おおっと、やる気かーい?
タマモ
 2d6+9 リーダムの敵(※かたき)ー!
DICE
 2d6+9 = [5,3]+9 = 17
タマモ
 17!
リーダム
 いや、確かに一回狙われましたけど!!
GM/珠獣
 2d6+5 珠獣と使い魔がダンスする!
DICE
 2d6+5 = [5,2]+5 = 12
GMろー
 ダメージどうぞ。
ナノハナ
「ずず〜」 お茶飲んでます。見送り
タマモ
 5d6+3 怒りの小鬼ストライク!
DICE
 5d6+3 = [2,3,4,3,5]+3 = 20
タマモ
 貫通の20てーん
GMろー
 3d6 この魔獣が受ける動物の王の加護はひとつではない。《サモン・アラクネ》!
DICE
 3d6 = [1,5,6] = 12
GMろー
 小鬼は糸に絡め取られて、勢いを半分以上殺されました。
ナノハナ
 やっぱか

・クリンナッププロセス

GMろー
 何もなさそうですね。
ナノハナ
 なーし
タマモ
 なーい
アネモネ
 ないぞ
シラヌイ
 ないです


▼第二ラウンド

〔タマモ&×リーダム&珠獣〕10m〔ナノハナ〕3m〔シラヌイ〕7m〔アネモネ〕

・セットアッププロセス

タマモ
 最後の《陣形》を使う! 私は動かん!
アネモネ
 よっしゃ、珍獣……じゃない珠獣に向かって11m突進!
 そして忘れそうになってた《限界突破》発動!
シラヌイ
(/-;っ◇
ナノハナ
 ググーは2D振れるしいいですね
GMろー
 他はないかな!
タマモ
 ない
ナノハナ
 なーし
シラヌイ
 ないです

・イニシアチブプロセス

――10(割込):タマモ

タマモ
 秘技・割り込み《クイックヒール》!
GMろー
 *おおっと*
タマモ
 タマモを対象に《ヒール》を発動するぜ! 2d6+3
DICE
 2d6+3 = [1,2]+3 = 6
タマモ
 アブナイ・・・!? だが、発動だ!
アネモネ
 発動すればよかろうなのだ
タマモ
 4d6+9 かいふくかいふくー
DICE
 4d6+9 = [4,4,5,3]+9 = 25
タマモ
 25点回復した!

――17:珠獣

GMろー
 あと一押しで倒せそうだったはずなのに、これはとてもかなわない。
 このまま押しても無理そうなのを悟って、珠獣は全力移動で[逃走]します。
ナノハナ
 待てや逃げんなドロップー!
シラヌイ
(わざと逃がした顔)
GMろー
 さんざんあなたたちをからかって、珠獣は吹雪の中に消えていきました。びゅーん。
 やがて天候が回復する頃には、その姿はもはやどこにもないのでした。戦闘終了です。
     *     *     *
GMろー
 ドロップ品決定ロールー。対象は巨人一体。
ナノハナ
「うがぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁあ!! 巨人よりむかつくわぁぁぁぁぁぁあああ!!」
アネモネ
「まあナノハナ原理主義的にはそうなるだろうな…」<きょじんよりむかつく
GMろー
 私情原理主義ですね、わかります。
ナノハナ
「なにそのしっくりくる概念」
アネモネ
「っと、リーダムは無事か?」
シラヌイ
「その確認は、とっても大切」
リーダム
 いまだに氷像状態でしょうね。
シラヌイ
 では、氷像にぽとぽとと水をかけて溶かします
タマモ
「無事でなければ遺品を回収しなくては・・・」おぃ
ナノハナ
「なんか本性垣間見たでゲスよオイだが同感だ!」
タマモ
「えっ。いや、埋葬のためですけど・・・」(ドン引き)
GMろー
 というか勝手に殺すなという話である。
シラヌイ
「おーい。まだ生きてますか〜〜」
リーダム
「…なんとか…」いまだにガタガタ震えてますが何とか生きてます…よね
GMろー
 戦闘不能、戦闘不能になっただけだから!
 と、騒ぐのはいいが巨人からの実入りは無視したままでいいのだろうか?
シラヌイ
 では、我輩がドロップも漁ってしまいましょう
 ドロップへフェイト2点で
 2d6+2d6 同胞を弔いつつ、なるべく高価そうな遺品をゲット
DICE
 2d6+2d6 = [1,6]+[5,2] = 14
シラヌイ
 14で
GMろー
 巨人の心臓(1500G)を手に入れました。最高額には、いちたりない。(笑)
シラヌイ
 ようかいさんめ
ナノハナ
(―▽―)<「わーい無事だったでゲスねー」 タマさん無視話そらし!(笑)
リーダム
「そういえば…タマモさんは大丈夫ですか?」
タマモ
「何だかんだで無事でした!(囮が機能シなかったからビビったわー)」
GMろー
 すっかりドロップ以外のロールが弾んでしまっていますが、シーンを変更しましょう。

 

 


■エンディングフェイズ

●シーン1:〈闇〉曜日

GMろー
 なんとか巨人を退けた皆さんは、砕けた氷柱の破片を機械船に積み込み、その日のうちに翡翠港へと帰還しました。
 〈闇〉曜日、依頼最後の日です。日が沈むころには、メイスン邸に最終的な報告を持ち帰らなければならないでしょう。
GM/不審者
「そういや、取り分は売却額じゃなくて、氷でいいんだな?」
シラヌイ
「氷で構わない」
ナノハナ
「!?(いやお金もできれば!?)」
アネモネ
「氷が入用だからな」
 まあ多めには貰うけど
ナノハナ
「こ、こおり、で、いいでゲス、よぉ…(血涙)」
GMろー
 では分け前として、十分な量の氷を受け取りました。これからどうしますか?
シラヌイ
 氷が融ける前に、ハードボイルドへ向かいたい
ナノハナ
 届けにいきますか。店に
タマモ
 そういえばハードボイルド初めて行くな。私。
リーダム
 私が《ランナップ》も駆使して最速で届けますよ(笑)
GMろー
 さすが狼族である。
アネモネ
 飛んでくのとどっちが速いかな(笑)
リーダム
 試してみますか^^
シラヌイ
 のっし、のっし
ナノハナ
 ばさばさー
タマモ
 翼
リーダム
 びゅーーーん!!
ナノハナ
 妖精の翼
GMろー
 では、ハードボイルドを訪ねると、店主は大量の氷を見て驚きます。
リーダム
「店長!! これで作れますか?」
GM/店主
「あ、ああ。それだけありゃ十分すぎるが、一体どこでこんな……」 目を白黒させつつ。
アネモネ
「まあ、守秘義務が何とやら、でな」
リーダム
「………」ちょっと、氷付けにされたことを思い出した
ナノハナ
「クゥックック、今ならルィーズナブルにしますでゲスよぉ?」
GM/店主
「いやまあ、そんなことはいい。今日はもう店じまいにして、例のお貴族様の家まで俺も行こう。ここで作ってもいいが、行くまでに溶けたんじゃ元も子もないからな。」
ナノハナ
「あ、でゲスねうん」
アネモネ
「それもそうだな。案内するとしよう」
GMろー
 店主はそこそこ入っていた客に平謝りして店を閉めると、皆さんについてきてくれます。
リーダム
「では、氷は私が真っ先に男爵邸に届けておきますね」
ナノハナ
「ここぞとばかりに張りきるリーダムさんかわいい」
リーダム
 毎ラウンド26m移動できるスピードで全力ダッシュ
アネモネ
 まあ君だけ先んじてもあんまり意味はないと言っておくが(笑)
タマモ
 移動力ない私が置いて行かれる!
GMろー
 まあ、全員で行っても間に合いますし、そもそも一人で持てる重量かも怪しいので、そう先走ることもないですが。(笑)
リーダム
 氷は解けないうちに保冷庫とかに入れておかないと駄目になります!!
GMろー
 大量の氷は容器に入れておけばそれ自体が保冷効果を持つので安心してください。
タマモ
 仕方がないからそこらの茶店で一服してから行こう(おぃ)
GMろー
 それはよせ。(笑)
 ええい、ぐだぐだだ! シーンを切ろう!


●シーン2

GM/店主
「……はい、お待ちどうさん。こいつがご注文の、“揚げ氷菓”だ。」
GMろー
 メイスン邸の食堂で、居並ぶ皆さんの前に、狐色をした揚げ物が供されました。
 男爵の分は既に、ジェイムズが寝室の方へと運んでいます。
リーダム
「わ〜♪」(尻尾フリフリ)
シラヌイ
「美味しそうですな(じゅるり)」
GM/店主
「ま、冷めたり溶けたりしないうちに召し上がれ。」
アネモネ
「うむ、ではいただこう」口調はいつも通りだが大変わくわくしております
リーダム
「いただきます」(両手を合わせてペコリ)
タマモ
「美味しそうですね〜」
シラヌイ
「いただきます(−人−」
GMろー
 バニラアイスをカステラで包んで揚げたその料理は、冷たい甘みを温かい衣が包み込むという、ちょっと他では見られないような不思議な食感を皆さんに提供してくれます。
ナノハナ
(結局1000G払って売らずに菓子にして終わりでゲスか? 死ぬ目見て? +αないんじゃ割にあわねぇでゲ…) パクリ 「うぅんまぁぁぁぁぁぁい! シェフを呼べぇぇぇえ!」
GMろー
 どんなに温めても孵ることは決してありませんが、これこそが確かに“狐の卵”なのでしょう。
 なにやら化かされた感じもちょっとします。
リーダム
「ほゎ〜♪」(幸せ気分で尻尾フリフリ)
アネモネ
 もぐもぐ。ナイフで切って、溶け出たアイスは衣に染み込ませてぱくり。
シラヌイ
 切り分けて、アイスが舌の上で儚く溶けていくさまを楽しむ
ナノハナ
「おかわり!」
GM/店主
「悪いがそりゃ無理だ。お前さんたちの分でしまいだよ。」
ナノハナ
「ですよね〜」
シラヌイ
「美味しかった。我輩も後で通うぞ」>店主
GM/店主
「そいつはよかった。今後ともごひいきに。」
リーダム
「セラピカルガーデンで出してくれるおやつもおいしいですけどこちらもまた一段とおいしいですね」いまだに夢見心地
GMろー
 そうやって皆さんがそれぞれ珍味を楽しんでいると、ほっとした表情のジェイムズが戻ってきます。
GM/ジェイムズ
「皆さん、旦那様が目を覚まされました。“狐の卵”に、大変満足しておいででしたよ。」
アネモネ
「うむ。裏を取る時間がなかったが合ってたようだな。快復のとっかかりになりそうで何よりだ」
リーダム
「本当ですね〜」
ナノハナ
「あー、うん、そりゃよかったでゲス」 ちょっと病気で死んだ姉のこと思い出してらしくないと苦笑します
シラヌイ
「快復、おめでとう」
GM/ジェイムズ
「実にいい仕事をしていただきました。約束の報酬をお渡ししましょう。」 というわけで、無事に満額の2000Gを受け取れます。
ナノハナ
 !(G▽G)
GMろー
 店主の方にも礼がされるので、今回の代金は心配ありません。
GM/ジェイムズ
「旦那様に代わり、改めてお礼を申し上げます。この度は本当にありがとうございました。」
ナノハナ
「クゥックック! 今後もエツィゴ屋を御贔屓にでゲス!」
アネモネ
「こちらこそ、力になれて何よりだ」
タマモ
「お力になれてよかったです」スプーンぺろぺろ
GMろー
 ノーマナー!(笑)
シラヌイ
「また、何か起こったら呼んでくれて構わない」
GM/ジェイムズ
「ええ、その時は是非。」
ナノハナ
「あ、それでゲスねぇ、ちょっとあれ、スポンサーっていうんですか? いやいや工面とかでなしにちょっとした口利きとかの方面でお互いに協力し合えるような関係の構築をでゲスね…」 流してください(笑)
リーダム
「ナノハナさん…」ため息をつく
タマモ
「ハハハッ(何言ってんだコイツ)」
アネモネ
「実績が足りんな」
ナノハナ
( ―△―)「それを言っちゃあお終いよ」
GM/店主
「せめてうちの店くらいで我慢しとけ。な?」
ナノハナ
 店主にすり寄ろう(笑)
リーダム
 ネヴァーフ(平均身長120cm)にすり寄るドゥアン(200cm)の女
シラヌイ
 こいつは事件の香りがするぜっ
GMろー
 こうして紆余曲折の末、“狐の卵”を貴人の下へと無事届けた冒険者たち。
 次なる冒険では、どんなおいしいものが……もとい、おいしい思いが……じゃなくて。
 ……何はともあれ、めでたしめでたし。

 

 


アフタープレイ

●成長点の配布

▼セッションに最後まで参加した +1点

▼ミッションに成功した +15点
 珠獣 レベル15
 ――――――――――
 計:15

▼遭遇したエネミー +8点
 ルーターフォックス レベル3×3
 ファイアフォックス レベル5×1
 珠獣 レベル15(モブ)×1
 巨人 レベル13×1
 ――――――――――
 計:42÷5人≒8

▼遭遇したトラップ +1点
 [冷たい雨] レベル5×1
 ――――――――――
 計:5÷5人=1

▼よいロールプレイをした +1点

▼他のプレイヤーを助けるような発言や行動を行なった +1点

▼セッションの進行を助けた +1点

▼場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行なった +1点(GMのみ)

合計:PL28点 GM47点(=28×5人÷3+1)

●アイテムなどの分配

▼依頼の報酬
 前金 1000G
 狐退治 500G
 調査報酬 1000G
 追加報酬 1000G
 ――――――――――
 計:3500G

▼アイテム
 動物の牙(30G)×6
 魔獣の爪(100G)×1
 巨人の心臓(1500G)
 ――――――――――
 計:1780G

▼経費
 共通:占い(100G)、船賃(1000G)
 ナノハナ:HPポーション(30G)×1
 シラヌイ:MPポーション(50G)×2
 ――――――――――
 計:1230G

合計:4050G(÷5人=810G)

●総計

▼PL

アネモネ
 成長点:28−4点 報酬:810G
タマモ
 成長点:28−3点 報酬:810G
ナノハナ
 成長点:28−3点 報酬:810G 補填:30G
シラヌイ
 成長点:28−3点 報酬:810G 補填:100G
リーダム
 成長点:28−4点 報酬:810G

▼ギルド
蒼翔亭
 成長点:6点
セラピカルガーデン
 成長点:14点
マリンパーチ漁業組合
 成長点:8点
エツィゴ屋
マリンパーチ支店

 成長点:6点

▼GM
GMろー
 成長点:47点

 

GMろー
 では、シナリオ「狐の卵は孵らない」はこれにて終了です。
 お疲れ様でした。参加ありがとうございました。
ナノハナ
 おぉつかれさまっした〜!
リーダム
 お疲れ様でした〜♪
シラヌイ
 皆様お疲れ様でした&ありがとうございました
アネモネ
 お疲れ様でした&ありがとうございましたー!
タマモ
 おつかれさまでしたー。ありがとうございましたー